転生ライダーinキヴォトス   作:KIARU

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アンケート割とダントツでレウスなの意外だな...いや僕のピックアップの中からだとレウスになるのか...?
一票だけ入ってるディアブロス亜種先輩に涙が止まらない
いつか出してあげるから...


ずっと側に居た相棒

 モンスターハンターストーリーズその物のアイコンのゲーム。まあ興味が無いわけない。何故この世界に?とか。なんでこの端末に?とか。一体誰が?とか。一つ言えるのは絶対前世のような普通のゲームに収まってはいないだろうという事だ。

 

「まあ起動してみないとわからんか...」

 

 意を決して起動してみる。

 

『よっ!相棒!やっと会えたな!画面の中からこんにちは、だ!』

 

 そこにはひどく懐かしい顔が映っていた。何処かムカつく顔をした、けど何処か憎めない、なんだかんだ有能、そして壮絶なバックボーンを持つアイルーのような何か...そう、ナビルーである。

 

『この俺との感動の再会に言葉も出ないか!ふふん!そうかそうか!まあ相棒と俺との仲だもんな!そりゃもうそこに結ばれた絆といやぁ「ズビッ」...っておいおい、泣いてんのかぁ!?』

 

「いや、ここでまさか、ナビルーと会えるとは、思わなくて...」

『まあそりゃあそうか。キヴォトス、だったか?俺もいつのまにかこんな世界のこんな端末の中に閉じ込められて動けなくなった時はどうしようかと思ったぜ。でもこの端末の中から色々調べていくうちに相棒がいるのがわかったんだ。まあそれでもこっちから動くことができなかったから相棒の方に自発的にいく事はできなかったけどな。それでもこうして相棒の方から来てくれたから、こうして会えた。画面越しだけど、これからはまた一緒だぜ、相棒!』

「ああ!一緒に頑張ろう...!」

 

 現実化してこんなゲーム機の中に入って尚俺を支え続けてくれるというのか...ありがとう、ナビルー。

 

 不安だった。殆ど知らない世界に独りぼっち。崩れそうだった精神を繋ぎ止めてくれたのは、レクトという情報(引き継いだセーブデータ)。でもそれは薄氷の上でギリギリのバランスをとっていたに過ぎない。そこに初めて会話できる見知った人物が来たんだ。

 ありがたかった。でもそこに依存してはいけないとも思った。向き合わなければ、知らなければ、この世界のことを。幸い、電子の妖精化した頼れる相棒が目の前にいる。この世界のことを調べるのには事欠かない。

 

 手始めにうち(アビドス)が借金してる相手でも調べるか...。

 

 結論から言えば、電子、情報戦においてナビルーは最強だった。知りたい情報を探すのはもちろん、相手に気づかれずに情報を抜くのもお茶の子さいさいだった。んで、うちの借金相手、カイザーローンは真っ黒。違法な取引を裏で幾つもしてる。この様子だと俺らの払った金も何に使われてるか分かったもんじゃねぇな...。

 

『相棒...』

「わかってる、ただ、これだけじゃ俺らは動けない。これをどっかに流しても、証拠としては弱いしカイザーという企業を相手取るには分が悪すぎる」

 

 やはり膨大な利子を払い続けて先生を待つしかないのか...。先生にアビドスの問題を解決してもらうしかねえ。いやそんなことするくらいならやっぱ俺が借金全部返さない?このお金の使い道とかどうせ無いんだし。

 

 というわけで、ユメ先輩に相談だぁ!

 

 翌日

 

「うーん、レクト君、気持ちは嬉しいけど...流石にこれはうんとは言えないなぁ」

 

 駄目でした。

 

「というかあなた、そんなお金どっから持って来たんですか。変な事に手を出して無いでしょうね」

 

 ホシノにジト目で問い詰められるがさすがにセーブデータ引き継ぎなんて言えない。

 

「正真正銘自分で稼いだお金だし、違法な事にも手を出してないと誓える」

「前例が前例なので嘘は言ってなくても隠している事はありそうですね...」

 

 なんだこのホシノ鋭いぞ。

 

「そうだねえ、自分で稼げて違法でも無く、それでいて9億稼げる...うーん、なんだろうね?」

「はぁ...ユメ先輩、真面目に考えるだけ無駄です。そんな方法存在するはずありませんから。あったら私たちが既にやっています」

「確かに...」

 

 言えるはずがない、9億どころかその10倍以上の資金を持ってるだなんて。ただでさえレウス以外にも数多くオトモンがいるだとか、その中には居るだけで環境が変わるような奴が居るだとか、瀕死から一瞬で全回復するような薬を何十個も持ってるだとか、そんな厄ネタを幾つも持ってる身としては一つでも言ったら連鎖的に全部バレそうで言えるはずがないのである。てか吐かされそう。

 

「でも大金持ってても使い道ないからなあ...今回アビドスの借金返済に当てようと思ったのもそれが原因だし」

「じゃあ分かった!みんなで水族館に行こう!勿論諸々の経費は全部レクト君の奢りで!」

「いいですけど、でもユメ先輩、それでも俺からしたら微々たる出費なんですけど...」

「塵も積もればって言うでしょ?そんなにアビドスのためにお金使いたいなら、今後のアビドスの出張費用はレクト君に負担してもらうから!それでいい?」

「はい...」

 

 言外にこれ以上の譲歩(?)はないぞと肌で感じ取り頷く。いやでもアビドスの出張ってあれだろ?たまに行く息抜き的な3人で行く遠足みたいなやつだろ?これは資金提供者としての意見をゴリ押して少し豪華にしてもいいかもしれない。

 

「水族館、ですか...」

 

 いつもこういう時ホシノは「何勝手に私まで巻き込んでるんですかユメ先輩」とか言うイメージだが今回は心なしか目をキラキラさせてるような気がした。

 

 水族館へ行く日はまた後日と決まったので今は解散して自由行動中。今日は何処へ行こうかとアビドスの人通りの殆どない市街地をぶらぶらしてる。

 

「あなたが龍塚レクトさん、ですか」

「ん?」

『相棒、なんかアイツやばいぜ...!』

 

 黒のスーツに真っ黒な顔面はひび割れている。どう考えても常人ではない。

 

「神秘でも恐怖でも無く、しかして強い力を宿した肉体の持ち主、同じく謎の力...それも想像を絶する程の量の力を宿した赤い竜を従え、謎のオーパーツをも持っている...興味が尽きませんねあなたは...ククク...」

「誰だお前」

「ああ、一方的にこちらが知っていると言うのもフェアじゃありませんね。私は『黒服』と言います。あなたも知っているホシノさんに名付けられましたが、存外気に入りましてね...」

「ホシノに?ホシノと知り合いなのか?」

「ええ、彼女とは以前ある契約を持ちかけたのですが...断られてしまいまして」

「まあお前見るからに怪しいもんな」

「おや、これは手厳しい...。ですが一応、提案しておきましょうか。あなたの竜かそのオーパーツ、どちらか一つ、こちらに渡しませんk「断る」...判断が早いですね。アビドスの借金の半分の返済と、小鳥遊ホシノの事を諦めると言ってもですか?」

「ホシノ?何故そこでホシノが出てくる?」

「キヴォトス最高の神秘。あの異常とも言える神秘の量。実験体としてこれ以上のものはないでしょう」

「なるほどね...どちらにせよ、俺がレウスやこのゲーム機を手放すつもりはない。ホシノのことも守る。...もしアビドスに手を出すつもりなら...禁忌をも滅したライダーがお相手する」

「ッ!!」

 

 瞬間、黒服が感じたのは膨大な量の圧。怒気?冷気?殺意?熱気?痺れ?様々な自然の象徴たる圧がその身に襲いかかった。

 禁忌をも滅した...それが何を指すかは黒服にはわからなかったが誇張表現でないのは嫌でも分かった。ともすれば、自分は禁忌以上の何かに触れたのだと、否応にも思い知らされた黒服は撤退の準備をした。

 

「これは失礼しました...今回はこれにて失礼させて頂きます。また会える日を楽しみにしていますよ...ククク」

「ああ、次は別の用件でな」

 

 ゲートのようなものが開き黒服が帰っていく。

 

「あんまり関わりたくないタイプだが、近いうちにまた会う気がするな。勘だが」

『俺の勘はともかく、相棒の勘はあんま当てにした事ねぇなあ』

「まあナビルーの勘はよく当たるからな。頼りにしてるぞ」

『おうともさ!ところで相棒、さっきミカって奴からモモトーク来てたぞ』

「えっマジ?新しいケーキ屋出来たから一緒に行こう、ね...暇だし行くか」

 

 その後ミカと一緒にケーキ食いながら愚痴聞いてた。アビドス制服スタイルだから驚かれたけどそれだけだった。あと多分だけど愚痴っていうより惚け話に近いなこれ...幼馴染の...。




主人公立ち直り早くね?って思うかもしれませんが、実は初代mhstにも似たような場面というか主人公の異常な立ち直りの早さが露見する場面があって...そのオマージュだったりします。

来たる決戦の時、共に戦うオトモンは?

  • レウス
  • ネルギガンテ
  • イヴェルカーナ
  • ディアブロス亜種
  • ジンオウガ亜種
  • ラージャン
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