ボス戦が遠のいています。なんでさ。オリ主のキャラがブレブレなのは作者のイメージが固まっていないからですが、転生の影響で精神的に不安定なのだということにしておいてください。
目を開けるとユウキの顔が見えた。さっきの光景がフラッシュバックするが気合で耐える。裸なのに気がついて、無意識に右手でささっと部屋着に切り替える。膝枕……膝枕やこれぇと考えてしまう頭を叩き起こしてなんとか再起動に成功したと同時に扉が開く。借り主の帰還のようだ。
「おー、キリトさんお帰んなさい」
「お風呂お先にいただきました~」
「な、なんで二人がここに!?……」
と、大袈裟に驚くキリト。私この間から泊まってるだろうに。と、思ったけどこいつそういえば私が風呂に入ってるところに見事なピタゴラスイッチして転がり込んで来た──ラノベ主人公特有のラッキースケベだと思われる──からぶん殴って昨日は記憶が飛んでたんだわ。それで今朝は先に出たから今の今まで忘れてたと言うわけか。その後ろにはたぶん原作通りアスナがついてきていたのだが部屋の中でだらけている私達を見て軽く目を剥いた。
「ちょっ、あなたこれはさすがにダメでしょ!?こんな小さい子を連れ込んで!?」
「待って待って誤解だから!?」
「そーですよ、私が勝手に泊まらせてもらってるんです」
「一緒の部屋で泊まってるの!?」
あなたも原作じゃ何度も一緒の部屋に泊まってたでしょーがと言いたくなったがなんとか呑み込み、それよりあなたもお風呂に入りに来たんですよね?とまんまと釣られてるじゃんという意味を込めて問いかけるとアスナはまあそうだけど、と渋い顔になった。心配してくれてるのはわかるんだけどなぁ。もう部屋が空いてないのじゃ。
「まあこの人が風呂場に突撃しそうになったら止めてあげるから早く入ってきなさいな」
「と、突撃してくるの……?」
「あれは事故だから!!」
と絶叫するキリトにドン引きの様子のアスナさんは私に指を突きつけて言った。
「あなた!こんな人と一緒の部屋で寝るのはダメよ!今日は別の所で寝なさい!」
「でももう部屋がなぁ」
「じゃー今日は私のところに泊まろっ!決定!」
とユウキが私を抱きしめて叫ぶ。ではお言葉に甘えて。今日の寝床が決まってアスナもなんとか納得してお風呂に向かったところでコン、コココンと外廊下の方の扉が叩かれる。おっと目的の人が来たようだ。
「隠れろー」
わあい。ユウキの手を引いて寝室に駆け込む。扉越しに耳をすませていると、ちゃんとアルゴさんの声が聞こえてきた。*1ていうか密会場所変えてなかったのか?私が居座ることは分かってただろうに。*2さてさて、アニールブレード買取のお話は出ているかな?
「さ、サンキュッパ!?」
うわ急に大声を出すな。耳が死ぬ。ていうかこのセリフ原作ではなんとか堪えてたよな?もしや3人も女子がやってきているから理性の限界なのか?(正解)自分とユウキの服を改めて見てみるが……うわ、紙装甲じゃん。これはやばい。
でもこれで一つ分かった。ディアベルはんはこの世界でも
なお、アスナのラッキースケベ展開は私が飛び出してキリトの目を塞ぐことで事なきを得た。代わりにアルゴさんは急に現れた私たちに驚き、情報ノートに何事か書き込んでいたりする。何を書いたかは分からんが、いいことではないだろうな。
いつの間にかオリ主ちゃんがキリト君と結婚したルートを妄想していた……まあ今度アンケートしますね