ここからはハイペースで投稿していきます。
料理描写のツッコミはあると思いますが、勘弁してください。
「おい編入生!あんたみたいな雑魚には一生使えない食材を見せてやる、これが究極の肉だ」
食戟が始まった途端に肉魅がでかい肉を出してきて話しかけてきた。
うまそうな肉だなぁ……。だが俺的には究極の肉はおっぱいなんだよな~。
A5とかランク付けされてるような牛肉よりも小さいのも大きいのも等しく価値がある乳肉の方がすんばらしいよね。
下らないことを考えていたら肉魅ちゃんは解体用のクレーバーナイフを持ち出して肉を丁寧に切っていく。
観客たちはその光景に圧倒されて、肉の美しさに感嘆の声すら漏らしていた。
……俺には誰も注目してないみたいだ。
悲しくないよ。全然悲しくなんかないんだよ。本当だよ。
それにすぐにこっちを見てくれるようになる。
この世界にやって来て初めて考えたのはまぁエッチなことだった。
そして次に考えたのは………母親が若くてキレイだなってことだった。
ほんで……ええっとまぁ何番目にかは忘れたが、俺は考えた。
得意料理をどうするかだ。
ソーマたち登場人物はみんな得意料理が存在する。
ソーマはアイデア
田所ちゃんは心遣い
肉魅ちゃんは肉
吉野はジビエ
榊ちゃんは塩麹
などなどだ。
だったら俺はどうするか……
その時に俺は昔読んだあるマンガを思い出した。
そこでは五感を奪えばもうテニスはできないとあった。
いいじゃんそれ採用!
五感
人の感覚全てを揺さぶり魅力するような料理を作ればいいんじゃないかと。
残念ながら未だに五感全てを揺るがすようなのはできないが、ていうかできたら無双チートだが、それなりにはできるようになってきた。
まぁ主に調理時に…だがな。
料理自体には全然ダメダメだ。
そうこう考えている間に肉魅ちゃんも一段落すんだみたいだし、そろそろ俺も仕込みは終わった。
さぁ行くか。
クソデカイ中華鍋に油をひいて……玉子、米、具を入れてーー
一気に
一気にアオる!
轟っ!!
観客たちの声が聞こえる
「何だ!?すげえ」
「あの鍋めちゃくちゃデカイじゃねえか!」
「編入生すげえ!」
「中條く~んかっこいいよお」
「あん、濡れるわぁ」
「ふっいいケツしてやがるぜ」
だから最後のやつはいったい何なの!?
怖いよ。
注目はいっきにこちらに集まる。
ーー視覚
仕上げに白ごま油を入れる。
白ごまは食欲を誘う香りだ。
「うひょーやべえ腹減ってきたー!」
「匂いがすげえようまそ!」
「いい匂い//」
「美味しそうだなぁ~」
「ケツ、ケツケツ」
ーー嗅覚
この試合は誰から見ても俺には勝ち目がないと思われていた試合だったらしい。
みんな水戸郁魅の料理を見るために此処に来たようなものだった。
だけどもう
もう誰も水戸郁魅を見てはいない。
だがしかし、まだここでは終わらない。
フライパンで肉を焼く。
もちろん下準備はすでに済ませている。
重要なのは仕上げだ。
最後にブランデーを振り掛けると炎がボウッと上がった。
ーー視覚
肉を焼くときに俺が今したように酒をかける行為の本来の目的はここにある。
ーー嗅覚
香り付けである。
調理終了。
それと同時に
「それまでー!これより審査に入ります。両者品を前へ!」
制限時間がきたようだった。
麗たんかわゆす。
「まずは水戸さんの料理から披露!」
A5和牛のロティ丼
敵の料理だけどうまそうだな………おい。
審査員の人たちからもそこそこ反応はよかった。
どや顔しててちょっとムラッときたのは内緒だ
そして次は俺の番だ。
「なぁ編入生いったいどんな料理作ってたんだろうな」
「ん?チャーハンと肉だろ。見てたら分かるじゃん
「えーでもさ、今回は丼がお題だよ。チャーハンってありなの?」
「いいじゃんイケメンなんだから」
「そうだそうだ!イケメンでいいケツなんだ!」
みんなざわざわしてた。
あと最後のやつはネタを引っ張りすぎてマジでうざいから止めてくれ。
……強がっただけで本当は怖いのは内緒だ。
というかさっきの五感料理前座幕のおかげでみんな注目してたみたいだ。
「はい~中條さん、題して何丼でしょうか?」
麗たんが話しかけてきたきた。
いい匂いがした。こ、これは処女の香りがプンプンするぜ!
「ん~シンプルに肉丼でお願いします」
「と、ところで中條さん。ご飯の部分がチャーハンになってたような気がするんですが…」
「うん。チャーハンだよ」
「えーとそれって今回のお題的にありなんでしょうか…」
「まぁ、食べてもらえればわかると思いますこれはあくまで肉メインの丼だって」
「そうですか、それでは実食です!」
「ふむぅ肉丼ですか…ちゃんと丼になっているのかは不安ですが、私チャーハンが食べたくて食べたくて…」
「匂いがたまりませんでしたしねえ。あれは一種の兵器みたいなものですよ」
「さっそく頂きましょうか」
三人の審査員たちは同時に肉丼を口にし…
そのままがつがつと食べていく。
「こ、これはうまいぞ!肉の柔らかさとソースの旨さもそうだが、それよりも注目すべきはこの肉と調和するチャーハンだ!」
「これは梅ですね。チャーハンに少し梅を加えていますね。しつこさがあまりない。」
「これは間違いなく丼だ!……しかしこのチャーハン、梅以外にも何か…これはいったい!?」
みんな食べながら解説してくれている。
仕事熱心なのはいいけれど、口のものは無くしてから喋ろうね。
審査員の一人の女の方は美しいから全然いい、というかむしろエロいが男二人はキモいからね。
……ところでこれはフリだろうか。
ソーマでよくある、「こ、これはいったい!?」「それは……を使ったんだ」みたいなやつを俺に求めているのであろうか…。
まぁ取り敢えずやってみよう。郷に入っては郷に従えだ。
「それはこれ、しそを使ったんだ!」
「な、なるほど、これと梅がパーフェクトハーモニーを作ってチャーハンを濃い味の肉と調和させていたのか!」
ちなみにちょっと前にソーマや田所ちゃん、部長に見せたのもこの食材だ。
ふみ緒さんから余ったからといってもらったのだ。
…ありがとうふみ緒さん!
「もう食べ終わってまいました!おかわりはないですの?」
審査員の紅一点、蔵木滋乃が言ってくる。
「どうぞ」
二秒でお出しする。
「わ、わしにも頼む」
「ぼ、ぼくにも!」
めんどくさ…
しぶしぶ出してやる。
ちらっと見てやると肉魅ちゃんは固まっていた。
だから声をかけてやる。
「ご飯はどうするんだろって思ったんだ。肉魅ちゃんがいい肉使うって聞いたときからさ♪」
「強い旨みにまた強い旨みをぶつけたらしつこくって仕方ない。だからこその梅しそチャーハンだった」
まぁ五感料理を行うためにはチャーハンじゃないと難しかったというのは内緒だ。
「肉魅ちゃんの丼は丼じゃあない。肉とガーリックライスだ」
「……だまれ…」
「ん?」
「んな屁理屈こねたってあたしの高級肉に敵うわけがねえんだ!」
「そこまで言うなら食べてみな」
そう言って俺は肉魅ちゃんに丼を差し出す。
…こんなとき、ソーマはおあがりよって言うんだよな…。
俺もキメゼリフ欲しいなぁ…。思い付かんしな…。
肉魅ちゃんが丼をかっこんでいた。
やだ、超エロい。
食べさせている俺にはわからんがどうやら肉魅ちゃんはソーマの描写特有の実食トリップしているようだ。
こっちから見たらわからないから気でも狂ったのかと思う。
それでも肉魅ちゃんは可愛いけどね。
肉魅ちゃんが涙をポロリと流したとき勝敗は決した。
「勝者は、中條リョーマ!!!!」
おしっ何とか勝ったか。
ここで負けたら終わりだしな。
ちらりと上で見ていたえりな様と秘書子ちゃんを見ると、なんとも微妙そうな顔をしていた。
よくわからないがなんだか、うれしいのか困るのかどっちかっていう感じだ。
数秒目があった後、えりな様は肉魅ちゃんの方をチラリと一瞥して去っていった。
その少し後に秘書子ちゃんが続いたが、こっちをチラッと見て、あっかんべーしてきたのには驚いた。
可愛すぎて一途になっちゃいそうになったからだ。
まぁとにかくそれは置いといて、肉魅ちゃんを慰めてフラグ建てときますか!
そんなこんなで俺の初めての食戟は終わったのだった。
長いですね今までで一番。
遅くなったおわびです。