抹消ヴォイスのヒーローアカデミア【番外編】   作:M.T.

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番外編 ひなたのメシ流儀
ひなたのメシ流儀


 こんにちは! 

 相澤ひなたです! 

 どこにでもいる16歳の高校2年生! 

 今日はせっかくの祝日なので、彼氏とデートする事にしました! 

 外出許可取るのに手間取ったけど、許可は無事取れたし、今日は目一杯楽しむぞ! 

 

「ひなた、行くぞ」

 

「うん!」

 

 彼が1年生の時からお付き合いをしている、ひー君こと心操人使くんです。

 既にデートには何回か行きましたが、初デートの時のドキドキは未だに忘れられません。

 ………閑話休題。

 今日は、ひー君と一緒にご飯デートに行きます。

 たくさん食べたいので、朝ごはんは食パン3枚と目玉焼きとベーコンだけにしておきました。

 僕は人より多く食べる方なので外食するとエンゲル係数が爆上がりしがちですが、ヒーロー活動やら投資やら演奏のスパチャ配信やらで今月はプラス30万稼いだし、せっかくのご飯デートなので思いっきり奮発しちゃいたいと思います! 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 1軒目のお店は、中華料理店『美鈴』です! 

 はじめはやっぱりガツンとくるものお腹に入れて、後半戦に備えてエネルギーを充填させておきたいので、中華にしました! 

 美味しい中華料理が安価で戴ける、学生にとっては嬉しいお店なのです! 

 

「わぁ、これこれ!」

 

 1品目は、春雨サラダです。

 キュウリ、ニンジン、ハム、春雨を三杯酢とごま油、唐辛子で味付けしたさっぱりめの一品。

 つるっといけちゃうのでついおかわり頼みたくなっちゃうんですけど、まだ他の料理が来ますし、今日は別のお店も回るので我慢です。

 あ、言い忘れてましたけど、来たお店では必ず5品以上頼むのが自分ルールなんです。

 やっぱりお気に入りのお店にはお金落としたいじゃないですか。

 さて、一つ目のお料理をさっぱり美味しくいただいたので、次に行きましょう。

 

 

 

 2品目は、八宝菜です。

 豚バラ、青梗菜、ヤングコーン、ニンジン、タマネギ、ピーマン、椎茸、筍、白菜、モヤシ、キクラゲ、ウズラの卵、エビ、イカといった具材を、とろみをつけたスープで煮込んだ、王道にして最強の八宝菜。

 ここにちょっとだけお酢を垂らして食べるのが自分流です。

 魚介や野菜の旨みがギュッと詰まっていて、食べているとご飯が欲しくなる一品です。

 

「う〜ん、美味しい!」

 

 美味し。

 これだよこれ。

 スープの牡蠣出汁とお野菜の旨みが絶妙にマッチしていて、シャキシャキした白菜や青梗菜もこれまた食欲をそそる…! 

 ほんのり香る生姜もいい味を出していらっしゃる…!! 

 これは次の料理も楽しみだぁ…! 

 

 

 

 さて、3品目は小籠包です。

 この小籠包、実はこのお店の一番人気のメニューなんです。

 口の中で噛み締めると、お肉の中から肉汁がじゅわぁっと溢れ出して、皮の中に入ってるスープと混ざり合って、黄金のスープが完成する瞬間たるやもう、服が消し飛んでしまいそうな気分です。

 今日頼んだのは、五色小籠包。

 普通のやつと、お茶味、エビ入り、カニカマ、辛いやつの五種類です。

 スープにしっかり味がついてるので、酢醤油はかけずに刻み生姜だけで戴きます。

 

「はふっ、はふっ」

 

 あつっ、肉汁がすごい…! 

 これ、もうテロやん! 

 肉汁テロやん!! 

 お口の中が幸せやぁ…! 

 スープと肉汁のハーモニーが奏でるオーケストラやぁ…! 

 全部おいっしい! 

 しあわせやぁ! 

 

 

 お次の4品目は、焼き餃子です。

 カリッと焼いた皮と、肉汁が詰まった餡が美味しい一品です。

 この美しい形、三日月を連想させますね。

 酢醤油とラー油をつけていただきます。

 

「んまぁっ…!」

 

 もちカリじゅわぁぁ…! 

 肉汁が口いっぱいに広がっていくこの感じ…! 

 中に入ってるエビもぷりっぷりで、ほのかに香る紫蘇もこれまた良い! 

 もちもちの皮も、いつまでも噛み締めていたいっ! 

 ここでミニライスを一口…

 美味いっ!! 

 箸がとまらねぇっ!! 

 

 

 

 5品目は、麻婆豆腐です。

 ここに来てまだ辛い料理を食べていなかったので、ここで身体をあっためておきたいと思います。

 このお店のは、割と本格的な四川麻婆です。

 このまま食べても美味しいんですけど、追い花椒をかけて食べるのが自分流です。

 

「はぁっふ、はふっ」

 

 美味い…! 

 そして辛い!! 

 花椒のピリッとした香りがすごい鼻の上の方で芳ばしく漂って、焼き豆腐も絶妙な焼き加減で、ネギもシャキシャキしてるし、最高やん…! 

 焦ちゃんの家で冬美さんに振舞ってもらった四川麻婆も美味しかったけけど、このお店の麻婆豆腐はそれとはまた違うベクトルの美味しさがある。

 やっぱり調味料の配合少し変えるだけでも全然違った味になるんだなぁ。

 

 

 

 6品目は、いよいよお待ちかね、今回初めて食べる、豚骨担々麺です。

 18時間煮込んだ豚骨スープと、上に乗った味玉がすごく濃厚らしいです。

 辛さが1から5までで選べるんですけど、せっかくなので5にしてみました。

 早速食べてみたいと思います。

 うわっ、スープが真っ赤です。

 ひき肉の中にも輪切りの唐辛子が入ってますね。

 すりおろし生ニンニク小さじ一杯を入れて、胡椒を三回ほど振っていただきます。

 え? 口臭とか気にしないのかって? 

 やだなぁ、口臭なんかを気にしてたら、何も食べられなくなっちゃうじゃないですか! 

 後でサルミアッキで口直しするし、大丈夫大丈夫! 

 それじゃ、麺が伸びちゃうんでいただきまーす。

 

「っ………!!」

 

「ひなた、大丈夫か?」

 

「…………」

 

 太好吃了…!! 

 美味いっ、美味すぎる…!! 

 濃厚なスープと唐辛子の辛みが、相乗効果を生み出している…! 

 くぅ〜っ、箸がとまらねぇ! 

 激辛濃厚麺を一気にズルッといくのがやめらんねえ!! 

 もちろん、このスープも全部飲みます。

 ラーメンでスープを飲まないなんて、いちご大福のいちごを残すようなものですから! 

 あ〜っ、良い! この喉を通っていかない感じ! 

 豚骨はこうでなくっちゃ! 

 

 

 

 さて。担々麺を食べ終わった事ですし、次のお料理に移ってまいります。

 7品目は酢豚です。

 ここのお店の酢豚は、具材が大きめにカットされてて、食べ応えあって美味しいんですよね。

 ちなみに僕、酢豚にパイナップルは欲しい派なんですよ。

 柿でもいいですけど。

 おっと、いけないいいけない。

 大事なものを忘れるところでした。

 

「すみません、レタス貰っていいですか」

 

「は〜い、いつものね」

 

 もうお気づきかと思いますが、酢豚をレタスで包んで食べるのが自分流なんです。

 本当はこういうの、お金払って用意してもらうべきなんですけど、ここのお店は親切な事に頼めば無料でレタスをくれるので、ありがたい限りです。

 さて、料理が運ばれてきた事ですし、早速食べていきたいと思います。

 肉を野菜で挟み込んで、しっかり甘酢餡をからめて…レタスで包んで食べます。

 

「うん、おいひ」

 

 …うん、やっぱりこのお店の酢豚は美味しいですね。

 しっかり甘酢がきいてて、豚肉の揚げ方も上手いです。

 さっぱりしてるのでついついパクパク食べれちゃいます。

 そんな事を考えている間にも、もう食べ終わっちゃったので、次のお料理を食べていきたいと思います。

 

 

 

 8品目は、レバニラ炒めです。

 やっぱり鉄分ちゃんと取っとかないとですしね。

 料理運ばれてきたんで、早速いただきまーす。

 

「んん、んま」

 

 うん、美味しい。

 レバーもニラも全然臭みがなくて、鶏ガラとお醤油の味が染みてる。

 全然しつこくなくて、ついおかわり頼みたくなっちゃいますね。

 これ、隠し味何使ってるんでしょう。

 気になるなぁ。

 これ食べるとやっぱりご飯が欲しくなりますね。

 

 

 

 というわけで9品目は、五目炒飯です。

 サイコロ状にカットされたチャーシューと、パラパラご飯が美味しい一品です。

 綺麗に半球状に盛り付けられていて、何だか昔ながらのって感じですね。

 それじゃ、いただきます。

 

「ん、んまい!」

 

 卵と鶏ガラとお米が口の中で混ざり合って、一気に幸せな気分が満ちてきた。

 チャーシューにもしっかり味が染みてて、野菜の甘みもあって、何だかホッとする味です。

 何口か食べたところで追い胡椒をして、味変を楽しみながら食べるともっと美味しく感じますね。

 そんなにずっしりしてないので、割とペロリと食べれちゃう感じです。

 最後の一粒まで残さずに平らげて、しっかりと噛み締めます。

 

 

 

 さて、最後のお料理は、杏仁豆腐です。

 安いお店だと、アーモンドエッセンスを代用したりしてるんですが、このお店のはきちんと杏仁霜を使った本格派杏仁豆腐です。

 シンプルにシロップと杏仁豆腐だけで勝負してるところが個人的には好感度高いですね。

 食後のデザートに相応しい一品です。

 

 

 

「ご馳走様でしたっ」

 

「んじゃ会計するか」

 

「あっ、僕払うよっ! 言い出しっぺは僕だし! ほとんど僕一人で食べちゃったし!」

 

「いや、良いよ。俺も食ったし。少しくらい見栄張らせろよ」

 

 そう言われちゃうとこれ以上は食い下がれないので、このお店はひー君に奢ってもらう事にしました。

 さて、ここでクラスの皆へのお土産も買っていきたいと思います。

 

「あ、すみません! あと、冷凍肉まんください。お持ち帰りで」

 

「いくつ?」

 

「24個ください」

 

「はいよ」

 

 さて、皆へのお土産も買った事ですし、そろそろ次のお店に行きたいと思います。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 2軒目のお店は、鶏料理専門店『こけっこ』です。

 このお店は絶対押さえておきたかったんですけど、それはなんでかと言いますとですね。

 何とこのお店、No.2ヒーロー・ホークスのサインが置いてあるんです。

 やっぱり鶏好きとしてこのお店は外せないんですねぇ。

 

「俺アイスコーヒーだけでいいから」

 

「そぉ? じゃあ注文するね!」

 

 ご飯デートをすると、2軒目からひー君は飲み物だけ注文するようになります。

 でも飲み物だけは必ずどのお店でも頼むのは、流石に何も頼まずに傍観っていうのはお店に申し訳ないっていう、ひー君なりの配慮らしいです。

 

 

 

 さて、1品目の料理が運ばれてきました。

 このお店の名物、マヨたまサラダです。

 レタスに濃厚な味玉をのせて、ニンニク胡椒と、卵黄たっぷりのマヨネーズをかけたサラダです。

 

「んんっ!」

 

 これこれ、最初はこれですよ! 

 味玉にマヨが合うっ…! 

 ついバクバク食べちゃう、禁断の食べ物やわぁ…! 

 

 

 

 さて。2品目は、鶏もつ煮込みです。

 レバーやハツ、砂肝にキンカンといった内臓系と、あとは大根を醤油ベースのつゆで煮込んだ一品です。

 このお店のもつ煮込みは、餌まで拘って育てた地鶏を使っているので、全然臭みがないんです。

 キンカンがぷりっと黄金のように輝いていて、とても美味しそうです。

 七味をかけて戴いていきたいと思います。

 

「んん〜んまい!」

 

 おいっしい…! 

 ぷりぷりのトロトロで、お口の中が幸せや…! 

 中に入ってる大根も、しっかり味が染みてて実に美味…!! 

 いつまでも噛み締めていたい! 

 

 

 

 お次の3品目は、鶏ガラの玉子スープです。

 鶏ガラをしっかり煮込んで取った出汁に、ふわふわの卵を入れたスープです。

 具材が卵とネギだけなので、素材の味がよくわかる感じがします。

 それじゃあ、いただきます。

 …うん、美味しい。

 しっかり鶏ガラの味が出てて、卵もすごくふわふわです。

 やっぱりちゃんと出汁取ってるから、汁物が美味しいですね。

 

 

 

 4品目は、こだわり卵のだし巻き卵です。

 この卵焼き、卵を5つも使っているので、サイズ感はかなり大きめです。

 …おおっ、箸で割っただけで中から出汁がじゅわぁっと出てきました。

 大根おろしとお醤油をかけていただきます。

 

「んんっ」

 

 美味いっ! 

 口に含んだ瞬間、お出汁が口の中に広がってすごい良い香りがしてきたぁ! 

 ふわっふわで、中が半熟っぽくてトロっとしてるのがまた良い…! 

 素人には真似できない焼き加減だぁ…! 

 

 

 

 さて。5品目は唐揚げです。

 ムネ、モモ、ナンコツ、手羽先があるので、全部注文してみました。

 味付けも、お醤油か塩麹かを選べますが、店長のオススメにしてもらいました。

 では、早速戴いていきたいと思います。

 

「あつっ」

 

 これだよ、これ! 

 噛んだ瞬間にザクっとした食感と、口の中に広がる肉汁! 

 お醤油も塩麹も、それぞれの良さがあって甲乙つけ難い…! 

 脂がジューシーで、すごい食べ応えがあります! 

 何もかけずに味わった事ですし、残りはレモンをかけて食べます。

 んん、爽やか…! 

 レモンの酸味が、唐揚げの油っこさを中和してくれるので、どんどん食べれちゃいます。

 

 

 

 6品目は、鶏ハムカルボナーラです。

 普通のカルボナーラはベーコンを使うんですけど、このお店のカルボナーラはベーコンの代わりに鶏ハムを使っているんです。

 マッシュルームや玉ねぎも入っていて、鶏ハムとのバランスが最高です。

 上に温玉がのっていて、クリームの香りがすごく食欲を唆ります。

 粉チーズと粗挽き胡椒をかけて、いただきます。

 

「んまい!」

 

 すっごく濃厚でんまぁい…! 

 口に入れた瞬間、チーズの香りとクリームの甘みが広がって、鶏ハムや野菜との相性も抜群です! 

 クリームと温玉が混ざり合って、さらに濃厚な味わいになっていく…! 

 フェットチーネパスタももちもちしていて、いつまでも噛んでいられる! 

 こってりしてるのに、ついついフォークが進んでしまう…! 

 

 

 

 7品目は、焼き鳥です。

 ねぎま、皮、レバー、ハツ、ハツヒモ、ヤゲン、砂肝、モモ、ムネ、ハラミ、ささみ、ぼんじり、羽子板、せせり、手羽先、目肝、背肝、さえずり、ガツ、おたふく、腺胃、油つぼ、ふんどし、白子、タマヒモ、あと月見つくねを注文しました。

 多分部位という部位大方頼んだんじゃないかな。

 塩とタレとで選べるんですが、僕はいっつも店長のオススメにしてもらっています。

 今回はせっかくのご飯デートなので、普段は食べたくても手が出ない高級部位も頼んでみました。

 本当は鶏以外の串も頼んでみたかったんですが、他のお店も回りますし、今回は我慢です。

 では、早速戴いていきたいと思います。

 

「ん〜、おいっしい…!」

 

 うん、どれも美味しいです。

 ちゃんとその部位に合った焼き加減になっていて、串を伸ばす手が止まりません。

 一本食べたらまた次が欲しくなるお味です。

 ひー君にもこの感動を味わってほしいので、僕の頼んだ串から少しだけ肉を外して取り皿に移します。

 

「…うん、美味いな」

 

「ひー君もうちょっと食べな? せっかくのデートなんだし」

 

「いや、いいよ」

 

 ひー君は、僕が頼んだものを少し食べてくれるけど、自分の食べ物はほとんど注文しません。

 それなのに、ご飯デートには文句ひとつ言わないし、最近はひー君の方から誘ってきてくれます。

 少食なのに僕のご飯デートに付き合ってくれる、最高の彼氏です。

 …ふぅ。

 どの串も、それぞれの個性があって楽しめました。

 それでは次のお料理を食べていきたいと思います。

 

 

 

 8品目は、いよいよお待ちかね親子丼です。

 厳選された新鮮な地鶏のお肉と卵を使った親子丼で、上に乗ってる生卵がまた美味しそうです。

 上に三つ葉も乗ってて、彩りも綺麗ですね。

 ちなみにこのお店、親子丼のつゆもこだわっているんです。

 では早速、戴いていきまーす。

 

「ほぁぁ…」

 

 ん〜っ、最高! 

 卵がふわとろで、メッチャ濃厚! 

 鶏肉の肉汁が少しずつ染み出して、三つ葉や玉ねぎの香りもすごく良いです。

 おつゆの染みたご飯が、さらに食欲をそそってきます。

 思わずかき込んでしまいそうになりましたが、きちんとマナーは守らないと、ですもんね。

 …さて、一杯食べ切りましたし、それまで次のお料理を待ちましょうか。

 

 

 

 9品目は、こけっこ名物水炊きです。

 骨付き鶏を水で煮てとった出汁で、鶏肉や肉団子、キャベツ、春菊、シイタケ、ネギ、豆腐なんかを一緒に煮込んだ、本場風の水炊きです。

 小さめの土鍋で出てくるので、一人でもペロリと食べれちゃう量です。

 いい感じに煮えてきたので、ポン酢と柚子胡椒、あと橙を絞っていただきます。

 

「はふっ、はふっ」

 

 あつっ、すごいあつあつだぁ…! 

 身体の芯からあったまる〜…

 鶏からいい出汁が出てて、鶏肉や肉団子もすごくジューシー! 

 お野菜もしっかりいい仕事してます。

 あとは、ここにご飯と卵をはめて、お雑炊の完成です。

 ん〜、やっぱり何だかんだで鍋の〆は雑炊に落ち着くわぁ。

 えっ、お米食べ過ぎじゃないのかって? 

 やだなぁ、まだそんなに食べてませんよ! 

 他のお店も回らなきゃだから今日は控えめにしてますし! 

 

 

 

 最後のお料理は、今回のお目当てでもある、こだわり卵のプリンです。

 餌や土地までこだわって育てた鶏が産んだ高級卵を使った、一日20個限定の幻のプリンです。

 これが食べられなくなるのは避けたかったので、お昼時前に来店しておいて正解でした。

 すごい、もう見た目からしてそこらのプリンとは全然違いますね。

 

「んんぁ〜…!」

 

 んまぁい…!! 

 まろやかな口どけ、濃厚な味…ほろ苦いカラメルソースとの相性も抜群…! 

 お口の中が幸せでいっぱいやぁ…! 

 あかん、これあかんやつや! 

 昇天してまうて…! 

 

 

 

「…ふぅ」

 

 最後の一口までたんと味わいました。

 それではお会計をしましょうかね。

 おおぅ…思ったよりお会計多い…

 でもまあ、調子乗って色々頼んだし、こんなもんですかね。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 3軒目は『とら鮨』、お寿司と天ぷらとお蕎麦が食べられるお店です。

 ファミリー向けの価格のお店なんですが、割と高級食材やマイナーな食材まで取り扱っている、全年齢層にとって嬉しいお店です。

 空いてる席に座って、タッチパネルで注文をしていきます。

 

 

 

 まず1品目に注文したのは、ポテトサラダです。

 このお店のポテサラは、マヨネーズ分が多くてクリーミーなのが特徴です。

 ジャガイモとニンジンとキュウリとハムだけを使ったシンプルなサラダで、お寿司屋さんの一品目としてはわりかし好きな部類に入りますかね。

 

 

 

 2品目は、塩茹で枝豆です。

 まだお酒を飲める年齢じゃないですが、やっぱりこういうお店来ると枝豆食べたくなるんですよね。

 では早速食べていきます。

 …うん。

 枝豆も塩味がきいてて悪くないです。

 

 

 

 3品目は、茶碗蒸しです。

 やっぱり、お寿司を食べるときは茶碗蒸しが欠かせませんね。

 さっきのお店にも茶碗蒸しはあったんですが、今回はこちらのお店の茶碗蒸しを食べる事にしました。

 エビや銀杏、かまぼこ、シイタケ、筍、三つ葉なんかが入っていて、意外としっかりお出汁もきいています。

 割とお得なお値段の店なのに、ちゃんといいお出汁使ってるのがすごく好印象です。

 

 

 

 では、早速お寿司を注文していきたいと思います。

 

「ひー君欲しいネタあったら言ってね。一個あげるから」

 

「うん」

 

 にぎりは、赤身、中トロ、大トロ、炙り大トロ、漬けマグロ、ビンチョウマグロ、ビントロ、漬けビンチョウ、真鯛、炙り真鯛、真鯛柚子塩、金目鯛、マトウダイ、カンダイ、サワラ、サヨリ、白魚、メバル、アイナメ、カマス、ホウボウ、チカメキントキ、ヤガラ、カナガシラ、サーモン、とろサーモン、柚子塩サーモン、アボカドサーモン、オニオンサーモン、おろしサーモン、マヨサーモン、チーズサーモン、カツオ、赤エビ、炙り赤エビ、エビ、生エビ、甘エビ、大葉エビ、エビアボカド、サバ、炙りしめ鯖、太刀魚、ニシン、のどぐろ、イワシ、コハダ、アジ、寒ブリ、炙り焼きハラス、真ハタ、ヒラメ、カレイ、えんがわ、炙りえんがわ、柚子塩えんがわ、真イカ、ヤリイカ、モンゴウイカ、コウイカ、アオリイカ、炙り真イカ、漬け真イカ、大葉真イカ、柚子塩真イカ、ゲソ、生タコ、真タコ、穴子、ウナギ、青柳、赤貝、ホタテ、柚子塩ホタテ、蒸しホタテ、ほっき貝、甘ダレほっき、石垣貝、つぶ貝、炙りつぶ貝、みる貝、平貝、アワビ、カニ、数の子、玉子。

 軍艦は、ウニ、いくら、とびっ子、牡蠣、ネギトロ、ネギトロ山かけ、ネギトロ納豆、トロタク、釜揚げしらす、生しらす、エビ、エビマヨ、たらこ、たらマヨ、明太とろろ、カニみそ、カニみそマヨ、サクラエビ、納豆、イカオクラ、イカオクラ納豆、マグロラー油、サーモン、サーモンマヨ、あん肝、白子、えんがわワサビ、マヨコーン。

 巻物は、鉄火巻き、ネギトロ巻き、納豆巻き、かっぱ巻き、かんぴょう巻き、おしんこ巻き。

 あとお稲荷さんを注文しました。

 

「…ふぅ」

 

 調子乗ってメッチャ頼んじゃいました。

 旬の魚が色々あって美味しかったです。

 今回初めて食べたお寿司も色々ありました。

 天ぷらネタもあったんですが、後で天ぷらを食べるので今回は我慢です。

 

 

 

 ここで、あら汁と大学芋を注文しました。

 あら汁は、骨付きの鯛の身でお出汁を取っていて、人参や大根が入っています。

 七味をかけていただきます。

 …うん、悪くないですね。

 身体が温まった気がします。

 

 

 

 次はこの大学芋を食べたいと思います。

 ん、面白い味ですね。

 甘味が強いですけど、安納芋でしょうか? 

 周りにかかってる飴は黒糖を使ってるっぽいですね。

 

 

 

 次は天ぷらを頼んでいきたいと思います。

 野菜系は、ナス、カボチャ、ピーマン、シイタケ、蓮根、春菊、ブロッコリー、カリフラワー、ネギ、サツマイモ、玉ねぎ、人参、大根、三つ葉、インゲン、菜の花、クワイ、メカブ、自然薯。

 魚系は、ワカサギ、鱈、カワハギ、太刀魚、穴子、エビ、フグ、牡蠣、ホタテ、蛤、イカ、カニ、白子、ちくわ。

 肉系は、鶏肉、牛肉、豚肉。

 あと、かき揚げと雪見だいふくの天ぷらを注文しました。

 天つゆと塩でいただきます。

 

「んん…!」

 

 どれも美味しいです。

 すごい衣がサクサクで、揚げ方が上手です。

 お得な分には助かるんですが、正直このお値段で出していい料理じゃないと思います。

 

 

 

 次はお蕎麦を頼んでいきたいと思います。

 お蕎麦は、シンプルにざる蕎麦を注文しました。

 薬味はつけずに、まずはさっきの天ぷらで取っておいた塩をふりかけて一口。

 …うん、凄く良い香りです。

 やっぱり一口目は塩蕎麦ですね。

 麺がつるつるしこしこで、蕎麦の風味もそこらの店とは違います。

 

 次はわさびとつゆをつけていただきます。

 うん、わさびつゆも悪くないです。

 

 お蕎麦を全部食べ終わったら、残ったネギとワサビをつゆに溶かして、蕎麦湯を淹れていただきます。

 ……ふぅ。

 お蕎麦を食べた後はこれに限ります。

 

 

 

 最後に、デザートの和風パフェを食べます。

 モナカ、抹茶アイス、抹茶クリーム、白玉、餡子、抹茶わらび餅、ポン菓子、蓬餅、抹茶寒天、杏子でできたパフェです。

 見栄えも綺麗な緑色で、インスタ映え間違いなしです。

 では、いただきます。

 

「んん!」

 

 口に含んだ瞬間、抹茶の濃厚な風味が広がってきました。

 甘さとほろ苦さが丁度いい塩梅で、トッピングの杏子がいいアクセントになっています。

 このお店の最後の一品に相応しいデザートでした。

 

 

 

「ふぅ」

 

 どのお料理も美味しかったです。

 次来た時は別のメニューを開拓したいと思います。

 ではお会計を…

 おおぅ…すごい金額…

 まあでもけっこう高級食材も戴きましたからね、こんなもんだと思います。

 何かお店出る時二度見されたんですが、どうしてでしょう。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 4軒目のお店は、スイーツ専門店、『Suipo』です。

 時間内ならスイーツを食べ放題という、女子にとっては嬉しいお店です。

 お昼ご飯食べて腹ごなししましたし、今度は甘いものを食べていきます。

 もうそろそろおやつの時間ですしね。

 それでは早速注文をしていきます。

 

 

 

 1品目は、キウイのゼリーです。

 綺麗な薄緑色で、形も可愛らしいです。

 では早速、食べていきまーす。

 

「…うん、うま」

 

 甘酸っぱくて、キウイの果肉が中にゴロゴロ入ってます。

 キウイの種がプチプチしていて、食感も楽しめます。

 何だかゼリーというより大きなキウイに齧り付いてる気分ですね。

 

 

 

 2品目は、極厚パンケーキです。

 厚さ3cmのパンケーキが2枚重ねになっていて、その上にバターがのった、レトロな一品です。

 ホイップクリームとバニラアイスがついてますね。

 ここはシンプルにメープルシロップをかけていただきます。

 

「んまっ」

 

 ふわっふわやぁ…! 

 甘いシロップとしょっぱいバターが口いっぱいに広がって幸せやぁ…! 

 温かいパンケーキと冷たいアイスクリームとの相性も抜群! 

 にしてもこれ、どうやって焼いてるんだろう…

 

 

 

 さて、3品目は、バニラのシフォンケーキです。

 ケーキの上にホイップクリームがのっていて、ケーキにはバニラパウダーがふんだんに使われています。

 すごい、もうバニラの粒が肉眼でも見えますね。

 これは食べるのが楽しみです。

 

「んん〜っ!!」

 

 ふっわふわ!! 

 バニラの香りがすごい! 

 何これ、まるで綿菓子を食べてるみたい! 

 りっきーの作ってくれるシフォンケーキも美味しいけど、やっぱりプロの焼くケーキは違うなぁ…! 

 

 

 

 4品目は、レモンと紅茶のパウンドケーキです。

 生地にはふんだんに紅茶の茶葉を練り込んでいて、ケーキの上には輪切りのレモンがのせてあって、見た目も可愛らしいです。

 切り分けただけで紅茶の香りがしてきました。

 多分アールグレイだと思います。

 

「んまぁ…!」

 

 はわぁ、んまぁい…! 

 レモンの酸味と紅茶の香りが口の中で混ざり合って、まるでレモンティーのような風味になってる…! 

 ほのかに広がるバターの香りもこれまた良い…! 

 さっきまでのケーキと比べて少しずっしりめですが、甘さ控えめで、甘いものが苦手な人でもいけそうな感じです。

 

 

 

 5品目は、イチゴのムースケーキです。

 ドーム状のケーキで、外側がイチゴの果肉入りのゼリーになってて、その中がムースになっています。

 イチゴの赤色と甘い香りが食欲をそそってきます。

 それでは、食べていきたいと思います。

 

「んん!」

 

 これは…なかなか僕好みのスイーツを開拓したみたいです。

 イチゴの甘酸っぱさを活かしていて、さっぱりしていながら食べ応えがあるなぁ。

 ムースの中にイチゴの種が入っていて、プチプチ食感がたまりません。

 ムースを噛むと、イチゴの味がじゅわぁっと広がってきます。

 

 

 

 6品目は、ミルクレープです。

 焼きたてのクレープに、こだわりのホイップクリームを塗って何層にも重ねたスイーツです。

 外側にもホイップクリームとチョコチップのデコレーションがされていて、見た目も可愛いです。

 どうやったらこんなに綺麗に作れるんだろ…

 

「んん、んま」

 

 もっちもちやぁ…! 

 このクレープ、弾力がすごい…! 

 前来た時にクレープ食べてメッチャもちもちしてるなぁって思ったけど、ミルクレープにするとここまで面白い食感になるとは…! 

 クリームもちょうど良い甘さで、割とずっしり目のケーキなのについついフォークが進んでしまいます。

 

 

 

 7品目は、ピスタチオのロールケーキです。

 ピスタチオをふんだんに練り込んだ生地とクリームを使っていて、細かく砕いたピスタチオが散りばめられています。

 全体的に緑色で、デコレーションのピスタチオがまるでペリドットのようですね。

 メニューには『大人の味』と書かれていたんですが、実際のお味はどうなんでしょう。

 

「ん!」

 

 ピスタチオの香りがダイレクトにきたぁ…! 

 味はというと、甘さ控えめで、代わりに少し塩気がありますね。

 ロールケーキの中のクリームと、外のデコレーションのクリームとでピスタチオの濃さが違うので、食べながら味変が楽しめます。

 最初から最後まで楽しめる工夫が感じられて、普段自分でスイーツを作る身としては脱帽せざるを得ません。

 

 

 

 8品目は、チーズスフレです。

 クリームチーズをふんだんに使っていて、雪のような口溶けが楽しめるケーキです。

 上にかかった粉砂糖がまるで雪のようです。

 抹茶味とチョコ味もあったんですが、今回はあえてプレーンを注文しました。

 何もつけずにそのままいただきます。

 

「ふわしゅわやぁ…!」

 

 んん〜、濃ゆい!! 

 ふわっとしていてしゅわっと口の中で溶けるほど軽いのに、味はとても濃厚です。

 この食感、まるで雪を食べているみたいです。

 チーズの風味も芳醇で、天に昇ってしまいそうな気分です。

 

 

 

 9品目は、ザッハトルテです。

 シンプルなチョコレート生地にアプリコットジャムを塗って挟んで、フォンダンチョコレートをかけたスイーツです。

 ラズベリーと一緒に細かい金粉がまぶしてあって、周りにもアプリコットのソースがかかっていて、彩りが綺麗です。

 自分でもたまに作るんですが、ここまで綺麗に作れた試しはありません。

 食べる前に写真を撮ってっと…。

 よし、それじゃ、いただきます。

 

「ん〜! んま」

 

 濃っ厚! 

 チョコレートがすっごく濃くて、アプリコットジャムとの相性も抜群です。

 結構甘味が強いので、コーヒーが美味しくいただけます。

 流石、ケーキの王様と呼ばれているだけの事はありますなぁ。

 

 

 

 最後のメニューは、タルトタタンです。

 旬のリンゴをバターとお砂糖で炒めて敷き詰めた、タルトのお菓子です。

 このお菓子は作るのがすごく難しくて、今後の参考にする為に注文しました。

 僕も実際に自分で作ってみた事もあったんですが、これが予想以上に難しくて、3回失敗してようやく作れるようになりました。

 作る難しさを知ってると、こんなに綺麗に作れるパティシエさんってすごいなぁとしみじみ感じます。

 では、戴いていきたいと思います。

 

「んん〜」

 

 濃いい〜…! 

 リンゴの酸味とキャラメルの甘みがマッチしていて、ザクザクのタルト生地との相性も抜群です! 

 このお店のタルトはどれもずっしりめなんですが、これは特にずっしりしてますね。

 リンゴは紅玉を使っているんでしょうか? 

 

 

 

 …ふぅ。

 どのケーキも大変美味しゅうございました。

 では、お会計をしてきます。

 あっ、思ったより値段しなかった。

 何だか、さっきのお店で調子に乗りすぎたせいか、お会計の値段にも段々麻痺してきました。

 おやつを楽しんだ事ですし、そろそろ次のお店に行きますか。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 5軒目のお店は、ピザとハンバーガーのお店、『ジャッキーズキッチン』です。

 安価でピザやハンバーガーがたくさん食べられる、溜め込む系の“個性”持ちにとっては嬉しいお店です。

 僕も、訓練とかですごくお腹が空いたときは、よくこのお店でテイクアウトをしています。

 

 

 

 1品目は、シーザーサラダです。

 このお店に行くと必ず売ってる、オーソドックスなサラダです。

 …うん、色んなサラダがあるけど、やっぱりこのサラダに落ち着きますね。

 このお店の一品目に相応しいサラダです。

 

 

 

 2品目は、フライドセットです。

 中に入ってるのは、ポテト、ナゲット、フライドフィッシュ、カラマリフライ、オニオンリングです。

 では、早速戴いていきます。

 

「んま」

 

 どれも美味しいですね。

 ポテトは外がカリッとしてて、中はホクホクです。

 ナゲットはスパイシーで、バーベキューソースとマスタードがよく合います。

 フライドフィッシュは、中の魚がホクホクで、タルタルソースが合いますね。

 カラマリフライとオニオンリングは、レモンをかけて食べると美味しかったです。

 

 

 

 では、次はハンバーガーを食べていきたいと思います。

 ハンバーガーは、スペシャルチーズバーガー、照り焼きバーガー、お月見バーガー、フィッシュバーガー、エビマヨバーガーを注文しました。

 それじゃ、いただきます。

 

「ん〜! これこれ!」

 

 やっぱり、ハンバーガーはこのお店のやつに落ち着くわぁ! 

 スペシャルチーズバーガーは、トマト、チーズ、刻みレタス、パテ、玉ねぎ、レタス、ピクルス、ケチャップ、マスタードが入っていて、チーズは普通のレッドチェダーチーズと、ホワイトチェダー、ゴーダ、マスカルポーネ、パルメザンの4種類のチーズをミックスしたチーズの二枚重ねです。

 ケチャップとマスタードが、具材によく絡んで食べ応えがありますなぁ。

 

 照り焼きバーガーは、チキンのパテに甘辛の照り焼きソースをたっぷり絡めて、レモンソースやレタス、玉ねぎと一緒にセサミバンズで挟んだ一品です。

 レモンソースと照り焼きソースの相性が抜群です。

 

 お月見バーガーは、目玉焼き、ベーコン、パテ、オーロラソースを、セサミバンズで挟んであります。

 オーロラソースがすごい目玉焼きとベーコンに合いますし、ベーコンのスモーキーな香りもたまりません。

 

 フィッシュバーガーは、メカジキのフライと刻みレタスと玉ねぎを、タルタルソースと一緒にバンズで挟んだハンバーガーです。

 メカジキの身は甘みがあってふわふわしてて、濃厚なタルタルソースと一緒に食べると旨みがさらに引き立てられます。

 フライの衣もサクサクしていて、ヘルシーなのでいくらでも行けちゃいますね。

 

 エビマヨバーガーは、むきエビとエビカツとレタスを、エビのエキスをふんだんに使ったエビマヨソースと一緒に挟んだ、エビ尽くしのバーガーです。

 一口食べるとエビのプリプリ食感とマヨネーズのクリーミーさが楽しめて、エビの旨みがギュッと詰まっています。

 エビカツもエビの食感が残ってて、すごくおいしかったです。

 

 

 

 ピザは、マルゲリータ、クワトロフォルマッジ、マリナーラ、アンチョビ、の4種類のクォーターのLサイズ、ジェノベーゼ、ハバネロチョリソー、3種のキノコ、シーフードの4種類のクォーターのLサイズ、明太もちチーズ、照り焼きチキン、ツナマヨコーン、パインオリーブのクォーターのLサイズ、あとビスマルクのSサイズを注文しました。

 

「ん〜! おいひい!」

 

 どのピザも絶品です。

 1枚目のピザは、イタリアンピッツァの王道を揃えたピザです。

 濃厚なトマトソースの上にモッツァレラチーズとバジルをトッピングしたマルゲリータ。

 タバスコやオリーブオイルをかけても美味しいんですが、今日はあえて何もかけずにいただきました。

 モッツァレラ、パルミジャーノ、ゴルゴンゾーラといったチーズを使ったクワトロフォルマッジ。

 蜂蜜をかけて食べるのがお店のおすすめだそうです。

 トマト、ニンニク、オリーブオイル、オレガノだけを使ったシンプルなマリナーラ。

 ニンニクとオレガノの風味やトマトの甘味や酸味を味わいたいので、何もかけずにいただきました。

 アンチョビとオリーブとケッパーを使った、プッタネスカ風ピザ。

 これはレモンを少し絞って食べると美味しかったです。

 

 2枚目のピザは、ビスマルクです。

 ほうれん草やベーコンを使ったピザの上に、とろとろの温玉がトッピングされています。

 フォークとナイフで切ると、半熟の黄身がとろっと出てきて、ほうれん草やベーコンとの相性も大変良かったです。

 

 3枚目のピザは、店員さんのイチオシを揃えたピザです。

 バジルソースをベースに、ジャガイモやベーコン、バジルをトッピングしたピザ。

 バジルの香りが食欲をそそります。

 ハバネロとチョリソーサラミをふんだんに使った激辛ピザ。

 ピカンテオイルをかけてさらに辛くしていただいたらおいしかったです。

 シメジ、マッシュルーム、エリンギを使ったキノコピザ。

 隠し味に醤油を使っていて、とても香ばしかったです。

 エビやイカ、ホタテ、タコなどの海の幸をふんだんに使ったシーフードピザ。

 魚介のエキスが濃縮されていて大変美味でございました。

 

 4枚目は、僕の好みを揃えたピザです。

 ここからは邪道と感じる人もいるメニューになっていますが、僕的にはたまに食べたくなるピザです。

 まずは明太子とお餅とチーズを使い、刻み海苔をトッピングした和風ピザ。

 このピザには、醤油ベースのソースがよく合います。

 照り焼きソースをベースにチーズや照り焼きチキンをトッピングし、マヨネーズとマスタードと刻み海苔をかけた照り焼きチキンピザ。

 追いマスタードかケチャップをかけて食べるのが僕好みです。

 玉ねぎの上にマヨネーズをたっぷり塗って、マヨコーンとツナとチーズをトッピングして、さらにその上からマヨネーズをかけたツナマヨコーンピザ。

 コーンの甘味とマヨネーズやツナの塩味が最高にマッチして、無限に食べれちゃう気がします。

 バターと蜂蜜、パイナップルを隠し味に加えたトマトソースをベースに、パイナップル、オリーブ、ベーコン、チーズをトッピングしたパインオリーブピザ。

 パイナップルを乗せたピザは、ハワイアンピザとも呼ばれていて、けっこう人によって好き嫌いが分かれます。

 パイナップルの甘味が、ベーコンやオリーブの塩味とよく合って、とても美味しいです。

 

 

 

 最後は、アップルパイです。

 シナモンがきいた、シンプルなアップルパイです。

 一口齧ったら、パイ生地のサクサク食感、リンゴの甘味や酸味、シナモンの香りが口の中に広がって、途端に笑顔になれるお味です。

 これはエリちゃんのお土産に買っていこうと思います。

 

 

 

「…ふぅ」

 

 全部のお料理を食べ終わりました。

 お会計を済ませて、エリちゃんのお土産の冷凍アップルパイを買って、次のお店に向かいます。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 6軒目のお店は、韓国料理店『マシッケトゥセヨ』です。

 最近できた店なんですが、若い子の間ではけっこう人気のお店らしくて、今日もちょっと混み気味です。

 店員さんに席に案内されたので、席に座って注文していきます。

 ちなみにこのお店では焼肉は提供していないので、焼肉屋にある鉄板や無煙ロースターはありません。

 そもそも僕、『焼肉屋=韓国料理店』って考え方があんまり好きじゃないんです。

 確かに焼肉屋で韓国料理が提供される事が多いのは事実ですけど、焼肉そのものが韓国料理かといわれれば微妙なところですし、向こうでは牛肉より豚肉がメジャーで、日本の焼肉屋とは調理法も違うと聞きますし。

 

 …おっと、つい熱くなって話が逸れてしまいました。

 では、来たお料理を食べていきたいと思います。

 

 

 

 1品目は、サンチュコッチョリです。

 サンチュとキュウリと玉ねぎを、ごま油や唐辛子、酢醤油、ニンニクを合わせて作ったソースで和えた一品です。

 ソースが真っ赤ですが、どれくらい香辛料を使ってるんでしょう…

 では、いただきます。

 

「…うん」

 

 美味しいです。

 味はチョレギサラダに似てますが、チョレギサラダに比べて辛味が強いですね。

 ごま油は少なめで、辛い割にさっぱりしたソースだったので、ペロリと食べれちゃいました。

 

 

 

 2品目は、前菜の盛り合わせです。

 このお店では、特製ナムルと何種類かのキムチが一緒に提供されています。

 特製ナムルは、豆もやしをお酢や醤油、豆板醤、鶏ガラスープ、ごま油、ニンニクなどで作ったタレで和えた和え物です。

 キムチは、白菜キムチ、大根キムチ、キュウリキムチの3種類に加えて、そこに人参キムチとイカキムチも追加しました。

 他のはわかるんですが、イカのキムチは食べた事がないので、どんな味か楽しみです。

 

「ん、おいしい」

 

 イカの旨みと唐辛子の辛さがよく合い、クセになります。

 キムチの汁に含まれてる魚介のエキスもいい仕事をしてますね。

 コリコリ食感で、ご飯が進みそうです。

 

 

 

 というわけで3品目は、サムゲタンです。

 鶏肉の中に香草や薬味を餅米と一緒に詰めて、昆布だしのきいたスープで煮込んだ一品です。

 スープの具は、長ネギと玉ねぎが入ってます。

 鶏を丸ごと使ってるので、すごい食べ応えありそうですね。

 それじゃ、いただきます。

 

「…んん」

 

 あったまる〜…! 

 中に入ってる薬味がじわじわきいてきて、身体の芯にまで染み渡ってきました。

 鶏肉からお出汁が出てて、スープもシンプルでありながら旨みが凝縮されています。

 これは冬には嬉しいメニューですね。

 

 

 

 さて。お次の4品目は、タッパルです。

 鶏の足を激辛調味料と水飴をベースにしたソースで炒めたお料理です。

 日本じゃ鶏の足は『もみじ』って名前で焼き鳥屋さんとかでたまーに売ってる程度で、普通はなかなか見かけないんですが、韓国では人気の食べ物らしいです。

 滅多に食べられない食材なので、この機会に食べてみたいと思います。

 

「ん゛っ…!?」

 

 ひぃぃ、からっ、からぁぁ…!! 

 何じゃこれ、メッッチャ辛い! 

 舌が焼ける、ちぎれる!! 

 水、水!! 

 

「すみません、大ジョッキに氷と水入れて持ってきてもらえますか。できれば3杯くらいお願いします」

 

 さすがひー君、判断が速い…! 

 鱗滝さんもビックリの判断の速さだよ! 

 でも助かった、今は水だ水!! 

 

「んぐんぐんぐんぐ…!!」

 

 …ふぅ。

 何とか落ち着きました。

 にしても、メチャクチャ辛いけど美味しいですよこれ。

 やみつきになりそうな味です。

 帰ったらかっちゃんに教えてあげよっと。

 

 

 

 えー、お見苦しいところをお見せしましたが、気を取り直しまして、5品目はプルコギです。

 ニンニクやコチュジャン、お醤油、ごま油といった調味料を染み込ませた牛肉を、玉ねぎやニンジン、もやし、ニラと一緒に炒めた一品です。

 …うん、もう運ばれてきた瞬間から良い香りがしてきました。

 では、いただきます。

 

「ん、おいひぃ」

 

 コチュジャンがきいてて、ごま油の香りもしっかりしてますね。

 牛肉にも調味料がしっかり染みてて、噛めば噛むほど味が染み出してきます。

 お野菜も、シャキシャキしていながら調味料が絡んでいて、ついつい箸が進んでしまう味です。

 

 

 

 6品目は、キムチチゲです。

 ごま油で炒めた豚バラをキムチや激辛調味料で味を整え、昆布で取った出汁を入れて、木綿豆腐、長ネギ、えのき茸、ニラを加えたお鍋です。

 冬になるとやっぱりチゲを食べたくなるので、このお店のチゲがどんな味か試してみたいと思います。

 

「…んん」

 

 おぉ、やっぱり結構辛いですね。

 本場の本格的な調味料を使っているからでしょうか? 

 すごく辛味と旨みが凝縮してて、身体の奥があったまる感じがします。

 ご飯にぶっかけて食べたいところですね。

 お鍋のスープの最後の一滴まで美味しく戴きました。

 

 

 

 さて、7品目は、チーズタッカルビです。

 激辛調味料で味付けした鶏肉を、野菜と一緒に炒めてトロトロのチーズをかけたお料理なんですが、このお店は、目の前でラクレットチーズをたっぷりかけてくれるらしいです。

 おっ、大きなチーズが運ばれてきました。

 

「おおっ」

 

 凄い、大量のチーズが敷き詰められていきます。

 結局、全部のチーズをかけてもらいました。

 激辛調味料とチーズの香りが食欲を唆り、さっきチゲを食べたばっかりなのにもうお腹が空いてきちゃいました。

 もう待ちきれないのでいただいちゃいましょうかね。

 

「ん〜!」

 

 んまぁぁぁい! 

 お野菜と豚肉の甘みや旨みが噛めば噛むほど滲み出て、激辛調味料と濃厚なチーズが見事な調和を生み出してます…! 

 中に入ってるキムチもいい仕事をしてます。

 なんてこったい、すごく食べ応えがあるのに、箸が止まらないだと…!? 

 お野菜とお肉にたっぷりチーズを絡めて…うぉぉ、伸びる…! 

 たっぷりチーズを絡めたタッカルビを、食べます。

 ん〜、んめぇぇ…! 

 

 

 

 8品目は、石焼ビビンバです。

 硬めに炊いた雑穀米を石の器に入れて、その上に牛肉、豆もやしナムル、にんじんナムル、ほうれん草ナムル、ゼンマイ、キムチを乗せて、さらにその上に生卵を乗せた一品です。

 上にコチュジャンベースの激辛調味料がかかっているので、これをスプーンで少しだけ混ぜます。

 僕はおこげや味変を楽しみたいので、あとは混ぜないでいただきます。

 

「んん…!」

 

 美味しい…! 

 激辛調味料や具材がお米に混ざって、そこに濃厚な生卵も混ざって、旨みの洪水が押し寄せてきました。

 お野菜のシャキシャキ食感もクセになります。

 ついうっかり器を持ち上げてかき込みそうになってしまいました。

 食べ終わった後は、残ったおこげをスプーンで剥がしていただきます。

 うん、すごいパリパリしてて、香ばしいです。

 

 

 

 9品目は、冷麺です。

 麺と酢醤油ベースの冷たいスープの上に、キムチや大根、キュウリ、リンゴ、薄切りの豚肉、卵、糸切り唐辛子がのってます。

 では、いただきたいと思います。

 

「んん!」

 

 メッチャサッパリしてる…! 

 冷たくて辛酸っぱいスープが具材と混ざり合って、それぞれの具材もまた冷麺の引き立てています。

 一緒に乗っかってるリンゴが割といい仕事してるんですよねぇ。

 麺のもちもちぷるぷる食感もたまりません。

 残りはお酢をかけていただきます。

 んん…! さらにサッパリした味になりました。

 

 

 

 最後のメニューは、トッポギです。

 トッポギ餅を、醤油やハチミツと一緒に炒めて、ゴマときな粉をまぶしたスイーツです。

 本当はコチュジャンで炒めるものらしいですし、実際にコチュジャンの方もメニューにあるんですが、デザートで食べたい気分なのでこっちを注文しました。

 ソースをよく絡めて、いただきます。

 

「ん〜!」

 

 もっちもちやぁ…!! 

 お餅と醤油ハチミツきな粉が合うぅ…!! 

 辛いものを食べ続けた後だと、甘いものがメッチャ美味しく感じるぅ…!! 

 これ、お茶子っちに食べさせてあげたいなぁ。

 後でお土産で買えるかどうか確認します。

 

 

 

「…ふぅ」

 

 注文した料理を全部食べ切りました。

 お会計を済ませて、お土産のお餅を買ったら、次のお店に行きたいと思います。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 7軒目のお店は、ステーキハウス『どっきりギャング』です。

 こちらが本日最後のお店になります。

 これからおゆうはんなので、ここでしっかりお腹に入れて、満足感を味わってから寮に帰ります。

 では、早速お料理を注文していきます。

 ちなみに飲み物は、ソフトクリーム付きのミルクセーキを注文しました。

 お、早速1品目が運ばれてきました。

 

 

 

 1品目は、クルトンサラダです。

 レタスや玉ねぎのサラダにクルトンをトッピングした、シンプルなサラダです。

 マヨネーズベースのドレッシングをかけていただきます。

 

「…んん」

 

 うん、美味しいです。

 サクサクのクルトンが、このお店のオリジナルドレッシングとよく合います。

 後からガツンとくるものを食べる予定なので、しっかりお野菜を摂っておかないとですね。

 

 

 

 2品目は、フライドオニオンです。

 玉ねぎを松ぼっくりのようにカットして丸ごと揚げた、このお店の人気メニューのひとつです。

 マヨネーズベースのソースとマスタードをつけていただきます。

 

「ん〜! サックサク!」

 

 すっごいサックサクです! 

 外はザクザクで、中から玉ねぎの甘みがじゅわぁっと広がってきました。

 玉ねぎのお汁が溢れ出して、噛み締めるたびにチャプチャプ溜まっていきます。

 こんなにジューシーな状態でフライドオニオンを作れるのは、多分このお店くらいなものでしょう。

 

 

 

 さて。3品目は、チーズフライです。

 皮付きのまま丸ごと揚げたジャガイモに、カリカリベーコンとチーズとバターをたっぷりかけたフライドポテトです。

 ジャガイモにチーズとバターをたっぷり絡めてっと…よし。

 いただきます。

 

「はふっ、はふっ…!」

 

 あっっっつ…!! 

 ジャガイモが、すごい熱々で、ホクホクしてる…! 

 外側のパリパリ食感もクセになる…! 

 ホクホクのジャガイモと、チーズやバターの塩味や脂が合うんですわこれが! 

 カリカリベーコンの香りが、フライドポテトの旨みを引き立ててくれています。

 

 

 

 4品目は、コーンポタージュです。

 すりおろして裏漉ししたトウモロコシを使ったシンプルな一品です。

 上にパセリがのってて、生クリームで模様が描かれていて見た目もオシャレです。

 それでは、いただきます。

 

「ん〜!」

 

 あまぁぁい! 

 クリーミーで濃厚で、そして奥深い甘みがある…! 

 なにこれ、砂糖でも入ってる!? 

 え、入ってない? 

 嘘やろ!? 

 何のトウモロコシ使ったらこうなるんだ…

 

 

 

 お次の5品目は、スパイシーフライドチキンです。

 唐辛子や胡椒で揉み込んだチキンを揚げた一品です。

 辛さを3段階で選べるんですが、せっかくなので一番辛いのを注文しました。

 トマトと唐辛子ベースのピリ辛ソースをつけて、いただきます。

 

「はぁっふ、ぁふっ…!!」

 

 しまった、調子乗ってソースつけすぎた…! 

 かっらぁぁ…!! 

 ミルクセーキで中和して…

 

「ふぅ…」

 

 ビックリしました。

 でもチキンはしっかり調味料が染み込んでて、旨味がしっかりあってジューシーで、外のザクザク衣にもチキンの旨みが詰まってて、病みつきになりそうなお味です。

 残りのチキンは、さっきの半分くらいの量のソースをつけていただきます。

 

 

 

 6品目は、スペアリブです。

 豚の骨つきあばら肉を、甘辛のソースで煮込んだお料理です。

 …うん、甘辛ソースの香りの中に、微かに柑橘系の香りを感じます。

 隠し味にマーマレードでも入れたんでしょうか。

 粒マスタードをつけていただきます。

 

「やわらかぁぁ…!」

 

 何これ、すっごい柔らか…! 

 口に入れた瞬間、蕩けそうになりました。

 ソースが骨にまでしっかり染みてて、隠し味のマーマレードの香りが食欲を唆ります。

 どうやったらこんなに上手く煮込めるんでしょう。

 

 

 

 絶品のスペアリブを味わったところで、7品目はハンバーグです。

 大きめのハンバーグにデミグラスソースと目玉焼きが乗っかってて、付け合わせの温野菜やマッシュポテト、ガーリックトーストも美味しそうです。

 フォークとナイフで切ってっと…

 おおっ、切った瞬間、肉汁と一緒に中に詰まっていたチーズがとろけて溢れ出してきました。

 もう我慢の限界なので食べちゃいます。

 

「んん〜!」

 

 んまぁぁ…! 

 肉汁がじゅわぁっと広がって、濃厚なチーズがお肉との相性抜群です。

 デミグラスソースの香りが鼻の奥まで広がって、幸せな気分になってきました。

 付け合わせの野菜も絶妙な茹で加減です。

 

 

 

 8品目は、ラムチョップです。

 骨付きのラムの背肉を、バルサミコ酢と赤ワインベースのソースで味付けしたステーキです。

 …うん、もう運ばれてきた瞬間からラムの香りがしてきました。

 

「ん〜、やわらかぁい!」

 

 何これ、メッチャやわらかい! 

 香ばしいラム肉を、バルサミコソースが引き立ててます…! 

 マッシュポテトをつけて食べるとさらに味に深みが増すわぁ…! 

 

 

 

 いよいよ9品目は、お待ちかねの厚切りステーキです。

 厚さ5cmの牛ヒレを、バター醤油ベースのソースで焼き上げたステーキです。

 厚さは900gで、焼き加減はミディアムレアにしてもらいました。

 上にかかってるガーリックの香りが食欲を唆ります。

 それでは、いただきます。

 

「んん〜〜〜っ!!」

 

 おいっっっしい!! 

 お肉がジューシーでやわらかぁい…! 

 口の中でとろける〜! 

 もうこれ歯が要らんて! 

 お肉の脂と、お醤油のタレとよく合ってるよ〜! 

 

 

 

「…はぁ、おいしかった!」

 

 最後のメニューは、ティラミスです。

 一番人気のデザートで、このお店のオリジナルのレシピで作ったティラミスだそうです。

 それでは、いただきます。

 

「ん〜! 美味しい!」

 

 やっぱりこれだわ〜! 

 このお店のティラミスは、マスカルポーネのクリームにレモンを練り込んであるんです。

 脂身たっぷりのお肉を食べた後だと、さっぱりしたものが美味しく感じるんですよねぇ。

 チーズやココアとの相性も最高です! 

 

 

 

「ご馳走様でしたっ」

 

 …ふぅ。

 ごちそうさまでした。

 最後のメニューを食べ終わりました。

 今日だけで全部でざっと120人前くらい食べたかな? 

 それではお会計をしてきます。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 ついつい調子に乗って今日だけでプラス分の稼ぎをほとんど使ってしまいました。

 明日からはまた節約生活に逆戻りです。

 

「ひー君、今日は付き合ってくれてありがとう。おかげですっごく楽しかった!」

 

「いえいえこちらこそ」

 

「何かごめんね? ひー君そんな食べないのに高いものばっかり頼んだりいろんなお店梯子しちゃったりして」

 

「ひなたが自分で稼いだ金なんだからどう使おうがひなたの自由でしょ。それにさ、俺は楽しかったぜ。ひなたが美味そうに食べてるとこ見られて」

 

「っ〜〜〜!!」

 

 ここで頭ポンポンはずるいて!! 

 ウチの彼氏、徳が天元突破してるよぉ!! 

 

「今日のおゆうはん、ビーフシチューだったよね? 楽しみだぁ…!」

 

「飯田にはひなたの分残しといてって言ってあるから、今帰ったらすぐ準備してくれると思うよ」

 

「やったぁ!」

 

 ビーフシチュー、ビーフシチュー♪ 

 楽しみだぁ♫

 やー、今日は本当に楽しかったなぁ。

 次はどこのお店行こっかな。

 

 

 

 

 

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