俺のグレートマンスクール   作:鳥居幾人

1 / 13
どうもどうも、初めまして。

オリキャラをたくさん、それも原作を維持して出したかったのでこんな感じで考え始めました。
僕も思いついたときに書くので、皆さんも暇つぶし程度に読んでください。


1話 雄英入試・開始

『今日は俺のライブへようこそー!!!』

 

 天下の雄英高校、その入試の日。自分を含め、多くの受験者達が巨大なホールへと集められ実技試験の説明を受けている真っ最中。

 そしてその役割を担う雄英高校教師にしてプロヒーロー、プレゼントマイクにすべての視線が注がれている。

 

『エヴィバディセイヘイッ!!!』

「ようこそおおおおぉぉぉ!!!」

 

 そしてその視線を一瞬で搔っ攫うことになってしまった俺。

 突然立ち上がり右手の拳を突き上げながら大声量を放つ俺に、周りの受験生はこれでもかといわんばかりに目と口を開いて唖然としている。

 

『ハッハー!!いいじゃねぇか赤髪リスナー!!そんじゃあこのまま実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!!?』

『「YEAH!!!!」』

 

 プレゼントマイクに応え、再び腹から目いっぱいの声を出して両手の拳を突き上げ、振り回しながらテンションをぶち上げる。

 周りの冷めた目何するものぞ!せっかく憧れのプロヒーローとセッションできるんだから物怖じするなんてもったいない!

 

「フウゥーー!!マイクーー!!こっち見t──ぅおわ!!」

「ちょっと黙れお前!早く座れよ!!」

 

 突っ走った俺を止めたのは我が友、学校指定の制服を引っ張って小声で俺に注意しながら必死に俺を座席に座らせようと四苦八苦している。

 あんまりにも慌てているものだからそれがまたおかしく思えてつい笑ってしまうが、流石にここで意固地になって立ち続ける気は無い。

 

「あっはっは!悪かったって、もう黙るさ」

「勘弁してくれよ……」

 

 そこからはあえて目立つようなことはせず大人しく試験の概要に耳を傾けていく。

 隣の彼も俺の奇行のおかげで多少吹っ切れたのか、緊張がほぐれた様子で手元の資料と耳に入る情報を精査している。流石ヒーロー志望だ切り替えが早い。

 そのまま説明が終わるまでは平和に時間が過ぎ、さてそろそろ実技会場へ移動かな?と思った時

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

 一人の男子受験生がビシッと手を上げプレゼントマイクに疑問をぶつけ始めた。

 どうやら手元にある資料の詳細が省かれた仮想(ヴィラン)が気になったようで、もしこれが誤りであれば雄英の恥ずべき痴態とまで言ってのけた。すごいな。

 

「それから!先程大声を上げた君!!その制服は堀須磨大付属中学の生徒だな!!」

「お?よく知ってるな」

 

 まさかこの場で俺個人にまで物申すつもりだったとは思わずつい認めるような返事をしてしまった。

 まぁ、実際ばれてるんだから無視しても無駄だったか。隣の友人は完全に他人の振りをすることに決めたようだし俺が直接謝っておこう。

 

「そういう君は聡明中学だね、気分を害したなら申し訳ない」

「……いや、教師側が注意していない以上この場で言及することでもなかった、僕の方こそすまない。だが、あまり試験という場を弛緩させてほしくない、あそこの縮毛の彼のような物見遊山が助長しかねない」

「確かにこの場はここにいる全員のものだった、浅慮ですまない」

 

 俺が素直に頭を下げたからか少々面食らったように言葉に詰まる聡明中学のメガネ男子。

 しかしそこですぐに冷静になり矛を収めてくれてよかった、彼も真剣にこの場に立っていることが伺える。

 俺に対する怒りはもう収まったようでもう試験に向けて切り替えたようだ。

 あと流れ弾がいった縮毛の君よ、本当にごめん。

 

 ひと悶着あったもののメガネ君の疑問はすぐに解消された。

 彼が気にしていたものの正体は試験を邪魔する0ポイントのお邪魔虫だ、と。

 ポイントを集める試験である以上、限られた時間内でお邪魔虫を避けて動く必要があるのだ、と。

 

Plus Ultra(更に向こうへ)!!それでは皆良き受難を!!』

 

 プレゼントマイクからのありがたい言葉を受け取り、受験生は会場へと歩き出した。

 

 

──────────

 

 

『ハイスタート』

「YEAH!!……ってあれ?」

 

 試験会場全体に響き渡るプレゼントマイクの声。

 ここに至ってはテンション高めに返事しても同じ会場のメガネ君もどうこう言わないだろう、なんて思って叫びながら駆け出したのだが誰一人後に続いてこない。

 そう、掛け声どころか俺の後に続いてスタートラインを越えさえしないのだ。

 

「おいおいどうした!!いまスタートって言われただろ!!」

 

 わざわざ足を止めて未だにこちらに来ない受験生たちへ声を掛ける。

 

『赤髪リスナーの言うとおりだぜ!?実戦じゃカウントなんざねぇんだよ!!』

 

 とうぜんプレゼントマイクからも檄が飛ぶ。

 そこまでされてようやく出遅れたことに気が付いた様子の受験生たち。

 

「さぁ行こうぜ皆!!」

 

 その辺に落ちてた鉄パイプを拾って地面に突き立て、皆の注目を集めてから集まってきていた仮想(ヴィラン)に向ける。

 同時に高揚していく気分のままに個性を使い、その影響でただでさえ赤かった髪の毛はさらに鮮やかに変わっていく。

 

『「賽は投げられてんぞ!!??」』

 

 プレゼントマイクが発したのと全く同時、渾身の発破がけに受験生たちは我先にと走り出した。

 俺を避けつつ追い越していく背中を見送っていると至る所で戦闘が始まり、更にヒートアップしていく会場の熱を感じながらもう誰も後ろにいないことを確認して俺も歩み始める。

 いつもより早い鼓動を携えながら。




主人公:志揮(しき) 紅陽(こうよう)
性別:男
身長:176㎝
体重:79㎏
性格:ノリが良く熱い
個性:『士気』
    言葉や行動で生物の感情、特に闘争本能などに干渉できる個性!
    自分はもちろん、周囲の人間にやる気を出させることが超得意!
好きなヒーロー:プレゼントマイク、Ms.ジョーク

紅陽's髪→基本葡萄茶(えびちゃ)色!ようは暗い赤色!気分が高揚すると鮮やかになったりする!
紅陽's目→緋色!ぱっちりお目目!
紅陽's顔→整っている!
紅陽's身体→ムキムキ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。