転生ライダーinキヴォトス   作:KIARU

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また唐突に生やされたアンケートですが、いつ締め切るかは未定です
なおこの作者、うろ覚えの本編見直しながら書くので更新頻度落ちますとか言いながら、病院に持ち込んだ3dsにモンスタハンターストーリーズをぶち込みやがったのでもう止まりません(?)
いやこれはホシノの番外編書くためだから...(言い訳)


好奇心は猫を辿る

「こんにちは先生。待ってたよ、ずっと前から」

「“えーっと、こんにちは?”」

 

 各学園の生徒達の後ろから挨拶すると、先生は若干困惑しながらも挨拶を返してくれるが、生徒からはだいぶ警戒されてしまった。

 

「待って、先生が来るのをずっと待ってたってどういう事?代行だってさっきまで先生の存在を知らなかったのよ?【青星】、この場の脱走した生徒達を鎮圧した手腕は見事だけど、その発言は見逃せないわ」

 

 早瀬さんから最もな指摘を受けてしまった。彼女とはC&Cとの戦闘訓練で諸々のセッティングをしてくれたので一応顔見知りである。とは言ってもこの場で先生との関係を取り持ってくれるというわけには行かなそうだ。大体俺の発言のせい説はある。

 

「俺は訳あって随分前からこのキヴォトスに先生が来る事を知っていた。理由は聞かないでくれ。悪いもんじゃないからさ。傭兵なんだから秘密の一つや二つあっても良いだろ?」

 

「【青星】さん、あなたに関しては多くの情報が錯綜しています。戦わずして不良集団を戦意喪失させた、大隊を個人で全滅させた、複数の化け物を従えている、など眉唾レベルの噂が後を絶ちません。幸い犯罪を犯しているという情報はありませんが、私達はあなたが味方かどうかの判断がつかないんです」

 

「ゲヘナ自治区で活動する機会も多くあったから君の事は知ってるよ火宮さん。でも君のところの美食研究会やら温泉開発部やらのテロリスト共を割と締め上げてたのに、そんなふうに思われてたのは心外だな。俺結構治安維持に貢献してたと思うんだけど」

 

「それはそれ、これはこれ、という事です」

 

「これは手厳しい」

 

 参った。俺は先生と話がしたいだけなんだけどな。確実に初手の言葉のチョイスを間違った。

 どうしようかと頭を悩ませていると、先生の方から助け舟が飛んで来た。

 

「“ずっと待ってたってことは、私に何か頼みたい事があったのかな?”」

 

「先生!?」

 

「”大丈夫、それに悩みなら先生という立場の私に持ってくるのは正解だからね“」

 

「...それじゃお言葉に甘えて。...救ってほしい生徒、というか学校があってな。ご覧の通り、力しかない俺じゃやれることなんか大して無くてね。どうにかしようとしても出来なかった。だから、大人であり、先生であるあなたに依頼したい。対価として、これより先、先生が俺に依頼する仕事はタダで請け負う」

 

 元々アビドスを救うために命を賭ける行為は躊躇いはなかった。セーブデータ引き継ぎで金には困ってないし、先生がアビドスを救ってくれるなら恒久的なタダ働きも辞さない覚悟だった。

 

「”生徒を助けるのは先生の役目だからね、勿論受けさせてもらうよ“」

 

「あの【青星】の依頼料が恒久的に無料...ですか」

 

「その手の者からすれば喉から手が出る程ほしい権利ですね」

 

 先生はその後に「”でも“」と続け、

 

「”労働には正当な対価が支払われないとね。だから、報酬はしっかり受け取ってもらうよ“」

 

「先生!?【青星】の依頼料知ってて言ってるんですか!?ウチ(ミレニアム)の特殊部隊との戦闘訓練の依頼料も厚意で相場の10分の1以下にしてもらってますけど、それでもウチの最新鋭の高性能大型ドローンの制作費と同じ値段するんですよ!?」

 

「”大丈夫、そのために【青星】にはシャーレに所属してもらうからね“」

 

「え?」「えぇ!?」「はい?」「今、なんと...?」「なるほど」

 

 俺、早瀬さん、火宮さん、羽川さん、白髪の恐らくトリニティ生の順の反応である。俺の知らない奴がいの一番に先生の言葉に理解を示しやがった...!1人で納得してないでどういうことか説明しやがれ...!

 

「どうせ給金の問題が発生せずに依頼がし放題ならいっそのことシャーレで囲ってしまおうという事ですね」

 

 ああそういう...。

 

「“いや言い方!?...まあでもそういうことになるかな。どう?【青星】君。私としてはまだ誰もいないシャーレに君みたいな頼もしい子がいると助かるんだけど”」

 

「先生!?相手は傭兵ですよ!?しかも正体不明の!それに当番がいないなら私も行きますから!」

 

「わかった。そういう事なら傭兵稼業辞めるから、寝床の確保とかお願いしたい。シャーレ所属がブラックマーケットに拠点構えてるってのも外聞悪いだろ」

 

「“わかった。すぐ用意するね。これからよろしく”」

 

「先生!?聞いてたんですか!?あぁ...これでまた予測不能な変数が...」

 

 横で項垂れる早瀬さんを無視し、先生とモモトークを交換し一時別れた。明日までには部屋を用意してくれるらしいので、それまでに身辺整理をしておこう。アイテムboxとイノリの壺さえあれば基本にはOKなので残りはあっちでなんとかするとしよう。というかアイテムbox基本的になんでも入るんだよな...便利すぎる。

 

 

翌日。

 

 ブラックマーケットの拠点を退去し、ほぼ全ての荷物をアイテムboxに入れた俺はネギに乗ってシャーレへとやってきた。

 ネギを帰還させアイテムboxを持ち、昨日貰った許可証をリーダーに通し建物に入り、先生が待つであろうシャーレの部室へ向かう。

 

 そこには大量の書類に向き合って唸っている先生がいた。

 

「なにやってんだ先生...」

 

「“あ、おはよう【青星】”」

 

 聞けばシャーレとは超法規的権限を持つものの、目的のない部活だという。各自治区に自由に出入りでき、制限の無い戦闘行為が可能、所属に関係なく、先生が希望する生徒を部員として加入させることも可能、他にもあるが...その活動内容は先生に一任されている。つまるところ、何しよっかなーという状態なのである。

 そこで先生は連邦生徒会長を探すことに全力投球の連邦生徒会が放置してる案件の資料を睨んでいたのだが...それがまあ多い事多い事。シャーレは確かに目的のない部活で時間が余っている。とはいえこれを一個ずつやっていたらキリがない。そもそも先生は俺の依頼がある。

 

「“そういえば聞いてなかったけど、【青星】が救ってほしい学校ってどこなの?”」

 

「ああ、アビドスだよ」

 

「“アビドス?まだ聞いた事ない学校だね。ちょっと調べてみるよ。アロナ、アビドスっていう学校について調べてくれる?”」

 

 調べてみると言って先生は()()()()()()()()()()()()に向かって小声で何か囁いた。なんだあれ。先生壊れたか?

 

『相棒、あのタブレット、なんか普通と違う気がするぜ』

 

「やっぱり?うーん気になるけどな。先生の端末だし...気付かれないように行って帰ってくるってことってできる?」

 

『おう!このナビルー様にお任せあれ!だぜ!』

 

 プライステーションポータブルからナビルーの姿が消える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「“アロナ、どう?”」

 

『アビドス高等学校..ですね。昔はとても大きい自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっているようです。砂漠化の影響で衰退し、全校生徒は今や僅か6()()だそうです!大変ですねぇ』

 

「“ありがとうアロナ。そっか...でもそれだけだと救ってほしいっていうには弱いような...少人数の学校なら他にもあるし...アロナ?”」

 

 いきなりアロナが忙しなく動き出した。

 

『いえ!なんだかその...ムズムズするような...くすぐったいような...弱目の静電気のような....そんな感覚が全身に絶え間なく走っているんです!』

 

 スーパーOS(自称)であるアロナにもそんな感覚があるのだろうか。のんきな事を考えていた次の瞬間、シッテムの箱内に()()()()()()()()()()()()()()()

 

『ひゃあ!?なんですかこれ!?毛玉!?猫!?』

 

『うげ!?バレた!?嘘だろ?俺の完璧な隠密行動が破られるなんて...』

 

『だ、誰ですかあなた!この場所に入ってこれるなんて、只者ではありませんね!い、いえ!何者であろうと先生とアロナだけの空間に入ったからには、この私直々に消滅させてあげます!』

 

 ふんふん!とシャドーボクシングを始めるアロナに「“落ち着いて”」と嗜めて画面の向こうにいる猫のようなものに話しかける。

 

「“えーっと、君はどうしてここに来たのかな?”」

 

『先生が真っ暗な画面にぶつぶつ話しかけてるから心配でこっちに来たんだろうがよ!まあこっそり来てこっそり帰るつもりだったけどな!』

 

『え“!?先生と私の会話って外から見るとそんな感じなんですか!?それじゃまるで先生が壊れたロボットにずっと話しかけてる精神異常者みたいになっちゃうじゃないですか!』

 

『...多分タブレットの画面が点いてても怪しいは怪しいと思うぞ』

 

「”...次から人前では気をつけるよ。心配してくれてありがとう。でもアロナは私にしか見えない私をサポートしてくれるスーパーOSだから、大丈夫だよ”」

 

『先生...!』

 

『なら良いけどよ...それじゃ、俺は帰るぜ!じゃあな!』

 

 そう言ってシッテムの箱からその猫は姿を消した。

 

 少し考える、今あの猫は「帰る」と言った。つまり帰るべき場所があるという事だ。あちらは「心配」でこちらにやってきた。ならこちらも「心配」で帰った場所が悪いところじゃないかくらい探っても良いのではないだろうか。そんな少しの好奇心の言い訳をし、アロナにお願いをする。

 

「“アロナ、さっきの猫さんが帰って行った場所追跡できる?”」

 

『お任せください!先生をサポートするスーパーOSであるアロナにやられっぱなしは似合いません!今追跡して...むむ、中々巧妙に隠蔽されてますね...でました!追跡した結果が、ってえ、えぇ!?』

 

 追跡結果が出たであろうアロナが声を荒げる。そんなに驚く結果だったのだろうか。

 

「“どうだったの?”」

 

『えっと、追跡結果、なんですが...指し示しているデータ反応というのがですね...』

 

 ーー【青星】さんのゲーム機の中です

 

 アロナから聞いた言葉に私は耳を疑った。

 

 

 

 

 

番外編としてホシノのお昼寝中の夢としてモンスターハンターストーリーズ世界に飛ばそうと思っています。その時の立場決めアンケートです。ちなみに初代。場合によってはちょろっと本編に繋げます。

  • 主人公に憑依
  • 主人公(レクト)の幼馴染(ライダー)
  • レウスに憑依させようぜ(主人公はレクト)
  • そんなことより本編書け
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