これで本当に終わりなので初投稿です。
そもそも妖怪学園Yオタクの人口ってどれだけいるんです……? 本家に比べて人めっちゃ少なそう(小並感)
最大のお祈りポイントに震えて眠れないRTA、はーじまーるよー。
今回は怨霊・バケーラが乱入しつつもマタロウが挙動不審になった以外は特に何事もなく入学式が終わったところから。
というわけで、先生方の誘導に従って自分のクラスに移動していきます。
クラスは先程も言った通り1-Aです。席順はっと……お、ジンペイら三人とは離れた場所になりました。ありがたい限り。これなら用事もなく話しかけられることはないでしょう。
数分ほど席で待っていれば、担任がやってきて学校のおおまかな説明をしてくれます。ちなみに我々の担任が誰かというと──ご覧の通り。今扉から入ってきた彼こそが1-A担任である臼見沢ハルヒコです。
「ひィっ……!?」
やたらと白い肌だとか、明らかにでかすぎる青っぽい唇だとか、見た目だけだと妖怪か怨霊、はたまた宇宙人のようにも思えますが、今の彼はあれでいてれっきとした人間です。“今は”と言った通り、前世は妖怪ウォッチでもメインだった妖怪・ウィスパーなんですが。なんなら前世の記憶もありますが。
「おはこんばんちは。わたくし、この1年A組の担任の臼見沢ハルヒコと申します。」
どうでもいいけど、おはこんばんちはって大分古い、もとい死語では? 元ネタ知ってる人もこの世代ならそうそういないし。そういうとこやぞウィスパー。
それなりに年重ねた奴が無理に若い世代に合わせようとしてもドン引かれるだけってそれ一番言われてるから!
……え、そんなことより目の前の光景から現実逃避をするな? マタロウの悲鳴に反応してさしあげろ?
おっ、そうだな。臼見沢先生の解説は置いておいて、その後にぬるっと教室に入ってきたバケーラについても話しておきますか。
自分のことが見えていた人間が二人(ホモちゃんは除く)いたこともあり、バケーラはそのまま教室に来てしまい、ここでもまた猫らしく自由に振る舞います。そしてそれに
再び現れたバケーラにマタロウは戦々恐々としていますが、席が離れている以上ホモちゃんに何かができるわけもなく。……とか思ってたらこっちにも来ましたね。先程の吹き飛ばしのせいかと。
のっそり正面に立ったかと思えば首を傾げてホモちゃんのことを見てきて、ホモちゃんの視界のほとんどがそのお腹で埋まりますが、アーアーミエナーイ。臼見沢先生の話に集中していれば、その内興味を失ってマタロウの方にターゲットを変えてくれます。
後はもうジンペイ達がどうにかするまでマタロウに取り憑いてるだけなので、ホモちゃんに干渉してくることはありません。引き続き臼見沢先生の話に耳を傾けましょう。
さて臼見沢先生ですが、今日は授業などはないため、この学園に関するガイダンスをしてくれる形となります。これからの学園生活において重要な話も沢山あるため、このゲームに詳しくない視聴者兄貴達はしっかりと頭に叩き込んで、どうぞ。
まずは寄宿舎、及び門限についてです。
Y学園の生徒は、学園シティ内に自宅がある場合を除いて例外なく寄宿舎、つまりは寮生活となります。寄宿舎には通常のものと高級宿舎の二種類がありますが、門限の時間はどちらも同じ22:00です。門限を破ったことがバレると生徒指導の対象になる、つまりリセット案件なのでくれぐれもご注意を(14敗)。
ちなみに自分が暮らすことになる寄宿舎については、こ↑こ↓で臼見沢先生が配布してくれるプリントで分かるようになっています。各生徒用のプリント類がまとめられた封筒が配られ、その中に宿舎の部屋割りが書いてあるプリントが入っているんですね。
高級宿舎暮らしになるのは、生徒会その他の重要役職に就いている生徒か、芸能基準入学等で普通の寄宿舎に入れると騒ぎになりかねない生徒、後は単純に金持ちの生徒です。と言っても、当てはまるのなら確実に高級宿舎というわけでもなく、確率も絡んできたりはするんですが。
ホモちゃんが当てはまるのは三つ目だけですね。芸能基準ではありますが、バーチャルネットアイドルということは顔を晒していないので二番目の心配はないでしょう。さて今回は……はい、高級宿舎行きでした。
普通の寄宿舎だとジンペイ達と絡む、もといイベントに巻き込まれる可能性が上がるため、狙えるのであれば高級宿舎を狙った方がいいと思われます。まあ今回に限っては実の兄であるラントがネックになるのでどっこいどっこいな所はあるんですが……それはもうしょうがないね(レ)。一人部屋だし性別も違うのでそうそう出会わないと信じるしかありません。
授業についてはある程度聞き流して大丈夫ですが、スポーツ基準入学と芸能基準入学、そしてIT基準入学の場合はちょっとややこしい所があります。
というのも、この三つの基準の場合はその分野の選択授業をいくつか取らなければならないのです。学力基準と現状二人しかいないYSP基準はともかく、学校側である程度専門性のある基準で入学を受け付けている以上はその分野も伸ばせるようにしなければならないんすねぇ。
基本的にどの授業でも入手できるワイワイポイントにさほど変化はありませんが、得意分野の授業を取った方がより良い成績を取れるため、あらかじめ自分がどんな理由で入学したのかをしっかり把握しておき、それに役立つ授業を選択するようにしましょう。
そしてある意味一番大事なクラブ活動について。
Y学園にはなんと400ものクラブがあり、また申請さえ通れば新たなクラブを作り出すことも可能です。やろうと思えば兼部もできるため、まさに十人十色の学園生活を送ることができます。
そしてこのクラブですが、RTA的にも非常に重要なポイントです。ここで加入するクラブ、あるいは加入しない選択肢を選ぶことによってかなりタァイムが変わってきます。
まず宇宙や空に関するクラブ……ラント率いるUFO研究クラブ、天体観測部、あとは無理くりではありますがドローン愛好会などの上空に意識を向けることが多かったり科学分野の最先端を行くクラブ、妖怪HEROに変身するためのガジェット・YSPウォッチ等を開発しているY研はNGです。これらのクラブは中盤において風紀委員によって廃部に追い込まれてしまうため、そのイベントと後のクラブの立て直しでロスがとんでもないことになってしまいます。
次にあまり良くないのは原作キャラが所属しているクラブ、及び学園の七不思議等のメインストーリーイベントに関係するクラブですね。この後設立されるYSPクラブは勿論のこと、YSPクラブと同じ教室を使う特撮ヒーロー同好会、九尾が所属するテニス部(と熟女研究会からのえんら先生研究会)などが該当します。七不思議関係等のクラブに関しては、ものによっては導入部分のカットになるのであれば、くらいです。どちらにせよそこまでうま味があるかと言われるとんにゃぴ……。
あ、新しく設立するのは論外です。当たり前だよなぁ?
そして、クラブではありませんが、生徒会などの組織に加入することも可能です。選択肢としては、生徒会、風紀委員、学園ポリス、学園マフィアが挙げられます。
これらの組織はほとんどのクラブと異なり、加入するためには一定ランクのステータスなどの条件が要求されるようになっているのも特徴です。
この時点で加入できるのは学園ポリスと風紀委員、これについては臼見沢先生からも説明してもらえます。
学園ポリスはそのまま学生で構成された警察機構のようなもので、学園内の治安維持を担っています。風紀委員も似たようなものですが、学園ポリスは基本的に現場での仕事がメインなのに対し、風紀委員は治安維持に必要な制度等の決定権を持つ……つまり実質学園ポリスの上位互換のような組織です。
学園ポリスは一応独立した組織のはずなのですが、元々似たような役割なこと、今の学園ポリスのトップが風紀委員の一人なこともあり、実態は風紀委員の下部組織。
わざわざ学園ポリスを狙う必要があるとすれば、早期に学園マフィアと関わりを持つ必要があるチャートくらいです。RTAするなら基本的には風紀委員一択かと。
なお、学園ポリス加入時に要求されるステータスは学力と体力、風紀委員会加入時に要求されるのは学力のみとなっています。
要求ステータスが学力一つに絞られている分、風紀委員会の方が学園ポリスに比べて要求ステが高めですが、学力基準入学が出来る程度に振ってあるのならば問題なく加入できる程度です。まあそもそもホモちゃんは体力に最低限しか振っていないため、風紀委員会には入れても学園ポリスは無理なんですけど。
生徒会は……うん! RTA的にはまず味しかないです。
まず加入するために要求されるステータスが高過ぎます。参照されるステータスは学力オンリーなのですが、その分というべきか、全てのポイントを学力に回したとしてある程度学校生活を送らない限りは到達できないようになっていますし、そんなことをしたら当然一番重要なYSPステータスがお亡くなりになります。
そもそも、学力ステ以外にも霧隠ラントの好感度イベントをある程度進めなければならないという条件があるので。ラントの好感度、元から知り合いでもない限りは序盤は全然上がらないんですよね。今回のホモちゃんならこの問題は無いも同然ですが、だからってここに時間を割くほどのうま味がない以上はね……。
残る学園マフィア、こちらは他とは毛色が違い、ステータスによる加入制限はありません。その代わり、リーダーである三又義ノズチカもといノーズ、あるいは彼と共に行動することの多い蛇山チアキとそこそこ親しかったりしない限り、いくつかのサブイベントをこなす必要があります。
サブイベントの内容は至って明快、学園マフィアの使いっぱしりです。それを三つクリアすることで学園マフィアの一員として認められる感じですね……まあそれだけだとしたっぱの一人でしかないので、ノーズやチアキとの好感度を上げるとなると更にいくつかのサブイベントをこなして有能さをアピールしなければならなくなるんですが。
また、学園マフィアに所属した場合、学園マフィア関係者以外のほとんどのキャラクターの初期好感度が低くなる傾向にあるのも注意しなければなりません。余計な好感度イベントが起きないとも言えますが、いざ協力体制を取りたい時にギスるのはね……(2敗)。
重要なのはこれくらいですかね。他にも色々とありますが、それはまた追々。
ガイダンスが終われば今日は解散なので、すぐに荷物をまとめて寮に向かいましょう。今日はまだ各クラブの入部申請受付がスタートしていないため、学校に残ったところで特にやることはありません。というか、このまま教室に留まるとマタロウに話しかけられる可能性ががが。
(少女移動中……)
移動時間は暇になるので、この時間を使ってシステムや今後の流れなどについて簡単な説明をしておきます。
まずはジンペイ達の動きについて。
バケーラがマタロウに取り憑いている状態ではありますが、今日すぐにバケーラをどうこうしようという流れにはなりません。というのも、初めて怨霊を認識したマタロウはともかく、怨霊をどうにかできるジンペイとコマくんにとってはその程度は日常茶飯事なため、特に害がない(ジンペイとコマくん基準)今の段階でどうこうしたところで……となるんですね。
ホモちゃん側から働きかければ今日中の解決も可能なんですが、それをやれば怨霊が見えていることがバレるのでまず味どころの話ではありません。しかもこれによる変化は序盤の各イベントがほんの少し前倒しになったり僅かにジンペイ達の経験値が増える程度であり、最終的に起きる日が決まっているメインイベントに合流する都合上タァイムの変化はほぼ無いため、実質デメリットしかない展開です。じゃけんマタロウにはバケーラの気を引いていてもらいましょうね~。
どうせ明日になれば園等先生がバケーラの対処をさせようと色々仕込むため、今のところはホモちゃんがあの三人組に関わる必要はありません。
ホモちゃん側からジンペイ達に接触するのは恋愛禁止の呪いイベントに突入した頃、何かしらのガバが発生したとしても許容範囲はオヤノメ戦あたり。奏者の経験上、それより前に接触した場合は何かしら後に向けてのフラグ管理でロスを発生させているため、問答無用で再走です。数日間はストーリーには決して関わらず、今後の学園生活のための準備をしていきましょう。
そしてこのゲームのシステムについて。
基本的なシステムはその時になったら解説していくつもりなので、ここでは以前発売されたゲーム『ワイワイ学園生活』との違いについて触れておきます。というのも、既プレイ兄貴ならもうお気づきかと思いますが、今作においてはワイワイ学園生活からクビになったシステムがいくつか存在するのです。
一番大きいところとして、イイネ!が無くなりました。ワイワイ学園生活の主目的にイイネ!を集めて学園の人気者になることがあったのを踏まえるとかなりの方向転換だと言えるでしょう。過去作の看板システムを消すなんてと思いもするんですが……でも冷静に考えて下さい。挨拶をしてイイネ!が貰えるのは兎も角、不良や怨霊を倒し、何なら必殺技でトドメを刺したりするとイイネ!が大量に貰えるシステム、何……? 治安が世紀末すぎでは? まず怨霊とのバトルなんて暢気に観戦してないで逃げろよ(正論)。
とはいえ、名残のようなものはあったりします。例えば先程触れた挨拶ですが、挨拶されて返すのを繰り返し続ければ内申が良くなったり学校での交友関係にプラスボーナスが入ったりという恩恵があります。後は不良をボコして生徒を助けたりすれば経験値が入る上に助けた生徒が色々と便宜を計ってくれるようになるため、過去作と似たような動きが全て無駄になるといったことはありません。
お次はパワーサイト。風水パワーを高めることで人通りが多くなったりレベルの上限が上がったりするやつですね。
当然ながらこれもクビだクビだクビだ! まず風水パワーが低いと人通りが少ないって何だよ(困惑)。いや街ならそういうこともあるかもしれませんが、学校なんて人通りなんて授業や部活次第で普通に多く発生するに決まってるだろいい加減にしろ!
レベル上限についても最初からマックスまで解放してあります。RTA的にもいちいち面倒なクエストを受注する必要がなくてああ~いいっすね~。
なお、過去作ではパワーサイトで敵のレベルを調節できましたが、今作においてはストーリー進行に合わせて敵のレベルが自動的に上がっていくシステムとなっております。なのであまりレベリングを怠りすぎると操作テクニック次第では雑魚敵相手にガメオベラする羽目になるので注意しましょう(8敗)。
どんどん行きましょう。次は学園ジョブです。
これは学園ジョブ自体がどうというわけではなく、イイネ!システムが消えたことによる巻き添えを食らった形になります。学園ジョブの効果がイイネ!に絡んだ物が非常に多かったことが原因かと。
あったらあったで便利なんですが、仮にあったとしてもRTAにおいて学園ジョブの成長に気を配るだけの余裕や必要性があるかと言われるとんにゃぴ……なのでそこまで気にする必要はないでしょう。はい次!
最後に、生徒カードと求人ボード。
ワイワイ学園生活では生徒たちと親しくなると生徒カードなるものを貰えて、それを各部部長から受け取った求人ボードにセットすることでデイリー報酬やなんかが貰えるようになるシステムだったんですが、これも無くなりました。金策が……。
多分、システム的に矛盾が生じるとかそういう理由だと思われます。求人ボードに生徒カードをセットする=そこでクラブの手伝いをしているはずなのに本人が普通に自分のクラブの活動に参加してるみたいな事態が発生するのを防ぐ的な。でも金策がね……。
駆け足ではありますが、ざっとこんな所でしょうか。設定をゲーム版からアニメ版に寄せたが故の変更点なのでゲーム版のような目新しさはありませんが、その分の容量がシナリオ分岐やら何やらに充てられた分自由度は跳ね上がっており、これはこれでアリかと。TETSUYAもそうだそうだと言っています。
ちょうどホモちゃんも高級宿舎に着いたので解説はここまで。高級宿舎の管理人はモブ教師なため、挨拶だけしてすぐに自分の部屋に引っ込みましょう。
ホモちゃんの部屋は……そうですね、ここですね。いよいよ最大のお祈りポイント、さて結果は……ジャカジャン!
ドアを開ければ、そこはホテルもかくやのシンプルでありながらも清潔かつ高級感溢れる部屋! 先に送られてきていたホモちゃんの荷物! ……そして部屋の中央で手持無沙汰にぐるぐるとあっちへ行ったりこっちへ行ったりしているうんがい鏡!
「ぺろ~ん……あ! パルモさん、おかえりなさい~」
ただいま~。挨拶はしっかりと、学生生活の基本です。
というわけで、お祈りポイントの前にうんがい鏡との合流イベントです。
一つだけ開けられているダンボールを見るに、うんがい鏡はあそこに入れられる形でこの部屋に運び込まれたのでしょう。うんがい鏡を始めとした物が元になった怨霊・妖怪が初期相棒の場合にはよく取られる手段です。大体は今回のように自力で開けたりワープした後に空箱だとわかりやすいように開いてくれているパターンが多いですが、相棒次第ではこちらでダンボールを開けないといけないパターンもあります。
普通の人間に怨霊や妖怪は見えないのでそんなことする必要性ありゅ?と思う視聴者兄貴もいることでしょうが、妖怪が見える人間や宇宙人の目を避けるためには避けられない行動なのでわりと重要だったりします。業者についていくのを宇宙人に見られたりしたらまずいからね、しょうがないね。
「パルモさんの家には及びませんが、この部屋もすごいですね~」
おっ、そうだな。まあホモちゃん的には不便さえ無ければ別にそれでいいんですけど。
ちなみに、ご覧になっている高級宿舎の部屋は一般生徒の宿舎に比べて非常に広いのが特徴の一つだったりします。
まずは部屋ごとに備え付けられた風呂とトイレ。フカフカのベッド。クローゼットも当然ながら大きいですし、置いてある調度品も見ただけで高級品と分かるような質の良さを誇っています。なぁにこれぇ。この一部屋でおおよそ全てのことができるため、RTA的には必須ではないとはいえ是非とも狙っていきたいところ。
……菩撞家はこれよりもすごいんかたまげたなぁ。
というわけで、うんがい鏡との合流も無事にできたことだし、雑談をしつついよいよお祈りポイントです。
お祈りポイントの内容は実に簡単。ダンボールで運び込まれた荷物の中に転生前の妖怪由来の何かしらが入っているか、それだけです。例えばジンペイの部屋にチョコボーが置いてあったりしたように、妖怪の転生体である場合は必ずダンボールの荷物の中(2年以上なら部屋に置いてある物)の中に、その前世の妖怪を彷彿とさせる何かがあるようになっています。つまりパックンを想起させるような何かが無かったらリセです(18敗)。
ではダンボールを開けて……まずはノートパソコンと諸々の周辺機器、これはバーチャルネットアイドルなんてものをやっている以上は当然ですね。パソコンというとヒキコウモリやらといった面々を想起しそうですが、性格がかすってもいないのでその可能性は無いでしょう。そもそもヒキコウモリ前世はモブにいるしね(ネタバレ)。
そして細々とした鏡やらタオルやらドライヤーやら電動歯ブラシやら化粧品(!?)やらといった物を取り出して部屋に設置していきます。いやなんで化粧品あるんだホントに。
おっ、大きめの布巾が出てきました。これはうんがい鏡が初期相棒だと高確率で手元にあるアイテムです。これでうんがい鏡の鏡のお手入れを手伝えば好感度が稼げます。
次のダンボールに行きましょう。……洋服や替えの制服ですね。これは全てクローゼットにポイポイと入れていきます。簡単な作業なのでうんがい鏡にも手伝って……(うんがい鏡の身長、というか腕の短さを見て)こ無ゾ。大人しくホモちゃん一人で頑張りましょう。うんがい鏡が暇を持て余す羽目になりますが、そこはホモちゃんが雑談相手になることでカバーします。
ちなみに、宿舎においては無料でランドリーサービスが使えます。ホテルなんかと同じく、専用の袋に入れて宿舎の管理人に渡せば放課後には仕上がった物が受け取れるシステムで、防犯やプライバシー保護のため、受け渡し・受け取りは全て複数いる管理人の誰かから自分の手でとなっております。面倒と言えば面倒なんですが、この宿舎には有名人がいる都合上、こうでもしないと同じ寮生の間でトラブルが勃発しかねない悲しみ。
そして最後のダンボール……ッシャァ! ご覧ください、万が一にも割れないように厳重に梱包されたこの食虫植物ことハエトリソウの鉢植えを! これこそがホモちゃんの前世がパックンであることの揺るがぬ証拠です!
パックンの転生者である場合は食虫植物の鉢植え、それもほぼ確でハエトリソウが入っています。食虫植物は基本的にそこまでマメな世話は必要ありませんが、種類によって世話の仕方が変わってくるので事前にゲーム内にデータがある食虫植物の生態について調べておくのが吉です。わざわざ家から寮に持ち込むだけあるのか、持ち込んだ物が壊れたりすると若干メンタルにデバフがかかったりするんですよね……(5敗)。特に普段から持ち歩くような物を引き当てた場合は気をつけて、どうぞ。
さて、これで(自室の)工事完了です……。これがホモちゃんのハウスね。
今日やることはこれくらいです。入学初日ということもあってポインヨ稼ぎや経験値稼ぎには手を出せないため、このままちゃっちゃと風呂などを済ませて就寝してしまいましょう。
キリよく一日目が終わったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
* * *
生徒会長として堂々と立つその姿に、そっと目を細める。
元気にしていましたか。少しでも心穏やかに過ごせていますか。最後に会った時よりはずっと顔色が良いけれど、それは隠すのが上手になっただけではありませんか。
言いたいことは山ほどあれど、今の私にその資格はない。そしてこれからもその資格を手にすることはない。あの人はこの学園の生徒会長で、私はどこまでもあの人と無関係なただの新入生でしかないのだ。
それが私の選択。私の人生。あの日菩撞の人間になった時点で、それは揺るがないものになった。
そのことを後悔するつもりもないし、あの日私を置いていったあなたのことを恨むつもりもないけれど。
そちらが勝手にするというのなら、私がそうしてはならないという道理はないはずで。
────だから。
「……待っていてくださいね、■■」
今となってはそう呼ぶに相応しくない呼称を、すぐ横で寝ているうんがいちゃんに聞こえないくらい小さな声で口の中で転がしてみる。
あの日あなたに置いていかれた時から、ずっと、ずっと夢見ていたコト。その成就にまた一つ近付いたことをこの新しいベッドの上で実感し……私は、ゆっくりと瞼を下ろした。
またしても兄が生えてきたのは果たして性癖なのか手癖なのか。筆者にもわからんのです。
・ホモちゃん
別にヤンデレではない(先手)。兄に抱いてはいけない感情を抱いたりもしていない健全な女の子。それだけ。
・うんがいちゃん
一般通過Cランク妖怪。マゼラの襲撃による個体数の激減によりワープ機能はほぼ使えない。