ミリしらアーカイブ   作:こまごめピペット

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夜遅くにこんばんわ〜

まだ争いは無い……

争え……争え……


おひるねにちょうどいい場所はどこかな〜

日の目を浴びた日陰者、自罰の真綿で首を吊り、主役の演目踊ろうと、既に終盤空回り。

子供のフリした大人がなんの役に立てましょうか。

 

 

 

 

「ふ〜……」

 

枯れかけの植物の様にくたりと首を垂れ、アビドス校屋上の出入口を塞いで、タバコかどうかも分からない白い煙をぷかぷかと吹かす。

 

わざわざ出入口を塞ぐのは生徒達に悪影響が無いよう、万が一でも開かないようするためだ。

副流煙ダメ絶対。

 

「ふ〜……」

 

少し前までは不慣れで咳込む事もあったタバコだが、慣れたもんでそんな違和感は無くなってしまった。

 

グシグシと火のついた先端部分を地面で潰し、吸殻をポケット灰皿に押し込んだ。

地面に着いた煤を足でコッソリ払い、ふぅとため息を着いた。

 

先生に連絡来たし、アビドスの子たちにも心配掛けてしまったなぁ……

 

スマホのカメラを起動し、内カメで皮膚にこびり付いた鼻血を拭った。

 

「よっ」

 

何処からが聞こえる硬い石を踏む音、目端に映る綺麗なピンク色。

 

「うへぇ〜、屋上に立てこもって何事かと思ったよ〜」

 

気の抜けた声、だらしなく座っている自身の横を、よいしょと座り込むのはホシノさん。

 

「……え?ど、何処から……」

 

屋上を塞いでるんだから出入り口からは入ってくる事出来ない。

 

「そりゃ〜もちろん外からだけど?」

 

外から……ここの屋上はかなりの高さだからその方法以外しか有り得ないのだが。

 

「どうやって……」

「普通に?」

「えぇ……」

 

えぇ……身体能力っていうか……いや、木登り得意なのかな……

 

「それよりも、大丈夫そう〜?顔真っ青にして鼻血出てたからさ」

「あぁ、はい。ご心配おかけしました」

 

動揺した精神を納め、努めて丁寧に言葉を紡ぐ。

 

「そっか〜それなら良かったよぉ〜……で、屋上まで来て何してたの?」

 

ずずいっと顔を寄せ、詰めてくる。

 

「……」

 

どう答えるべきか……誤魔化してもいいが……

 

「ん?なんか……煙たい臭いするねぇ……」

 

「……ここに来たのは少し休憩です。いつもはこんな早く無いのですが……あれは体質で、少し薬を服用しているんです。煙たいのはそのせいです」

「ふーん?別に薬だったら別に教室でも……」

 

「あはは、他の人には見られないでと、先生に……もし見られてしまうと……」

 

「見られてしまうと……?」

 

「……私が先生に大目玉を食らいます」

「おじさんに見られても?」

「はい。それはもう」

「うへぇ〜……それは怖いねぇ〜……」

 

先生はなかなか怒らないが怒ると怖いタイプだからとホシノさんが納得してくれた。

 

「勝手に屋上を占拠した事は謝ります」

「ん、いいよ。おじさんは別に怒ってないからさ〜。でも、ちゃんとみんなに話してね?みんな心配してるから」

「はい、わかりました。ありがとうございます」

「うん、どういたしまして〜」

「……」

「……」

 

2人の間に沈黙が流れ少しの時間が経つ。

それは少し穏やかで、少しぎこちない。お互いの距離感を探る様な、そんな沈黙。

 

「……ホムラちゃん」

「はい」

「少しお昼寝しよっか」

 

ホシノさんは二ヘラと笑い、昼寝の提案。

 

「え」

「こっちこっち〜」

 

手を引っ張られ陽の当たる場所に移動させられる。

少し砂っぽいマットレスを叩いて砂を落とし、ラリアット風味に寝転がられる

 

「ぐぇ……」

「ほら〜やっぱに日に照らされる屋上が1番寝やすいでしょ〜」

 

ふわりとお日様の匂いを感じるホシノさん

暖かい……久しぶりに人に揉まれたからか、軽く目を閉じれば途端に眠気が襲う……

 

子供みたいな顔で屈託も無く笑うホシノさんを撫で、意識を手放した。




ここまで来て何ですが、昔のやつもちょこちょこ見直して少盛ってますのでもし良かったら〜……《振り出しに戻る》

銃何使うか決めてねぇや……

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