ダンジョンにボンゴレ十代目が行くのは間違っているだろうか 作:薔薇餓鬼
そしてまさかのダンまち6期制作決定……まさかアイズ救出までやるとは……というか相変わらずソード・オラトリアのアニメ化はないんだな……
リボーン20周年。ダンまち6期制作決定。今年はめでたい年になりそうです。
ウィーネと同じ存在というリド達に出会ったツナ達。
ツナがリドと握手を交わした後、他の
殺意以外の感情を
「今さらだが、リド達はウィーネと同じ存在ってこといいんだな?」
「ああ。オレっち達は
「ゼノス?」
ゼノスのという初めて聞く単語にツナは疑問符を浮かべると、
その代わりに
そして今回の
(やっぱりそうだったか)
オラリオの創設神であるウラノスが関係していると知ってベル達が驚愕する中、ツナだけはこの
「名前ヲ聞かせてもらっても、いいですカ?」
「……ウィーネ」
「ウィーネ。とても良い名ですね」
「初めましテ、新たな同胞。ここで貴方を虐げる者ハいませン。私達ハ貴方ヲ歓迎します」
レイの言葉を聞いて、ベル達のように自分を受け入れてくれるいるのだとわかってウィーネ嬉しさのあまり涙を流した。
その後、リド達はツナ達との出会いを祝してダンジョンで取れた食料や酒で宴の席を用意する。
「夢かこれは……」
「頬をつねって差し上げましょうか……?」
一方で命と春姫は踊りに誘われ、ウィーネと共に踊っていた。
「ね、ねぇツナ……」
「どうしたのベル?」
「な、何でそんなに平気でいられるの……? 驚いてないの……?」
リド達が悪ではないとベルも頭でも理解してはいるのだが、それでも今だにこれだけの
「別に驚いていない訳じゃないけど……」
骸、XANXAS、幻騎士、トリカブト、白蘭、
「それにリボーンの恐ろしさに比べればマシじゃない……?」
「うっ……」
「思い出させんじゃねぇツナ……」
「ご、ごめん……」
ツナと同じく修行によってトラウマを植え付けられているベルとヴェルフは顔を真っ青になる。
「────リド。コンナ下ラナイ事ハ止メサセロ。所詮、ソノ者達ハ人間ダ。信ジル二値シナイ」
「まだ言ってんのかよグロス。見てただろ。ツナっち達がウィーネを護ろうとしてだろ。元々、お前らが納得できないって言うから、こんな荒っぽい真似をしたんだぞ」
宴が盛り上がっている中、グロスと呼ばれた
グロスだけでなく
「悪ぃな。あいつらも……オレっち達も色々あってさ。ここに人間が来るかもしれないって聞いて、みんな神経質になってたんだ」
せっかくの宴を盛り下げるような真似を同族がしてしまったことをリドは謝罪する。
「これはまた……予想の斜め上を行く展開になっているようだ」
すると
「フェルズ!?」
やって来たのはフェルズであった。先程、リド達とウラノスが関係してると知った時点でフェルズもリド達と関係していることは予想していたが、存在を知られたくないフェルズがダンジョンにやって来ると思ってもみなかった為、ツナは驚きの声を上げた。
「ツナっち……フェルズのことを知っているのか?」
「う、うん……」
ツナ達が来ることは知っていたが、フェルズとの関係は聞いていなかった為、リドは驚きを隠せないようであった。
「まずは初めましてと言っておこう。私はフェルズ。ウラノスとリド達の連絡役、
「ざ、雑用役ですか?」
「ふむ そうだな……君達と竜の少女を監視していた者、といえばわかりやすいかな」
「!」
フェルズの言葉を聞いて、ベル達は理解した。
「ってちょっと待てツナ……お前、最初から全部、知ってたってのか……?」
レイと初めて会った時にレイはフェルズの名を口にしていたことをヴェルフは思い出していた。
「うん。でもフェルズのことは誰も言わないっていう約束だったから言えなくて……」
「だからってそなんな奴と知り合いって……」
ヴェルフは衝撃を隠せないでいた。
「───数百年前に彼の先祖が疲弊していたオラリオを救う為に尽力してくれてね。それで彼が初めてギルドに訪れた際にウラノスが直々に会いたいと嘆願したいと願ってね。その関係で彼とは顔見知りなのさ」
「ウラノス様に会ったことがあられるのですか綱吉様……!?」
「あ、うん……」
変に隠すよりある程度、正直に話した方がいいと判断したフェルズは自分とツナとの関係を打ち明けると、リリは驚きを隠せないでいた。
現在のウラノスは地下祭壇に籠り、オラリオの安寧の為に祈祷によってダンジョンの
いくらウラノスが会いたいとは言ってきたとはいえ、オラリオの創設神とツナが会ったことがあるという事実を知って、ウラノスとツナが会ったことがあると知っているベル以外は衝撃のあまり絶句していた。
「それで貴方は……貴方も
「フェルズは人間だぜ」
「人間……元人間と言った方が正しいな」
ベルはフェルズもリド達と同じ
「骸骨!?」
「おいおいおい……!?」
「スパルトイ!?」
フェルズの素顔を見てヴェルフ、リリ、ベルは青ざめた。
「フェルズは賢者の石? っていうのを作って永遠の命を手に入れた賢者らしいよ」
「賢者!? 賢者ってあの賢者ですか!?
「う、うん……多分そうだと思うよ……」
ツナの説明を聞いてリリは問い詰める。フェルズがそんなに有名の人物だとは思っていなかった為、ツナはリリの気迫に気圧されてしまう。
ベル達がフェルズの正体を聞いて衝撃を受け、落ち着いたのを見計らうとフェルズは再び口を開いた。
「理知を備える
ウラノスと繋がりのあった、今はもう存在しない【ファミリア】が後に
リド達の存在を知ったウラノスは、その【ファミリア】に
その後、リド達は仲間と共に冒険者に見つかっていない
中でもリドとグロスとレイは
「ってことはやっぱりお前が頭目なのか?」
「まぁな。オレっちがみんなを率いてる形になってる」
今までのやり取りからヴェルフがリドがリーダーだと推測し、リドは肯定する。
「じゃあリドが一番強いってことでいいの?」
「勿論オレっちだ!!」
ツナの言葉を聞いてリドを胸を張って、自信満々に答えた。
「って言いてぇところだけど……新しい仲間になったばかりの新入りにあっという間に追い抜かれちまった……」
(リドより強いって……)
自信満々だったリドだったがすぐにしょんぼりし、項垂れてしまう。
一方でリドと戦ったツナはリドがLv.5クラスの実力を持っていることをその身を持って理解していた。それをさらに越える存在がいるという事実に驚きを隠せないでいた。
「えーと、じゃあ、その新入りさんはどなたなんですか?」
「今ここにはいねぇんだ。変わってる奴でよぉ、深層に1匹で武者修行に行っちまった」
「し、深層……大丈夫なんですか?」
「心配するだけ無駄だと思うぜ、あいつの場合」
(大丈夫って……)
ベルとリドの会話を聞いてツナは戦慄していた。
いくらその
「……フェルズ様」
「何だい、リリルカ・アーデ」
宴を開始してから数時間後。リリが重々しい表情をしながら口を開いた。
「
「ああ、間違っていない」
「フェルズ様達が支援を行う一方で
ウラノスと
「───地上ヘノ進出。それガ、私達ノ願いです」
リリの疑問をフェルズの代わりにレイが答えた。
「……夢を見るんだ。真っ赤な光がでけえ岩の塊の奥へ沈んでいく夢。
「それって夕日……?」
「そうかもしれねぇ」
リドの言う真っ赤の光が夕日のことだとツナが推測すると、リドは頷きながら肯定する。
「でも夢って……リドさんは地上に出たことがあるんですか?」
「1度もねぇ。だからオレっちはひょっとしたら、前に生きてた時はこの暗い
「前に生きてたって……」
「おい、まさか……」
「前世……?」
リドの言葉を聞いて、リリ、ヴェルフ、ベルはリドが夕日という名称を知らなかったのにも関わらず、夕日の特徴を知っていたのは前世の記憶があるのだということを悟った。
リドは語る。
さらに異端児《ゼノス》に人類や地上に対して強い憧憬を持っているという共通点がある。このことから前世で強い憧憬を持った
「オレっちは、あの夕日が見える世界でもう1度生きたい」
「私ハ、光ノ世界デ羽ばたいて、誰モ抱きしめられないこの
リドとレイは自身の夢を語った。
しかし理性があるといっても、
「わかってるんだ。オレっちは日陰者。中途半端で人からも
リド自身も自分達が人類にとってどういう存在なのかわかっている為、リド自身も自分の夢が果てしなく困難な道だということを理解していた。
「協力してほしいとか、どうしてほしいとかそういうんじゃねぇんだ。ただオレっち達を受け入れてくれる人間がいた。それがめちゃくちゃ嬉しかったんだ」
照れくさい表情を浮かべながらリドは自身の素直な気持ちを語った。
そして宴は終わりを迎え、ツナ達は地上に帰る準備を、リド達は別の隠れ里へと向かう準備を始める。
「ベルっち」
リドがベルの名を呼ぶと同時に装備している防具から何かを取り出した。
「これ何わかるか?」
「魔石ですよね?」
「ああ」
リドが頷くとリドの魔石と口の中へ入れるとそのまま
「オレっち達……
「強化種……」
「オレっち達は同胞以外の
「!!」
「知ってるよな。他の
「リド、さん……」
「例え死なないでくれ。また会いたい」
完全に迷いが払拭された訳ではないが、それでもベルの心は軽くなった。
そして地上に帰る準備が整った。
「ベル、帰ろう」
「お前はこっちだウィーネ」
「え?」
ウィーネはベルの方を向き手を伸ばそうとするも、リドがウィーネの腕を掴んだ。
「リドっ、やだっ、はなしてっ!!」
「駄目だ。お前は
「いやっ、ベルといっしょがいい!!」
「お前が一緒いれば、ベルっちや、ツナっち達が泣く羽目になるんだぞ」
「!!」
「地上で酷い目にあっただろ? それが今度はベルっち
達に向けられるかもしれねぇんだ」
目に涙を溜め、リドの手を振り解こうと抵抗していたがリドの言葉で、自分がオラリオの住人達から罵声と石を投げられたことを思い出し、抵抗することを止めた。
「……地上でハ、私達ハまだ生きられませン。けれどここニ貴方ヲ苛める者ハいない。ここでなら、私達ト生きられル」
『お前は何も悪くない……俺だってお前と一緒にいたいと思ってる。けど俺の力じゃウィーネが心の底から安心して暮らせる居場所を作ってあげられない……ごめんな……』
「っ!?」
レイの言葉を聞いて、ウィーネはツナが言っていた言葉を思い出すと同時にその言葉の意味をウィーネは理解する。
「ウィーネ様……」
背後では春姫がウィーネとの別れを惜しみ、泣きそうになるのを必死に我慢していた。
「彼等、
「ハンター?」
「人語を扱う
フェルズの言う
「ベルッ、わたし……!!」
ベルと一緒にいたい。しかし自分がいることでベルが
酷い目に遭って欲しくない。2つの想いが頭の中で
「……じゃあな。ベルっち。先に行くぜ」
このままでは埒が明かないと判断し、リドはウィーネを連れて出発する。
ウィーネは涙を流していたが、ベルに迷惑をかけたくないという思いがあったのか、抵抗することはなかった。
「会えるから!! また会えるから!!」
叶うかどうか分からない約束ではあるが、このまま何も言わず別れることはベルにはできなかった。
こうしてベル達はウィーネ達と別れた。
しかしこの時は知らなかった。この後、すぐに最悪な形で再会することになることを。
今回はほとんど説明パートになりました。ここは省略する訳にはいかないものでして……
次回から物語が本格的に動き出します。
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