イソーで起きた大規模な襲撃作戦、その最中に確保したアラクネ盗賊団の大幹部候補ロウン。
アルジードは「ガキのお前には見つからない場所にいる、まずは神にでも祈ってみろ」という彼の言葉を頼りに各地の宗教団体を調査して回っていた。
同行者であるジャスミンとその師匠ド・フィスの出会いに触れつつ、2人は次の調査に向かっていた…
それは遡ること数年前。私の師匠─ド・フィスのもとに各地から王都騎士団の有力な新人が集まった時のこと。
師匠は到着早々から新人たちに山のような(といっても私がいつもこなしている内容ですが!)トレーニングを課し、いくつかの実戦訓練をつけ、全員が終わる頃には日が暮れていました。
しかしそれで予定を変更するほど師匠は甘くありません!麓の集落へ薪を届けるという課題に加えて山中での野宿を言い渡された私たちは、渓流近くの開けた場所を拠点に決めたのです。
─乾いた枝を持ってきたぞグラム。それとあそこのツルを使えば寝床になりそうだ
─エイジャ〜この中に毒キノコはあるか〜?
「この草を潰して塗っておけば虫よけになるので是非。茶色いカサのきのこは猛毒なので埋めておいてください」
向こうで指示を出しているのは今夜の司令塔エイジャー・グラム。サバイバルの知識もさることながら、初めて会う団員の意見を聞きながら事を進めていく穏やかな青年です。
3番目にトレーニングを終えた彼は山下りの際、ヘトヘトの団員たちを最後尾から見守っていました。さりげない気遣いが見事です!
「この巨大な熊を見てくれエイジャー!山のヌシに違いない!メスのイノシシなんかより多くの肉が取れるぞ!!!」
「あー…熊の肉は硬くて臭いが強いんだよな…今から下処理して間に合うかな…?」
─アテが外れたなエイジャーサン。香草くらいなら今から採ってこようか?
大きな熊を1人で狩ってきた青年の名はシド。王都でも特に期待されている彼は余裕を残してトレーニングを終え、山下りの際は先頭を歩いていました。なんでも何事も頂点、最前でありたいのだとか。なんて素晴らしい向上心でしょうか!
エイジャー君のことはライバル視しつつとても信頼しており、司令塔に推薦したのも彼でした。今は指示にない熊を取ってきて困らせているようですが…2人はとてもよいパートナーなのでしょう!きっと!
そんな私はいま立候補した水汲み作業をしています。部隊の仲間たちは慣れないトレーニングのせいでもう動けませんが、一晩使うくらいなら私1人でも十分!いつもお勉強を教えてもらっている分、今は休んでいただきましょう!
─あれ…?シド!少し持ち場を離れる!熊の内臓を取っておいてくれ!
─案ずるな我が好敵手!内臓といわず完璧に捌いてみせよう!
熊の解体を割り振ったエイジャー君が慌てた様子でこちらへ走ってきます!一体どうしたのでしょうか?
「えっとジャスミンさん、だったよね?まさか1人で水汲みを…!?」
「はい!ですがご安心ください。あと少しで必要な分を…」
「…とりあえず話は後か。俺も手伝う…よっ!」
そう言ってエイジャー君は手頃なツタと棒で天秤棒を組み上げると、私の倍!水を汲み上げ始めたのです!
それが彼と交わした、初めての会話でした。
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「「あ…」」
必要な量の水を確保し、食事を終え、皆が寝静まった頃。女性用ハンモックの見回り当番で起こされた私は彼と…エイジャー君と再会しました。
あれから再び引く手数多になった彼とはほとんど話せておらず、なぜ手伝ってくれたのか聞けずじまいだったのです。
改めて先ほどの行動の意味を問おうとしたところ、先に口を開いたエイジャー君はこう言いました。
「部隊の仲間から聞いたよ、慣れないトレーニングで動けない彼らを休ませていたんだね。俺の采配ミスで君に負担を押し付けてしまった…」
「えっ?いや、エイジャー君が謝ることではありませんよ!私が立候補したことですし、いつも通りなので!」
「いつも通りって…今までも重労働はジャスミンさんが?」
「はい!部隊にはインテリ?さんも多いですから!それに強い私が率先するのは当然のこと!ですよね?」
強き者が弱者を守る、これが正義の大前提だと当時の私は疑っていませんでした。
ですが話を聞いたエイジャー君は苦い顔をして、少し考えた後にこう言ったのです。
「俺は…どんなに強くても人は人だと思う」
首を傾げながら瞬きを繰り返す私を見て伝わっていないことを察したのか、彼はさらにこう付け加えました。
「いくら体が強くても所詮は生身だ。耐えられる負荷には限界があるし、一度壊れれば簡単には治らない…取り返しのつかない悲劇だって考えられる」
鋭い指摘もさることながら、彼の目には先ほどまでの穏やかさはありませんでした。司令塔をする中でどれだけ忙しく、トラブルがあっても苛立つ様子を見せなかった彼が怒った理由が、今なら分かる気がします。
「それに今は合同訓練。何もしないは不和の元…彼らに承諾を得て朝食係に任命したんだ。これで早くから休んでいた事も言い訳ができると思う」
目つきが悪くなっていることに気が付いたエイジャー君は軽く頭を振って空気をリセットすると、ズルいことを思いついた子供のような表情を浮かべて報告してきたのです。
私は自分の部隊の事しか考えず、他部隊の人達がどう感じるかを考慮していませんでした。ここへ来るまでもみんなが着いてきているか、気を配れていたかと言えば疑問が残ります。
強さとは体の頑丈さだけではない…師匠の傍にいながらそんな事にも気付けなかった自分を恥じていたところ、エイジャー君はぽつりと溢しました。
「俺も似たようなものなんだ。シドが司令塔に推薦したのはたぶん、余計に手伝わせない意図があったんだと思う」
「エイジャー君も…自分だけでなんとかしたくなると?」
「ああ。もっと人を信じろと怒られるよ…だからここぞという時以外は人を頼るように…していきたいんだけど…ぐぐぐ」
「…あの、エイジャー君が考える正義、正しさってなんでしょうか?」
苦悶する彼に対し気付けば質問を投げかけていました。師匠の教えを守り、正義について1人で考えてきた私ですが…似たような欠点を抱えながらも何かが違う、そんな彼の心の中を覗きたくなったのかもしれません。
エイジャー君は唐突な質問に少し驚き頭を抱え、しばらく唸った後に遠くを見つめながらこう言ったのです。
「俺は手が届くすべての人に"いい人生だったな"と自信を持ってほしいし、そのための露払いは喜んで引き受ける。だけどお節介が必ずしもいい方向に傾くとは限らない。でしょ?」
私は何度も頷きました。良かれと思って仲間を休ませていた結果、エイジャー君に余計な手間をかけさせたばかりでしたから。
「だから正義について答えを出すことは出来ない。でも人助けが悪事だなんて寂しすぎる。だから俺は…"ワガママ"と呼んでるよ」
ワガママ。
その言葉を聞いた時の衝撃は忘れることができません。弱きを助けんとする崇高なはずの意志を、エイジャー君は我欲と呼んだのですから。
勝手に始めたこと故に咎められこそれど褒められる謂れはない、そして見返りも求めない…それは私の価値観をひっくり返すには十分すぎる言葉でした。
「頼りになれなくてすまない。…ああ、みんなの中にはもちろんジャスミンさんも含まれてるよ。女の子1人に背負わせるのは趣味じゃない」
「おっ、女の子…!?」
師匠と行動を共にするようになってから初めて、私を女の子として扱われたことも含めて。
顔はどんな鍛錬の後よりも熱くなり、脈は早まるばかり…そんな私を見たエイジャー君の狼狽えぶりは今でもはっきりと思い出せます。
「だ、大丈夫?もしかして夕方の無理が祟った?今他の子を呼んで─」
「あ、あの!私のことは"ジャスパー"と呼んでください!さん付けも不要です!あと絶好調です!!!!」
「???じゃあ見回りが俺がしてくるからここを頼むよ、ジャスパー」
「押忍!!!」
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「エイジャー君は昔から気配りのできる人でした。王都壊滅の報せを聞いた時は心配しましたが…芯は出会った頃のままですね」
次の目的地へ向かう馬車の荷台に揺られている2人は暇つぶし兼情報の共有として、エイジャーに関するお互いの話に花を咲かせている。
心酔といっても過言ではない彼女の様子に、アルジードは思わず呆れたような笑みを浮かべた。
(女扱いされただけで惚れるこいつも大概だが。団長の無自覚もタチ悪ぃよなぁ…今もどこかで誑かしてんじゃねえのか)
寄生体の除去で各地を巡っているエイジャーの噂は少しずつ広まっており、中には熱心なファンも出てきているらしい。
裏切り者の尻拭いとはいえ、民からすれば不治の病を治してくれた大恩人である。それに加えて普段の言動も合わされば…どう見えるかは想像に難くない。
「団長のやつ、このまま後世に語り継がれる英雄になったりしてな」
本人は嫌がりそうだが、と加えたアルジードの冗談にジャスミンも確かに、と顔を綻ばせた。
「そういえば今向かっている宗教団体はそういう伝説に明るい方たちなんですよね。えっと確か…」
「サイタン教だ。付き合いもそれなりに長いが事情が事情、あんたは打ち合わせ通りに待機しててくれよ?…ほら、見えてきたぜ」
アルジードの指す方向へと視線を移す。琥珀色のジャスミンの瞳に映っていたのは、なんとも古めかしい石造りの教会だった。
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サイタン教─それは『奇跡の人』と呼ばれる物語を教典とする宗教団体である。
大陸を繋ぐ大橋を建造した、不毛の大地に永遠の実りを与えた、あるいは不治の病から復活を果たした…その内容や出典は多岐に渡り、これを収集・編纂するのがサイタン教の役割だ。
『奇跡の人』に絶対的な神は登場せず、どれもある旅人たちが起こした軌跡で構成されている。実話と主張する派閥もいるものの、名前や時代が違うことからおとぎ話とする声が主流である。
教会は『軌跡の人』を未来へ残すための図書館も兼ねており、あらゆる災害に耐えられるよう石で組み上げられている。
アルジードはひんやりとした空気に懐かしさを覚えつつも、ある男と相対していた。
「久しぶりじゃないか。あまりにも顔を見せないから野垂れ死んだかと思ったよ」
「あんたらの"教典"はウケがいいからな。おかげで小銭稼ぎにゃ困ってねぇよ」
挨拶代わりのやり取りにニヒルな笑みを浮かべる2人。教えを説く者とは思えぬこの男は"
ある事情でここへ流れ着き、先代から教団のトップに任命された経緯を持つというオブレイラの信仰心は決して篤くないものの、冷静な視点を用いて今日まで団体を維持してきた。
そのため教徒からも認められており、それなりにいい関係性を築いているようである。
「おや?アルジード君ではありませんか!もしや編纂作業のお手伝いに来てくれたのですかな?」
大量の石版を抱えて現れたのはググレイ。口伝で残る『奇跡の人』を意訳し、本や石版へ転記する役割を担う上級司教だ。
教会内の書物を完璧に記憶している彼は相手に"刺さる"話を選ぶのが得意であり、弾き語りの演目も彼が監修している。ググレイの誘いは小銭稼ぎに対するお布施代わりでもあるのだ。
「悪いが急ぎの用事で今日は無理だ。また今度な」
「そういえばググレイ、孤児院から頼まれていた絵本の推敲は終わったかな?あれは君にしか出来ないことだ」
「はっ…そうでした!何かあればすぐに呼んでくださいね。それではっ!」
「ググレイは真面目なやつだ、本当に助かってるよ。さてアルジード。お前がここに来た理由だが…俺たちは"クロ"かな」
アルジードの眉がピクリと動く。品定めするような視線を向けてくるこの男、宗教団体に潜むアラクネの搜索という目的を把握した上で招き入れ、質問という形で先手を打ってきたのである。
この場にいるのは2人だけで他の気配はない。
罠を張るならばもっとやりようがあるはず。
相手は知り合いだが名前すら誰も知らない異色の経歴持ち…ただ者ではない。
(あの様子だと古株のググレイは何も知らない。どっちだ…?)
"万が一"に備え暗器をセットするアルジード。永遠にも思える沈黙を破ったのは─耐えかねて吹き出したオブレイラだった。
「クッ…アハハハ!すっかり腑抜けたかと思いきやいい顔するじゃないか。その様子なら心配はいらないな」
「どういう事だ?何故オレが嗅ぎ回っていることを知っている」
「うちは出入りが多いからな。あとは"前職"の勘…俺たちはアラクネに関与していないから安心しろ。仮にそうならとうの昔に排除しているさ」
オブレイラの指摘はもっともである。彼らにすべてを話したわけではないが、復讐のために何かを追っていると察する程度の付き合いはある。
それでも疑いを持つアルジードを前にオブレイラは立ち上がると、ローブを脱いで丸腰であることを証明してみせた。
「お前が追っているのはそういう相手だ、謝る必要はない。その代わりに教えてくれ、一匹狼のお前がなぜ王都騎士団などと組んでいるのかを」
どうやらジャスミンの事も含めてお見通しらしい。隠すほどのことてもでないと判断したアルジードは姿勢を崩すと、観念したように語った。
「…他人事に首を突っ込むのがシュミの人がいるんだよ。オレが復讐で壊れるのを危惧してるんだと。相方はその人が寄越した護衛兼ストッパーてとこさ」
「な、るほど…な」
オブレイラはそれだけ呟くと口元に手を当てて黙り込んでしまった。細まった目は何かを思案しているようにも見えるが、その真意を読むことはできない。
そんな時間がしばらく続いた後、オブレイラは懐から1枚の紙を─ここからそう遠くない地で活動しているエグリ=マティアス教で起きている、不可解な動きについてのレポートを取り出した。
「今のお前になら教えてもいいと思ってな。エグリ=マティアス教についての説明は必要か?」
アルジードは問いにNOを返す。
エグリ=マティアス教は"この世に産み落とされた命はすべて罪を背負っている。天へ還りたければ命の限り償う他ない"という教義のもとに自罰的ともいえる戒律を厳守する宗教である。
世間とは一線を引いていることもありアルジードも噂程度でしか知らないが、近寄りがたい団体であることは間違いない。
故に調査も後回しにしていたのだが…思わぬところで得た成果に対しまたも訝しむような表情を浮かべると、オブレイラは鼻を鳴らしつつ続けた。
「最近エグリ=マティアス教の近辺で人の出入り、特に若い女性が増えているそうだ…これをどう見る?」
「厳しいことで知られる宗教に若い女が寄り付くとは思えねぇ、何か裏があるな。そういえば…」
アルジードはあることを思い出していた。治療法の分からない、男の患者しか存在しない奇病が発生したという騎士団からの報告。
そしてもうひとつ、アラクネ幹部候補のロウンが残した"ガキには早い"というヒント…これらを繋げばある推理にたどり着く。
しかし推理を聞いたオブレイラが見せたのは否定的な反応だった。
「確かに隠れ蓑としてはこの上ないが…あの教団は色々と目立つ、権力者が出入りするならなおさらだ。女のために払うリスクに見合うとは思えないな」
「じゃあ教団…に成りすましたアラクネが女を流してるって線はどうだ。売春窟を探れば何か出てくるかもしれねぇ。このあたりで特にアングラな場所は?」
「そんなことを教会で訊くな…権力者が身を隠すならむしろ敷居の高い場所を好むはずだ。今の世でふんぞり返るような奴らはプライドを捨てられないからな」
オブレイラの権力者評には妙な説得力があった。ただのイメージではなく、まるでかつて深く関わっていたかのように。
ますます彼の過去が気になるところだが今は調査が先である。レポートを返却し、出発のために立ち上がるアルジードをオブレイラが引き留めた。
「この件で嗅ぎ回るなら俺たちの名前を出さないでくれよ、先代同士で不可侵協定を結んでいるらしいからな」
「あいよ。この例はいつか返しに来るってググレイに言っといてくれ。じゃあな」
「深追いはしすぎるなよ。…そうだ、お前を誑かした男の名前は?」
「エイジャー・グラムっていやぁ噂くらいは聞いてるんじゃねえか?どこまでも甘ちゃんのうちのボスさ。…じゃあ、今度こそ行くぜ」
それだけ言って教会を後にするアルジード。彼の背中をだた見送るオブレイラの表情は、どこか遠くを見つめているようだった…
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「聞いたぞキデル、アルジードの奴が来てたんだってな。情報を渡したのか」
「名前で呼ぶなよフレグ。不意に出たら面倒だ。…あいつ、前よりもずいぶん"丸く"なってたよ。王都騎士団の人間に絆されたんだとさ」
その日の晩…オブレイラもとい"キデル"は宿舎の中でも一部の者しか知らない部屋でくつろいでいた。ここは"前職"の仲間だけが立ち入ることのできる特別な場所…
人前で嗜むことができなくなったワインのボトルを掴むと、向かいで怪訝な表情を浮かべている男─フレグのグラスを満たし、乾杯を催促した。
「王都騎士団か…魔族に寝返ったブラヒム・リッチは副団長だったな。昔は生け好かない参謀の下っ端でしかなかったが」
「まったくだ。どんな策略で上り詰めたのやら…そうだ、アルジードを絆した人間はエイジャー・グラムというらしいぞ」
「エイジャー?確か王都の生き残りがそんな名前だと聞いた。…少し待て、今"グラム"といったか…まさか!」
キデルはこくりと頷く。
「雷使いで年頃も一致してる。もし俺たちの予想通りなら…あの人の息子かもしれないぞ」
「そうか…ソルティ家の息子の首を繋いだのもエイジャーだと聞いている。どうやら俺たちの知るような国で無くなったのは本当らしい」
「なんだフレグ、国に戻りたくなったのか?」
「馬鹿なことを。一度は反旗を翻した身、今さら戻ろうとは思わない」
フレグは酔いが回ってケタケタと笑う戦友を手で払うと、懐に忍ばせている金属片…貴族から民を解放するという誓いが刻まれたプレートを取り出し、懐かしむように撫でた。
「民から貴族への報復に手を貸し、いよいよ国に戻れなくなった俺たちを先代教祖が匿ってくれた。国が変革を成し遂げた今、俺たちの出る幕はない」
「そんな事言って諜報活動ばかりじゃないか。たまには教団の手伝いもしてほしいけどね。…ま、それでアラクネが壊滅するなら1つ善行か」
「ああ。あとはアルジードとあの人の息子…次の世代に託すとしよう」
「「彼らの旅に
グラスを掲げ、遠く離れた地で奔走する若者たちにささやかな祈りを手向ける。
かつて"リリーサー"と名乗る組織を立ち上げ、新たな役目を見つけた2人の夜は穏やかに更けていくのだった…