ミリしらアーカイブ   作:こまごめピペット

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そろそろmemeの在庫が無くなる……。


カスみたいな理由ですぐテラー

 先生が必要そうな物を箱に詰め、ヘリに載せていく。

 

「はい、これが最後です」

「ふぅー終わったぁ……」

 

 一息着くように座り込んだ。

 

「いえ、ホシノさん。まだ先生の分だけです。アビドス借金完済の為の物品分別ですよ」

「えぇ〜……」

 

 とはいえ沢山運んだ……疲れたのは確かだ、休憩を挟むべきか……

 

「……ホシノさん、少し休憩しましょうか……皆さんを呼んで頂けますか?」

「やった〜」

 

 ヘロヘロと歩いていくホシノさんを見送り、気持ちを切り替える為にコインを弾いてキッチンに向かう。

 

「何があるかな……お、シナモン……カルダモンにクローブ、胡椒……スパイスばっかり……あと紅茶か……」

 

 今日朝飲んだけどなぁ……セイロンティーね、まぁ良いか。

 冷蔵庫を見れば期限の近い牛乳がある。

 運が良いのか悪いのか、というかどうやって買って来たのだろうか……あれ? 牛乳なんてあったか? 

 

「まぁいっか」

 

 少しスパイスを使ってお茶を入れてみよう。

 

「なべなべ……」

 

 棚にあった鍋を引っ張り出し、適当分の水とスパイスを入れて中火でかける。

 

「ん、シナモンのいい香り」

「なにか手伝うことでもある~?」

「いえ、あのソファーで座っていて下さい」

「わかりました~」

「何を作っているのでしょうか……」

 

 ぞろぞろと降りてきた生徒達を座る様に促しつつ、鍋の様子を見る。

 色が出る位まで煮出してきたら、火を止めて、茶葉を適当に入れたらだいたい3分待つ。

 

「この間に……」

 

 お茶請けなんてあればいいが……お、ラスクか。

 包装から取り出し、各々皿に置いて行く。

 

「よし……」

 

 茶葉が開いたのを確認したら牛乳と砂糖……出してなかった……

 いい感じになるまで入れて、沸騰寸でまで火をかける。

 

「出来た」

 

 茶こし越しにカップへ注ぎ、茶菓子と一緒に持って行く。

 

「おぉ~、いい香りだねぇ~」

 

 左に茶菓子、右にカップを置く。

 

「チャイとラスクです……お口に合えばよろしいのですが……」

「おぉ……チャイですか……」

「いい香り……紅茶ってこういう飲み方もあるんですね〜」

「アチッ……」

「あぁ、シロコさんごめんなさい熱すぎましたか……?」

「ん、大丈夫……私は強い」

 

 火傷は強いとかいう話ではない気がするが……本人が言うなら良いのだろう。

 色んなスパイスの香りが漂い宛ら異国に来たようだ。

 

 いや、俺は異世界か……。

 

 首を括って死んだのに気付いたら女になってここに居る。

 しかも自身の素性すら分からないときた。

 この身体はこんな負け犬に何をして欲しかったのか……

 

「……ホムラさん?」

「はい、如何なさいましたか?」

「あ、いえ、何か思い詰めたような顔をしていたもので……」

「あぁ……いえ、問題ありませんよ」

「そう……ですか?」

「えぇ、少し考え事をしていただけです」

 

 まぁ……好きにしていいって言うならこの第二のセイを楽しむしか無いな……。

 凝りやすくなった肩を揉み解しながらこれから何しようか、新たな人生設計を考えて、チャイを飲み干した。

銃何使うか決めてねぇや……

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