イオリの体温でお鍋炊きたい   作:糖分ピーチ

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今回は低俗な下ネタギャグ系イオリです(?)
少々人を選ぶかも。
なぜか柴関ラーメンが復活してる謎時空です。
イオリかわいい


勘違いにも程がある

 

 「いらっしゃいませー!!おひとり様ご来店〜!」

 

 和風な建物の暖簾をくぐり、店内へと足をひとつ進めただけで、情熱と愛を感じる最高のラーメン屋。柴関ラーメンへと今日私はやってきていた。いや、別に私が情熱と愛をこの店に感じてる訳じゃなくて、先生がそう言ってた。

 

 「げっ!あんたは………!」

 

 「ん?」

 

 「い、いや………か、カウンター席でよろしいですか?はい。ではこちらの席へどうぞ…………」

 

 まぁともかく、なんで私がこの店に来たかと言うと、前に先生に連れてこられた時に意外と美味しくてハマっちゃったってだけの、つまらない理由なんだけど。

 

 「ご注文はお決まりですか……?」

 

 「えーっと。じゃあこの塩ラーメン新玉ねぎトッピングをひとつ」

 

 「かしこまりました〜少々お待ちくださーい………」

 

 なんだかやけにビクビクしている猫耳と長いツインテールをこしらえた見覚えのある謎の店員にラーメンを頼み、数分が過ぎた頃、モモトークで先生にこの店に来た事を話してみようかな。なんて考えていると、後ろのテーブル席に店の大将が客と談笑をしていた。

 

 (おいおい……なんで私のラーメン作らずに呑気に話してるんだ………少し文句でも言ってやろう)

 

 「おい!おま………」

 

 「いやー!!お客さん達あの量のラーメン全部飲み干しちゃうなんて律儀な性格してるねぇ!!」

 

 (あの量のザー※※全部飲み干しちゃうなんて律儀なセッ※スしてるねぇだって……?!)

 

 嘘だろ……?公衆の面前でそんな……見損なったぞ大将!!………そうか!シャーレだからって先生の目の前では良い人のフリをしていたんだな!!許せない!

 

 ガシャンッ!!

 

 「どういうことだお前!!説明してもらうぞ!」

 

 「うわっ!」 「なんだ!?」「喧嘩か?!」

 

 周りの客が驚いてるが関係ない。今はこの店主と、あんな…………話をしている客に注意しないと!!あんな………ん?この客、見覚えが………いや、いやいやいやこいつどう見ても先生だ!!

 

 「先生!?それにそっちはアビドスの!」

 

 「イオリ……?どうしたのいきなりそんな大きな声を出して?」

 

 「ん、あなたは確か……ゲヘナの風紀委員の………」

 

 「ど、どうしたお客さん?!なんかまずいことやっちまったか?」

 

 「えっ、えっと……し、塩ラーメンお待ち………です」

 

 あっ、この店員もそういえばアビドスの人だ。

 

 

※※※※※

 

 今日の柴関ラーメンにはひとつ、異様な雰囲気に包まれた一角があった。そこには4人、シャーレの先生である私、ゲヘナの切り込み隊長に加え、アビドスの対策委員会からシロコと運悪くバイト中で巻き込まれてしまったセリカ。

 

 「あの、私バイト中………」

 

 「うるさい黙れ!!」

 

 「えっ」

 

 「そんなことより先生!さっきのあれはどういうことだよ!!」

 

 「さっきのって……?」

 

 「それは……えっと………その、二人が汁を………飲み干したって……あの…ックスの……あぁもう言わなくてもわかるだろ先生!!さっき大将と話してたんだから!!」

 

 激しい剣幕でまくし立てるイオリに指を刺され、厨房の大将がビクッとしている。イオリは、一体何の話をしているんだ?ふむ………考えてみよう。

 

 ックス……?なんだ?まさかイオリがそういう下ネタを口走るとは思えないし………汁?いや、待てよ……!

 

 ックス→ソックス→イオリのソックス!!

 

 イオリのソックス+汁→イオリの蒸れ蒸れソックス!!

 

 「そうか………そうだったのかイオリ……!」

 

 「は?なっ、何がだよ!」

 

 「安心して、多分それは勘違いだから。私はイオリにしかそんなことはしないよ」

 

 「えっ………い、それは、よかった………いやよくない!どうせ適当言ってるだけなんだろ!その手は食わないからな!」(あれ……?先生私にはしてくれるのか……??)

 

 うん。イオリは自分の以外の生徒がソックスを食べられてると思ったんだよね。大丈夫だよ。私はイオリソックスでしかスティックパンを作ってないよ。

 

 「本当だよイオリ、信じて欲しいな」

 

 「信じていいんだろうな………」

 

 「ん、二人とも一体なんの話しをしてるのか教えて欲しい」

 

 「ホントよ……ていうか私ここに座ってる意味あ──」

 

 「あっ!そうだイオリ!この後シャーレに寄ってかない?」

 

 「え、いやなんで私が……」

 

 「この後見せてあげるよ!イオリで作ったコレクション!!」

 

 イオリも他の生徒のスティックパンがシャーレに無いって分かれば溜飲を下げてくれるに決まってるよね!!

 

 「こ、コレクション!?まさか先生……!」(私にお酒でも飲ませて……!)

 

 「は、早く見せろ!!その……コレクション!」

 

 「もちろんだよ!さぁ行こう!」

 

 イオリが興味津々で私も嬉しいな!早く帰って見せてあげよう!

 

 「あっ、ちょちょっと待ってよ!どういうこと!?あっ…………行っちゃった」

 

 「ん、まぁセリカもこの塩ラーメンを食べて落ち着くと良い」

 

 「どうしてシロコ先輩はそんなに落ち着いてるの……?」

 

 キヴォトスはまだまだ平和




機動戦艦ナデシコっていう作品の同人誌からセリフを少し参考にしてるんだけど、多分誰も分からない。
それはそうと、ヒエロニムスが倒せない。なんだあのハイレグ無限増殖シスターは。倒せんぞ。早くエデン条約編のラスト見させてくれ。
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