赤い霧になりたくて!   作:アップルプルプル

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贅沢な2話投稿

途中にでてくる・・・は、時間が経っている、もしくは場面が変わっていることを指します。

「『技名』」が出てきます。例「『大切断・縦』」「『アイ・アム・アトミック』」など…


第15話

 シドが釈放された日の夜、シドの部屋に、報告に来たベータとシャドウがいた。

 

ベータ「…作戦は、王都に点在するディアボロス教団、フェンリル派アジトの同時襲撃と、アレクシア王女の確保だったのですが、アレクシア王女に関しましては、アイリス王女とカーリーさんがするという情報を得たので、急遽アジト襲撃のみといたしました。」

 

シャドウ「構わない。彼女たちならやってくれるだろう。」

 

ベータ「はい。全体指揮はガンマが、現場指揮はアルファ様がとり、私がその補佐を。イプシロンは後方支援、デルタが先陣を切り、作戦開始の合図とします。ですが、気をつけなければならない人物、調律者が、この騒動を利用し、参戦してくる可能性がございます。」

 

シャドウ「調律者、か。」(どんな人物なんだろ。まだ会ったことないから気になってるんだよね~)

 

ベータ「はい。ですが報告によると、調律者は夫婦の護衛に当たる可能性が高いと言っていたので、頭の片隅に入れる程度にはしております。もし調律者が現れた場合は、ナンバーズ、七陰が時間稼ぎをしながら、他の構成員を逃がすという作戦に切り替えます。この際、アジト襲撃作戦は即時に中断いたします。

 部隊ごとの構成は…あっ

 

 …これは」

 

シャドウ「デルタには悪いが、プレリュードは僕が奏でよう。そして調律者が現れた際の計画もそれでいい。

 

 今宵、世界は我らを知る。」

 

~一方その頃~

 

「じゃあ、行くぞ。」

 

全員「はいっ!」

 

 準備を終え、出撃をしたカーリー達。作戦は、カーリーとアイリスがアレクシアを探し、他の団員は警戒、及び監視をするという計画である。

 

「ここから作戦をk ドカアアアアアアン! ッ!敵襲!直ちに戦闘準備を!」

 

アイリス「!?あれ!教えてもらった特徴と酷似してる服を着てる!」

 

「チッ!あいつに頼るのは癪だが…背に腹は代えられん!信号弾は!?」

 

アイリス「ここに!」

 

「それを真上に撃て!」

 

アイリス「はい!」バンッ!シュ~パンッ!

 

・・・

 

パンッ!

ビナー「ッ!すまない、ローラン、アンジェリカ。シャドウガーデンの奴らが現れたらしい。私は行かなくては。」

 

ローラン「随分早い呼び出しだな?まあ俺達は大丈夫だ。行ってこい。」

 

ビナー「ああ。」

 

・・・

 

「後はあいつが来るのを ドカアアアアアアン! ああもうなんだよ次から次へと!多分音がした近くにアレクシアがいる!シャドウガーデンはビナーにまかせて行くぞ!」

 

アイリス「確信は!?」

 

「戦場で確信もクソもあるか!とにかく行くぞ!」

 

アイリス「アレクシア…どうか無事でいて…!」

 

・・・

 

 音がしたところでは、怪物と騎士が戦っていた。

 

怪物「がああああああああ!」(咆哮)

 

騎士「ひいっ!」

 

 怪物が攻撃しようとした時、

 

アイリス「はあっ!」ガキイン!

 

騎士「アイリス様!」

 

「お前たちは市民を連れて避難しろ!」

 

騎士「カーリー様…わかりました。御武運を!」

 

「ああ。

 

 で?なんだこのデカブツは?」

 

アイリス「わかりません。

 …カーリーさん。ここはお願いしていいですか?私はアレクシアを探します。」

 

「…わかった。私に任せろ。」

 

アイリス「ありがとうございます。ではまた後で。」

 

「ああ。

 

 …さて、どう調理してやろうか?」

 

怪物「ぐおおおおおおおお!」

 

「ふんっ!」ガンッ!

 

「まずは小手調べと行こうか?はあっ!」ブシュ!

 

 カーリーは怪物を斬るが、

 

怪物「ぐわあああああああ!」シュ~

 

 怪物はすぐに修復してしまう。

 

「ほう?修復するのか。この場合、攻撃を当て続けるか、修復できないような一撃を与えるか、なんらかのギミックを解いたら倒せるはずだ。こいつから魔力が結構伝わるから、恐らく3つ目が正解か。魔力暴走が原因だとしたら、こいつに直接触れないといけない。が、そんなチャンスがあるのか?まあ、なるようになるだろ、っと危ねえ。もう少し落ち着けよ。こっちは考え事してんだから。」

 

(とはいえ、いつ触れる?剣で斬った時に、剣に魔力を流し込んで治すか?クソ、ビナーが居ればもっと楽だっただろうな。

 …ん?)

 

 そこに、黒い服を着た、金髪のエルフが前に現れた。

 

「…シャドウガーデンか。」

 

アルファ「よく知ってるわね。誰かから聞いたのかしら。」

 

「ああ。情報をくれる友人がいるんでな。」

 

アルファ「…その人、調律者と呼ばれている人かしら。」

 

「お、流石に敵のことは知ってるか。

 …で、今前に現れたってことは、なにかしに来たってことだよな?」

 

アルファ「ええ。この子を助けに来たの。あなたはもう助け方を知ってるでしょうけどね。」

 

「…魔力か。」

 

アルファ「ええ。今は協力するわよ。この子を助けたいという気持ちは変わらないはずよ。」

 

「そうだな。じゃ、ちゃっちゃと済ませるか。私が惹きつけるから、お前が治せ。」

 

アルファ「アルファ。私にはアルファっていう名前があるの。」

 

「…わかったよ。アルファ、頼んだぞ。」

 

アルファ「ええ。」

 

 カーリーは一気に怪物との距離を近づけ、敵の攻撃が自分に行くようにする。

 

怪物「があああああっ!」

 

 案の定、怪物はカーリーを攻撃するが、カーリーはそれを防御する。

 

「アルファ!」

 

アルファ「辛かったでしょう。でも安心して。もう苦しむことないから。」

 

「え、いや、ちょまっt」バシュゥゥゥゥゥン!

 

 そう言ってアルファは、剣に魔力をため、怪物を斬る。みるみる怪物は普通の人の姿に戻っていった。

 

アルファ「…」

 

 アルファは、怪物が落としたペンダントを拾い、そのまま立ち去ろうとするが…

 

パチパチパチ…

 

アルファ「?」

 

 何処からか、拍手の音が聞こえる。

 

???「なかなかやるじゃないか。幼子よ。」

 

 次に声が聞こえ、アルファは声の方を向く。そこには…

 

ビナー「さて、この後はどうするんだい?シャドウガーデン第1席、アルファよ。」

 

アルファ「ッ!」

 

 そこには、アルファの攻撃を食らって、少しボロボロになったカーリーの腕を掴んでいる調律者、ビナーの姿があった。




シャドウの戦闘は次回に持ち越しでおなしゃす!すみません!

アンケートしてちょ

聖域編すっ飛ばしてブシン祭行っても良い?

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