食蜂操祈のニセモノ   作:大根ハツカ

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第三二話 剥がれる化けの皮 Betray_Oneself.

 

 

「……警備員(アンチスキル)が動いた?」

 

 その言葉を聞いて、木原幻生(きはらげんせい)は顔を歪めた。

 

「アラアラ。そんな怖い顔しちゃってマア。もしかして想定外?」

「いやいや。()()()警備員(アンチスキル)が何人居ようと、僕の『計画』に狂いはないよ」

「だったら、どうしてそんな焦っているのカナ〜?」

 

 『計画』に狂いはない。

 その言葉は嘘ではなかった。

 

 学園都市中の警備員(アンチスキル)を集めたとしても、木原幻生が呼び寄せた『暗部』の実力には数段劣る。

 小物を一割逮捕できる程度。『絶対能力凌駕(シックスオーバー)』計画はそれよりも早く、一方通行(アクセラレータ)進化(シフト)させる。

 

 だから、問題はそこではない。

 警備員(アンチスキル)そのものよりも、警備員(アンチスキル)()()()()()()()()()()()()()()()()

 

(本来なら、警備員(アンチスキル)は大規模な交通管制のシステムエラーの対処に追われて、右往左往しているはずだったのだけどねぇ)

 

 木原幻生が呼び寄せた小物の一人、桜坂征人(さくらざかまさと)

 彼の犯行によって警備員(アンチスキル)の足を引っ張る予定が、システムエラーは風紀委員(ジャッチメント)の足を止める事しかできていない。

 そう、まるで、警備員(アンチスキル)が桜坂征人を仲間に引き入れたみたいに。

 

 しかし、木原幻生は警備員(アンチスキル)がそれを単独で成し遂げられるとは到底思えない。

 故に、存在するはずだ。木原幻生の想定を覆した異分子(イレギュラー)が。

 

 

「いるんでしょ? 継雲(つくも)君」

 

 

 継雲雷糸(つくもらいと)

 木原幻生は異分子(イレギュラー)の正体を言い当てた。

 

「なるほど、幽体離脱。水分を媒体として自身のAIM拡散力場を切り離し、自らと同じ姿をしたAIM思念体を作り出したんだねぇ?」

「……どっかで聞いた事ある?」

警策(こうざく)君が出身の『才人工房(クローンドリー)』でも似たような能力者がいたからでしょ。確か、悠里千夜(ゆうりせんや)君と言ったかなぁ」

 

 AIM思念体のままでは物に触れるなど物理的な干渉は不可能だろうが、AIM拡散力場を観測できる能力者と接触したか、あるいは他者に憑依する形で活動しているのだろう、と。

 筋道は違えど、木原幻生は継雲雷糸の現状を正しく把握していた。

 

「よし決めた。警備員(アンチスキル)の不始末は同じ警備員(アンチスキル)に引き取って貰おうという事で、警備員(アンチスキル)には『DA』をぶつけようか」

 

 『DA(ディシプナリー・アクション)』。

 懲戒処分を受けた警備員(アンチスキル)同士の互助会を建前とした、行き過ぎた正義の秘密結社。

 過剰な制圧活動で学生を半身不随にした者やテロリストの敵対組織に兵器を横流しした者など、『悪』を罰するためならどれだけ非人道的な行為に及んでも『正義』であると思い上がった者達が集まった場所。

 『DA』とは、そんな警備員(アンチスキル)の闇が結集したような暗部組織だった。

 

 木原幻生はその『DA』を大元の警備員(アンチスキル)とぶつけ、共倒れさせる事を企んだ。

 元々が同じ組織であった以上、相手の手口も知っており、その戦闘は泥沼となる。

 

「継雲君の対処は君に頼もうかな」

「私?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()の君は、目の前の相手しか洗脳できない継雲君の天敵だからねぇ」

「……そのために私を少年院から掬い上げたってワケね」

「ああ、それと──」

 

 ニタリ、と。

 木原幻生は悪意に顔を歪めて(わら)った。

 

 

「──『()()()()()()()()使()()()()()()

 

 

 

 

「『メンバー』も動いたみてえだ。俺達も早く動かねえと出遅れちまうぞ」

 

 どこにでもいそうな地味な男は、そう呟く。

 男の周囲には、熊のような大男と学生服を着た陰気な少女が立っていた。

 

「作戦の立案はお前の担当だぞ、山手(やまて)()()とコンタクトは取れたんだろうな?」

 

 熊のような大男はそう反論する。

 山手と呼ばれたありふれた男は、やれやれとでも言いたげに肩をすくめた。

 

「何度も言わせんなよ、佐久(さく)()()との交渉材料は揃えた。あとは手塩(てしお)警備員(アンチスキル)から抜け出すのを待って、襲撃を仕掛けるだけだ」

「そうか。ならいい。……ようやくだ。俺達はようやく、アレイスターの支配から解き放たれる事ができる」

 

 佐久と呼ばれた大男が吐いた言葉には、科白(セリフ)以上の熱量が込められていた。

 

「このふざけた世界は端から端までアレイスターに支配されているもんだと思っていたが、ヤツも絶対ではないらしい。たった一人の小娘(ガキ)、そいつを抑えりゃアレイスターの支配から逃れられる。楽しいじゃないか。このチャンス、絶対に逃すわけにはいかん」

 

 対象、継雲雷糸。

 あのアレイスター相手に意見を通し、一ヶ月に及んで『暗部』の機能を停止させるという学園都市創設以来初の快挙を成し遂げた傑物。

 その少女を確保しようと動いているのが、この暗部組織──『()()()()』だった。

 

 話し込む二人の男と、黙り込む一人の少女。

 その会話を止めたのは、一つの音だった。

 

 カツン、と。

 重々しい足音が響く。

 そこにいたのはフルフェイスのヘルメットや防弾チョッキなど対銃火器用の装備で全身を覆い隠した警備員(アンチスキル)だった。

 

「ひっ──」

 

 それを見た山手は、声にならない悲鳴をあげかける。

 直接戦闘を不得意とする彼にとって、全身武装した戦闘員ほど恐ろしい者はいない。

 しかし直後、そのヘルメットの奥にある顔を見て山手は安堵した。

 

 

「悪い。抜け出すのに、時間がかかった。その代わり、無線も、装備も、必要な物は、全て揃えたが」

 

 

 ヘルメット越しに響くのは女性の声。

 彼女こそ、『ブロック』の四人目の構成員。

 表向きは警備員(アンチスキル)の本部に勤めながら、実際には『ブロック』の構成員として『暗部』に属する者。

 

 手塩と呼ばれた筋肉質な女性は、自らが身に纏っていた警備員(アンチスキル)の装備を脱ぎながら、腰の引けた山手に話しかけた。

 

「山手。緊張でも、しているの」

「……うるせえよ」

「しっかりしろよ。君の力が、計画の成否を、握っているんだから」

「…………、」

 

 手塩は一言一言を丁寧に区切って話す。

 それは優しく話しかけているようにも聞こえるが、今の山手には上から見下されているようにも感じられた。

 その反感がむしろ力になった。緊張から奮い立ち、男は作戦立案担当としての実力を誇示する。

 

「……作戦を微修正する」

「何?」

「周囲の状況を軽く観察したが、今起きている戦闘は一箇所。警備員(アンチスキル)と『DA』の戦闘だ。だが、どうやら『DA』が死体を使った生物兵器を用いているせいで、警備員(アンチスキル)が苦戦しているみてえだ」

「それに、加勢すると?」

「ああ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「……私?」

 

 鉄網(てつもう)。そう呼ばれた陰気な少女は、この場で初めて口を開いた。

 

「アンタの『意見解析(スキルポリグラフ)』は念話能力(テレパス)の応用。心の中を読み取るのは握手した相手にしかできないが、敵が人か死体かを見分ける程度(だけ)なら握手なんていらねえだろ?」

「なら、私の装備を、使うと良い。ヘルメットで顔を隠し、変声機(ボイスチェンジャー)を使って無線に混じれば、君の意見が、警備員(アンチスキル)に伝わる」

「了解した。私の価値は、人の心を読む事しかないから」

 

 そして、鉄網(こども)は去り、『大人』の時間がやってきた。

 『ブロック』のリーダー、熊のような佐久辰彦(さくたつひこ)は二人の顔を見回して告げる。

 

「継雲雷糸とのコンタクトは取れた。アレイスターと敵対関係にあり、一時はアレイスターを上回った対象に手を貸す事は、俺達の目的──アレイスターが支配する学園都市を変える事にも繋がる最重要事項だ」

 

 人質を取って対象に命令するのは逆効果。敵の敵は味方と言うように、アレイスターと敵対する『ブロック』が敵に回ることで継雲雷糸とアレイスターが結びつく可能性がある。

 故に、正攻法。継雲雷糸に恩を売って、対象を『ブロック』の味方に引き入れる。

 

 そして、今回の対象の要望は決まっている。

 木原幻生が企む最悪の『実験』の阻止。ならば、『ブロック』もまた悪人でありながら恥ずかしげもなく正義とやらを実行するのみ。

 

「覚悟は決まったな? なら行くぞ」

 

 アレイスターを殺すため。

 アレイスターに質問するため。

 アレイスターの支配から逃れるため。

 三人の大人は、三者三様の思いを胸に歩き出す。

 

 

()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 聖音高等学校・第六化学棟。

 本来ならば子供の声と青春で満たされる学舎に、銃声と硝煙の臭いが渦巻く。

 

 一夜にしてそこは戦場に変わった。

 警備員(アンチスキル)と『DA』。互いに手の内を知り尽くした相手との戦いは、千日手の如く拮抗した状態で地獄を生み出していた。

 

「クソッ、泥沼じゃん!」

 

 最前線。

 透明な盾(ポリカーボネイド)を構えて敵の侵攻を防いでいた警備員(アンチスキル)黄泉川愛穂(よみかわあいほ)は堪らず叫ぶ。

 

 かれこれ一時間は一進一退の攻防を繰り返している。

 背後には負傷者の集団。血とアルコールの臭いがこちらまで漂ってくる。絶対に最前線を崩す訳にはいかない理由がそこにはあった。

 

(本部の応援で例の生物兵器と人間との区別ができるようになったは良いが、それでもまだ決定打が足りない……‼︎ これじゃ、あの()()にあった規模の事件を解決するには間に合わないじゃんよ‼︎)

 

 思考を巡らせながら、乱数超音波ブレードを振りかぶった敵を盾でブン殴る。防護服ごと切り裂こうとしたのだろうが甘い。同じ事をやり返されるとは思わなかったのか。

 黄泉川は相手の腕に縛って関節を固め、手から離れる様子のない乱数超音波ブレードを敵側のバリケードに押し付ける。

 

 ギガガガガガガガ‼︎ と火花が散る。

 長い髪がぐしゃぐしゃになるのも気にせず、黄泉川は敵ごと盾をバリケードに押し込んだ。

 バリケードの破壊を見たのか、『DA』は撤退を始める。恐らく、再び陣地を作り直すつもりだろう。この幾度となく繰り返される陣地の押し合いこそが、泥沼化した一進一退の正体だった。

 

「『DA』は撤退中! 今のうちに負傷者を後ろへ下げろ!」

 

 無理な追撃はしない。

 今までの戦いを見たところ、敵にはまだ余裕がある。つまり、何らかの切り札を有している。それも恐らく、警備員(アンチスキル)の一人や二人は瞬殺できるレベルの兵器を。

 故に、その正体が分かるまでは慎重に歩みを進める必要がある。たとえそれが亀の歩みだろうと、獲物の脇腹に食らいつく牙を研いで待つしかない。

 

『りょーかいりょーかい。でも、流石に全員下げるのは無理があるんじゃあ?』

『あのう、別のバリケードは既に用意されているみたいで、三〇秒もあれば陣地が再形成されるみたいなんですけど……』

 

 同僚の警備員(アンチスキル)から無線を通した警告が届く。

 無論、黄泉川もそれには気づいていた。だからこそ、現在準備を進めているのだから。

 

「ああ。だから私が前線に突っ込んで敵陣地を荒らす」

 

 頭を守るヘルメットを深く被り、盾を両手で構える。

 クラウチングスタートのような姿勢で、黄泉川は敵陣地を見据えた。

 

(すもも)白桃(はくとう)はそのまま負傷者の護送を進めろ。胡桃(くるみ)、アンタは私についてこい。時間を稼ぐじゃんよ」

『いーですけど、この帯域の無線って「DA」の方にも聞かれてるんですよね?』

「宣戦布告して揺さぶってんの」

 

 準備は整った。

 地面を蹴る、敵陣地へ突っ込む。

 

 

 ────()()()()()()()()()()()()

 

 

 黄泉川愛穂よりも先に、誰かが前線へ突っ込んだ。

 完全装備の警備員(アンチスキル)。だが、様子がおかしい。その男は盾も何も持たず、まるで誰よりも早く駆けつけんとばかりに全力疾走を行なっていた。

 

柿田(かきた)待て! 止めろ、八城(やしろ)‼︎』

『無理です、桃沢(ももざわ)さん! 追いつけない‼︎』

 

 無線で男達の声が聞こえる。

 四人一組で行動していた仲間達だろう。

 だが、男達の説得も虚しく柿田(かきた)と呼ばれた警備員(アンチスキル)は走り去った。

 

「馬鹿野郎‼︎ 手柄で欲でも張ったか⁉︎」

 

 

 

 

 体育教師を更にコワモテにしたような男。

 それが柿田(かきた)という警備員(アンチスキル)だった。

 

 単独で敵陣地に突っ込む──それも前線構築の妨害ではなく、奥深くに切り込むような自殺行為に走っていながら、男はどうしてか無傷だった。

 やがて男は『DA』の最深部、一人の研究者の元まで辿り着いた。

 

「よく来たね、うん。まさか君みたいなただの警備員(アンチスキル)がここまで来れるとは思わなかったよ。ま、それが幸運か不幸なのかは分からないけどね。うん」

 

 棒付きキャンディを食べながら、研究者は話す。

 柿田はその男の名を、警備員(アンチスキル)の資料で知っていた。

 

「……菱形幹比古(ひしがたみきひこ)

「あれ? 僕って有名人? って、ああ。聖音高等学校の教員として名前が載ってたのかな、うん」

 

 柿田は男本人よりも、その背後にいる存在に注目した。

 長髪をツインテールでまとめた裸の少女。資料によれば、()()()()()()()()()()()()()()

 

 そして、その少女とケーブルが繋がれた先にある()()()()()

 

 

「『棺桶』。これが僕と蛭魅(ひるみ)が作り上げた最高の兵器だよ、うん」

 

 

 巨大な駆動鎧(パワードスーツ)にも見えるモノ。

 その兵器は『棺桶』の名を冠する通り、能力者の死体が機械内部に組み込まれている。『棺桶』は死体の能力を素体(もと)から強度(レベル)を約二段階増幅して扱う事ができる。

 

 今回組み込んだのは、異能力(レベル2)発火能力者(パイロキネシスト)の死体。

 つまり、それは大能力者(レベル4)に匹敵する能力と駆動鎧(パワードスーツ)を超えた身体能力を有する怪物だった。

 

「思ったよりも機会(チャンス)が早く来てね。試作機(プロトタイプ)しか用意していないのだけど、うん、まあいいよね。僕と蛭魅(ひるみ)が作り上げた最高傑作、とくとご覧──」

「────()()()()

 

 

 ゾン‼︎ と。

 凄まじい音が通過した。

 

 

 菱形幹比古はその光景を理解できなかった。

 『棺桶』。大能力者(レベル4)を超える戦闘力を持った兵器。()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 目を疑う光景。

 しかし、それ以上に意味不明なモノが一つ。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「な──」

 

 なんだそれは、と尋ねる事はできなかった。

 言葉を発する暇もなく、菱形幹比古は意識を奪われたのだから。

 

「困るんですよ。今この街は魔術と科学が入り乱れた火薬庫です。そんな街で魔術事件を引き起こすなんて、『組織』はそういった勢力のパワーバランスを壊す事を恐れているのですから」

 

 明らかに、口調が変わっていた。

 柿田という名の警備員(アンチスキル)──()()()()()()()()()()()()()

 

 科学の街に生きる菱形幹比古には理解できなかっただろう。

 その黒曜石の刃が反射した金星の光が『棺桶』をバラバラに分解した事や、その謎の人物が皮膚から作った護符を使って柿田という名の男に変装していた事など。

 

「……いつから気づいた?」

「最初からです」

 

 そして、菱形幹比古はもう一つ気づけなかった。

 他人の皮を被って変装する魔術師、()()()()()()()()()()()()()()

 

「ハァ。ったく、俺の演技もサマになってたと思ったんだがねぇ」

「それ以前の話です。()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 死人の皮を被る者。

 それこそが本当の黒幕、檮杌(とうこつ)

 

(死霊術で用いられる擬似魂魄。それを宿した護符をたまたま科学者が見つけてしまい、擬似魂魄の中に仕込まれていた人格が暴走していると言ったところでしょうか)

 

 厳密には、檮杌(とうこつ)と呼ばれる擬似魂魄にイサク=ローゼンタールという魔術師の魂魄を転写しているというのが正解なのだが、柿田に変装していた魔術師──エツァリは知るよしもない。

 

 

「ま、いいぜ。どうせこの肉体もそろそろ代えようかと思ってた所だ。お前を殺し、その便利な変装魔術ごと乗っ取ってやる」

「残念ながら、それは無理です。土葬の自然分解を待たず、自分の手であなたを分解(バラ)しますから」

 

 

 科学の街の裏側で。

 変装者(ニセモノ)同士の魔術の暗闘が始まった。

 

 






《原作キャラ紹介コーナー》

悠里千夜(ゆうりせんや)
初出:アストラル・バディ1話
才人工房(クローンドリー)』の『内部進化(アイデアル)』に所属していた。腰まで伸びた青っぽい髪に、黒いヘアピンを付けた少女。
強度(レベル)は不明だが、『幽体連理(アストラルバディ)』の能力者。自身のAIM拡散力場を切り離し、水分を媒体としてAIM思念体と呼ばれるアバターを作成する。アバターは物理的な干渉ができないが、他人に憑依する事で運動や思考のサポートを行う事ができる。
とある実験の影響で記憶喪失になり、AIM思念体のまま街を彷徨っている。肉体は植物状態のまま眠り続けている。


山手(やまて)
初出:とある魔術の禁書目録15巻
『ブロック』の構成員。男性。
『原作』では登場する前にエツァリに成り代わられたため、その詳細は不明。


佐久辰彦(さくたつひこ)
初出:とある魔術の禁書目録15巻
『ブロック』のリーダー。熊のような大男。二八歳。
学園都市の外部協力機関との連携を監視する事が主な任務。目的のためなら非道な手段も辞さないタイプ。


鉄網(てつもう)
初出:とある魔術の禁書目録15巻
『ブロック』の構成員。学生服を着たショートカットの少女。
強度(レベル)は不明だが、『意見解析(スキルポリグラフ)』の能力者。握手した相手の心を読む事ができる。


手塩恵未(てしおめぐみ)
初出:とある魔術の禁書目録15巻
『ブロック』の構成員。細身で長身の女性。全身を硬い筋肉で覆われている。二五歳。
表向きは警備員(アンチスキル)として本部に潜入している。警備員(アンチスキル)の捕縛術をアレンジした独自の体術を扱う。


黄泉川愛穂(よみかわあいほ)
初出:とある魔術の禁書目録6巻
とある高校の体育教師。警備員(アンチスキル)の一人。緑色のジャージを着て、長い髪を雑にまとめた色っぽい女性。
強能力(レベル3)程度なら暴走能力者でも武器を使わずに捕縛できる実力者。たとえ相手がどんな強大な力を持つ能力者でも、子供には銃を向けないという信念を持っている。


(すもも)
初出:新約とある魔術の禁書目録6巻
警備員(アンチスキル)の一人。女性。


白桃(はくとう)
初出:新約とある魔術の禁書目録6巻
警備員(アンチスキル)の一人。女性。


胡桃(くるみ)
初出:新約とある魔術の禁書目録6巻
警備員(アンチスキル)の一人。女性。


柿田(かきた)
初出:新約とある魔術の禁書目録5巻
警備員(アンチスキル)の一人。男性。


八城(やしろ)
初出:新約とある魔術の禁書目録5巻
警備員(アンチスキル)の一人。男性。


桃沢(ももざわ)
初出:新約とある魔術の禁書目録5巻
警備員(アンチスキル)の一人。男性。


菱形幹比古(ひしがたみきひこ)
初出:とある科学の一方通行2話
聖音高等学校の研究者。元は『プロデュース』の研究者であり、現在は『DA』の支援者。ジャージの上から白衣を羽織った金髪の男性。
能力者の死体を組み込む『棺桶』という兵器を作成した。完全なる肉体と完全なる脳の開発を目指している。


菱形蛭魅(ひしがたたるみ)
初出:とある科学の一方通行2話
故人。聖音高等学校の生徒。菱形幹比古(ひしがたみきひこ)の妹であり、共同研究者。茶色い長髪をツインテールにした少女。
かつて『プロデュース』の実験に被験者として参加していた。入水自殺を図り、兄が自分の遺体を実験に使うように仕向けた。遺体は檮杌(とうこつ)の擬似魂魄に乗っ取られている。


▽イサク=ローゼンタール
初出:とある科学の一方通行29話
ローゼンタール家四代目当主。カバラのゴレムを作成する技術に道教の跳屍術(キョンシー)の技術を取り入れ、ローゼルタール式死霊術を確立した。
数百年前の人物だが、ローゼンタール家が所有する擬似魂魄・ナンバーズの悪霊『檮杌(とうこつ)』に魂魄を転写して生き延びている。現在は菱形蛭魅(ひしがたたるみ)の遺体に宿っている。

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