アロナなんで今回のイベント報酬交換がカケラと秘伝ノートしかないん???許せん…
モンハンワイルズも新情報続々出てますね。
当小説ではレクト君のいた世界はMHR:SBまでしか出てない事にする予定ですのでご了承ください。
「アル!それに触るな!」
「へ?」
俺が叫ぶのと、アルがその黒龍の邪眼に触れたのは同時だった。
「あっ…あぁぁあ!」
「アルちゃん!?」
アルの触れた手からどんどん神秘が黒龍の邪眼に流れていくのを感じる。その生命を食らいつくさんとする邪眼から手を離さないアル。どう見てもおかしい。
「アル!今すぐにその邪眼から手を放せ!」
「青星!あの宝石について何か知ってるの!?」
「あとで教える!今はアルをその邪眼から引っぺがすのが先だ!最悪アルが死ぬことになる!」
「アル様が!?」
俺が真っ先にアルの腕をつかみ、手を離させようとするが、まるで強力な接着剤でくっついてるかのように離れない。かと言ってこの邪眼に手を付けたらアルの二の舞になるかもしれない。
「仕方ない!クライアントの依頼は確実に失敗になるが、元々黒い物だからな…!」
俺は背中に担いだリオレウス希少種のガンランス、ガンチャリオットを抜刀する。こんな事なら大剣持ってくれば良かったな…。
「青星!何する気!?」
「邪眼をぶっ壊す!離れろ!」
狭い地下室の中、黒龍の邪眼めがけて全力の叩きつけをぶつける。それでも邪眼にはヒビが入った程度。
「ならこれでどうだ!」
ゲームには無い動き。だがなんとなくできる気がした。上空から真下に穂先を突き刺し、竜杭砲をそのまま放つ。
竜杭砲はアルの手を避けて邪眼に刺さり、瞳の中枢にまで達した後爆発した。アルもその衝撃で吹き飛ばされ、壁にぶつかり崩れ落ちる。
「はぁ…はぁ…今の、一体…?」
黒龍の邪眼からアルを引き剝がす事には成功したが、黒龍の邪眼は砕け散った上、アルの衰弱具合も酷い。これは早々に撤退した方が良いが…そうは行かなそうだ。
「何…?黒い煙が上に立ち上ってく…」
「これは…嫌な予感がするね」
ミラボレアスは世界を渡る能力があると聞いた。ならキヴォトスにもミラボレアスの素材が流れ込んできててもおかしくはない…が、それが一般的な鱗などではなく、邪眼というのが問題だ。「まるで魂がこもってるかのよう」という邪眼のフレーバーテキストは決して嘘ではないだろう。もし、この邪眼が不完全ながらも吸った神秘で本体が顕現するのであれば…マズイことになる。
なんにせよ、さっきの黒い煙がこのまま自然消滅するとは思えない。
「全員、ここから出るぞ。…もし戦闘になったら、出来れば逃げろ。出来なければ、絶対にアルを守れ。…俺もそこまで余裕があるかわからない」
「じゃ、じゃあアル様とここに居た方が良いんじゃ…?」
「…最悪、この建物ごと生き埋めになる」
「青星がそこまで言う相手なの?」
「わからない。そもそも敵が出てくるかも不明だ。だが、あの黒い煙がそのまま大人しくしてるとは思えない」
「…わかった。ハルカちゃん、アルちゃん運ぶのお願いできる?」
「わ、わかりました!この命に代えても、アル様をお運びします!」
「この部屋でできることはない。行くぞ!」
背負われたアルと4人で階段を駆け上がる。元の部屋に戻った時点で、外から既に轟音や怒声に近い声や悲鳴が聞こえてくる。
雷が落ちたかのように眩く光る外。轟音ともいえる揺れを伴う何かを叩きつけるな音。そして、月に吠えるような遠吠え。
「大外れ、とはいかないまでも悪い予感が当たったか。カヨコ、ムツキ、ハルカ。アルを連れて隠れてろ。少なくとも、生半可な銃で相手できる奴じゃなさそうだ」
「それは、私の爆弾でも?」
「ムツキの爆弾でも、ダメージは微々たるものだろう」
カヨコがため息を一つ吐き、「任せたよ」と言って俺とは別の方向に走り出す。
「一番音が近いのは…この壁か!」
外から聞こえる音の場所に直通で行けそうな壁に向かって竜撃砲を放ち、外に出る。
目に入ったのは、ジンオウガによって蹂躙されていく警備のオートマタだった。
「黒龍の力によって迷い込んだか…?いや、何にせよ、ここはモンハンの世界じゃない。悪意もなく、何も知らずにこの世界に迷い込んだんだろうが…このまま放置するわけにもいかない。お前が悪いわけじゃないが、狩猟させてもらう!」
ジンオウガの弱点は氷…カーナでもいいが、ここは…
「来てくれ!ヤマガミ!」
不動の山神、その二つ名。銀嶺の名を冠する要塞。オトモンとして小さくなってもなお、圧倒的なまでの質量の暴力が横からジンオウガにぶつかる。
銀嶺ガムート。ヤマガミと名付けた俺の最硬のオトモン。…めちゃくちゃ使ってくる奴が多い火属性には弱いけど。
ジンオウガは吹き飛ばされ、受け身を取りこちらを睨みつける。オートマタから完全に標的を変えたな。
「鳴神では世話になったな。ここから先は、俺たちが相手だ」
俺がそう言うや否や、ジンオウガは遠吠えをあげ、雷を纏って突進してくる。
ヤマガミがそれを一歩も引かず受け止め、俺はブラストダッシュでジンオウガの後ろ脚に飛び、そのまま竜撃砲。ジンオウガが怯んだところにイヴェルカーナから継承されたヤマガミのアイシクルが襲い掛かる。
たまらずジンオウガが尻尾で叩きつけようとするが、その尻尾をヤマガミが鼻でつかみ取りジンオウガを叩きつける。
横になったジンオウガにヤマガミがアイスランチャーをぶつけ、俺はブラストダッシュを上に向かって使い、ジンオウガの真上に来たところで、ブラストダッシュで急降下する。そう、これは現実になったことで可能となった、新たな技。ブラストダッシュを上空から真下に向かって使い、その勢いのまま叩きつけを行う。急襲叩きつけとも呼べるそれは、既に大ダメージを与えたジンオウガを討伐するのに十分だった。
帯電した背中に叩きつけられたガンランスを持ち直し、黙祷する。
凶気化したモンスターにも言えることだが、モンスターは悪意を持って人を襲う訳じゃない。ただ必死に生きようとしているだけだ。自然界の生き物だってそうだ。俺達はその自然の恵みを頂いて生きている。ストーリーズでも、序盤に言われることだ。
だがそれでも、人の害になるモンスターは狩猟するしかない。俺達もまた、生きるために。
「それで、いつまでそこで見てるつもりだ?
屋敷の屋根の上からずっと俺達を見ていた仮面の少女。ライダーとしての研ぎ澄まされた感覚が、ずっとこの視線を訴えていた。
「おや、驚きましたね。正体までバレているとは。隠れているつもりだったのですが」
「残念だが、お前の狙っていたものは俺が壊した。あれは…危険すぎる」
「ええ、それは構いません。私もあれに触れればタダでは済まなかったでしょうし。今はむしろ…あなたに興味があります」
「…俺に?」
「人は生まれながらにして名を持つわけではありません。それは何事にも、例外なく。名前とは、他者から与えられるものです。故に私も”慈愛の怪盗”という名を受け入れました」
「ですがあなたはそうではない。でしょう?」
「…」
「人には過去があります。それまで歩んできた軌跡が。ですが、あなたにはそれがない。2年前突如としてアビドスに現れ、それまでの経歴も不明。まるでそこにそういう人物がどこからか湧いたように」
「果たして、その”レクト”という名は、誰から与えられたものなのでしょう?」
「…俺が何者であるかは、俺が決める。まだ決まり切ってはいないが、少なくとも今その質問には答えられない」
「ふふ、今はそれでいいでしょう。…美術品とは、広く知られてこそその価値が証明できます。あなたの持っている宝物の数々も、いずれ頂きに参ります」
「…俺の持っているものの中には、存在そのものが厄ネタのものもある。出来れば盗まないでほしい。君も危ない」
「おや、心配してくれるのですか?」
「当たり前だ。例え怪盗と呼ばれるような生徒であっても、傷つくのは嫌だ。先生だって、生徒が危ないところを看過はしないだろう。これで、キヴォトスには少なくともお前が傷つくのは嫌な人間が2人居る。くれぐれも、その身を大事にしてくれよ」
「…そのような言葉を頂けるとは、思ってもいませんでしたね」
「出来る傷は少ない方が良い。当然のことだ。…さて、そろそろ警備が戻ってくる頃だろう。早く行くといい」
「はい…ではレクトさん。またどこかで」
そう言って慈愛の怪盗は消えていった。
…あそこまで俺の核心を突いてくる生徒がいるとはな。俺の経歴くらいは暴かれてもおかしくないってことか。
さて、釜田に対しての言い訳は…昼からナビルーが色んなとこにアクセスして集めてくれた釜田の悪事の証拠でも突き付けて有耶無耶にするか。
アル達を迎えに行かないとな。
その後、アル達と合流し激おこでやってきた釜田に悪事の証拠を突きつけ青ざめさせ、証拠をヴァルキューレに送って俺達は即座に退散した。
あ、ジンオウガの死体そのままだわ。大丈夫かな…
一抹の不安を抱えつつ、結局依頼は失敗というより無効になったので、とりあえず解散ということで俺は深夜のキヴォトスをシャーレに向かって飛んでいた。
シャーレ入口前、そこには首のない、コートを着た怪人が後ろ向きの肖像画を持って突っ立っていた。
「こんばんは。龍塚レクトさん。一つ、お知らせがあって参りました」
一体何コンダなんだ…
あと折角アンケート取ったんですけど、これからの物語の都合上エデン条約よりパヴァーヌ二章を先にやる可能性があります。御免…(土下座
パヴァーヌ一章が終わった後は?
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そのままパヴァーヌ2章
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原作時系列通りエデン条約
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カルバノグ(一章まで
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他イベスト(アビドスリゾート等