好きな性癖に刺さる生徒を発表します〜♪
浦和ハナコ、下江コハル、栗村アイリ、宇沢レイサ、伊落マリー、砂狼シロコ、十六夜ノノミ、小塗マキ、合歓垣フブキ、霞沢ミユ、春原シュン(両方)、
もちろん私は "先生"だから
みんな好き 好き 大好き
あの後、先生が迎えに来るまで、ユウカを交えてビープとの関係を話した。ついでに、ユウカからビープの今を聞いた。彼女はセミナーで保護されており、こちらの常識と生き方を教えているところらしい。天真爛漫な性格もあってか、スマホを渡すのはまだ早いと判断していたようだ。
今後、ビープと連絡する際はユウカ経由になる。一手間必要だが、まあ仕方がないことだろう。ビープがキヴォトスの環境に慣れるまで、何日かかることやら。
そんなこんなで、ミレニアムの一日は終わり、次の日。
朝のアビドス高等学校。いつも通り先生と共に部室に集まり、昨日の出来事を皆に話していると、スマホに連絡が来た。連絡してきたのは、“ミレニアム“の文字。
「来たか」
"来たっていうのは?"
「えっ?……ミレニアムのトラックですね。一体アビドスに何か用が?」
「私がミレニアムに持ち込んだ契約の話だろう。すまないが、手伝ってくれないか?スコップを持って出るだけでいい」
「ちょっと待って、何する気!?」
「何って、校舎に入り込んだ砂を渡すだけだが」
一瞬、全員が頭の上に?マークを浮かべたが、ピンと来たホシノが解答を言う。
「あー、トウハくんがなんかそんな話を持ち掛けてた気がする〜」
「……ん、確か先生が来る前の日の会議で、トウハが言ってた。「アビドスの砂を建材や工芸品の材料にする」とか」
「なるほど☆そういうことだったんですね!」
「けど、買取先が居ないから却下になったんじゃないかしら?……いや、ミレニアムが買い取ってくれるってこと!?」
「その通り。まあ、価値が出るかどうかは相手の研究次第になるがな」
セリカが言った通り、アビドスの借金問題についての会議で、私はアビドスの砂を買い取らせる方針を提案した。しかし、買取先が無いという悲しい現実に突き当たり、この案は却下された。
だが、私は考えた。買取先を探せばいいじゃない、と。
そこで、昨日ミレニアムに訪れた際、ヒマリと話し合ったところ、新素材開発部にサンプルを渡すという名目で買取契約を結んだ。最初にある程度アビドスの砂を渡し、活用性が見出せればそのまま買取続行という形と相成った。
アビドス郊外があんな状態なので、砂に関してはほぼ無限に採れる。それが資源として活用できるのなら、儲け物だ。
ついでに、ミレニアムにはアビドス高等学校のための義援金募金が行える、募金箱を置かせて貰った。今のアビドスは、名を知らぬ者が多いくらいには廃れつつある状況だ。名前だけでも覚えてもらうのが目的だが、どうして廃校寸前になっているのかを調べてくれるのであれば、ある程度は金が集まるだろうという安い算段である。
私の技術とアビドスの砂。それを対価に新しい義肢の製造と、募金箱の設置をしてもらったのだ。正直、釣り合いは取れていないと思う。だが、そこを快く受けてくれたのだから、ヒマリには感謝しないとな。
特に、技術は往々にして一般化し、価値が薄れてゆくものだ。まだ新鮮なうちにマークアップさせておけば、多く金を毟り取れる。まあ半分は私の「神秘」だ。暴かれるまでは、幾分か多めの資金がいただけるだろう。
……ところで、ヒマリはミレニアムの生徒会たる“セミナー”ではないはずなのだが。ユウカの一存でも無さそうだし。
となると、ヒマリ越しに、私は
「そんな訳で、皆頼む。校舎に入った砂を掻き集めたい」
今日は、やけに気合が入った掛け声でスタートを切った。
風によって運ばれる砂は、一日放置するだけで、想像の倍以上にアビドス校舎に溜まる。特に、ここ最近は襲撃が頻繁に来ていたため、それだけで砂が舞い、校舎に流れ込んでくる。最悪な悪循環が発生していた。それが少しでもマシになるのなら、スコップを握る手を動かさない者は居なかった。
ひとまず私は、来てくれた業者に挨拶のため、先生と共に校舎を出る。
運搬に来たであろうトラックを見ると、ミレニアムのエンブレムの隣に、“C&C”と記された女性の顔のロゴがある。すぐ側には、メイド服を身に纏った少女たちが数人。その中には、昨日見たメイド少女がいた。
「おや、君は昨日の喧嘩っ早くてイカしたスカジャンに身を包んだ私より背が小さくて怒りっぽいメイド少女」
「ンだとゴラ!?表出ろやァ!!」
"こら、トウハ。初手で人を煽るのは駄目だよ。……あれ、ネルじゃないか。昨日知り合ったの?"
「そうだ。初見でいきなり「手合わせしようぜ。お前、強いだろ」と言われてな。顔は覚えていた」
先生は、どうやらアビドスに行く以前から交流があったようだ。*1すると、メガネをかけたお淑やかそうなメイド、濃いめの褐色肌の麗しいメイド、無邪気そうな様子のメイドが寄ってきた。……全員デカいな。何とは言わないが。
「先生、おはようございます。そちらの方は、初めましてですね?リーダーがご迷惑をおかけし申し訳ございません」
「あぁ、リーダーの手ぐせの悪さはいつものことだ」
「オイ!あたしがマジに悪モンみてーな言い方はやめろ!?」
「まーまー、リーダーが一目見て惚れるくらい印象に残ったんでしょー?こんなにかわいい子なのに〜うりうり〜☆」
「ぬぉ!?重っ、おぉぉおぉ……っ!」
ア!おっぱいの暴力!!ノノミとは違う柔らかさが私の頭を襲うッ!!この無邪気なメイド、私に気付かれることなく背後に回って抱きついてきやがった!
「改めまして。
「
「
「離せ、離せぇ〜っ!」
もちもち柔らかい感触がダイレクトに伝わる。それを後頭部にうりうりと擦られる、私の精神が溶ける……!
「アスナ、そろそろ離してやれよ。溶けてるぞそいつ」
「うぁぅぅぁ……」
「あははっ!こういうのに弱いんだ〜!意外な弱点って感じ?」
「ハァ……美甘ネル。一応、あたしは
やわらか……もちもち……ハッ!?
「敵襲か!?」
"違うよ"
「なんだ……」
それぞれ、メガネ→アカネ、褐色肌→カリン、もちもちおっぱ……無邪気なメイド→アスナ、チ……スカジャン→ネル、と顔を覚えつつ、私はネルに話しかけた。
「それで、君たちが砂の回収を?」
「そーだ。ま、アビドスとやらも見てみたかったしな。にしても、マジで砂だらけだな……けむてぇ」
「うーん、水で固まらないね。泥っぽくならなーい」
「アビドスの砂の粒は大きいんですね。もう少し粒が小さければ、ふむ」
「お前らは働けよ!何砂遊びしてんだッ!?」
「……いや、まあ、遊んで貰っても構わないが。単純に砂を納品するだけだし」
そもそも、何故メイド服を着た掃除屋が、新素材開発部へ送る砂の受け取りに?と思うところはあるが。しかし、その答え合わせは、ネルが非常にイイ顔をしながら答えた。
「……とまあ、お墨付きも貰ったし、ちょっと話をするぜ。
「──ほう?」
なるほど、やはりただ来た訳ではないのだな。ネルから怒り──いや、闘気か?それを感じた私は察した。
「
「ふむ、それは構わない。だがただ勝負を挑まれるだけでは、私が損するだけに思えるが」
「負ける気を見せねぇ癖によく言うぜ。まあ確かに、一方的に挑むのはフェアじゃねぇなぁ。んじゃ、テメェが勝ったら、「貸し」を一つ取っとくってのはどうだ?」
「良いだろう。そうだな、では私が負けた場合、一日分そちらのアルバイトとして働くことにしよう」
「何ィ?おい、良いのか?一応、メイド服を着ることになるんだぞ」
「何、メイド服は
「ハァ?」
"えっ?"
……何故か、かつての世界にはメイド服は存在していた。アレも、もしかしたら失われた古代の文明の一部だったのかもしれん。*2
「ンー、まあいいか。じゃあ、先に仕事を済ましちまおうぜ」
"そうだね。私も手伝おうか"
この後、めちゃくちゃ砂運びを手伝った。
十分後。必要量の砂を納品し終えた。
私とネルは、校舎から少し離れた砂地をバトルフィールドに設定し、他の皆は校舎でその様子をドローン越しに見守っている。
地形らしい地形もない、砂漠の上。砂の地面は足を取られやすく、インファイトにはあまり向いていない。が、面白いことに、ネルは私と同じインファイト型のようだ。
対して、私は
『アレが、新しくなったトウハさんの義肢……』
『ん、アレ欲しい』
『トウハくんの話の通りなら、手足が無くならなきゃ無理だね〜。ま、手足が無くなるなんて、相当な火力が無いとチェンソーでも無理だけど』
『"先生としては、手足が無くなるなんてこと、あってほしくはないけどね"』
『けど、義肢はカッコいい』
『"わかる"』
──何やってるんだアイツらは。
シロコと先生が急に語り始めたのを他所に、アヤネはため息を吐きつつも続ける。
『えっと、何故か行うことになった勝負ですが、改めてルールを説明しますね』
『本当に、何売られた喧嘩を即買ってんのよトウハ……』
『セリカちゃんは、人のことを言えない気がします♧』
『ノノミ先輩、ちょっとお話があります』
ルールは単純。
・制限時間3分
・どちらかがダウン、または降参の宣言をすれば終了
・荒砂トウハが勝利した場合、C&Cは対策委員会に「貸し」を一つ作る。
・美甘ネルが勝利した場合、荒砂トウハは一日間C&Cのアルバイトを行う。
・制限時間切れとなった場合、体力の消耗具合で勝敗決定。判定は先生が決める。
となった。
……知らないドローンが一つ、観戦席に紛れ込んでいるようだが。まあ見たところ
『実況は
『"同じく実況の先生です。みんなよろしくね"』
『解説は、角楯カリンが行います。……本当にこれ必要なのか?』
『はいはーい!賑やかしのアスナだよーっ!リーダーも、トウハちゃんも頑張れー!』
「……やけにノリがいいな、アイツら」
「けど良いだろ?自慢のチームだからな」
「あぁ、そこは同意したい。が、それ以上に自慢したいものが私にもあってね」
「へぇ──なら、負けらんねェな」
「──勝つさ。私がな」
ゴングを鳴らすのは、おそらくアヤネが行うだろう。私たちは距離を十メートルほど取り、向き直る。
戦闘開始までの時間は、十秒後か。集中し、研ぎ澄ます。あらゆるものが遅れて見えてきた時、無意識か、私たちは誇りを
「──C&C、コードダブルオー。美甘ネル」
「──対策委員会の拳士。
互いに名乗り出た、三秒後──ゴングたるアラームが鳴り響いた。
瞬間、私は鉄杖を即座に両手で持ち、アイアンサイトで照準。ネルの顔面へ、一発放つ。
「「──ッ!!」」
ネルは、動かない。否、動いていないように見せかけて、最小限の動作で弾を避けた。そこから、ゆらりと倒れ込むように前傾姿勢となり、走りだしながらサブマシンガン二丁を私に向けながら乱射した。
砂塵と共に襲いかかる弾丸。私ならば、その程度の弾丸でダメージは受けない──不良やチンピラ程度が放つもの、ならば。
(なにッ!?)
だが、ネルが放つ弾丸は違う。一発一発から、異様に感じる
『トウハさんが右へ向かって走り出しました!リーダーから距離を取ろうとしていますね』
『"ネルは銃弾と共にトウハを追ってるね。トウハはネルから距離は置こうとしているけど、いや、最初の時の距離を保ってる"』
『彼女はキヴォトスに訪れて数日と聞いたが、リーダーの速射に反応できる時点で中々だな。しかも、見てから判断している』
「オラオラどうしたァッ!」
(弾幕が絶えない。二丁故の強みか!)
隙を伺おうにも、ネルの射撃は止まらない。傍からみれば弾丸をまばらにばら撒いているように見えるが、その射撃は正確無比。あえて外しているように撃っている弾も、実際は私が避ける先を潰すように放たれている。
上手い。私は走りながら、ネルの観察に徹する。
(隙があるとすればリロード時。だが、相手はベテランだ。リロード中に隙を見せることはしないだろう。ならば)
彼我の距離は五メートル。互いに走りながら保った距離を、私から崩す。走る方向を右から後ろへ。ネルから見れば、突如私が背中を向けたままバックステップしたかのように見えただろう。
その瞬間、弾丸が三発ほど背中に入る。
「っぐ!?」
「んだとッ!?」
痛い!やはりというべきか、コイツの撃つ弾は何か違う。SMGのためチンピラ共がよく使う
──もしや、これがウタハの言っていた「神秘」とやらか!だが耐えれない程ではないッ!
振り向き様に一発。照準は、私の目線。構えもクソもない、クイックドロウをSRで行う。今!
『振り向き様にトウハさんが射撃!リーダーの顔に命中した!?』
『"いや、頬を掠めてる。ネルには当たってなかったようだね"』
『背中向けながら近づいてくるなんて、普通は無いからね〜。リーダー、びっくりしちゃったのかな』
当たらなかったか!だが、この隙を待っていた!
右腕義手展開、『鉄杖』結合!即席、武器腕!
ガシャン!と肘から先の白磁の装甲が割れ、細いアームがSRのストックを拾い上げてドッキングする。手と指が吸い付くようにトリガーと結合し、一体化。今の私の腕は、サイコガン*3の如き姿だ!
『"!?"』
『『『!?』』』
『……おじさん、これには普通にびっくりだよ』
「なんだソイツはッ!?」
「生体電流増加、エネルギー増幅完了。『クルージーン・カサド・ヒャン』、またの名を──」
『光の剣』、発射!!
なぜかC&Cのメンツが動いていた。
知らん……なんで?こわ……
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ブルーアーカイブ、あるいはKenshiをプレイしたことがあるか
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