TS憑依堀北さん   作:larana

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総合日間ランキング1位になってました。(4月12日時点)
自分の作品がこのランキングに載るだけでも畏れ多いのにましてや1位です。
これもひとえに読者の皆様の応援のおかげです。
皆様誠にありがとうございます。
元々「よう実原作キャラ憑依が読みたい!TS憑依or転生が読みたい!初期クラスはDクラスのが読みたい!」と思って書き始めた自分の欲全開な作品だけに、こうして皆様に応援していただいて驚いております。


今回は小ネタ集になります。1話平均3千字の作品で小ネタ……?本編が既にだいぶ文字数少ないじゃんと自分でも思ったのですが幾つかコメント欄で見たり自分の頭の中に浮かんできたものを書いてみました。
少しギャグ要素強めです。


小ネタ集

・綾小路「GカップだぞGカップ」 堀北「……」

 

 

①ツンツン

 

 

「このGカップって商品、値段の割に凄いサイズだと思わないか?GカップだぞGカップ」

 

この発言に対して私は───

 

 

少しツンツンな返答をしてみることにした。堀北鈴音と言えばやっぱりツンツン(時折物理的に(コンパスの針))である。

 

 

「……最低」

 

 

言葉はシンプルに。胸の前に腕を伸ばして隠すようにして、目線は批難するように……

 

 

 

 

 

 

……あれ?綾小路からの返答がないぞ?

 

 

 

凄い落ち込んでるーーー!!? こ、こんな筈では……

 

 

~BAD END~

 

 

 

③多少乗ってあげる

 

この発言に対して私は───

 

 

せっかくだし乗ってあげる事にした。原作・漫画初期の綾小路ならではとも言えるこういう遠慮のない下ネタ発言シーンだ。同じ男(前世が)の私が乗ってあげないでどうする!

 

 

「そうね。櫛田さんくらい有るんじゃないかしら」

 

クスッと笑いながらそう口にする。

 

最も、櫛田で「DかE」らしいこの世界だとGって誰になるんだろう……それこそ長谷部とか一之瀬クラスになるんじゃないだろうか?

 

「櫛田はGカップなのか……」

 

「あの大きさだもの、それくらいは有るんじゃないかしら(嘘)」

 

「参考までに堀北は……」

 

「それは駄目よ」

 

 

それは流石にライン超えだろ。

 

 

 

・ある日の綾小路と堀北

 

 

原作知識がある私にとって高度育成高校は、校内を見て回るだけで楽しい。

 

 

なにせ何処に行っても実質原作の聖地巡礼───作中に出て来ない物や設定だけで出てくる場所だったりする物もゴロゴロしている───なのだ。これは見て回らない手はないだろう。

 

 

今日は何処を見て回ろうか、√堀北に出てきた銭湯にしようかな?でも女子風呂はハードル高いし男子風呂は今の私が入ったら大問題……などと考えていると、隣の席から声をかけられる。

 

 

「堀北。今日の昼、一緒に食堂に行かないか?」

 

 

なんとも珍しい、綾小路からのお誘いだ。

 

 

「綾小路君?貴方から誘ってくるなんて、どういう風の吹き回しかしら」

 

 

「ほら、5月になって支給されるポイントが変動しただろ?それに伴ってあるものが気になってな」

 

「あるもの?」

 

 

 

「食堂における0円商品───山菜定食だ」

 

 

 

───山菜定食。よう実に登場する所謂「ポイント0円商品」の1つであり、食堂で0ポイントで食べられるメニューである。

 

 

もし仮に生徒……特にCやDと言った下位クラスの生徒がポイントに困窮しても食事だけは最低限摂れるように無料で学校側が提供している商品の1つである。

ちなみにコンビニでは絆創膏、スーパー等他の商業施設でも0円商品を置いているらしい。

 

 

山菜定食と言えば堀北鈴音が綾小路に奢った(騙して食わせた)スペシャル定食と並んでこの食堂の2大有名メニューであり、過去にコラボカフェが開催された際にはメニューとして(当然有料で)提供されていたこともある。

 

そんな有名なメニューだが、実は私は未だに食べたことがなかった。何故なら、

 

 

「綾小路お前、山菜定食とか食べに行くのか?あれ肉も魚もねえし腹溜まんねえだろ」

 

 

横から入ってきた須藤が指摘したように、主菜がなく野菜と味噌汁だけのかなり侘しいメニューだからである。

 

あと、更に言えば高度育成高校内では当然このメニューのことは知れ渡っており、ある種「貧乏人の食事」という雰囲気もある。

 

だから正直、わざわざ食堂に1人で行ってこれだけ頼むのは……という感じで足が遠のいていたメニューだったのだ。

 

かと言って「じゃあ別のもん一緒に食えばいいだろ」となるかと言うとそうもいかない。

 

今の私は女子であり、いくら野菜と米と味噌汁しかない山菜定食とは言えこれに更にもう一品追加して計2人前も一度に食べられるか……という切実な問題がある。須藤なら普通にやってのけそうだが。

 

残すのは倫理的な観点からも周りの視線的にも避けたかったので、食べるのを諦めていたのだった。

 

 

しかし2人なら全員山菜定食でも1人の場合に比べてそこまで恥ずかしくない……気がする。

 

それにこの世界の外から来ていてこの料理にある種期待と言うか憧れを抱いている私と、特にそういった知識はないこの世界内の人物で食べた感想に違いがあるのかも気になった。

 

「0円商品……私も以前から興味があったのよ、一緒に行きましょう?」

 

「堀北も行くのか!?なら俺も行く」

 

なんか予想外の人物(須藤)までついてきた。

 

 

 

 

そして時は昼休み、人でごった返す食堂で私達3人は山菜定食を注文していた。

 

ちなみに須藤はこれに追加で大盛りのラーメンも注文していた。

お前今月5万5千しかポイント入ってないんだぞ?バスケ部で使う道具買った残りのポイントそんな使い方して大丈夫か?

 

 

注文して並んでいると、すぐに出来上がったようで3人とも同時に呼ばれる。

 

 

複数人で来て全員山菜定食、というのは珍しいらしく、職員の人や周りの生徒に少し興味本位の視線を向けられた。

 

それを横目に適当な席につく。

 

「これがあの山菜定食……」

 

「なにか思い入れでもあるのか?」

 

「……いえ、そういうわけではないけど……」

 

わらびの炒め物、野菜の揚げ浸し、白米、味噌汁……高校の食堂で出るにはだいぶ渋いメニューだと思うが、悪くはなさそうだ。毎日となると飽きそうだが。

 

 

では、手を合わせて……

 

「「「いただきます」」」

 

 

味は0円ということを考えるととても良かった。

肉がない問題はコンビニやスーパー等で適当な惣菜やホットスナックを後で買って食えばいいし、米と味噌汁無料で食べられると考えると自炊の手間考えれば有りだな……




最後の山菜定食の話は高1の時の自分を振り返ってみて
「実家育ちで家事ろくにしたことがない身で急に寮入って一人暮らし始めたら料理毎食自分で作るのクソ面倒じゃないか?」
と思って書きました。というか料理以外も全部自分とかめちゃくちゃ汚部屋なる奴いそう……軍隊とかみたいに定期的に寮の点検とかあるのかな
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