「帰ってきたぞ~」
クリムゾン「お、おかえり。君宛の手紙が2枚あるから読んどいてね。」
「私宛に手紙?一体誰なんだよ。」
クリムゾン「見てないけど、一人は多分貴族の人だと思うよ。ただの勘だけどね。」
「まあ見て見れば分かる話だ。早速読んでみる。」
オルバ
『拝啓、赤い霧様へ。
最近、良く貴方の話を聞くようになりました。なんでも、15歳という若さで紅の塔を制覇し、支配者になったんだとか。そしてとある人物から、貴方は人助けならしてくれると聞きました。その方からは名前を言わないでくれと言われましたが、何か関係があるのでしょうか。
早速本題に入らせていただきます。お願いします。私の娘を、ミリアを、助けてはいただけませんか。
できれば私一人でなんとかしたかったのですが、私には無理で…ディアボロス教団と名乗る方々に治してもらっているのですが、一向に帰ってくる気配が無くてですね…私もそこに務めているのですが、貴方の方が強いと考え、こうして教団の奴らの目を掻い潜って手紙を書いて、助けを求めています。教団に預けたので、恐らく何処かの施設にあると思います。
どうか、どうか私の代わりに助けてくれ。金は助けてくれた時に渡します。お願いします。
オルバより』
そう書かれた手紙の他に、ミリアとオルバと思わしき人物が写っている写真があった。
「な、なるほど?」
てか、とある人物って誰だ?まあいいか。いずれわかるだろう。それで?二枚目は?
???
『幼子よ、オルバからの手紙は読んだか?突然だが、オルバは手紙を送った数日後に死んだらしい。シャドウガーデン…?っていう名前の組織に殺されてた。
ん?私か?私は紅茶を飲みながら、オルバに仕掛けた盗聴器とカメラを見ていたよ。あれはすごいね。強者が多い。シャドウガーデンのリーダー、シャドウは恐らくフィクサーの2級か1級くらいだろうね。まあ、特色の君なら勝てるだろう。ま、詳しいことは王都のカフェでしようじゃないか。場所は手紙の裏に書いてある。2日後の午後3時にまた。』
この話し方、誰かに似てる気がする…てか、フィクサーを知ってるということは、相手は転生者である可能性が高い。Project Moonのキャラと仮定すると…私のことを幼子と呼んで、紅茶を飲む…ん?紅茶?
「…いやいや、まさか、な。」
いるわけないだろ…あいつが。
クリムゾン「あ、例の子たちが来ましたよ。」
「…そうか。」
クリムゾン「どうかしたのかい?その手紙に脅しでも書いてたかい?」
「いや、大丈夫だ。手紙は私が持っておく。」
クリムゾン「元からそのつもりでしたよ。」
「そうか。…アイリスたちを案内してやってくれ。」
クリムゾン「仰せのままに。」
取り敢えず、2日後になったらわかるか。てか、この世界に盗聴器とかあんのか?
~2日後~
「確か…ここだったか。」
???「こっちだ、幼子よ。」
そこには黒くて、ところどころに黄色の六角形が入っている服を着て、紅茶を飲んでいる女性がいた。
「本当にいたんだな
…調律者。」
調律者「ふむ、やはり知っていたか。まあ座り給え。安心しろ、なにもしない。」
「そうか。だがお前の言いなりになるつもりはない。」
調律者「一つ言っておこう。私はビナー兼ガリオンでもジェナでもないぞ。だからお前とは無関係だし、接点もないが故、お前から嫌われる筋合いは無い。」
「…だが、お前がここにいる時点で怪しい。図書館から来れる可能性もあるが?」
調律者「それもそうだな。だがお前なら知っているはずだ。それは"ゲーム"の世界だと。」
「ッ!ってことは…」
調律者「そうだ。私も転生者の一人だ。幼子がゲブラーに憧れたのなら、私はゲブラーの代わりにビナーに憧れただけ。互いに名を名乗ろう。ここは都市に比べて超がつくほど平和だ。まあ、気軽にビナーでいいさ。」
「結局ビナーなんだな。偽物とはいえ、複雑だな…」
ビナー「当たり前だ。流石に丸々同じにすることはできないが、憧れた相手ではあるんだ。お前も同じであろう?」
「まあ、そうだな。私はカーリー・ゲブラだ。知ってるだろうけどな。」
ビナー「一応聞いただけだ。改めて、座ったらどうだ?立ち話もなんだしな。」
「そうだな。
それで?お前はこの世界で何をしている?」
ビナー「私はかつてディアボロス教団を調査していたが、最近はシャドウガーデンもその対象になった。同じ教団を倒す仲間として協力するか、それとも敵対するのか、それを見定めるが故、対象に入れたのだよ。」
「なるほど…申し訳ないが、その2つの組織について教えて欲しい。」
ビナー「いいだろう。だが、それはお前が完全に味方になったに教えてやろう。まだ敵になる可能性がある者に、情報を売る阿呆はおらんだろう。」
「…それもそうだな。2年後のブシン祭後にここでまた落ち合おう。終わってから1時間以内には行くさ。待ちきれなかったら直接会いに来たっていい。」
ビナー「そうか。それじゃあそれまでに、私からも情報を集めるとしよう。あ、そうそう。オルバに君のことを教えたのは私だ。」
「だろうなと思ったよ。あ、最後に質問なんだが、盗聴器とかはどこで手に入れたんだ?」
ビナー「企業秘密だ。」
「そうかよ。」
そう私の言葉を最後に、私達は解散した。
オルバも流石に赤い霧には勝てないと思っているので、期限を損ねないために敬語で書いてます。
3時を過ぎてしまい申し訳ありませんでした。
アンケートやってますので、是非ご協力を。
詳しい解説
時間軸が後々おかしくなるので解説を。
この世界では、原作より2年早くクレアが誘拐されております。理由は調律者によるアジト侵略です。これにより教団員は焦り、原作よりも早く誘拐しました。因みに襲ったアジトは、クレアが監禁されてるところです。これによってSGが襲撃したときは、原作よりも弱体化しているため、まだ未熟の状態でも勝てたということです。
この事件を機に、SGは調律者の調査を強化しました。そこら辺はいつか休題として投稿します。
聖域編すっ飛ばしてブシン祭行っても良い?
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いいよ!
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だめ!