食戟のオリ主   作:LUCAリオ

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長いです。今まで一番



遅れてやって来たオリ主

えりな様の食戟を見てから数日が経った……。

 

あれから俺はひたすらに料理の勉強をしている。

全てはえりな様、いやえりなとあ~んなことやこ~んなことをするためだ。

 

俺は絶対にえりなに「ひゃっ!?苦い……けど悪くないわ。神の舌が…もっと欲しいって言ってるもの…」とか言わせてやる!

 

待ってろよ!薙切えりな!

 

 

 

 

 

……何か大切なことを忘れているような気がする。

なんか絶対にしなきゃいけないようなことを忘れてるような…。

 

 

~ソーマサイド~

 

放課後、田所からこの学園にはなにやら研究会という所謂部活動のようなものがあるのを聞いた。

 

ちょうど新作の丼料理が欲しかったところだったのでさっそく田所と丼研究会に見学に来た。

 

 

だが中にいたのは燃え尽きたジョーもどきだった。

 

「悪いけど帰りな……もうじき丼研は潰される運命だからよ」

 

ええ~~~~………。

 

 

 

 

話を聞いてみるとどうやら丼研は薙切のやつに目をつけられたかしく、薙切から送り込まれた刺客 水戸郁魅と食戟せざるおえない状況にあるらしかった。

 

そんな話をしているとやって来たのは色黒のギャルっぽい女。

 

こいつが話に出てた水戸ってやつか。

 

丼研の部長をめちゃくちゃ威圧してやがる。

 

今日たまたま見学に来たばかりとは言え、丼研が作ったメニューを見てたら潰すのにはおしいと思った。

 

だから…俺は。

 

「先輩、その食戟俺に任「うぇーいうぇいうぇい。ちょーと待ったぁ!」」

 

……この声はまさか

 

 

~中條リョーマサイド~

 

危なかった……。

ついつい忘れてたぜ。このイベント。

走ってきたからギリギリ間に合ったみたいだ。

 

ソーマには悪いが、肉魅は何としても俺のハーレムに入れたい人材だ。

ここでソーマに惚れてもらったら困る。

 

だから…!

 

「部長さん、ソーマ、この食戟俺にやらせてくれ」

 

「おい!リョーマ!いきなり出てきて何いってんだ!? 俺がそいつと戦るつもりだったんだぞ!」

 

「……お前誰だ!?」

 

獲物を横取りされて怒るソーマにもっともな質問を、俺に投げ掛ける丼研部長。

 

「俺は中條リョーマだ。どうしても水戸と戦いたいんだ。頼むよ」

 

律儀に自己紹介も挟みつつソーマに対して90度おじぎをする。

 

いつものふざけた感じではない俺の様子に面食らったのかソーマは押し黙る。

ハーレムがかかってるからふざけられないんだ!頼むソーマ!

 

「あっ!?」

 

田所ちゃんの何かに驚いたような声にびっくりしてしまい、思わず下げていた頭を上げる。

 

「ソーマくん、ソーマくん!」

 

田所ちゃんは顔を少し赤に染めながらソーマに耳打ちする。

耳打ちの割には声がでかいんですけど…田所ちゃん。

 

「どうしたんだよ田所」

「どうして中條くんが、今回の食戟やりたいのかわかったの!」

「マジか!?何でなんだ?」

「水戸さん、薙切さんが送ってきた人なんでしょ!?なら今回の食戟は薙切さんもきっと見に来るはずだよね!?」

「ああ……確かにそうだけど……」

「じゃあ一緒に来るはずだよね!あのちょっと名前忘れちゃったけど、薙切さんの秘書の人!」

「まさかリョーマのやつあの秘書の子にいいところを見せるために……?」

「絶対にそうだべ!!ね、ねソーマくん中條くんに食戟させてあげようよ!」

「お、おう。何か田所テンション高いな」

 

 

 

どうやら話し合いは終わったみたいだな……全部聞こえてたけど。

まぁ田所ちゃんのおかげでソーマは座を譲ってくれるっぽいし感謝だな。

 

「てことでリョーマ! お前に譲ってやる。そのかわり絶対に勝てよ!」

「んだんだ!頑張って!」

 

さっきからちょくちょく思ってたけど田所ちゃん方言出てるんだけど。カワイイんだけど。

 

「話し合いは終わったか?まぁ誰が出てもアタシが勝つことは無理なんだけどな!」

 

……肉魅ちゃん、わざわざ終わるまで待っててくれたのかよ優しいな、オイ。

けど挑発には挑発で返すのが俺の美学。

 

「悪いな待たせちまって。まぁあんたにはソーマが出ても俺が出ても勝てると思うんだがな」

 

「なんだと!? って今気付いたけどあんた、 あのえりな様の秘書の………ええっとあの人に告白してた編入生か」

 

さっきから思ってたんだが秘書子ちゃんの名前覚えられなさ過ぎだろ。

なんでえりな様のお付きの肉魅まで名前知らないんだよ。

 

「あんた…他人の食戟にしゃしゃり出てくるなんてずいぶん自信があるんだね」

 

「まぁ、あんたにハンデ付けて、肉料理で勝負しても勝てるくらいには自信がある」

 

ピキリ

あ、肉魅ちゃんキレた。

 

「んじゃてめえ、あたしに負けたら…遠月から出ていくか?」

 

キレた肉魅ちゃんは俺の顔に顔を近づけてドスをきかせてそう言ってきた。

 

なまじ顔がカワイイから全然怖くない。

むしろ思わず、近くにある肉魅ちゃんにキスしそうになった自分が怖い。

 

俺が自分の身に宿るうちなる犯罪性に恐怖していると何を勘違いしたのか肉魅ちゃんは

 

「けっその度胸もねえならでかい口叩くんじゃねえよ」

 

と言ってきた。

 

このまま意気地のない男だと思われたら嫌だからちゃんと反論しとく。

 

「べつにいいぞ」

 

「はぁ!?」

 

「その代わり俺が勝ったら、お前には丼研に入ってもらうぜ……丼研に迷惑かけたお詫びってことで丼研で丼文化の発展に協力しろ」

 

俺が肉魅ちゃんと戦う時点で原作解離は著しいが、できるだけそれ以外は原作に近づけとかないとな。

 

「本気であたしに勝つ気かよ…」

 

「当たり前だろ」

 

「面白い。じゃあお題はそっちに譲歩してやるよ!

メイン食材は肉、作る品目は丼。開戦は予定通り、三日後だ」

 

そう言うと肉魅ちゃんは出ていった。

 

 

 

 

 

「んで、どうする気なんだよリョーマ?」

 

「そうだよ!中條くん!いくらいいところ見せたいからって退学までかけちゃって!……勝算はあるの?」

 

「その嬢ちゃんのいう通りだ。助太刀の件に関しては感謝感激だが、果たして勝てるかどうか…」

 

ソーマと田所ちゃん、部長から聞かれた。

部長いたんすか…。空気になってたから気付かなかった。

 

まぁこの三人が敵である肉魅ちゃんにチクるとかそんなことしないだろうし、言ってもいいだろう。

 

…それに言ったところで肉魅ちゃんには何も出来ないだろうしな。

 

 

「ああ。俺は今回の勝負、『これ』を使おうと思う! 」

 

「「「こ、これは!?」」」

 

はい、テンプレありがとね。

これとは言うけれど決してその正体を言わないテンプレありがとね。

 

「これを使うのはわかったが、それでどうするんだ?」

ソーマが聞いてきた。

 

……ええっとその……

 

「それは考えてない!」

 

「考えてないの!?」

ガビーンという効果音がつきそうなほど驚く田所ちゃん。カワユス。

 

「まぁ三日あるし大丈夫だろ」

 

「だよな、ソーマ!」

 

「乗り掛かった船だし、俺達も手伝ってやるよ。な、田所!」

「うん!ソーマくん!」

「俺は助けてもらう側だからな!当然手伝うぜ!」

 

 

本当は一人で戦いたいんだが、俺のためにここまで言ってくれる三人の申し出を断ることなんで出来ない。

 

「頼むぜ!」

 

 

なら、この四人で俺が一人で思い付いたであろう料理よりももっともっとすげえものを作ってやる。

 

さぁ戦闘準備だ!




一番長いです。
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