ダンジョンにボンゴレ十代目が行くのは間違っているだろうか 作:薔薇餓鬼
遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。今年も「ダンジョンにボンゴレ10代目が行くのは間違っているだろうか?」をよろしくお願いいたします。
ウィーネを無事に救出することに成功したツナ。街中で
次の日。ベルがギルドから呼ばれ、エイナから
ギルドが昨日の今日で自分達とウィーネの繋がっていることに知られていること、知ってなお自分達に何も処罰を下らず、20階層に向かえという
(本当にフェルズが関係してる? だとしたらウラノス様も……?)
一般的に知られてはいないがフェルズはギルドの人間。この前に出会った
この事実を伝えようと思ったがフェルズから自分のことを他言しないように頼まれている為、ツナは無言を貫いた。
「ここでいくら話しても結論は出ねぇぞ。答えが知りてぇなら20階層に向かうしかねぇ」
リボーンの言い分が最もである上に
「眷属が発った後、第7区画4番街路に来られたし。危害を加えるつもりはないって書いてあったが、念の為に俺もお前の護衛としてついて行った方がいいか?」
「【
ツナ達が部屋から出て行ったのを見計らって口を開いたリボーンの発言に、ヘスティアは驚きの表情を浮かんでいた。
「
「一体、誰から学んだんだい?」
「ん? 普通に独学だぞ」
「簡単に言ってくれるね……」
「それで? 護衛はいるか?」
「いや、いいよ。十中八九、問題ないとわかってるからね」
「やっぱりお前もわかってるいるのか。今回の裏にいる奴が」
「ああ」
その日の夜。ベル達は指令書に書かれた日時である0時にダンジョンへと入り、20階層へと向かって行く。
現在ベル達は19階層にいた。
「ウィーネ。平気か?」
「うん」
ツナは霧の炎で大空属性の自分を創造した状態で、霧の炎で別人に変身させたウィーネに確認を取った。
いくら人が少ない夜の時間帯とはいえ、万が一ウィーネのことが露見すれば先日のような騒ぎになる達、幻覚で姿を偽っているのである。
しかしツナのスキル【
(最初から後方支援に徹するつもりだったが結果的に正解だったな……)
ダンジョンに入る前から自分達を監視している視線をツナは感じていた。ツナが前線で戦うと自分の存在が公になる為、戦いを必要最低限に留めていた。
「そういえば俺がいない間、【
「すみません。ゴライアスの討伐に駆り出された際に、1度だけ使用しました。ラキアの侵攻に有力な【ファミリア】が駆り出されたせいで、ゴライアスの討伐の人員が不足していたものでして……」
「で、ですが春姫殿の魔法のことは誰にもバレてはいないのでご安心下さい!!」
「責めたい訳じゃない。確認したかっただけだ。それに人手が足りなかった上に、ゴライアスが相手なら使うのも無理もない。俺も戦ったからあいつは相当に頑丈な
申し訳なさそうな表情を浮かべながら浮かべる春姫とそんな春姫を庇う命。
ツナは遠征の帰りに晴の炎の活性の力を使って無理やり腕力を底上げして、ゴライアスを討伐した為、【
「えっと綱吉様……? ゴライアスを倒したというのは……!?」
「ん? お前と18階層で再会した次の日に俺だけ先に地上に帰った時があっただろ。あのゴライアスとはその時に戦ったんだ。それがどうかしたのか?」
「「「「「……」」」」」」
階層主を1人を倒したことを当たり前のように言ってのけたことに、ウィーネ以外は絶句していた。
「ねぇヴェルフ……【
「どうなるってお前……そりゃとんでもない強さになるに決まってんだろ……」
衝撃の事実を知ったベル達であったが、地図に書かれた目的地へと向かって行く。
そして一同はついに20階層へと辿り着いた。
(俺達を見ていた視線が消えた……?)
20階層に突入してたから理由はわからないが自分達への監視の目が消えたことに気づくも、それでも幻覚を解かずに歩を進めた。
「着いた……」
ついにベル達は地図に書かれた場所へと辿り着いた。辿り着いたのは緑の
「辿り着いたはいいが……」
「何もなければ、誰もいません……」
「リリ様、その、場所はここで……?」
「間違いありません。確かに……ここです?」
ヴェルフ、命、リリ、春姫が周囲を見渡すもこれといって何かがある訳でもなく、困惑していた。
「聞こえる」
皆が戸惑う中、ウィーネの聴覚が何かを捉えた。ウィーネの言葉を聞いて、他の者も意識を集中させる。すると透き通るような歌声が全員の耳に届いた。
「呼んでる……の?」
この歌声の目的が自分達を呼ぶ為のものだとウィーネは理解。そして一同は歌声が
一同が歌声によって大量の
この先に進むべきなのだと理解した一同は穴の中へと進んで行く。穴の中に入った後、
(また視線が……)
再び自分達を監視する視線を感じつつも、ツナは立ち止まることなく歩を進めて行く。
「……命さん」
「ベル殿?」
「
「い、いえ。自分は知覚できません」
ツナと同じく無数の視線を感じたベルは、【
【
今いる場所はギルドから発行されている地図にも載っていない未開拓領域。その上に無数の謎の視線に晒されている状況がさらにパーティ全体に緊張感が走らせた。
『グルァアアアアアアア!!』
すると暗闇から右手に長刀、左手に曲刀を持った、赤い鱗と2本の角に、二足歩行で歩く
ツナが反撃に転じようとした後、
「リリ!!」
「は、はい!!」
ツナは咄嗟にのリリ名前を呼ぶと、リリはツナの意図を即座に理解し、ポーチの中から
リリが散布したのはアカリゴケ。不測の事態に備えて、リリが19階層で採種した発行する苔である。
「これは……」
ヒカリゴケによって周囲が照されるとそこには、
あまりの多くの
(どういうことだ?)
そんな中でツナは冷静さを失わず敵の正体について分析していた。
灰色の石のような肉体を持つ
鷹の翼に馬の体を持つ
頭部から角の生えた兎の
上半身は人で下半身が人の姿の
2本足に、山羊のようにねじれ曲がった二本の大きな角を持つ
上半身が人で下半身の姿の
鋭い角を持つ馬、
人型で手足の先から頭の天辺まで黒一色に染まった
仔牛程の大きさで、火炎を吐く黒い犬型の
他にも多種多様の
(やっぱりそういうことなのか……?)
戦闘シーンまで書きたかったけど次回に回します。
それと更新が遅れてすみません。書きたい気持ちはあるのですが、中々、元気が出ないものでして……
ゆっくりになりますが更新はしていくつもりなので、よろしくお願いします。
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