赤い霧になりたくて!   作:アップルプルプル

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現在スランプ気味です。

第3者視点です。


第14話

 ビナーとアイリス達が会話をした後、アイリス達は信頼できる人物を招集し、カーリー直々に訓練をさせ、後はビナーの報告待ちだけとなった。

 

騎士団員「アイリス王女、カーリー様、例の調律者が来ました。」

 

「通してくれ。」

 

騎士団員「はっ」

 

 そして会話を終えて4日後、遂に情報を手に入れたビナーが訪問してきた。

 

ビナー「来たぞ。」

 

「タイミングがいいな。今日はローランとシドを釈放する前日だぞ。

 

 …狙ったか?」

 

ビナー「まさか。こっちは調査でいそがしかったのに、そっちの事情まで知ってると思うか?」

 

「それもそうか。すまないな。」

 

ビナー「お前が謝るなんて珍しいな。明日は剣でも降ってくるんじゃないか?」

 

アイリス「…」プルプル

 

「なんてことを言うんだお前は。喧嘩売ってるのか?」

 

ビナー「お、やるかい?」

 

アイリス「あのっ!」バンッ!

 

ビナー、カーリー「っ!?」

 

アイリス「そろそろ!本題に!入っても!いいですかっ!」

 

「お、おう。」

 

ビナー「う、うむ…すまない、少し熱くなってしまったな。本題に入ろうか。

 

 アレクシアは、私の予想通り、下水道の何処かにいた。詳しい場所は調査をしていない。」

 

「何故だ?」

 

ビナー「私が行ける範囲じゃないからだ。私はディアボロス教団から要注意人物として狙われているが故な。」

 

「なるほど。では、シド達を開放した後、ローランとアンジェリカが合流したのを確認し、準備を終え次第、攻勢を開始しよう。二人が合流してからの方が守りやすいだろう?」

 

ビナー「うむ。心遣いに感謝しよう。それじゃ、また明日。」

 

~翌日~

 

 アイリス達と、報告をしに来たゼノンがシドに関する会話をし、次はローランに関する話題となった。

 

「…ローランに関してはどうなっている?」

 

ゼノン「彼は相当面倒くさい人物だそうです。この間、監視している人がやつれているのを見かけました。」

 

「まああいつはそういうやつだからな…仕方ないか。で?あいつはどうするべきだと思う?」

 

ゼノン「彼は恐らく犯人じゃないでしょう。監視は必要ないかと。」

 

「わかった。報告は以上か?」

 

ゼノン「はい。」

 

「わかった。じゃあ下がっても大丈夫だぞ。」

 

ゼノン「はっ、それでは。」ガチャン

 

「…あんなやつが誘拐事件の真犯人だなんて。信じたくもないな。」

 

アイリス「…ええ。人間不信に陥りそうよ。」

 

「気持ちはわかる。」

 

騎士団員「アイリス王女、カーリー様!」

 

「どうした?」

 

騎士団員「門の前でアンジェリカ殿が暴れてます!」

 

「…は?」

 

~学園の門の前~

 

アンジェリカ「離してください!私はあの人に会いに来たんです!」

 

騎士団員「落ち着いてください!アンジェリカ殿!彼は今日釈放する予定ですから!どうかその時までまってください!」

 

アンジェリカ「嫌です!今すぐ会うんです!」

 

騎士団員「お腹には命が宿っているんですよ!?どうか安静に…!」

 

アンジェリカ「あの人がいないまま子育てなんて嫌です!」

 

騎士団員「まだ命を授かって1ヶ月も経ってないでしょう!?」

 

アンジェリカ「関係ありません!」

 

騎士団員「関係しか無いでしょう!?」

 

「…何だこれは。」

 

騎士団員「おお、カーリー様!どうか一緒にこの人を抑えてください!」

 

アンジェリカ「カーリー!私をあの人の所に連れて行ってください!」

 

「お前そんなキャラだったか…?はぁ、ローランは夕方に釈放予定だ。その時にまたこい。」

 

アンジェリカ「…本当ですね?言質取りましたからね!?」

 

「わかったわかったから。本当だから安心しろって。」

 

アンジェリカ「…わかりました。ではまた夕方に。」

 

「ああ。」

 

騎士団員「や…やっと帰った…」

 

「…なんか、お疲れ様。」

 

~夕方~

 

ローラン「はあ、やっと釈放か。」

 

アンジェリカ「ローラン!」

 

ローラン「うおおっ!って、アンジェリカか。待っててくれたんだな?」

 

アンジェリカ「ず~っと待ってたんですよ?」

 

ローラン「…お前なんかキャラ変わったか?」

 

アンジェリカ「それカーリーにも言われましたよ。私ってそんなに変わりました?」

 

ローラン「ああ。

 

 …てか、ビナー、お前も来てたんだな。」

 

ビナー「ああ。今日カーリー達が襲撃をするからな。その間は私がお前達を守ってやろうと思ってだな。」

 

ローラン「…俺達はそんなに弱くないぞ?」

 

ビナー「ディアボロス教団の奴らなら勝てるかもしれんが、シャドウガーデンとなれば話は別だ。」

 

ローラン「あー…なんとなく理解したわ。」

 

ビナー「身体は慣らしておけよ?自分の身は自分で守るのが一番だからな。」

 

ローラン「わかってるよ。じゃ、帰るか。」

 

アンジェリカ、ビナー「はい。(うむ。)」




おまけ ローランと監視している人とのとある会話

ローラン「なあ、暇なんだが。なんかないか?」

監視の人「ない。」

ローラン「んなこと無いだろ。絶対になにかあるはずだ。こちとら暇すぎて死にそうだぞ。」

監視の人「そのままくたばれば良いんじゃないか?」

ローラン「なんてことを言うんだ!俺はアンジェリカとの子供を見るまで死ねないんだ!」

監視の人「ああそう。てか子供いるのにアレクシア王女を誘拐したのか?」

ローラン「だからそれは俺じゃないって!なあ頼むよ。なんでも良いんだ。なんかくれよ。」

監視の人「拷問でも受けたら暇じゃなくなるぞ?」

ローラン「大人しくしときます。」



次回から戦闘がメインになると思います。

アンケートは上位の2人の決定戦をします。協力してね。

ヴェノムはイプシロンの胸を斬った人です。

聖域編すっ飛ばしてブシン祭行っても良い?

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