Regain Journey   作:G-ラッファ

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前回までのあらすじ

 指輪の本来の持ち主にして瀕死のエイジャーを治す唯一の希望 アーサーはすでに死亡していた。
 しかし最期に転がり込んだ家が代々受け継いできた禁術により蘇り、施術した者たちの娘 オーディアの機転により自我を取り戻すことに成功。希望は繋がった。

 そんな中、突如として現れた仇…クレイヴモスへの雪辱を果たすべく、アーサーはかつての相棒に呼びかけるのだった…




57話 VS霧瘴蛾・クレイヴモス

 

 

「力を貸してくれ…キシャルシオン!」

 

 因縁の敵であるクレイヴモスを前に、アーサーの構える剣が土色に染まっていく…それは魔法による力の付与とも違い、まるで剣そのものに意思が宿っているかのように見える。  

 未知の武器に驚くアルジードの視線に気付いたアーサーは刀身がよく見えるようにかざしたあと、地面に思い切り突き立てた。

 

「本当は説明したいけど時間がない…アルジード、君の対応力を信じるよ!『セイリード』!!」 

 

 アーサーが叫んだ直後、刃を突き立てた部分を中心に地面が急速にせり上がっていく!

 彼が期待した通りの対応力を持つアルジードは突然浮き上がった足場のバランスを取りつつ、この行動がクレイヴモスへの接近と非戦闘員2人からヘイトを逸らす目的であることを察していた。

 

「前の敗北で気になった事があるんだ。俺はこいつで接近するから、君はさっきの爆弾を投げてみてほしい」

 

「あんたもなかなか強引だな…了解だ、さっさと片付けちまおうぜ」

 

 作戦を練っている間も足元の土は2人を空へと押し上げ続けている。その割に地上の土が減っている様子はなく、どうやら質量そのものを増やしているのだとアルジードは推察する。

 肝心のクレイヴモスは出現した位置で滞空したままで接近する2人を気に留める様子はない。それは上位存在ゆえの余裕というよりも、意識が存在していないかのようだった。

 

「こんな事なら殺傷力高いやつも用意しとくんだった…なっ!」

 

 真下へとやってきた2人は火薬玉を羽に向かって投げつける。爆発を受けた部位は焦げた部分が空に消えるも、即座に接合されてしまう。

 相変わらず反応を見せないクレイヴモスに舌打ちするアルジードに対し、アーサーは何かが引っかかる様子で黙り込んでいた。

 

(昔戦った時は剣技が通用しなかった一方で爆発は多少の効果がある…そこに俺の死因を加味すると…)

 

「ボーっとしてる暇はねぇぞ!奴が動いた!」

 

 背中を叩かれた衝撃で我に帰ったアーサーは改めて上を見ると、先ほどまで人形のように動かなかったクレイヴモスがゆっくりと羽ばたき始めていた。

 動き自体は極めて鈍重。しかし数メートルの巨大な羽を動かすことによって発生する風圧は並大抵のものではなく、2人を軽々と空中へ投げ出した。

 

「すまない考え事をしていた!今魔法で…っ!?」

 

 自らの魔法で窮地を脱しようとしたアーサーは、ここで初めて今の体が魔力を練ることができない事に気付く。正確には魔力そのものが存在していない、なのだが。

 

(魔力が体内を巡っていない…?一度死んだせいなのか?それよりも彼が危ない!)

 

 2人が投げ出されたのは地上から約10メートルほどの位置…このまま落下すればアルジードの肉体はバラバラになってしまうだろう。

 

 魔力が無くなった体でも動いたキシャルシオンならば…刃が地面に触れさえすれば即座にクッションを作ることができるはず。

 アーサーは咄嗟に彼を抱き寄せると己の体に剣を突き立て、下敷きになりながら落ちていく…土と己の体で二重に衝撃を逃がそうというのだ。

 

 アーサーの目論見は正しかった。2人の体が落下の衝撃でミンチになるより少し前に切っ先が触れたことで瞬時に土を生成・軟化、衝撃を和らげることに成功したのである。どうやら使い手の魔力に頼らないという、剣の性質までは変化していないらしい。

 

 とはいえ衝撃をゼロに出来たわけではなかったようで、頭をぶつけたアルジードは苦しみの声を漏らし、アーサーに至っては首と四肢があらぬ方向にひしゃげてしまっていた。

 

 即死を免れないほどの重症を負ったアーサーに苦しむ様子はなく、何事もなかったかのようにアルジードの具合を心配していた。高所から落下し、肉体が四散しかねない衝撃を受けたにも関わらずである。

 

「なんとか間に合った…生きてるよね?」

 

「ったく無茶苦茶しやがる…人の心配できる体じゃねえだろ」

 

 どうやら魔力だけでなく、痛覚まで失った事に気付いたのは全身打撲の少し後…彼を労ろうとした腕が視界に入り、アルジードに呆れられてからであった。

 

「改めて人間を辞めてしまったんだなと痛感するよ…でも奴の正体がなんとなく分かった。あとは─」

 

─ホアァァァッ!!!

 

 ひしゃげた腕が再生した頃、日が落ち、暗くなった林にいくつもの野蛮な叫び声─ヒューゴたちの声がこだました。

 2人はすぐさま立ち上がると神経を集中させ、方向と数を把握する。けたたましい声に混じって、クレイヴモスよりも小さな羽音とシルエットもいくつか確認できる…どうやらフクロウ型の魔族 バンプゥルも引き連れているらしい。

 

「あの野郎…大群引き連れて街にけしかけるつもりだったのか!雑魚どもはオレが食い止める。あいつを頼めるか?」

 

「もちろんだ。なるべく早く片付けるから無理はしないように!」

 

 ありったけの火薬玉を受け取った後、再び地面を隆起させて上空へと向かっていく。キシャルシオンを突き刺すことで発動する土を隆起させる魔法『セイリード』で高度を上げながら、アーサーは先ほどの戦闘について思い出していた。

 

 火薬玉により爆発した箇所は熱で焦げ落ちたにも関わらず、すぐさま元通りになっていた。それは生前の戦いで対峙し、剣技と風の魔法をぶつけた時の"霞を斬っているような感覚"とは違う反応…

 

 アーサーの目には爆発はノーダメージというよりも、被弾箇所を切り捨てた上で接合したように見えていたのである。

 そしてクレイヴモスの攻撃手段にして自らの死因である"鱗粉"…過去と現在で得た情報から導き出した1つの答えに対し、確信に近い自信を持っていた。

 

(あの時の俺は奴の攻撃になす術もなく倒れた…だが今は違う!)

 

 再びクレイヴモスの真下へやってきたアーサーは火薬玉を取り出すと、胴体と羽の間を狙って複数投げつけた。そのすべてが爆発を起こして関節部を焼き切ると、一時的に分離した箇所に向かって急速に足場を伸ばしていく。

 

 魔法によって隆起した土を胴体と羽の間に挟まるように突入させ、物理的に体の再生を防いだアーサーの目的は阻害ではない。アーサーは損傷箇所を凝視し、再び繋ごうとする小さな何かを確認すると、立てていた仮説が確信へと変わった。

 

「なるほどな…そういうことか。クレイヴモス、お前の正体は…」

 

「無数の小さな魔族で形作られた群体だったんだな」

 

 二度の戦いで辿り着いた答え…それはクレイヴモスが単一の存在ではなく、無数の個が集まってできた群体であるということだった。

 通常兵器が通用しなかったのは個々が小さすぎる故に意味がなく、一時的に群れを散らしただけだから、という単純なものだったのだ。

 

 一方で薬品や雷の魔法、爆発といった"触れたものを破壊する攻撃"は被弾した箇所のデコイたちを確かに殺傷していたのだが、すぐさま生き残った部分が集まり、再び形作っていたために無意味に見えたのである。

 

 間に挟まる邪魔者のせいでデコイたちの合流が上手くいかずにいるクレイヴモスを横目に、アーサーはここからどうすべきか迷っていた。

 

 群体であることや有効な攻撃手段を把握したところで、倒すための手段を用意できるかは別問題である。手元の火薬玉はクレイヴモスの体積を焼くには明らかに足りず、群体を散らす風の魔法も今の体では使えないからだ。

 

(群体ならば他に攻略法があるはずだ…いくらでも無理がきくこの体ならではの)

 

──────────────

 

「『ファイヤーダンス』プラス『地旋脚』!」

 

─ホアァァァッ…!!!

 

 正体を突き止めたアーサーが対策を練っていた頃、地上のアルジードは魔族の大群を相手に大立ち回りを演じていた。

 

(燃料もあと少し…それに思ってたよりも疲れを引きずってやがるな)

 

 燃え盛る鎖でヒューゴを攻撃しつつ、光を苦手とするバンプゥルを遠ざけて連携を防ぐ…旅の中で聞いていた魔族の対処法を活かすことで数的不利を誤魔化しているものの、アーサーとの戦闘で消耗したまま多勢を相手にするのは厳しいものがある。

 

 アルジードの周囲を旋回し続けているバンプゥルたちは火を恐れているようにも、狩り時を見計らっているようにも見える。月明かりを鈍く反射する目は次々と倒れていく同族には向けられず、ただただこちらの隙を伺い続けていた。

 タイマンであればわざと隙を晒し、襲いかかってきたところにカウンターを入れることもできただろう。しかし目視できる限りでも相手は複数…連携して襲われたら対処が間に合わない。

 

 そんな劣勢の中、なんとアルジードは鎖を戻してその場に立ち尽くし、大きな隙を晒してしまったのである。バンプゥルたちがそんな好機を見逃すはずもなく、強靭な脚で抉り割こうと一斉に襲いかかる!

 

「…なんてな!」

 

 一斉に襲い来る狩人たちに不敵な笑みを見せたアルジードは燃料の入った瓶をすべて真上に投げた後スライディングで即座に離脱。攻撃を透かしたバンプゥルが燃料を被ったのを確認すると、1つだけ残していた火薬玉を投げつけた!

 爆発によって起きる炎は付着した燃料へと引火し、その破壊力を何倍にも高めていく。火を消そうと羽ばたくほどにお互いの体を包むそれは大きくなっていき…黒焦げた死体の山ができあがった。

 

「二手先を読んでこないのは魔族のいいところだな、思いきり殺しても構わねぇし。残るは雑魚数匹だしさっさと─」

 

─ホアァァァッ!ホアァァァッ!

 

 一段落したことに安堵し、少しゆるんだ表情は咆哮の主…ヒューゴの群れを見て硬直した。先ほど処理した個体とは別の増援がものすごい勢いで向かってきているのだ。

 さらに絶望的な情報を付け加えると、増援のヒューゴたちにはコウモリの羽のようなものが生えている…ここに来てさらなる変異個体が現れたのである。

 

(嘘だろ…まだ増えんのかよ!?さっきので燃料も火薬玉も使い切っちまったぞ…!)

 

 アルジードは魔法が使えない。ゆえに道具に頼らねば同時に多数を相手するのは苦手であり、暗器も体力も消耗しきっている現状ではとても対処できる状況ではなかった。

 かといって逃げれば上空のアーサーが集中できず、街の傭兵たちも大苦戦を強いられるだろう。

 

 なんとしてでもここで食い止めねば…己を奮い立たせ、立ち向かおうとしたその時。植物を組み合わせて作ったタコのような何かが背後に迫っていることに気が付き、振り返った。

 そしてアルジードはその"何か"に見覚えがある…かつて対峙したことがある魔族 ボゥトパスだ。

 

「おいおい…こいつを操ってたクモ野郎は団長が殺ったはずだろ?どうしてここに…うおぉ!?」

 

 ボゥトパスは素早く蔓を伸ばして拘束すると、困惑するアルジードを一瞬で体内へと引き込んでいく!

 光源が存在しない、決して広くない内部に引き込まれたアルジードが暗闇の中で目にしたのは…隠れるよう命じていたはずのオーディアとルルだった。

 

「こいつどうしたんだ?それに隠れてろって……姫?」

 

「あ…集中するから話しかけないでほしいって」

 

 ルルは呼びかけに応えることなく、ボゥトパスを操りひたすらにヒューゴたちを蹂躙していく…その様子は集中しているというよりも、何かに取り憑かれているかのようだ。

 突いて、潰して、引き裂いて…ボゥトパスを操りながら瞬く間にヒューゴたちを"処理"していく彼女の姿に、アルジードの中では言葉にできない不安が渦巻いていた…

 

────────────

 

「くそっ…どこだ…どこにいる!」

 

 ルルが危険な力に目覚めていた頃、上空のアーサーもまた苦戦を強いられていた。

 群体ならばどこかに司令塔となる魔族がいるはず…そう睨んだアーサーは足場を操ってクレイヴモスに突撃、結合を断ちながら内部をひたすらに進んでいるのである。

 

 彼が持つ『宝剣キシャルシオン』は触れた地面を操り、必要とあらば増殖させることもできる特別な一品である。

 一方で発動の際は必ず地面に触れ続けるという制約があり、予備の剣も魔法も持たないアーサーは文字通りの"捨て身の特攻"で内部を突き進んでいた。

 

(いくら痛みを感じないとはいえ…こんな姿は人に見せられないな)

 

 群体とはいえクレイヴモスを構成するデコイたちの繋がりは固く、武器も無しに進むのは容易ではない。勢いをつけ、真正面からぶつかる度に体を損傷し、骨肉を撒き散らかす姿はどちらが魔族なのか分からない光景だった。

 

 再生と崩壊を繰り返す自分に対し、改めて体の異常性に自嘲的な笑みが溢れる。常人ならばとうに精神崩壊している凄惨な光景の中でも正気を保っていられるのは、もう一度会えるかもしれない愛する人への希望…そして生前の無念を晴らすチャンスを得られた喜びからだった。

 

 あるいは、すでに狂気に染まりきっているのかもしれない。

 

(下で魔族の叫び声が増えていた、早くこっちを片付けないと…あれは!)

 

 無数のデコイを掻き分け進んだ先に見たのは人の半身サイズの繭…何かを守るように覆われたそれの中身が、クレイヴモスにとっていかに重要なものであるかは誰の目にも明らかである。

 

 試しに繰り出した正拳は通用せず、ただアーサーの腕を壊しただけだった。爪や歯で傷つく様子もなく、幾重にも織り重ねられた糸は生半可な攻撃では破壊できそうにない。

 

(なるほど。近付く者の身体を蝕み、ここまで到達しても倒すには命と引き換えか…こいつを作った奴はだいぶ性格が悪いらしい)

 

「だが今の俺ならそうはならない…行くぞ!」

 

 アーサーは足場から抜いた剣で繭の中心を捉えると、そのまま地上へと落下していく…着地の衝撃を利用して強引に叩き斬ろうというのだ。

 ここは地上から十数メートル、発生する衝撃はヒトの体で受け止めきれるものではない。だからこそヒトの理から外れ、無理のきく異型に成り果てた自分が決着をつけねばならない…そう考えていたのである。

 

(なあマリー。君にまた会えるとして…こんな俺を迎え入れてくれるだろうか?)

 

「クレイヴモス!お前が起こす悲劇は今日で終わりだ!はあああああっ!!!!」

 

 後悔、使命感、報復心、希望…様々な激情のままに戦うアーサーはこの瞬間、誰よりも人間としての生を謳歌していただろう。

 彼の魂に呼応したキシャルシオンもまた昂っており、吹き出す魔力はじわじわと繭を抉り取っていく…地表までのカウントダウンが進むほどに2人は同調し、刀身は強い輝きを放つ。

 

「『ネクロシア・デル・アッダーヴァ』!!!」

 

 渾身の力で振り下ろされる刃と地表衝突のインパクトによって繭は真っ二つとなり、その中身…ドス黒い瘴気は一斉に吐き出されて空へと還っていく。

 

 だがまだ終わりではない。地表に叩きつけられたアーサーの体は衝撃により破裂し、原形すら留めずあたりに血肉を撒き散らしてしまった。

 端から見れば大惨事…それでも転がった眼球を通じて勝負の行方を見届けたアーサーは笑っていた。笑う顔も飛び散っているので、あくまで心の中でだが。

 

(これでもう悲劇は起きないはずだ。あとはエイジャーという男を治して…あぁ、やりたい事が次々と浮かんでくる。こんな化物に成り果ててもなお、俺はまだこの世界にしがみつきたいんだ)

 

 あの日夫婦がかけてくれた禁術…それは人を不滅の異型へと変えてしまう封印されるべき技術。

 そんな悍ましい技術で救われた男の心は澄み切っていて、ひたすらに前を向いていた。

 

「うわ…2人はまだ来るな!あっち向いてろ!これ再生する…のか?」

 

(たぶん大丈夫…って顔が無いから返事できないんだった)

 

 ヒューゴの群れを殲滅し、合流して早々にドン引きするアルジードをよそに能天気なことを考えているアーサー。その間にも再生は始まっており、意思が移った眼球を中心として肉体が組み上げられていく。

 おおよそ人間らしい姿まで再生したところで無事を確信したアルジードは安心したように胸を撫で下ろしたあと、できたばかりの耳に顔を近づけ、2人に聞こえないよう耳打ちしてきた。

 

「悪いが早めに治してくれ、焦ってんのか知らないが姫の様子がおかしいんだ」

 

「分…って…る。…!…うえ…!」

 

「上?上がどうした…っ!?」

 

 指差す先に映っていたのはクレイヴモスから放出された瘴気が再び集まって繭を作り、その周りをデコイたちが覆う光景…アーサーの捨て身の一撃ですら、完全な討伐は果たせなかったのである。

 

─フ ォ オ オ オ オ 。

 

 ニ回りほど小さくなりつつも再び形成されたクレイヴモスは怨嗟のような雄叫びをあげると、自分を追い詰めた者たちを無視してどこかへ─イソーがある方角へと羽ばたかずに移動し始めた。

 

(そんな…本体を叩いてもダメなのか!?)

 

「2人とも乗って…!追いかけないと!」

 

 オーディアの呼びかけで我に返ったアーサーは、アルジードの肩を借りながら模造ボゥトパスにしがみつく。盗賊と魔族…2つの勢力による悪意が迫るイソーの街で、1つの大きな戦いが始まろうとしていた。

 

 




体調クソ悪太郎なので更新ペースが遅くなります。まだエタらないつもりなので何卒よろしくお願いいたします…
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