もう一つのギルド   作:mshr

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最初にも書きましたが、本篇とは関係のない設定などの裏話です。

本篇を読んで読者様にご理解していただけない程度の筆力しかない私が悪いのです。

これを書いたのは第4章の執筆終了後です。


閑話 裏話

本篇には関係ない上、ネタバレがあるので読まずに先に進むまたはブラウザバックでも大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルトが現実世界(ディストピア)から逃げ出して転移後の世界に来たのは徹頭徹尾、能天気に平和な世界で過ごす為です。

正義の味方ではありません、典型的な現代日本人として書いています。

(少なくとも現在までに書き終えている第4章まではこれがシルト自身の行動原則です。)転移後の弱肉強食の世界が平和な世界?と思われるかもですが、転移したプレイヤーやNPCの戦力から言って、自身やNPCだけなら十分に実行可能だからです。

 

シルトもギルド所属メンバーも、ユグドラシルで稼いでいましたし、千年王国も商業ギルドです。

敵を作ると稼ぎに影響御受ける為、極力敵を作らないのは彼らの方針です。(完全に敵を作らないのは無理とか、逆恨みはしょうがないと言った割り切りはしています。)

シルトとガンダルフさんのパーティーは、ファウンダーとワールドガーディアン職の入手以降はPKにおいて完全に不敗を誇っています(その間にもアンネは何回となく死んでいます)が、上記の理由でイベントを除けば自分達からPKを挑んだことは有りません。

(ギルド順位がさほど高くなかった為、イベントの組み合わせの際にギルド順位が可笑しいとか、三ケタ台にいてはいけないギルドとか言われていましたが…ギルド順位は彼らの運営に対してのやらかしの為に下げられていたと言うのが真相)

 

ツアーの様子から言って、世界が転移したプレイヤーそのものを敵視しかねないので、ナザリックの世界征服などやって貰うと邪魔なので止めたいのです。

 

要するに、モモンガさんには拠点で引き籠ってもらうか、能天気に冒険者生活を行って欲しいのです。

 

最低でもWEB版のように、帝国の影響下で、要するに人間国家の制御下でおとなしくしてもらう事です。

 

一般的な日本人的な正義感こそありますが、

 

モモンガさんの虐殺を止めたいのも完全にその為と言って良いですし、本来のモモンガさんの中身である鈴木悟の内心ともある意味で完全に一致していると考えています。

 

モモンガさん自身、外に討って出たのは仲間や他のプレイヤーを探す目的の他、シャルティア事件で判明した外部の脅威に対抗する為なので、ナザリックの脅威が無ければ軍拡も外に出る事も必要も殆どないと考えています。

 

この辺りのシルトの考え方は、アインズ様がフォーサイトのロバーデイクに語ったセリフから判断していますので私の主観が入っています。

 

これははっきり書きますが、オーバーロードの知識を持ってあの世界に転移、転生した人間がナザリックやモモンガさんの事を気にしないのは、有り得ないです。

 

ユグドラシルでモモンガさんと接触したのもモモンガさんと顔見知りとなる事で、自身の安全を図ると同時にナザリックの世界征服を止める目的の一環と言って良いです。

 

一方で、ナザリック攻略計画やナザリック戦の計画も立てていますが、これはナザリックを攻撃したいと言う訳ではなく、ごくごく自然な発想です。

 

周辺国や脅威になる国との戦争計画をしていない国などこの世になく最大の脅威がナザリックであると認識している以上は当然の計画だからです。

 

※ 計画するのと実行するのは別物です。

 

右手で握手し隠した左手にナイフを持つのが外交なのでシルトはナザリック陣営も当然のように計画していると考えていますし、逆の立場の計画も考えて防衛計画を練るものとの考え方からです。

 

千年王国とナザリックの戦力は冷戦時代のアメリカとソ連、つまりMAD(相互確証破壊)をイメージしてもらえれば合っています。(この辺りの外交や戦力の話は第2章8話9話、第3章2話で何となく分かるようにしていたと思います。)

 

 

 

シルトが行った事前準備とは

 

前世の知識を持った彼が考えた転移後のパターンは三種類です。

 

ナザリックよりも前

 

ナザリックよりも後

 

ナザリックと同時

 

ナザリックよりも前ならもしくは同時なら、星空事件より前にナザリックを見つけてモモンガさんと接触して世界征服を止めてしまえばよい。

 

後なら拠点に引きこもって、ナザリックが攻めてきたら迎え撃つ。

 

と言うものです。

 

前者の為にアランの他の全てを切り捨てた絶大な情報収集能力及び皐月の偵察部隊を形成しています。

 

転移して最初に命じた事が地図の作成だった最大の理由はナザリックを探すと言う目的で原作で大体の位置が分かっているので、後はカルネ村の位置さえ分かればさほど難しくない為です。

 

隠蔽強度による探知も同じ理由で、諸王の玉座の隠蔽能力を逆用して探す為です。

 

100年前とかなら、アランに連日24時間体制でカルネ村の周辺を探知させていれば、ナザリックの転移当日に気が付きます。

 

実際に、完全に同時ならモモンガさんは数日引きこもっていたので、シルトの計画は成功していた筈です。

 

後者の為に膨大な量の金貨を貯めて、尚且つ拠点でユグドラシル金貨を増やせるようにした上で、世界樹の雫の材料を限界までため込んで転移しています。

 

その為に、税収目的の町づくりゲームもかなりしっかりやってから転移しています。

 

実際に都市が具現化して食糧問題が発生すると言うのは流石に想定外だった訳です。

 

金貨のため込みは、NPCや傭兵モンスターの潰しあいになった場合は、結局はため込んだ金貨の量で決着がつくと言う判断からです。

 

末期のギルド拠点を攻略して、かなりの拠点を空き巣したのもその為です。

 

例えばLV100のNPCが同じ数だけ死んだ場合、LVダウン無しでの蘇生で5億枚の金貨を消費する関係上、備蓄金貨1000億枚と備蓄金貨2000億枚ではNPCを蘇生できる回数が違う為、最終的に勝利するのは金貨の多い方である。という、身もふたもない理屈です。

 

更に付け加えるならシルトは異種族交配魔法を習得している為、戦力増強のために子供を増やして対抗することまで考えていました。

 

親の直接戦闘能力的は劣っていても、NPC同士の交配なら神人と呼ばれる限界レベルが高い子供が生まれてくると言う判断です。

 

ナザリックの世界征服後なら下手に行動してデミウルゴス辺りの策にかかって実験台にされるより、引きこもった方がましな選択で、要するに身の回りの平和さえ保てればよい、というもので、戦力的には、シルト、アンネ、ガンダルフィーの三人だけで、自分たちの事を知っていたら大抵の相手(この場合はアインズ様)は手を出すことを控える筈、と言う恐ろしいほど現実的な打算もあります。(すでに消しましたが、オリ主最強のタグはこの三人がセットです。ぷにっと萌えさんの意見と言う形で書きましたが、損害覚悟の波状攻撃以外でどうやったらこの三人に勝てるのかは私には分からない。)

 

なので、シルトは傭兵NPCの具現化、正確にはアンネの具現化を気にしていました。

 

暗殺タイプ対策のハサンとかつての仲間からの譲り受けたNPC以外の、残りの4体の中からオックスを出していたのは言うまでも無い理由からです。

 

重要な事なので改めて書きますが、都市の住民の事は想像の範囲外だった為、事前準備では全く考慮していません。

 

ナザリックと同時期だけれども、微妙に後で星空事件に間に合わないのも完全にシルトの想定外ですが、原作との矛盾(ナザリックの転移時点で他のプレイヤーはいない)を極力なくすと言う私の魔の手によってこの話は起きています。(と言うよりも間に合ったらそもそも物語にならない)

 

ここまででもある程度は書いていますが、前世の知識なしで転移した場合、エルグリラはキュアイーリムの手によってゾンビの徘徊する町となって周辺に完全に埋もれて、シルトはその拠点の奥でやけになって退廃的な生活を過ごしている筈です。(転移していても完全に原作に出て来ないので矛盾しないと言う)

 

百年単位で見たら、海上都市の彼女と同じく拠点の奥で永い眠りについている事でしょう。

 

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拠点エルグリラ

 

エルグリラは原作で都市型拠点の話が出てきた時に私が妄想で攻略方法まで含めて考えた拠点です。(つまりはこのお話の中で真っ先に設定が決まっていたと言う)

 

当初は第二階層が町の外にあったのですが、外にあるのは可笑しくない?と言う考え方から第二階層になりましたが、変更点はそこだけで、アンデットが徘徊する町、戦ったら大量のゾンビに襲われて強制敗北、第二階層の工場区画、お花畑の玉座の間、は全て私の妄想でした。

 

アンデットの徘徊する町ならイビルアイの故郷、つまりキュアイーリムのいるあたり、となり、この物語を書くにあたってオーバーロードWIKIを読んで、地図、ユグドラシル、その他を読んだ時にこの話を私の中の妄想の中で留めるか、実際に書くかかなり悩みました。

 

何故かと言うと上記の妄想が亡国の吸血鬼に全部書いてあるらしいのだよ。

 

因みに私は亡国の吸血鬼を読んでいませんので、オーバーロードWIKIを読んでの妄想でエルグリラは周辺の各国を書いていますので違っていたらご勘弁ください。

 

 

 

前世の記憶は、何回考えてもキュアイーリムに敗北して、ナザリックにも敗北する為に仕方なしでシルトに与えた物だったりします。

 

 

 

更にどうでも良い追記

 

ユグドラシル時代のステラは不敗ですが、第一階層は戦闘不能領域なのでステラを衛兵と同じ扱いにしていた為です。

つまり彼女に戦いを挑んだ時点で運営のルール破りで負け確定で、実際には戦わなくても冒険者ギルドの隠しクエストを受注すれば次の階層に行けるが正解だったと言う、挑む側の盲点を突いた設定になっていました。(ギルドでクエストを受注して都市階層のボスの都市長と戦うと言う同型拠点の攻略法を知っていればそこまで難しくない筈と千年王国では考えていた。)

 

アンネ・レンブラント

 

当初の名前はアテネだった。

レンブラントは光の魔術師と言われた画家レンブラント・ファン・レインから。

余りにも安直なためアンネに名前変更された彼女は千年王国(ミレニアム)のフラグシップNPCとして、ヴァルカン(職名はまだ出ていないけれども、どのような物かは想像できると思う)によって、あり得ないほどの性能の防具を装備しています。

これはどのギルドメンバーよりも性能が良かった、つまり、ギルド武器とファウンダーを除けばシルトの装備品よりもスペックが良いと言えばその馬鹿馬鹿しさが分かると思う。

殆ど戦わない拠点NPCでは宣伝にならないから、と言う彼らなりの理由もあります。

この狂った防御性能に治癒魔法まで持っていて絶対にシルト(最強の火力を持つ魔法詠唱者)を守るのだから、どうしろと?(絶対にシルトを守れるのはアンネがシルトを100回守って死んだ事で得たスキルによる)

 

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