転生ライダーinキヴォトス   作:KIARU

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MHWs体験版当日ですが、私は元気です。
グレゴリオキツすぎんか…?なんで勝手に時間たってないのにデバフ消えるの…わかんない…オルガンも向き合ってるのに…とりあえずINSANEはクリアしました。トマトは知りません。


下江コハルは神だった

 来てしまった…いや、来るべくして来たのか。それとも拒否権はあったかもしれないにも関わらず、先生のお供として何も言わずにホイホイ着いてきてしまったのが間違いだったのか。もうどちらにせよ来るところまで来てしまったのだ。

 

 俺以外全員異性の合宿に…!

 

 いつぞやのヒマリとリオ会長との会談の時に、「自分以外全員女子だし嫌でも慣れる」みたいなこと言った気がするけど、ひとつ屋根の下は無理じゃん。意識しちゃうじゃん。いや、ヒフミ達に気があるとかそういうわけではなくて。先生含め容姿が非常に優れた異性に囲まれて一つ屋根の下とかもう気まずいどころの話ではないじゃん。

 

 覚悟を決めろ龍塚レクト。お前はこれから視覚聴覚嗅覚共に美少女に染まる一週間を過ごすのだ。こんなところで現実逃避してる場合ではない。

 

 というかもう合宿所には到着してしまっているし、荷もほどいてしまった。ここから「やっぱ帰ります!」はナシだろう。

 

「レクトさん、顔色が優れないようですが、大丈夫ですか?」

 

「ありがとうハナコ…うん、平気だ。そう、俺は平気なんだ」

 

「熱でもあるのでしょうか~?…えいっ♡」

 

 自分に言い聞かせるように平気だ、呟いていると急にハナコの顔面が視界いっぱいに広がった。

 

 あ、顔良…

 

 急速に自分の体が熱を持ち始めるのを感じる。

 

「あら♡本当にお熱みたいですね~」

 

 待ってこの距離はあの時のホシノ以rくぁwせdrftgyふじこlp

 

「ちょっと!なにやってるのよ!破廉恥!死刑!」

 

「破廉恥…?私はただ肌と肌を重ねて、レクトさんに熱があるかどうか確認しただけですよ?」

 

「肌と肌を重ねるなんてエッチなのは駄目!とにかく離れて!」

 

 コハルが無理やりハナコを引きはがし、俺は一命を取り留めた。今この瞬間ほどコハルに感謝した事は無い。

 

「あはは…でもよかったです。しばらく使われていない別館とのことでしたが、少しお掃除すれば全然使えそうですし、食堂設備も整っているので特にお腹を空かせる心配もなさそうです」

 

「偵察も完了した。トリニティ本校舎からの狙撃も流石にないし、出口が二つだけというところも気に入った。他にいくつかのセキュリティの脆弱性が確認されたけど、改修すれば問題ない範囲だ」

 

「アズサちゃん、私たちは戦いに来たのではなく、勉強しに来たんですよ…?」

 

「うん、分かってる。一週間の集中訓練だろう?外出禁止、自由時間は皆無、24時間一挙手一投足まで油断することは許されないハードトレーニング」

 

「そこまでしませんよ!?」

 

「そうなのか…?」

 

「でも、私たちがみっちり勉強をしないといけないのは確かです。今回の合宿では先生とレクトさんも一緒に居てくれるそうなので、次の試験ではしっかり点数が取れるように頑張りましょう!それで、部屋割りなのですが…」

 

「折角の合宿ですし、全員一緒、というのはどうでしょう?」

 

「何言ってんの!?先生や私たちはともかく、レクトは男なのよ!?同衾とか駄目!死刑!」

 

「”私とレクトは別の部屋で寝るから、4人は一緒の部屋で…”」

 

「あら♡先生、レクトさんを独り占めですか?先生と生徒の禁断の…ということでしょうか?」

 

「”違うよ!?4:1:1で別れればいいんじゃないかってことだからね!?”」

 

 先生は前から危険信号を発していたし、一緒に寝るのは論外。決して先生が生徒を襲うという意味ではない。先生が美人すぎるのが良くないんだ。

 ハナコ達と一緒に寝るのも駄目だ。皆美少女だしハナコは距離感がおかしいとこがある。コハル、お前だけが頼りだ…!

 

「男と女が同じ空間で寝るなんて不健全よ!レクトは一人部屋!これは決定!」

 

 解:やはりコハルは神だった。

 

「コハルちゃんがそう言うなら仕方ないですねぇ。折角の合宿なので、皆で寝るということをしてみたかったのですが…ところで、皆さん。お勉強を始める前に、やることがあると思いませんか?」

 

「!!」

 

「やること…?なんでしょう?」

 

「侵入者対策か?」

 

「アズサはその物騒な思考をしまってくれ…」

 

「むぅ…」

 

 膨れっ面しても可愛いのズルだろ。これだから美少女ってやつは…

 

「管理されていたとはいえ、長い間放置されてたせいか、埃なども多いように見えませんか?このままお勉強をするのも健康に良くなさそうですし、まずは掃除をして、気持ちのいい環境でお勉強を始める、というのはどうでしょう?」

 

「確かに…ハナコちゃんの言う通りです。ではまず、大掃除をしましょう!皆さんもそれでいいしょうか…?」

 

「異論はない」

「まあ、ただの掃除なら…」

 

 俺も勿論反対する理由などなく、こうして大掃除が始まった。汚れてもいい服装で集合といったのに、ハナコが水着で来たり、プールを掃除することになったときハナコが制服で来たり…大体ハナコが暴走してたが掃除自体は恙なく終わり、その頃には夜になっていた。ちなみにプール掃除は刺激が強すぎるので体調不良を装って辞退させてもらった。ハナコだけはニコニコしていたのが怖い。

 

 というわけで、寝る時間になり俺は呑気にモモイ達とオンラインでモンスターイーターブーストをやっていたわけなんだが…ドアがノックされたので帰還玉…もといモドリ玉を使ってモモイ達に離席することを伝える。『ちょっと待ってレクト先輩!今離席されるとDPSチェック*1が間に合わなく…あー!』というモモイの声が聞こえたがまあ気にしない。もう2乙してたし失敗したなこりゃ。

 ドアを開けると先生が居た。

 

「”レクト、夜遅くにごめんね。体調は大丈夫?”」

 

「すいません先生、体調不良っていうのは嘘です。男子高校生の目には明らかに毒な景色が生み出されようとしていたので逃げました。悪いとは思っています」

 

「”ああ、なるほど…”」

 

 先生は苦笑いしながらも俺の座ってるベッドに横に並ぶように腰掛ける。…ここで距離を離すと絶対先生落ち込むからやめておこう。

 

「”レクトにここに来ているシャーレの一員として、私の信頼できる生徒として、話しておきたいことがあってね。それで来たんだ”」

 

「話しておきたい事、ですか…それは」コンコン

 

 俺以外には話せないということですか、と聞こうとしてドアがノックされた。無視するわけにもいかないのでドアを開けると若干落ち込んでいるヒフミがいた。

 

「こ、こんばんは。レクトさん。先生がお部屋にいらっしゃらなかったのでもしかしたらと思って訪ねたのですが…」

 

「それなら正解だ。何か悩みがあるなら聞くぞ。3人寄ればというやつだ」

 

「ありがとうございます…!」

 

 一人用机の椅子に腰かけたヒフミは、「先生とレクトさんって普段からそんな距離感なんですか…?」と言わんばかりの視線をこちらに向けながら、ぽつりぽつりと話し始めた。

 先生も丁度良いといった感じでヒフミの話を聞きながら、俺にもわかるように事の顛末を教えてくれた。

 

 このまま全員合格ができず、3度目の試験に落ちたら退学になること。

 補習授業部にトリニティの裏切者がいること。

 そして…補習授業部は生徒を退学させるためにつくられた部活だということ。

 

 とてもじゃないが、ヒフミ一人に背負えるようなものではない。少し過ごしただけでも分かる優しい彼女ならなおさらだ。

 

「同じトリニティの仲間じゃないですか。それを疑って、退学にもさせるなんて…そんなこと」

 

「”その問題は、私たちが対処するよ。ヒフミは、ヒフミにできることを頑張ってほしい。皆には人を疑うより、信じることをしてほしいしね”」

 

「私にできること…わかりました!まだ私に何ができるかわかりませんが、頑張ってみようと思います!」

 

 

 その後、ヒフミの発案で模擬試験を作ることになり、先生と俺も混ざり夜遅くまで作業をした。モモイ達に断りを入れるのが大変だった。主にモモイとアリスが駄々こねたせいだ。いやお前ら俺抜いたらちょうど4人になるからいいじゃん。ローテーション組んでたけど俺は一向に外されなかった。大体ミドリとユズの入れ替わり。モモイとアリスの自我が強すぎる。

 

 そうして翌日の第一次補習授業部模試。

 

 結果

 

 ハナコ 4点 不合格

 アズサ 33点 不合格

 コハル 15点 不合格

 ヒフミ 68点 合格

 ついでの俺 80点

 

 ま、まあこれから頑張ればいいからな!そのための合宿だし!

 

 俺たちの合宿は、まだ始まったばかりだ。

*1
悪しき文明




ハナコの水着って刺激強くないですか?
きっとワイトもわかるマンも無名の司祭も同意してる
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