ダンジョンにボンゴレ十代目が行くのは間違っているだろうか 作:薔薇餓鬼
時は過ぎ、ついにラキア軍との決着がついた。
ラキアの今回の狙いはオラリオの進軍を囮にしてヴェルフを手に入れることだった。
これでアレスは懲りたかに思われたがなんと自らオラリオに侵入し、ヴェルフの主神であるヘスティアを
ヘスティアを都市外に連れ出されたがアスフィが場所を特定し、アイズとベルがヘスティアを救出する為に動いた。途中でアクシデントに巻き込まれたが無事にヘスティアを救出することに成功し、無事にオラリオに戻って来た。
その後、アレスは捕縛されギルドの本部の庭にてフィン達によって捕らえられた。そしてラキアに対してオラリオ側は戦争の賠償と今回、捕虜として捕らえられた兵士の
「お前がアレスか」
「な、何だ貴様は……!?」
ロキの交渉という名の脅迫が終わった後、リボーンはアレスにチェルアの事を聞く為に接触した。流暢な言葉を喋る赤ん坊の存在にアレスは戸惑いを隠せないでいた。
「俺はリボーン。今からする質問に偽りなく答えろ。答えねぇなら無理やり吐かせる」
「フハハ!! 何を言うかと思えば!! この私が貴様のような子供の脅しに屈すると思ったか!!」
「ガタガタ抜かしてじゃねぇ」
「ゴハッ!?」
「アレス様ぁあああああああ!!」
(神相手でも容赦ねぇーー!!)
自分の反抗敵な態度に苛立ちを覚えたリボーンはアレスを容赦なく蹴り飛ばした。神に容赦なく暴行を加えられた光景に兵士達は絶叫を上げた。神という高次元の相手を前にして一切、臆することなく蹴り上げたことにツナは驚愕していた。
「き、貴様!! 神であるこの私に……」
すると最後まで台詞を言う前にアレスの頬に弾丸が掠り、頬から少量の血が零れ落ちた。
「俺は命令してんだ。お前に拒否権があると思うなよ」
「よくもアレス様を!!」
「万死に値するぞ!!」
「生きて帰れると思うな!!」
【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】がいたが、流石にアレスがやられて黙っていられなかったのか兵士達は殺気立つ。
「うるせぇぞ」
「「「ぎゃぁあああああああああ!!」」」
「「「「「……」」」」」
するとリボーンはどこからかバズーカを取り出すと、容赦なく引き金を引いた。そして前庭に爆破し大勢の兵士達が宙に舞った。
あまりに理不尽過ぎるリボーンのやり方に【ロキ・ファミリア】の面々だけでなく、【フレイヤ・ファミリア】までもがドン引きしていた。
「さて。これで答える気になったか?」
「ひぃいいいいい!!」
リボーンがアレスの方に視線を移すと、アレスは悲鳴を上げた。
「ロ、ロキ!! あいつをなんとかしろ!!」
「ひ、ひっつくなや!!」
このままでは本当に強制送還されかないと感じ恐怖を脅えたアレスは目に涙を浮かべ、忌むべき相手である筈のロキの足にしがみつき助けを乞う。ロキはアレスを引き剥がそうとするもアレス恐怖のあまり凄まじい力を発揮しており、全く離れることはなかった。
「ま、待て!! 尋問なら俺達が聞く!! だからアレス様に手を出さないでくれ!!」
「最初からそう言いやがれ」
「「「「「ぎゃぁああああああ!!」」」」
((((((何で撃った!?)))))))
再び爆発が発生し兵士達が宙に舞う。素直に要求を聞き入れたのにも関わらずバズーカを引き金を引いたことにその場にいた者達はドン引きする。
「き、聞きたいことは何だ……!?」
「もっとデカい声で喋りやがれ」
「「「「「ぎゃぁああああああ!!」」」」」
「やり過ぎだってリボーン!!」
「口答えしてんじゃねぇ」
「ぶっ!?」
またまた要求なく引き金を引いたリボーン。あまりの暴挙を制止するツナであったがリボーンはツナの頭に踵落とし喰らわされ地面にうつ伏せの状態で叩きつけられる。
「前にも言っただろうが。生徒の分際で
「いででででででで!!」
リボーンはツナの背中に乗るとツナの両腕をツナの背中に回して両腕を捻った。リボーンの関節技の痛みに耐えられずツナは涙目になってしまう。
「オッタル……私は夢でも見てるのかしら……?」
「……お気持ちはわかりますが現実です」
下界の住人がここまで神に暴挙を働く姿を初めて見たフレイヤは自分が疲れているのではないかと疑うも、オッタルはフレイヤの言葉を否定する。
その後、【ガネーシャ・ファミリア】によってチェルアについての尋問が行われるもチェルアの手がかりは掴めなかった。
そして数日に渡ってアレスは1万の兵士達の
「アレスや兵士達に尋問したがチェルアという商人に繋がる手がかりはなかった」
「そっか」
「無駄骨だったって訳か」
シャクティからチェルア関する報告を聞いて、ツナとリボーンは残念そうな表情を浮かべていた。
現在、ツナ達は戦争の後処理を行っていた。3万という兵士達と何日も戦ったせいで大量の武器が転がっている為、回収作業が行われているのである。
(まぁ元々、望み薄だった上に
残念そうな表情を浮かべていたリボーンではあったが、チェルアへの手がかりが見つからないことは想定内であった為、すぐに気持ちを切り替えていた。
「手がかりすら掴めないとは。やるせないな……」
「シャクティ……」
シャクティはあのリングの脅威を目の当たりにしている。今後、チェルアからあのリングを購入した者が現れてオラリオに脅威をもたらすかもしれない。それなのに手がかりすら掴めなかったのは都市の治安を護る憲兵であるシャクティに取って放っておけない問題であった為、複雑な心境を抱いていた。
「手がかりとまでは言えないけど、もしかしたら何かが起こるかもしれないよ」
すると今度は武器を携えたフィンがツナ達の元にやって来る。
「疼いているのかフィン?」
「ああ。ラキアの計画を潰えたのにも関わらず親指が疼きが止まらない。しかも疼きは前よりも強くなっている」
「親指?」
「フィンは何かが起ころうとすると親指が疼くんだよ」
「直感って訳か」
「ああ。といっても何が起きるかまではわからないけどね。でも何が起きようとしてるのは確かだ」
─────ラキア王国
「
「いよいよか」
「ええ。舞台は整ったわ」
ここはラキア王国の地下にある人口的に作られた空間。そこにはにチェルアと男だけがいた。そして2人の近くには無数に枝分かれした巨大なパイプのような物が天井に設置されており、パイプの下には棺桶が置かれていた。
「アレス達が帰って来る前にとっと始めるぞ」
「言われなくたってわかってるわよ」
男がそう言うとチェルアは壁に設置されたレバーを下ろすのであった。
前書きで書いた通り大分、省略しました。
そして次回からメイン話に入っていきます。最近、モチベーションが上がらず時間がかかると思いますが、温かい目で見守ってくれれば幸いです。
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