赤い霧になりたくて!   作:アップルプルプル

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こちらではお久しぶりです。みんな台本形式が良いのね

場面転換が多めです。ご了承を


第20話

「はー疲れたー!」

 

ビナー「私も久々に暴れた。少し休むとしよう」

 

アイリス「お疲れ様です。調律者とカーリーさん」

 

ビナー「そろそろ名前で呼んでほしいn「嫌です」…そうか」

 

 アレクシア誘拐事件が解決した翌日、アイリスはカーリー達と一緒に、仕事の合間に休憩をしていた。

 

「にしても、あんなことがあったのに、アレクシアはもう復帰か。早いな」

 

ビナー「確かに、事件の被害者だったから、何かしらトラウマを植え付けられたと思っていたのだが…案外何もされなかったのか?」

 

「血は結構抜かれたらしいな。食事もなんかよくわからんものだったらしいし」

 

ビナー「逆にそこまでされても1日で復帰できるのか?5日間もそれをやられてたら、相当弱っているはずだが」

 

アイリス「正直心配だわ…」

 

「…まあいいんじゃね?本人がいいなら」

 

アイリス「そうね。

 …ところで、カーリーさんに頼みたいことがあるのだけど…」

 

「なんだ?

 …マジ?」

 

 その後グレンとマルコが部屋に入った途端、調律者に気づいて剣を抜くという事件が発生したが、カーリーとアイリスの説得によって事なきを得た。

 

・・・

 

 場面はアレクシアとシドへと変わり、二人の様子をローランは陰から見守っていた。

 

ローラン「アレクシア…頑張れ!もう思い切ってちゃんと付き合いたいって言え!」

 

 最早めんどくさい保護者である

 

アレクシア「もし、あなたさえよければ…もう少しだけ、この関係を続けてみないかなって」

 

ローラン(よおおおおく言ったぁ!)

 

 しかしシドの返事は…

 

シド「ふっ…

 お断りだ!」

 

ローラン(マジかお前)

 

 ローランも一応シドが罰ゲームでアレクシアに告白したのを知っているが、流石に親指を下に向けて拒否するほどとは思ってもいなかったらしい。その後アレクシアは何故か顔を赤くし、笑顔を見せたと思ったら…

 

ザシュ

 

ローラン(マジかお前!?)

 

 シドがアレクシアによって斬られ、校舎裏に大量の血痕が付いた。その後アレクシアの方に行こうとして、それよりも応急処置だ!と思った矢先、

 

ローラン「いねえ!?どこいきやがった!」

 

 シドの方を見ると、そこには血まみれのシドがいるはずなのに、人影すら見当たらず、血痕しか残っていなかった。

 

ローラン「取り敢えず掃除すっか…」

 

 ローランは手袋*1からモップとバケツを取り出し、バケツに水を汲んで掃除を開始した。見つかることもなく清掃は完了し、この事件はシドとアレクシアとローランのみが知る事件となった…

 

 

 

 

 

 

 

 てかなんで当たり前かのように手袋からモップとバケツを取り出してんだよ。絶対サイズ合わんだろ

 

・・・

 

 またまた場面は変わってシャドウガーデン組。七陰のアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、イプシロンと、その他数人の構成員が会議をしており、次はとある問題の話を開始した。

 

ベータ「次に、喫緊の問題である…」

 

アルファ「これね」

 

 アルファが取り出したのは、『シャドウガーデンが死の裁きを!』と書かれている紙だった。

 

イプシロン「我らの名をかたる愚か者ども。うまく痕跡を偽装しているようですが…」

 

ガンマ「我々の目から逃れることなど、不可能ですわ」

 

ベータ「ですが、もし犯人が調律者と赤い霧だった場合…」

 

アルファ「…シャドウに、本格的な協力をしてもらう必要があるわね」

 

 そう言ってアルファは、カーリーの攻撃によって傷ついた腹を触った。

 

アルファ「もっと強くならないと…」

 

 アルファのその一言に全員が頷き、後に七陰の大特訓が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日の夜、ビナーはとある所に訪れていた。

 

ビナー「こうして会うのは初めてか?()()

 

番犬「あぁ?」

 

 訪れた場所は、カーリーが支配者をしている赤の塔である。*2

 

番犬「誰かと思ったら…姉さんが世話になってる、調律者の姉貴か」

 

ビナー「知っているのだな」

 

番犬「当たり前だ。今でも代理と手紙を交わしていて、俺にも時々手紙が来るからな」

 

ビナー「なら話は早いな。なに、私もお前のことは知っているが故、お前も自己紹介はしなくても良い。私がしに来たのは取引だ」

 

番犬「取引ぃ~?」

 

ビナー「そうだ。

 …お前の右腕を治してやる代わりに、私にカーリーの許可無く、赤の塔を自由に出入りできるようにしてもらいたい」

 

番犬「俺の右腕を治すぅ~?ヒヒッ面白いことを言うな?俺の右腕は治りゃしねえのによお?」

 

ビナー「言い方が悪かったか。正確には、別の右腕を用意してやるという意味だ」

 

番犬「別の右腕を用意…?」

 

ビナー「どうだ?良い取引だろう?まあ…」

 

 ビナーは鎖を周囲に出現させる。

 

ビナー「私に目をつけられた時点で、貴様に拒否権などないがな」

 

 その瞬間、番犬の足に付いていた足枷と繋がっている鎖を破壊し、『劣化した鎖』で手足を拘束する。

 

ビナー「では、行こうか」

 

 ビナーは番犬を連れてテレポートした。どこにテレポートされ、何をされるかは、何もわからない。

*1
本来はアンジェリカの物のため、ローランはアンジェリカに返したが、アンジェリカのお腹に子供ができてからローランが再びつけるようになった。アンジェリカは一応抵抗手段としてこの世界の剣を背中に背負っている。

*2
現在はカーリーが王都でアイリスの補佐をしているので、クリムゾンが支配者代理をしている。




 ビナーのテレポートは、LORの最後の接待で、ジェナとバラルが撤退するときみたいなのを想像していただければ。因みにクソネタバレです。

 あとアニメ第5話の、偽シャドウガーデンの話題が出たときのデルタの顔、すっごい好きです。

 LORのアンケートは次回まででお願いします。

聖域編すっ飛ばしてブシン祭行っても良い?

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