食戟のソーマという作品はジャンプで連載されている料理マンガだ。
だか料理マンガといってあなどることなかれ。非常にアツいシーンがいくつもある。
一番はまぁ言わずと知れた四宮先輩との食戟の流れのところだ。おそらく大多数の人もあそこだろう。
ほかにも好きなシーンがいくつもある。おそらく二位以下はそれぞれの読者によって違うだろう。だが、俺にとっての第二位は編入生挨拶でソーマが生徒たちに踏み台発言をしたシーンだ。
という長い前ふりがあったわけだが…………
「おらでてこいや編入生!」
「誰が踏み台だ。調子こいてんじゃねーぞ!」
「ぶっ飛ばしてやる!」
「やーてやるですよ」
「コロスぞごらぁ!」
はい、今ソーマが挨拶し終わったところです。本当にありがとうございました。次は俺の番です。
……………こんな流れで俺挨拶できると思うか?
「おい!中條リョーマ!早く挨拶してこい!」
「秘書子ちゃん……鬼だな……」
「秘書子ちゃん言うな!大丈夫だ。問題ない」
「いやいや。問題あるでしょ。これ確実に俺関係ないのに滅多くそに叩かれるよね。殺されそうなんだけど」
「ふんお前がどうなろうとどうだっていい。それよりも時間が押してるからいってこい!」
そう言って秘書子ちゃんは俺を控えのスペースから無理やりに壇上に押しやった。
くそ。俺に対する秘書子ちゃんのアタリがきついな。いつか絶対に俺にメロメロのエロエロにさせてやるからな!
そして俺が壇上に上がってもソーマに対する罵声は止まない。というか編入生という共通点だけで俺を罵倒しはじめた。ていうか俺なんで受かってんだろ?ま、その話は今はいいや。
「おい、アイツも編入生だろ!」
「さっきの野郎とおんなじくそ野郎に違いねえぜ」
「いいケツしてんじゃねえか」
「ぶっ飛ばすぞごらぁ」
「遠月生なめてんじゃねえぞ!」
だってこんなんだし。
うわぁとりつくしまもないじゃん。
ま、自慢じゃないけど俺が壇上に現れたから女子生徒の怒りは少々治まったみたいだけどな。イケメンでよかったー。
てかさ、
モブ男子生徒がさわぐせいでなんも話せねえ…。
言ったのはあくまでソーマであって俺じゃないんだからさ一旦落ち着こうぜ。
俺の家の近所に住んでる外人の神父の人は言ってたぜ。「落ち着きたいときには素数を数えるんだ」って。
ま、その話は今はいいとしてぶっちゃけ何話そう。
今の俺は壇上に立っている。だけどまだまだモブは落ち着きそうもないから話す内容はまだ考えられる。
案は2つある。
1つ目はソーマと同じくみんなを挑発するって案だ。これのメリットは主人公限定イベントフラグが立つってことだ。そしてデメリットは…まぁみんなに嫌われるってことだな。
2つ目はまぁなんかいい感じのことを言うってことだ。これのメリットは女子に好かれる可能性が上がるってことだ。ただしこのやり方じゃあモブ女子のみだろう。主要女子にはこのやり方じゃフラグは立たない。
顔と料理の腕だけじゃモブしか落とせないってことだ。
俺の夢はあくまでハーレムを築くことだ。
ISとかハイスクールD×Dとかいかにもっていう作品じゃなく、食戟のソーマっていうハーレムを作れなさそうな作品でハーレムを作るってことだ。
そうなればここはいっそ1の案を実行して、主人公フラグを立てておくか?
いやだが原作ではソーマはハーレムを作れていない。
ここでソーマと同じ行動を取るのはむしろ悪手。
くそ!いったいどうすればいいんだ!
ん待てよ………食戟のソーマ。
食戟のソーマ。
食戟…………。
そうかわかったぞ!
食戟。
もしかしたらもしかしたらだが、食戟を使い勝てば、合法的にハーレムつくれるんじゃね………?
俺の退学と引き換えに恋人になるとかいう食戟を組むことによって合法的にハーレムを増やす。
いける!これはいけるぞ。
そうとなればこんな編入生挨拶なんてどうだっていい。
俺のすべきことはヒロインズに食戟を申し込み、受けさせることだ!
肉魅は丼研のくだりでフラグ回収するとして、えりな様はどうする?
確実に秘書子ちゃんに邪魔されるだろう……。
いや…あえてそれを狙うか。
えりな様に食戟を申し込む
秘書子ちゃんがキレる
俺と秘書子ちゃんの食戟
俺が勝つ。秘書子ちゃんは恋人に
えりな様さびしい
えりな様が俺に食戟を申し込む
俺が勝つ
ハーレム
ここここここれだ!!!
まぁとにかく俺のすることはまず秘書子ちゃんに食戟を申し込み勝つことだな。そうして「秘書子ちゃんと恋人になってやる」
ざわっ
ん?
「あの編入生やるな」
「ああさっきの奴とは違うみたいだな根性あるぜ」
「いいケツしてたのによ」
「大胆だなぁ~」
あれちょっと待って。そんなテンプレ今時ないだろ。
「「「「「まさかこんなところで公開告白するなんて」」」」」」
あちゃ~テンプレったよ。思考の都合のいい部分だけ口にでちゃうあれしちゃったよ~。
マジどうしよ。