オリイベ発動!サブタイトルでネタバレ!
あと過去の自分の書いた文章読んでると文体ブレブレだなって気づいて絶望してます(死
便利屋には後輩達が世話になったみたいなので、柴関を吹っ飛ばした件は水に流し、一杯のラーメンを4人で分けようとしてた過去を思い出して俺の分を含め5人分の弁当を買い事務所に突撃する。
ピンポーン
「あら?こんな時間に来客?そんな予定はなかったはずだけれど...ハルカ、出てきてもらえる?」
「は、はい!...えと、どちら様でしょう...あ、あなたは、あの時の...!」
「どうしたの、ハルカ...って、【青星】...何の用?」
「その名前も今は形だけだけどな。うちの後輩が世話になったみたいだから挨拶しにきた。上がっていいか?カヨコ課長」
「まぁ...社長も驚きはすれど悪くは思わないだろうし、いいよ。上がって」
「それじゃお邪魔させてもらうよ」
通された事務所はすごく広いと言うわけではないが、アルの性格か、随分と綺麗に整理整頓が成されており、空間以上の広さを感じられた。奥の壁には随分と達筆な字で【一日一悪】と書かれた掛け軸があるあたり、彼女の目指す“アウトロー”と言うもののイメージが伺える。でもアルはアウトローには向いてないと思うんだよな...本人には言わないけど。
奥のテーブルの所謂社長椅子にはアルが座っており、俺の姿を見た瞬間に顔が面白いことになったと思えば、次の瞬間には
「なんで【青星】がここにいるのよーッ!!」
と叫び出した。まあ2回くらいボコボコにしたからトラウマっぽいのはわかるけどそんなに叫ばなくても良いじゃん。
「アルちゃん、完全にビビっちゃってるね〜。まあ2回くらい何も出来ずに敗走したからしょうがないけど〜?あ、【青星】君さ、なんだか美味しそうな匂いを右手からぶら下げてる袋から漂わせてる訳だけど、私達へのお土産だったりするわけ?」
「ん?まあそうだな。夕飯食ってないかと思って。牛焼肉弁当、食うか?」
「折角買ってきてくれたのに食べないのも勿体無いよね〜、丁度夕飯“は”食べてなかったし。ね?アルちゃん?」
「そそそそうね!折角なのだから厚意に甘えるとするわ。5人分あるようだけれど、あなたも食べるのかしら?【青星】」
「同席が嫌だったら家に持ち帰るが」
「いえ!そういうことじゃないわ!ただ、傭兵をやっていたものとして少し相談事があるというか...」
「わかった、聞こう」
一先ず席につき弁当が冷めるのもなんだということで食べながら話を開始する。
「昨日届いた依頼なのだけれどね。何か怪しいのよ」
「こういう稼業をやってるとそう言った手合いのものはそこそこ来るが...何か気になることでもあったか?」
「美術品の護衛の依頼です。依頼を受けるならば明後日...つまり明日の指定した座標に10時までに来てください。とだけ言われて座標データが送られてきたの。確かに我が社は『依頼は選ばない』、『金さえ貰えば何でもやる』をモットーにしているけれど、自ら罠にかかりに行きたいわけではないわ。【青星】、あなたは元傭兵としてこの依頼をどう見る?」
アルが珍しく鋭い目つきでこちらを射抜く。俺の傭兵経験に基づく答えを期待しているんだろう。まあ傭兵活動ではそこそこ有名になった自覚はあるしな。その上で言おう。
「俺だったら...罠だったら罠ごと仕掛け人を潰す」
「!!!」
「罠じゃなかったら普通に依頼を遂行するし、罠だったら全面戦争、そして勝つ。今まで全部そうしてきた。だから俺はこう言う罠の見極め方とかはあんまり知らない。だが強いて言うなら...」
「そっちの方がアウトローっぽいだろ?」
「えぇ...!そうね、そうよね!相手がどんな策を弄そうとそれを真っ向から突き破り、私達を陥れようとした相手は完膚なきまでに叩きのめす!それこそ私が望んだアウトローだわ!」
「あー、またアルちゃん変なスイッチ入っちゃった」
「スイッチを入れたのは【青星】な気はするけど...」
罠の見極め方をあんまり知らないとは言うものの、相手の素性は全部ナビルーが洗い出してくれるのでさして困りはしなかったというのが実情だが。
「ありがとう【青星】。お陰で私達のやるべき事が決まったわ。相手の戦力が未知数な以上、少し不安だけれど...うちの社員達は優秀だから、きっと何とかなるわ」
うーん、発破をかけたのは俺みたいなところあるし、彼女が不安を抱いているなら一緒に行ってあげるべきかな。
「もし不安ならその依頼、個人的に手伝おう。俺が焚き付けたみたいなもんだし、分け前もいらない。怪我して帰ってこられても嫌だしな」
「随分気前が良いんだね。戦力としてはこれ以上ない助っ人だけど、どうする?社長」
「...ええ、そうね。今回は付き合ってもらおうかしら。ただ、あなたの分の報酬はきちんと受け取ってもらうわ。働きには相応の対価がないといけないもの」
「社長にそう言われちゃ断れないな。依頼が成功したら受け取ろう」
「そういえばこのお弁当、やたら美味しいと思ったらあの有名店のお弁当じゃない?ラベルが無いから気づかなかったけど...」
「あはは〜、アルちゃんったら気づかずに美味しそうに食べてるね〜。実際すっごい美味しいけど」
「はぁ...これ一つで数千円飛ぶはずのお弁当なんだけど...」
「そんな良いものを私なんかが食べて良いんでしょうか...!?いえ、もう食べてしまいましたしもう死んで精算するしかありません!死にます!」
「ハルカちゃん落ち着いて〜、これは【青星】君からの贈り物なんだし食べないと逆に失礼だよ」
なんか外野がうるさい気がするが気にしないことにする。その後はアルから俺の傭兵時代の数々の噂について質問攻めに遭い、一つ一つ答えながら食事を楽しんだ。
「じゃ、じゃあ1人で大隊を壊滅させたっていうのは本当なの!?」
「言ったと思うが、俺はライダーだから1人で戦う訳じゃない。基本オトモンっていう相棒と一緒に戦う。だからその1人でっていうのは嘘だな。あの時はネギと一緒だった」
「ネギ?随分と美味しそうな名前の相棒さんだね?」
「元の種族の名前を縮めて愛称にしたらネギになったんだ。真正面からの戦闘が得意なタイプだから、総力戦になったら会うこともあるかもな」
「そんな事態にならない事を祈るよ...」
「な、何かあっても、アル様は私がお守りしますから!」
「今回に限っては俺もいるから安心しとけ。現地で即襲撃も考えられるから、合流は先にしといた方がいい。明日の朝ここを訪ねるから、寝坊するなよ?」
「わかったわ。...かつて敵対してた【青星】との共同任務...!胸が躍るわね...!」
「...なんか言ったか?」
「なんでも無いわ。それじゃあ【青星】、また明日」
そうしてその日は一度別れシャーレ居住区に帰宅し、翌朝になり再び訪れた。全員しっかりと目を覚ましており、仕事に支障は無さそうだ。そのまま指定された座標に全員で移動し始める。移動は電車と徒歩。俺はレウスが居るけど、流石に全員は乗れないし、俺のオトモンは俺以外が乗ろうとするとなんか嫌がるから...ストーリーズ2ではエナ一緒に乗せてたのにどうしたん君ら。
2時間ほど移動し10時前に指定された座標の大きな屋敷に到着。どうやらここが今回の仕事場らしい。
「随分と大きな屋敷ね...美術品の護衛という依頼が本当だったとして、ここまでの規模なら私達以外にも護衛がいるものじゃ無いかしら?」
「社長の言う通り、こんなに大きな屋敷なら自前で護衛を雇ってるはず。それでも私達を呼んだのなら、余程奪われたく無い何かがあるか、誰かに狙われてるのか、またその両方か」
「その通り。あなた方が便利屋68ですね?」
屋敷から犬の獣人が現れ、こちらに声をかけてきた。思わず全員警戒体勢をとるも、相手が1人であったことと、依頼主である可能性を考えすぐに緩めた。声を聞いた瞬間すぐに構えられるのは流石と言うべきか、便利屋をやっているだけある。
「驚かせてしまい申し訳ありません。私は今回あなた方に依頼をさせていただいた釜田と言います。まずは依頼を受けていただいたことに感謝を。事前に依頼の詳細を伝えられずに申し訳ありません。ですが今回、そちらの方が言ったように私の美術品はある人物に狙われているのです」
「その人物とは、【慈愛の怪盗】。七囚人の1人にして予告した物を必ず盗んでいく事で有名な盗人です」
先生、なんか便利屋に付き合うことにしたら七囚人相手することになったよ。
というわけで慈愛の怪盗ちゃんイベントです
次回は未定
パヴァーヌ一章が終わった後は?
-
そのままパヴァーヌ2章
-
原作時系列通りエデン条約
-
カルバノグ(一章まで
-
他イベスト(アビドスリゾート等