このキヴォトスという都市では学園が存在する。また学園が存在するということは"部活"というものが存在する。僕が入る部活はスイーツ部...なんだけど
フ「本当に手伝ってもらってすみません...」
シ「いえ、自分が手伝いたくて手伝ってるだけなので気にしないでください」
何故か僕は給食部の部活に参加していた。
時を遡ること数時間前…
僕がゲヘナ付近に何があるのかと思い盗賊...いやヘルメット団のいる場所を見つけつついろんな店舗を見て回っているとどうしようと悩んでいる生徒らしき人を見つけた。
シ(あの人ここで何してるんだろ、直感からしてネームドっぽいけど...)
うんスルーしよう...でもまてよ?あの人困ってるし状況によっては困ってる人をただ助けたモブAとして良いモブムーブができるかもしれない、やるしかないな
シ「あの...どうかされたんですか?」
フ「えっ...!?すみません!声に出ちゃってましたか?」
シ「いえ、なんとなく困ってそうな顔をしていたので、よかったら聞かせてくれませんか?」
フ「その...困ってると言うほどではないんですが」
話を聞くとどうやら給食部のもう一人のメンバーが風邪で欠席してしまったらしく今日がクリスマスということもありいつものような給食とともに特別なメニューを用意する予定だったらしく、その作業を一人でやるか、それとも中止するかで悩んでいたみたいだ。
フ「楽しみにしてる人にも悪いからどうしようかな〜って、先生に手伝うのを頼んじゃうのも気が引けますし...」
シ(キタッーーーー!!今こそモブの役目だ!悩んでいる人を助けるモブA!まさしくモブ!)
「じゃあ僕が手伝うよ」
フ「そんな!悪いですよ」
シ「僕一応料理もできるしさ、それにその特別なメニューとやらをみんなに食べさせてあげたいなら2人いたほうがいいでしょ?」
フ「それを言われたら...うーんわかりました。ですが無理だけはしないでください!」
無理...給食だから沢山作るという覚悟はしていたが、もしかしたら今想像してる倍は作るのかもしれない。でも受けてしまったものはしょうがない!モブとしてやり切るぞ!
となり今に至る
やり切るぞとは言ったものの思った以上に忙しい。まるで人気店でバイトしてるみたいな感覚だ。ただでさえ給食の作る量が多いのに特別メニューも作っている。これを一人でやろうとしていたフウカ凄いよ。そんな僕は今食材を切っている
フ「食材切るの上手いですね...結構料理されるんですか?」
シ「いや、ほんの少しするぐらいだよ」
ほんとは盗賊斬りまくってたとか言えない...というか言ってしまったら陰の実力者ではなくなってしまう気がする。
フ「そうなんですか...」
フウカとそんな話をしながら作業しつつある程度人も空いてきた時ガチャリとドアが空き誰かが入ってきた
ヒ「ッ〜疲れた」
フ「風紀委員長さんお疲れ様です」
ヒ「あなたもお疲れ様...?あれあなたはシド?」
シ(おーっと、ここで風紀委員長のヒナさんが来るのは予想外...そういえばヒナもゲヘナだったわ...そりゃ普通に来るよねここに、)
「風紀委員長さんこんにちは」
ヒ「前にヒナでいいと言った気がするのだけれど何で戻ってるのかしら...まぁいいわ」
フ「よかったら食べていきます?用意していますよ」
ヒ「そうね、じゃあお願いしようかしら」
フ「わかりました!シドさんはここで休憩しててください」
シ「ではお言葉に甘えて」
そう返事した後フウカはヒナの食事を作りに厨房へ向かっていった
ヒ「そういえば何故あなたがここに?」
シ「ゲヘナについて色々知ってみたいなと思って散歩してたんだけどその時に会って、悩んでそうだったから僕の方から話しかけて給食部の手伝いをしていたんだ」
(半分本当で半分嘘だけどね)
ヒ「ふーん...あなたピアノだけでも凄いのに料理もできるのね」
シ「どうも」
ヒ「もしかして書類整理とかも出来るのかしら、出来ることならゲヘナの手伝いもして欲しいところなのだけど...」
シ「遠慮しておくよ」
ヒナ「見るからに嫌そうな顔してるわね...気が向いたらでいいわ、よかったら手伝いに来て色々大変で人手が足りないの」
シ「検討しておくよ」
その後フウカがヒナに食事を持ってきて、ヒナが食事を終わらせたあと片付けなどをし、フウカと別れたあと寮に向かった。
シ「さてと、久しぶりの盗賊狩り!いやヘルメット団狩りか...昼間に目印つけといたからささっと行ってささっと帰りますか」