千頭遊助という決闘者 作:光宙
俺の名前は"
そんな俺は田舎でじいちゃんと2人で暮らしてた。じいちゃんは元プロデュエリストだったらしいけどとある事件をキッカケに引退してしまったらしい。事件について詳しくは教えてくれなかったし俺も深くは聞かなかったから詳しくは知らなかった。けどそんな事どうでもいいぐらいに俺はじいちゃんが好きだったし尊敬もしていた。
たった1人の家族だったのもあるけど1番の理由はじいちゃんが俺の運命を変える出会い、「デュエルモンスターズ」を教えてくれたからだ。俺はデュエルにドップリハマるとじいちゃんや村の人達と毎日デュエルに明け暮れた。
今では村では敵なしのデュエリストになった俺だけど最後までじいちゃんに勝つことはできなかった。
俺の唯一の家族であるじいちゃんもつい先日亡くなって2度とデュエルする事が出来なくなってしまったからだ。
じいちゃんの死ですっかり気落ちしてしまった俺は家に篭って遺品整理をしていると引き出しから40年前の新聞を見つけた。
そこにはじいちゃんが元デュエルキングだったこと、そして八百長によってプロデュエリストの資格を剥奪された事が記載されていた。
「そんな…そんなわけない!」
あんなに強いじいちゃんがそんな事をするわけがない。俺は新聞を破り捨て一つの決意を固める。
「俺がデュエルキングになってじいちゃんこそが世界一のデュエリストだった事を証明してやる…!」
そうして俺はじいちゃんのデッキを受け継ぎ生まれ育った村を出てハートランドへ移住する事を決めた。
「ついに着いた!ここがハートランド…すげぇ、建物がどこもデカいし人もいっぱいだな!」
まずは目的地である学校の寮へと向かおうとするも都会の景色に目移りしてしまい気づけば人気の無い場所へと出てしまった。
(参ったなぁ、ここ何処だろ)
ひとまず駅前まで戻ろうと周辺を散策していると小学生ぐらいの男の子からデッキを奪い取る男を見つけ咄嗟に駆け寄る。
「おいあんた、それその子のデッキだろ!返してやれ!」
「あ?誰だテメェ…このデッキはな、アンティールールで賭けられてた物だ。つまりデュエルで勝った俺の物なんだよ!」
「そんな事デュエルする前は言ってなかったよ!僕のデッキ返してよ!」
どうやらこいつは相手の了承も無しにアンティールールを仕掛けて子供からデッキを奪ったようだ。
「…そういうことなら次は俺が相手になってやる!俺が勝ったらその子のデッキを返してもらおうか!」
「は!正気か?テメェみたいなガキが俺に勝てるとでも?」
「心配無用!なぜなら俺は世界で2番目に強いデュエリストだからな!」
そういいデュエルディスクを構えると相手も同じように構える。
「いくぞ!「デュエル!」」
次回デュエルパートです。