探索が終わり、
一通り見た所、生活スペースはある。
ただ、新しい身体には未だ馴染めず、良く
なかなか難しい。自分の身体なのにラグみたいなのがある……。
あ、拾ったガラスとかは忘れないようチャック袋に入れておこう。
まぁそれはそれとして。
パソコンがあるのだが、パスワードはどうにもわからん。これは後回し。
そして調べによるとここはキヴォトスのアビドス自治区という所の砂漠の端っこらしい。
スマホのデジタルマップ様々だ。
あの砂漠の
さて、キヴォトス……この言葉は聞き馴染みが有る。ブルーアーカイブってゲームを推してた友達がうんたらかんたら言ってた中にキヴォトスって単語をよく耳にしたからな。
……つまりは今、ゲームの中に居るらしい。いや
正確にはゲームモチーフの世界に入り込んだような感じだろうか。
しかも女子になってな!!
おお神よ、不出来で不完全な私に女になって何をしろと仰るのでしょうか……。
とはいえこの体は自分の体だ。なれば! やる事は1つ! いや、2つ!
胸と……アレだ! アレな、アレ。
……ま、まぁ? また後で見ればいいし? 自分のだから? 恥ずかしい? とか思わないんだからね!
「…………はは、はは……はぁ。寂しい……結局俺は死に損なったらしいな……」
この異様な状況に置かれ、
ため息と共に誤魔化していた感情を吐露しつつ他に何か無いかと考える。
「あ、そうだ。3Dプリンター使ってみよう……なんかいいのあるかなぁ〜……」
普通に二畳分位ある巨大なプリンターの端末を弄り始める。
「お、ソファーが作れる。3時間か……ん、フィジェットキューブあるじゃん。3分で終わるらしいし、色々作ってみよ」
やな感情に蓋をして好奇心の赴くまま、様々な物を作り始めた。
◇◇◇
「……うぇぁ……ゴミばっか……」
出来上がった沢山の玩具や家具を見てため息をつく。
あれもこれもと手を出していたら、いつの間にか副産物の様なモノも山のように出て来た。
よく分からないレコードや、ピンクの水晶? でできた
「……というか、プラスチックや、金属は分かるけど、どっからガラスとか出てくるのかな……?」
革で出来たソファーすらも出力するものだから不思議な物だ。
中はLEDで照らされている部分しか見えず、何処から材料が出て居るのかもよく分からない。
これ以上覗きたくない。なんか精神的にいや。きもい。鳥肌立つ。
「まぁ……これは使えればいい……気にする必要は無いね。それよりも、此奴らを片付けないとあとが大変だ……分類ごとに分けて箱に仕舞っておこう。後々必要かもしれないしな」
私には無用の長物だが、これはゲームだ。たぶん。Maybe……。いつか役に立つ日が来るだろう。
「今日はこんなもんでいいか、もう寝よう、なんか眠い……」
躓きながらソファーを押して机といい感じに並べてソファに寝転ぶ。
「ぁ゛ぁぁ゛〜」と言葉にならない雄叫びを上げながら伸びをする。
ご飯は起きたらでいいや……。
……そんな悠長できるかな……。
まぁいっか……。
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「……っ、がぁ、頭痛いっ……かち割れそうっ……」
目覚めは唐突だった。
何故か私は作業場で椅子に座り込んでいた。
頭痛いし、吐き気もする。とんでもないくらい不快だ。まるで自分がズレている様な、拒絶をしている様な。
「うぇ、しぬぅ……!」
頭を抱えながら机を見ると、沢山の紙、何かの植物の葉を乾燥した物等色々と散らかっていた。
「はぁ、っぅぅ……」
徐々に酷くなっていく頭痛。
死にそうな程痛いのに、手は何かに取り憑かれたように動く。
机にあるものでタバコを巻いていた。
震える手で綺麗に巻き終わったタバコを恐る恐る咥え、そっと火を付け、ゆっくりと吸う。
ふわりと柔らかくまろやかな風味の煙を呑む
暫くすると頭痛が、吐き気が消えていった。
何も無かったかのように。
身体の違和感も無くなっていた。
ズレていたパズルが組み合わさる様に。
凝り固まっていた頭が、歯車が動き出す様に。身体が戻っていた。
そして、漸く思考が働く様になる。
「……ははっ」
乾いた笑いが出ると同時に、混乱していた頭も整理がついて来た。
「……これ、パソコンのパスワードだな」
机に貼ってある様々な付箋から1枚の手に取ってパソコンの画面に貼り付けた。
「……あとは設計図とか混ざってるから整理してからご飯食べようかな」
馴れた手付きで書類を纏めつつ、このタバコについて考える。
「……恐らくは発作とかを抑える効果がある物か……。これを自作出来るなら……」
ブツブツと呟きながら作業を進めていった。
銃何使うか決めてねぇや……
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AR
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SR
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HG
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SMG!
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MG
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SG!
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GL
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MT
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RG
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RL
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FT
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お前 近接でいいんじゃない?
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何も持たなくて良いよ……
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グレネェード!