食戟のオリ主   作:LUCAリオ

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なんかオリ主がカッコよくてウザイかもです。


早すぎる邂逅

前回公開告白っぽいことをしてしまいました。オリ主の中條リョーマです。

 

あのあとの話なんですけど、すぐに顔を真っ赤にした秘書子が壇上に現れ、俺を控えスペースへと引っ張っていきました。

 

そして今、秘書子ちゃんと話してます。

 

「な、ななな、何を考えているんだ!?お前は」

 

くっ! また答えずらい質問を。

そんなの俺にだってわかんねえよ。オリ主特有の都合のいい失敗をしただけなんだ。

言うならばそう神のイタズラってやつだ。

 

だが俺はその神のイタズラさえもフラグに変えてみせる。

 

「イヤーすまんすまん。なんかその心の中にある本音ってのが出ちまったみたいだ」

 

ここでする敢えての好意の明言これにこそ意味がある。

 

「んなっ!?なっなっな!?の、のわああああ」

 

奇声をあげながら秘書子ちゃんは走り去って行った。

早いな、世界獲れるよあれ。

 

照れてる顔可愛かったなぁ…………。

おっといかんいかんハーレム築こうとしてるのに思わず一途になりそうになったぜ。

 

 

 

 

 

ま、そのあとの始業式は何事もなく終わったらしい。

 

らしいと言うのは俺はあのあとの始業式には参加していないからだ。

えりな様と話してたからな。

秘書子ちゃんのどこが好きなのかとか照れながら聞いてきたよ。

恋の味を知らないえりな様には人のコイバナは非常に興味深いらしかった。

 

 

 

 

 

 

 

遠月茶寮料理學園授業実習棟三階304教室

 

「いや~さっきのお前の挨拶すげー面白かったぞリョーマ」

 

「いや、お前のほうが凄かったから。まあ悪い意味でだけどな」

 

「二人ともだよ~(泣)」

 

始業式の後、俺とソーマ、そしてソーマのペアである『食戟のソーマ』の中の良妻である田所恵ちゃんはこの教室に来ていた。

授業があるらしい。

 

そう言えば原作でもそうだったよね。確かなんとかいうフランス料理作らされるシーンだ。

 

「そう言えばリョーマのペアの奴は?」

 

「ん?ああまだ着替えてるみたいだな。っと来たみたいだぜ」

 

原作ではこのシーンでまだ出てなかったからな。でもまさか同じ授業受けてたとはな。知らなかったぜ……

 

「よお遅かったな。葉山アキラ」

 

「ああ悪いな中條」

 

なんでフルネームでよんでんだ?と葉山は続けて言ったが、そのセリフを俺は敢えて無視した。

 

いや仕様だよ。こういう場面ではフルネームでよんだほうがなんかかっこいいからだよ? わざわざ言わそうとすんな恥ずかしい。

 

葉山も入れての四人で話そうとしてたら「注目。おはよう若き見習い達よ」

 

来たみたいだな。

遠月学園講師フランス料理部門 主任 ローラン シャペル

確か通称笑わない料理人……だっけか?

 

あ、シャペル先生が来てのを見て田所ちゃんが絶望的な表情してる。そう言えば退学寸前だったな。

 

「厨房に立った瞬間から美味なる物を作る責任は始まる。それには経験も立場も関わりはない……私の授業ではAをとれない品は全てEと見なす。覚えておくがいい」

 

シャペル先生はキメ顔でそう言った。

それ聞いて田所ちゃんはさらに絶望的な表情になった。

やだ、かわいいんですけど。

けど田所ちゃんはソーマの嫁でいてほしいから手は出せないしな~

 

「本日のメニューはブッフブルギニョン。フレンチの定番といえる品だが一応レシピを白板に記しておく。制限時間は2時間!完成した組から申し出なさい。では…始めるとしよう…コマンセアキュイール」

 

え?コマンセ……なに? フランス語? そして何で皆も動き始めてんの?フランス語理解してんの? さっきのどういう意味なの?

 

「何やってんだ? 中條。さっさと終わらせちまおうぜ」

 

「おう! いや~初授業だからさ緊張しちまって」

 

ま、さっきなんて言ったの?とか聞くのダサいし、まぁいいでしょう。

 

「ん?お前は緊張なんてするような柄じゃないと思うんだが……まぁいいか。俺はソースとか作る。お前は仕込みを頼む」

 

「んにゃ、了解。やっぱスパイス使いは味付け好きなんだな♪」

 

何気なく言ったセリフに葉山はピシリと固まった。

なして?

 

「俺、お前に俺がスパイス料理を得意にしてるって言ったか?」

 

あ、そのことですか。内部進学生ならまだしも会って間もない俺が知ってるわけがないからな。普通なら………。

 

ただ、まぁ生憎俺は普通じゃあない。

原作知識にイケメンフェイスはもちろんのこと。

神から与えられた料理に関する絶対的な才能がある。

そして、その才能を引き伸ばすために、小さいときから日々研鑽していた。

ずっとずっとずっとずっと頑張ってきたんだ。

俺をハーレムハーレム言ってるバカオリ主とでも思ってたかよ?

確かにそれも俺の一面だ。だがそれは俺の一面でしかない。

この世界に生まれて、俺は1人の料理人になった。

ハーレムを目指すのは俺の夢だが、その大前提として料理人として俺は頂きを目指す。

 

 

 

俺が世界最強になる

 

 

 

そんな俺が原作知識だけじゃない、匂いで、純粋な俺の嗅覚で、お前がスパイス使いだとわからなかったと思うのか?

 

 

「わからねえわけねえだろ。そんなにプンプン匂いさせんだ。なめてんのか?」

 

「ふふっ。これは驚いたな。ここは厨房……様々な匂いがはびこる場所だ。どこか違う場所ならまだしもここで俺がスパイスを使うことを知ることができるとはな」

 

「おう、驚け驚け。これが中條リョーマだ」

 

「おもしろいな、中條。お前からは強者の匂いがするぜ」

 

「褒めてくれてありがとよ。けどよ上から目線は気に食わねえな葉山。言外に俺のほうが旨いって言ってるように聞こえるぜ」

 

「そういう風に言ったのさ」

 

「上等だぜ、っと。なら先にとっとと片付けちまおうぜ。怖い鬼さんが睨んでやがる」

 

葉山は俺が向けた視線の先のちょっとキレてそうなシャペル先生を見てニヤリと笑い

 

「そうだな。そうしたほうがよさそうだ」

 

 

 

轟!!!

 

 

 

「中條、葉山ペアAだ」

 

「うす」

「はい」

 

ま、当然の結果っちゅうやつだな。

 

「ただ、厨房で喧嘩はやめなさい」

 

「「すいませんでした」」

 

 

その20分後くらいにソーマと田所ちゃんもAもらってました。

 

 

授業も終わったので皆で仲良く後片付けしてます。

 

「す、すごかったよソーマくん。ありがと」

 

「いいってことよ!これからよろしくな田所」

 

ソーマと田所ちゃんはイチャイチャしてます。ハゼロ。

 

「おい中條。お前も目指してるんだろ?」

 

心の中で呪詛を唱えていると葉山から話しかけられた。

けっ。俺は葉山とのトークかよ。まぁ暇だし乗ってやるか。

 

「目指してるってなんの話よ?目的語をつけなきゃわかんねえよ」

 

 

「わざわざ言わなくてもわかってるだろ。

遠月のてっぺんを、だよ」

 

まぁわかってたけどよ。それにしても葉山、お前小っちぇな。あまりの小ささに思わずハオ様の十八番奪っちまったよ。

 

遠月のてっぺん、そりゃ獲れたろすげえだろうさ。遠月のてっぺんってことは同世代のてっぺんだもんな。

でもよそれってあくまで同世代のてっぺんってだけなんだぜ。

世界に羽ばたいてる卒業生たちを越えたいとは思わねえのかよ?

親父を越えたいっていうソーマを見習えよ。

 

さっきも心の中で言ったけどよ。次は口にだして言ってやるよ。

 

「んなもん目指してねえよ。俺が目指すのは世界最強、ただそれだけだ」

 

それを聞いた葉山は一瞬驚いたような顔をして、そして笑った。

 

「やっぱりお前はおもしれえ中條リョーマ」

 

 




長いな…。よく頑張って書いたよ俺は。
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