赤い霧になりたくて!   作:アップルプルプル

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アンケートの投票が全部同じなのに引くほどびっくりしてます。このままだと俺が決めないといけなくなる…いや別にいいけど。

最近は7時頃とかに投稿してるんですけど、今後もそれでいきたいと思います。ただ今回のように遅れる可能性もあるので、そこら辺はご了承ください。

ローラン視点です。今回はそんなに面白くないかも。


第11話

 さて、授業も始まったし、しばしシドくんの観察でもしよう。

 ぱっと見た感じだと、あんまり強くなさそうといった感じだ。だが、こいつはただの人間じゃない。よーく見てみるとわかる。立ち方などがこの世界の住民とは全く違う。

 シ教会とかと似た感じがするが、あいつも都市出身だったりするのか?

 

 あいつこの世界には無いであろうストレッチまでしだしたぞ。ますます別世界出身説を帯びてきたな。

 アレクシアもシドに習ってストレッチをしてるが、ストレッチ自体はカーリーから教わったのだろうか?戦闘前の身体の慣らしは重要だから、教えてるとは思うんだよな。後で聞いてみるか。

 

 お、実技に入ったか。まあこの稽古は、技や返しの確認をするだけだから、あんまりちゃんとした戦闘の場面は見れないだろうな。にしても似てるな。やっぱりカーリーに教えてもらったから、技や構えもカーリーに似るんだろうか?

 

ゼノン「よし、今日の授業はこれまでだ。」

 

 っと、チャイムが鳴ったか。早いものだな。

 

アレクシア「ありがとうございました。」

 

シド「ありがとうございましたー。(早口)」

 

アレクシア「…いい剣ね。私の師匠に似てるわ。誇ってもいいと思うわよ。

 …まるで私みたい。」

 

シド「あ、どうも。

 …んお?」

 

 アレクシア?ゼノンになにか用が…

 

ゼノン「それが君の答えというわけかな?

 アレクシア。」

 

アレクシア「ええそうよ。彼と付き合うことに決めたの。ゼノン先生?w」

 

ゼノン「やれやれ、まるで子供だな。いつまでもそうやって逃げられるわけじゃないよ?」

 

アレクシア「大人の事情は子供にはわかりませんの。」

 

ゼノン「まだ公にすらなってないが、私達の"婚約"は…「まだ婚約者候補でしょ?」君が承諾すれば話は進む。」

 

 えぇ…あの二人そういう関係だったのか?どーせカーリーとビナーの野郎は知ってんだろうな~…てか公になってないような出来事を含む会話をこんなところでするな。馬鹿かこいつらは。

 とりあえず、何故シドと付き合ったのかは、ある程度絞れた。あらかた、ゼノンとの婚約を逃れるためだろう。さっきの会話からもそう断定できるようなことは言ってたし。

 ま、そこら辺はカーリー達がなんとかするでしょ。

 

~数時間後~

 

 さ、授業も全部終わったし、一応ゼノンからいろいろか聞いておくか。

 

ローラン「なあゼノン。」

 

ゼノン「どうしたんだい?」

 

ローラン「あ~なんだ…アレクシアのと会話、聞いちゃってさ。あれが本当なのか聞いておきたかったんだ。」

 

ゼノン「おっと、聞かれちゃってたか。まあしょうがないか。そうだね。それは本当のことだよ。」

 

ローラン「そうか。じゃあ次だ、シドのことはどう思ってる?」

 

ゼノン「…それを聞いてどうするんだい?」

 

ローラン「いやなに、ちょっと気になっただけだ。」

 

ゼノン「ふ~ん…ま、いいや。あの子は中々だね。9部って言われてるけど、実際はもうちょっと上にいるくらいの子かなと思ってるよ。まあ姉があのクレアだし、納得かもね。」

 

ローラン「ゼノンも似たような感想か。俺ももう少し強いんじゃないかと思っていたところだ。次だ、アレクシアのことはどう思ってる?」

 

ゼノン「それはちょっと恥ずかしくて言えないかな。」

 

ローラン(濁したな…)「そうか。時間をとってすまなかった。じゃあ俺は帰るよ。」

 

ゼノン「いやいや、大丈夫だよ。もし私がアレクシアと結婚したら、婚約の先輩として、色々聞かせて貰うよ。じゃあね、ローラン」

 

ローラン「ああ。じゃんじゃん聞いてくれ。」

 

 さて、早くアレクシア達のところに行かなくては。

 

~広場?なのかな?~

 

 さ、着いたぞ。お、あの特徴的な白髪、アレクシアか。ん?あれは金貨…なんで飛ばした?

 

シド「へー。僕が金になびく男に見えるとでも?」

 

アレクシア「見えるわ。」

 

シド「ふっ…そのとおりだ。」

 

 え?

 

ピンッ!(金貨が弾かれる音)

 

シド「ワンっ!

 ク~ン」

 

 えぇ…

 

アレクシア「よーしよし。いい子ね、ポチ?

 ほ~ら取ってこ~い」

 

シド「ハッハッハッ、ワンッ!!!」

 

 うわぁ…(ドン引き)これカーリーに報告しないといけないのマジ…?ビナーとかに報告すると『ふむ、よくわからぬが故、再現してみせよ。』とかわかってんのに面白がって聞くんだろうな―。報告する相手がカーリーで良かったぜほんと…

 

 

 

 

 

 

 

 とまあそんなこんなあり、アレクシアが電車を降りたときに自分も着いていく。いつものことだ。

 いやこれ冷静に考えると、これただのストーカーだよね?護衛という名目があるとはいえよ。てか今無性に腹が痛いんだよな。

 

 …まあ数十分ぐらい大丈夫だろ。今までも大丈夫だったし。さーて、花でも積んでくるか。

 

 

???「…ふう、やっと離れた。最近ローランが仕事が終わったらすぐどっか行くもんだから、以前尾行してたんだよな。胃痛薬を仕込んでおいて良かった。

 …これでアレクシアを誘拐できる。アイリスじゃないのが残念だが…まだ許容範囲だ。」

 

~数十分後ローラン視点~

 

 さーて花も積んだし、アレクシアを探すか。とりあえず部屋に行ったら来るだろ。

 

~数時間後~

 

 かれこれ数時間待ったが、部屋から一切物音がしないし、一向に帰ってこない。一応門限までまつか?

 

~門限を過ぎて数分~

 

 …やっぱり帰ってきてない。クソっ!なんでこういう時に限ってなにか問題が起きるんだよ!?おかしいだろ!?

 

 取り乱しても意味はない。アイリスとカーリーに土下座したら許してもらえるかな?…ダメそう。




ローランはこっちの世界に来てから、何かと気が緩んでおり、今回の尾行や薬に気付けなかったという設定です。

次回からが本番やで!楽しみに待っててな。

アンケートに協力してねー

聖域編すっ飛ばしてブシン祭行っても良い?

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