いいこのみんな、かきあがったら、いっかいねる。これだいじ!
れいせいになってから、とうこうするんだぞ!
ふと衝動的に、ジュンコちゃんを小脇に抱えての百鬼夜行のお団子食べ歩きを敢行。いやーもー、たーのすぃー!
抵抗はされたけど、先生程じゃないにせよ抵抗が抵抗になってないんだよねぇ。
私が差し出すお団子やらお饅頭をもっちゃもっちゃしてはキラキラして、思い出したように抵抗する。その繰り返しだったけど、段々慣れてきたのか私を体のいい乗り物扱いし始めた気配がするわ。
「いや、順応しすぎじゃない?」
「だってシアと居ると、絡まれたり何かに巻き込まれたりしないでお菓子を食べられるみたいだし」
「そういや言ってたっけ。楽しみにしてるものを食べようとする時に限って邪魔が入るって」
「うん、不良に絡まれたり、爆発に巻き込まれたりとか……」
「おいたわしやジュンコ上ェ……でもさぁ、とりあえず原因を根気よく叩いて叩いて叩き潰してスリ潰してやれば、そういう邪魔って減ってくもんだよ?」
「できるわけないでしょ!?
「そこまで言うことないじゃん!?」
「じゃあゲヘナで指名手配されてる奴らの中で『風紀委員長と歩くゲヘナに触れるなら覚悟しろ、トブぞ!(物理)』って言われてるのは知ってる?」
「頭ゲヘナ共の言うことなんぞ知らぬっ!!」
「その筆頭でしょ、シアって」
「そんな事を言うのはこの口かァい!? ん~!?」
ちょっと大きめのお饅頭をお口に詰め込んで、もちもちほっぺをいっぱいに膨らませてやったらむぁむぁ鳴くだけのいきものになった。かーわいぃー! 敗北の味は美味いかね!
小脇にジュンコちゃん、反対側にはお団子やらお饅頭のパックと、
みたらしうまー! ……なんかこれ、結構前に同じことを脳裏で叫んだような。
「そういえば、こんな所で食べ歩きしててもいいの?」
「あん? 何かあったっけ?」
「こないだのエデン条約の件、テレビ中継とか流れてるの見たけど、がっつり関わってるでしょ。後始末はいいの?」
「そっちに引っ張られたヒナちゃんについて行こうとしたら『こっちは大丈夫だからおさんぽ行ってきなさい』って放流された!」
「あぁ、そういう……」
何でそこであっさり納得するのかね、ジュンコ君。
「でもそれでシアが素直に放流されてるなら、もう大丈夫ってことでいいのよね」
「とりあえず黒幕っぽい空気出してたヤツは念入りにタタキにして潰したからねぇ。それでな~んかヤな気配も消えたし、まぁ終わりでいいんでない?」
「いや、まってまって、タタキって……」
「身柄自体は、知り合いのマジで駄目なノリしてるオッサンズが必要だって言うからね。とりあえず抵抗の
「それ、まさかあの流出映像で出てた剣でやったとか……ごめん、やっぱり言わなくていいわ」
「しばらくお刺身食べられなくなったら困るもんねぇ」
「言うなって言ったじゃんかぁ!!!」
汚物はタタいて潰して消毒よー! いやタタキ的には
「でもさ、私だってちょっとは自重したんだよ? 何ならあの戦線に便利屋と美食研究会呼んでゲヘナテロリストの会でも開こうか迷ってたし」
「便利屋ってテロリストの括りでいいのかな――ってウチも別にテロリストじゃないし!」
「いや、それは無理がある」
「真顔やめてよぉ……ていうかそれ、呼びつけたシアがテロリスト筆頭でしょ!?」
「風紀委員会に数多の協力実績を持つ、この降雨シアに対してテロリスト呼ばわりとは。ジュンコ殿もおかしな事をおっしゃいますなぁ」
「歩くゲヘナが何言ってんの? 風紀の皮被っただけの通り魔みたいなものじゃない」
「真顔やめーや」
キヴォトス災害情報とかの括りに入れられてたのが発覚したし、通り魔はカテゴリ違いじゃないかなぁ。――――そうだ、忘れてた。シノンの下半乳ファッションを全乳にしてやるお礼参り計画立てなきゃ。放送事故は流石にアレすぎるから、前か後か。
ん~…………?
まぁ別にそこまで私に実害出てないし、後にしておこうか。帰るだけならヒンヒン泣いててもまぁ良いでしょ。
「ま、無事に収まったんだから問題無し。私のフレンズも何だかんだで大した怪我もしてなかったからねー」
「最初の速報にあったミサイルとか大丈夫だったの?」
「私の周りはね。先生のもっちもちぽんぽんが掠り傷を負ったのと、何かマコちゃんが頭のてっぺんにたんこぶ作ってぎゃーぎゃー騒いでたくらいかな。マコちゃんはもう一段足してあげたら静かになったくらいだし、大したことないよ」
「静かに
「そうとも言う」
「むしろそうとしか言わないと思うんだけど」
「その後はまぁ、基本的に楽しかった思い出しかないなぁ。万全の態勢でヒナちゃんがサポートに入ってくれたから後ろも気にしなくて良かったし」
「相手も大概の事をしでかしたのはわかるけど、そこでゲヘナ最悪のタッグを軽々しく出すのやめない?」
「楽しいからやめない」
襲撃の第一波が落ち着いた後、『じゃあ逆撃行っちゃうかぁ』って敵アジトのアリウス分校とやらに突っ込んだのとかも中々楽しめたしなぁ。
ベルトで括って無理やり裾上げした私のコートを装備済み先生の傍に、見るからに『ふんす!』と気合入れてるそれはもうかーいらしいヒナちゃんと、条約締結時のヤーな感じ対策のため呼んでおいたガチ装備ホシノちゃん、そして何より所々赤く染まったワカモ(変装済)がすーげぇオリジナル笑顔と、味方以外に向けた毒々しい瘴気を晒して護衛についたから、後ろを気にしなきゃいけないなんていう枷らしい枷もなかったし。
そりゃぁまあ、するよね、独断先行。後ろで何か先生が叫んでた気がするけど。そう、気のせい気のせい。道中なんて盾を前に構えて走り抜けるだけだったもの。
なんか途中で沸いてた、無限リポップしそうな気配のする、両手にガトリング持った中ボスみたいなガスマス子には困ったけど。アイアンクローかましたまま『大人しくなーれ☆』って念を叩き込みつつ引きずって走ってたら、ガスマスク越しにすすり泣きしだすんだもん。
仕方ないから
後から合流した時に、それまでの道中の様子を見てドン引きしてたらしいホシノちゃんに聞いたけど、あの青白い巨体を丸めて通路の隅っこで子供みたいにヒンヒン泣いてたらしいね。可哀そうに。誰がそんな酷い事を!?
でも先生が、あんまりにもあんまりな有様のソレを慰めるのに時間を取られて、進行速度が落ちたって話だったから『いい仕事してくれたじゃーん!』とも思ったけど。
「でも楽しみすぎたらしくてねぇ……傍目から見たらやりすぎちゃってたって事で、見事に後始末からハブられたってワケ!」
「残当」
「特に私が場外ホームランとか肉弾デッドボールとか悪質タックルをキメた襲撃犯どもが怯え切っちゃってて困ったもんだよ。ちゃ~んと最後の一線だけは超えないように気を使ったのにさぁ」
「残当! 中継見てたけど、あれ確実に骨まで行ってたでしょ!?」
あんなアホな大剣握ってたのに、手足がもげてないんだからセーフでしょ。骨はまた繋がるんだから。
途中で試しに瓦礫に向かって全力で振るってみたけど、アレやっぱおかしいわ。あっさり叩き割れすぎて、その下の石畳に柄近くまで埋まったもん。
「何か悔しいから、帰ってからトリニティの
「おかしな情報の濁流で殴ってくるのやめた方がいいと思うんだけど!!」
「ちなみにトリニティの
特にあやしいそしきの長。あの『貴女もこちらに来たのですね。歓迎しますわ、盛大に』って視線は流石にどうかと思うわ。どっちにやったのも私だけど。
これを機にサクラコが一方的に抱いた親近感で歩み寄って、サクラコのポンが発覚したら面白そうだなぁ。――いや、絶対に面白いでしょ、マジで。その機会のセッティングも今度やる事リストに入れておこ。
ナギサに会ったのは今回が初めてだったけど、シレっと『面白れー女』ムーブをする素質ありそうなんだよなぁ。
「だーかーらー!! 殴ってくるなって言ってるでしょぉ!?」
「はっはっは可愛い抵抗だねおじょーちゃん!!」
小脇に抱えられたままじったんばったんされてもなぁ。
ナギサをよしよしわしゃわしゃした時は、脳裏のオジサマとモフモフも後方保護者風味に腕組みして頷いてたからきっと良い事をしたんだと、思います。
モフモフの方は腕組みってよりお座りして前足を上げてるようにしか見えなかったからめっちゃ和んだけど。
何か素直に生きられない子を振り回してる時は、決まってオジサマ方の雰囲気がほっこりしてるの正直どうかと思う。
しっかし、あの時もそうだったけど、今も脳裏で楽しそうにしてるオジサマ方のまわりは何よコレ? 地面に置かれてるタケノコみたいな……鉄兜っぽいナニカの群れ、何かやべぇ数あるんだけど。
…………? んんん? 待ってオジサマ方。何か昔から剣が山ほど刺さってる場所ではあったけど、何か剣増えてない? ついでに錆びだらけ刃こぼれだらけだった剣が綺麗になってない!?
――――あ、脳内オジサマ中継切られた? てか任意で切れるんだコレ!? って、待って待って待って、何企んでるのオジサマ達!? 『期待していたまえよ(イケボ)』じゃないよ!!
てかなにさ!? 喋れたのねオジサマ! 今まで何かふわ~っと思念が流れてくるだけだったのに! 何かこれ日に日にオジサマたちの存在感マシマシになっとらんかね! 人の脳裏で勝手にさぁ!!
「……シア? 何かあった? 大丈夫?」
「何か妙な電波拾ってただけだから大丈夫、多分! 知らんけど!!」
「それ絶対ロクでもないやつ。…………ほら、お団子食べよ? 甘くて美味しい物はそれだけで元気になれるんだから!」
「何でキヴォトスのちっちゃい系の子らは、急に包容力を発揮するんだろうねぇ」
「小さくて悪かったわね!?」
「たとえ小さくとも、ジュンコさんは細身で綺麗なプロポーションをしていらしてよ。自信をお持ちになってくださいな。その上とてもとても可愛らしいのですもの。ありのままでよろしいと思いますわ」
「何で急にエセハルナ風味になったのよ」
「小さい子を愛でるってシチュエーションで、何故かフウカちゃんといちゃついてるハルナを思い出したからかなぁ」
「…………あぁ。最近なんか吹っ切れたみたいに猛アタック始めたわよね、ハルナ」
「百鬼夜行で私とヒナちゃんペアと一緒にダブルデートしてから『どげんかせんといけませんわ!』って気合入れたみたいよー」
「待って待って、私その話知らない! 何それ!?」
「お、聞いちゃう? ジュンコちゃんったら興味津々~?」
「当たり前でしょ!」
「よっしゃ、そんじゃまぁ飲み物とか確保してどっかで腰落ち着けて語るとしますかぁ!!」
「賛成!!」
うむうむ、やはり華のじょしこーせーはこうでなきゃ。甘酸っぱいコイバナとか、オンナノコ特有のシモネタトークとかあてくしも好物でしてよ。後者の方はちゃんと相手を選ぶけど。
前にお布団の中でヒナちゃん相手にノリで話を振ったら、すぐに顔真っ赤にして『なにもきこえないわ』って耳ふさいだ上でお布団全部奪われて『まるくなる』を使われちゃったし。かわいすぎんか。
ぽむぽむと布団を叩きながらしばらく呼び掛けてたら、真っ赤な顔だけ出して上目遣いに『めっ』ってされた時は召されるかと思ったわ。襲わなかったあてくしちょーえらい。まじでえらい。未来永劫、おヒナちゃん様に勝てる気がしませんわ。いやマジで、まったく。
◆
「シアちゃん、この追加分の報酬額はいくら何でも多すぎない? おじさん、結局ほとんど先生の傍に立ってただけなんだけど」
「立ってただけ(ショットガンの一撃で邪魔なバリケードをあっさり砕いて進行ルート確保)」
「……シアちゃん?」
「立ってただけ!(ハンドガンの抜き撃ちでアリウス生ワンショットダウンを量産)」
「シ~ア~ちゃ~ん?」
「立ってただけ!!(それを呆然と見ていたアリウス生に向けて、グッとファイティングポーズをしたらアリウス生が投降した)」
「シアちゃん?」
「うへへ~♡ てかコレ、ヒナちゃん情報だからね! 何か仲良くなったんだって?」
「――――秘密! ……まったくもう、おじさんだって恥ずかしいって思う乙女心はあるんだよ~? そこのトコロ忘れないで欲しいな~!」
「乙女オジサンとは一体」
「やめて、その言い様は何か危ないから」
とりあえず
――――あと若干伝えづらいカンパが入った結果。
何と! 元々依頼してた分の報酬とは別で、その分の追加報酬が入った封筒が余裕で縦に立ちました! わーわーぱちぱちー! しかも何個も!!
「最初の襲撃の時、結構色んな所回ってヘルプ入ってくれてたでしょ?」
「それが元々の依頼内容だったしね~」
「ちなみにトリニティのお友達とか、ゲヘナの風紀委員から聞いたけど、ホシノちゃんの評判めっちゃ良かったよ~」
「え~、そうなの?」
「いえーす。んで、ガチ装備でのんびり風味薄めのキリっと系になってたらしいじゃん?」
「まぁ、それはね~。前金って渡された弾代だけでも結構な金額だったしさぁ」
「つまりだね、ホシノちゃんやい。やってくれましたわね!」
「何が!?」
「颯爽と現れてはシールドで庇ってくれて、ついでに返しの射撃で相手を蹴散らしてから、無事を確認した上で颯爽と去っていく。そんなん惚れてまうやろー!!」
「…………いや、まさかぁ~」
「私のポケットマネー自体はこの封筒一個分程度とだけ言っておこうじゃないか。まぁそれでもホシノちゃんクラスを荒事込みのフル装備で一日拘束って考えれば明らかに安いんだろうけどさ。何だったらもっと足す?」
「いやいや多いってば~! そもそもシアちゃんの分だけでも、友達の頼みをちょこっと聞いただけでこれはおかしいから!」
実際フル装備の本気出したホシノちゃんクラスを雇っただけで、チンピラ集団とか指名手配ロボット集団とかあっさり平らげるんだから費用対効果高くない?
一人だけだと逃げ出されたりしたら追うの大変だろうけど。
アビドスの子達も何だかんだで荒事慣れしてるし、もう傭兵業で借金返済した方が早くない?
シロコちゃんとかその副産物で『ん、戦利品』とか言ってしれっと色々持って帰るかもしれないけど。
「ちなみにだね。残りの分はちょっとホシノちゃんの心情的にはアウトかもしんない」
「それじゃあ言わなくて良いよ~」
「ヒント:トリニティのオジョウサマ方は実家が太い子が多い」
「――――あっ…………やめて、言わないでってば~」
「ヒント:オジョウサマ方は、小っちゃいのにすっごく強くて恰好良くて、それでいて可愛い子が、借金で苦しんでいる学校で頑張っていると得意の噂話で知りました」
「やめよ、ねぇ、シアちゃん!」
「純粋な善意のお礼って断りづらいよねぇ…………ね~、ホシノちゃぁん?」
「何でそんな愉悦に満ちた表情になるのさぁ~! 借金が減るのは嬉しいはずなのに、おじさん何かすごく複雑だよ~!!」
「見事にお嬢様方を攻略しましたわねぇ! トリニティの友達に聞いたけど、一部で割とガチ目のヒーロー扱いらしいよ?」
「すっごく嬉しくない!!」
今回の報酬とは別口でプレゼントした、超Bigクジラさんビーズクッションの上にもすっと突っ伏すホシノちゃん、可愛らしくて大変よろしくってよ。
むぁーむぁー呻きながらごろんごろんするとかホントにもう!
ていうかさぁ、私を前にしてそんな無防備に首筋をさらけ出して突っ伏してるとかあれかね。つまりは誘っているのかね?
おあつらえ向きに、今日はいつものネクタイまでしてる制服姿じゃなくてタンクトップにショートパンツの部屋着だし。
報酬受け渡し場所を、学校じゃなくてホシノちゃんちにしたあてくしえらい!
「てことでいただきまーす!」
「へ?」
あてくしもクジラさんクッションにダイブして、そのままがぶっとな。
んむ。すべすべもちもち。尚且つほのかに鼻に抜けるボディーソープの優しい香り。
大正義おヒナちゃん様や大聖母マリーちゃん様に勝るとも劣らぬ素晴らしさですわよ、ホシノお嬢様。
ヒナちゃんは慣れ切ってて、平然と頭ぽんぽん。マリーちゃんは顔真っ赤にして、壊れたラジオみたいな叫びとぐるぐるおめめ。さて、ホシノちゃんはどうじゃろな?
ちなみにシロコちゃんは何かそういうのとは別ベクトルで落ち着きすぎてヤバイけど。お互いに。
「あ~、ついに私も毒牙にかかっちゃった~。……ごめんね、ユメ先輩」
「やめよ!? そういう微妙に心に刺さるマジトーンっぽい呟きはさぁ!」
「うへへ~」
答え:あっさり風味。
よく考えたらホシノちゃんはホシノちゃんで、シロコちゃんのがぶりんちょスキンシップに慣れてるのか。
私のダイナミックアビドス訪問からこっち、あの子も『ん』の一言だけ呟いてあっさり甘噛みに走るようになっちゃったらしいし。
実際に何度かされたらしいセリカちゃんにめっちゃ怒られたけど、アレは絶対シロコちゃん本人の気質だと思うんだよね。
「そういやユメさんとはどうなったん? 進展した? ねぇ進展した!?」
「秘密~」
「じゃあ今度ユメさんにモモトークで聞くわ」
「やめて」
「なんだよぅ、恥ずかしがっちゃってさぁ!!」
「こないだも三人でご飯食べに行った時に散々イジってくれちゃってさ、まだ足りないの!?」
「いいじゃん、ユメさん嬉しそうにしてたし」
「だから困るんだよ~!」
あらま赤くなっちゃって。お可愛らしいこと。
でもユメさんったら中々に大胆よなぁ。ボックス席でダベってたら段々ホシノちゃんに近くなっていって、しまいにゃ腰まで抱いてたんだもん。
ああいうタイプの人は何だかんだで覚悟をキメたら強いからなぁ。
「お幸せにね。泣かせちゃだめだよ?」
「甘噛みしながら言う? むしろシアちゃんがユメ先輩を泣かせるんじゃないの~?」
「それは『私のホシノちゃんに何してるの!?』って?」
「う……そ、そうだね~」
「ん~?」
「え、何その反応?」
こないだ会った時にノリであぐあぐしてみたけど、何かすっごい優しい顔で撫でてくれたしなぁ。バブるかと思ったわ。
前は何かにつけて『ひぃん!』って鳴き声あげてるイメージが強かったけど、大人になったのねユメさんったら。
「うん、大丈夫。ユメさんなら受け入れてくれるよ」
「…………随分と確信を持った言い方をするね~」
「甘噛みしてもお咎め一切なしだったもん」
「へぇ~?」
「こっちは嫉妬するんかーい!?」
せんか:たくさん!
けいけんち:たくさん!!
そうび:せいびした、げまーずいっしきのつかいどころはなかった
ふうとう:そうていがいのかずになった
あかし じゅんこ(いち)
のりもの:ふるうしあ
ぽんぽん:いっぱい
こいばな:たんのうした
はるな:やさしいめでみまもることにした