人の幻想   作:空想卓遊戯

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どーも。主です。

今回はタイトルの通り”グロテスク"な描写が含まれます。

文才の影響で言うほどグロテスクに仕上がりませんでした。

では、どうぞ。


第四話「Grotesque」

先の騒動からしばらくして、半刻。

 

「・・・落ち着いたかい?」

 

「・・・」

 

「自己嫌悪に陥っている所悪いが、時間だ。」

 

青年がそう言うが早いか、白い空間を割って赤髪双髪(ツインテール)の女性が現れた。

 

「こにゃにゃちわ~」

 

「「・・・」」

 

「あれ?受けませんでしたか?」

 

「あー。この絶妙なギャグを噛ましてくれたのは光葉 紅(コウヨウ クレナイ)だ。」

 

「始めましてー!!光葉 紅です。"くれない"とか”べにちゃん”って呼んで下さい!!」

 

「・・・」

 

「あからさまにテンションを下げるな。テンションを下げるな。」

 

「大事な事なので2回言いました?」

 

白い部屋の中に"ケタケタ"と笑い声が響く。

 

「…対象ってこの方ですか?」

 

「これもそうだがそれがどうかしたか?」

 

「いや、動物という話だったから、犬か猫でも出てくるかと思ってた…」

 

「?君は少し頭を柔らかくしたほうが良い。」

 

「うっさいです。」

 

「あれ?師匠、くーちゃんはまだ来てないんですか?」

 

「くーちゃん?」

 

「あぁ、九音寺院 茶子(クオンジイン チャコ)今回、君の相手をして貰う予定の者の一人だ。」

 

青年の紹介が終わるか否や、

茶髪絶壁(ペッタン)の少女が、地面から這い出してきた。

その様子は、SAN値を削れるほどオゾマシイとも言えるものだった。

 

地面と体の接合部は爛れ、破れた皮膚から内臓のようなピンク色のモノが覗き、

地面から離れるとそこには疱瘡ができ、潰れると蒸気を噴出し、赤や黄色、白色の汁を滴らせる。

そのあいだ少女が「んっ、あっ。んゅうっ。」と声を上げるのだから艶めかしい。

 

「んっセンセ、この子が相手ってことで、んにゅっ良いの?ハぁっ好いの?」

 

地面から”ベリベリ”と体を剥ぎ取りながら少女が笑顔を散りばめ質問する。

 

「やぁ、九音寺院クン早かったね。」

 

「くーちゃんお憑かれ~」

 

「ん~」

 

”九音寺院”と呼ばれた少女は、大きく伸びをして、

足を地面から引き抜き、まだピンク色の色濃く見える足で地面に立った。

 

「・・・」

 

「おっと、すまない少し放置しすぎたかもしれないね。」

 

「そうですよ。放置プレイはいけませんよ?」

 

口に手を当て、込上げた吐き気を押さえ込んでいる少女に、

各々好きなように言い放っている中、それを遮る様に"九音寺院"の声が響いた。

 

「コウヨウ。言い過ぎよくない。」

 

「ん?ごめんごめん。」

 

「それはそうと、彼女の青ざめた顔の原因の8割弱は君の()()だよ。」

 

「え?あっ、そうですよね、

 見慣れてない人からしたらグロテスクそのものですもんね。

 すみませんウッカリしてました。」

 

そういうと「えへへ」と額に手を当て古典的な”やってしまった”ポーズをとった。

 

「・・・」

 

まだ吐き気の治まり切ってない少女をまって、青年が口を開いた。

 

「君にはまず、九音寺院クンと戦ってもらう。

 彼女は私の部下で元も模範的な戦闘パターンをしている。

 彼女に勝てない様では、(コウ)クンの相手にはならない。

 九音寺院クン、相手は素人だ、十二分に手を抜いて相手をしてやってくれ、

 だが、油断はしてくれるな。ここは戦場だ。」

 

「サー、イエッサー」

 

”九音寺院”はそう言うと右手で敬礼のポーズをとって、

右足を基点にして"くるり"と回り、少女に向き直った。

 

 

 

「ふーん。君が適合者のサンプルケースか。

 まだ挨拶してなかったよね?

 九音寺院 茶子(クオンジイン チャコ)って言います。

 ”クーちゃん”とか”ちゃこ”って呼んでください。

 ヨロシクね♪」

 

「よろしく・・・」

 

 

 

 

 

 

 

_____________________________________________________to be continued...

 

 

「センセーこの子の名前ってなんていうノー?」

 

「ん。あー、あれだぁあれ、適当に決めて良いよ。うん。」

 

---委ねられた決定権。

 

「”祝音さん”で良いよね?ヨネ?」

 

「・・・由来は?」

 

---”祝”福の”音”色。

 

「じゃあ、貴方たちは何?」

 

「ワタシ達?

 ワタシ達はワタシ達だヨ♪

 ワタシ達がワタシ達でワタシ達だから

 ワタシ達として個々に在る事が出来るの。」

 

---そして見える猟奇性(Grotesque)?。

 

「コウヨウ、後で絞める…」

 

「・・・」

 

 

 

 

 

次回「Name」

 




どーも主です。

皆様の声でございます。

「駄文ワロタww」

はぃ。その通りにあります。

こんな主ですが、今後ともヨロシクです。
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