転生ライダーinキヴォトス   作:KIARU

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アンケート機能ですが、今後使う場合余程のことがない限りアンケートの結果を採用すると思います。ごめんディアブロス亜種に清き一票を入れてくれた先輩...
でもオトモンに関しては!まだ登場する希望あるから!!
あとディアブロス亜種をアンケートの選択肢に入れたのは僕の趣味だったりしますね、初代のパワーコンボにお世話になりました。


蘇り、名乗りをあげるは青い星

「うわぁっぷ、なんだこれ!?砂!?」

 

 浮上した意識に無情にも襲いかかる不快感の正体を探り当てるとともに急いで起き上がる。

 

「ここは...砂漠?そうだ、俺あの機械蛇のビームで死んで...いや、本当に死んだのか?」

 

 モンスタハンターストーリーズでは本家のシステム採用したのか、3()()H()P()()0()()()()()()()()()()()()()()。どういうことかというと、2回までならHPが0になっても復活するということだ。

 

「でもここは現実だぞ?そんなご都合主義があるのか?というかそれがありなら俺は元気のカタマリやいにしえの秘薬で何度でも生き返れるゾンビ人間になってしまうし...」

 

 そう、この復活回数は戦闘中でも消耗品で回復することができるし、なんなら拠点で寝ることでも回復する。寝るだけで2回生き返れる人間って何だよ。

 

『...ーぃ....ぉーい』

 

 近場から馴染みのある声が聞こえる。声の聞こえる方に向かうと見覚えのあるプライステーションポータブルが随分と砂に塗れて埋まっていた。掘り起こして取ってみると、やはり見覚えのある顔がそこにはいた。

 

『相棒!お前なんだな!幽霊とかじゃないよな!俺を認識できるのは相棒だけだしな!本当心細かったんだからな!わかるか?2年間砂漠のど真ん中に放置され続けた俺の気持ちが!ま、ゲームがあるから暇はしなかったけどよ!』

「ああ、俺だよナビルー。てか2年ってどういうことだ?」

『ああ、それなんだけどな?確かに相棒は一度死んだんだ。バイタルもチェックもしてたけど、俺が確認する限りは完全に生きてはいなかった。ところがアビドスの校舎あたりかな?そっちの方からずっとエネルギーのようなものがこの2年間相棒に流れてたんだ。それが最近になって相棒の体に満たされるのを感じるようになって...そしたら相棒が起きたってわけだ!』

「なるほど。説明されても疑問が増すばかりだな...」

『まあ俺もどういう原理かわかっちゃいねえけどよ...でもこうしてまた相棒と会えてよかったぜ!』

 

 さて、これからどうするか...まずは家に行ってこの格好をどうにかするか。...無事だといいな、家。

 レウスにはホシノを任せてるからな...かと言って属性古龍とかは呼ぶと最低でも気温変わっちゃうし...基本的に高レアモンスターしか育てなかったから危険度高いやつしかいねえ...あいつ飛行出来るんだろうか。試してみよう。

 

「来てくれ、ネギ!」

 

 絆石を掲げ、新大陸を代表する古龍を呼び出す。空から舞い降りるは漆黒の殱滅の主。体中に生えてる棘は武器となり、防具となり、そして欠けても再生する。その持ち主の名は、ネルギガンテ。

 ...つけた名前がネットの通称にしたせいで残念なのは否めないが、頼りになるオトモンである。今思えば愛くるしい名前かもしれない。

 

 ゲーム時代ではライドアクションが【咆哮】と【超岩砕き】となっており、飛ぶことは叶わなかったが、果たして現実となった今ならどうだろうか。WORLDであんな悠々自適に飛んでた存在が飛べない?いやそんなことあるはずがない。

 

「ネギ、飛べるか?」

 

 ネギに股がり訊ねると、フン、と鼻を鳴らし一気に飛翔する。飛んで来たのだから当然だろ、とでも言いたげだ。

 

 2年も行方不明になっていたのなら学籍は既にないものと思っていいだろう。ブラックマーケットで傭兵でもやるかな〜こりゃ。

 とりあえず一度家に戻って格好をどうにかして...スマホはぶっ壊れてるから新しいの買わなきゃな...てかあの大金が入った口座無事かな。あれがないとあるとじゃだいぶ違うんだが。

 

 そんなことを思いつつ、俺は自宅にネギとともに向かった。

 

 

 

 自宅は無事だった。水道やらガスやらも無事だったので風呂にも入った。

 

 アイテムboxから今後の活動に必要な物資を取り出し装備、ブラックマーケットの一傭兵として活動するべく拠点を移動する。アビドスに戻るという選択肢はない。学籍もないだろうし、ナビルー曰くユメ先輩は無事卒業し、ホシノは後輩4人と仲良くやってるそうだ。今更ほぼ部外者が先輩風吹かす訳にもいかんだろう。

 

 ちなみに無事だった財布で新しいスマホを買って口座を確認したら凍結されてなかったし、なんなら残高が結構な額が増えてた。ナビルーに確認したら、この2年間ゲームをしていくうちにゲーム開発に興味を持ったらしく、作ってみた作品を売ってみたら思った以上にバカ売れしたらしい。何やってんだこいつすげえな。

 

 まあそんなこんなで傭兵稼業なんてやらなくても十分暮らせるのだが、ただ何もせず遊んで暮らすのも絶対飽きる。あと先生が来た時コンタクトを取りやすい立場が欲しい。いやその点で言えばブラックマーケットの傭兵ってどうなんだ...?まあ何もないよりかはマシか...。

 

 世間一般では俺は死んだことになってるだろうし、【龍塚レクト】という名前も名乗らないほうがいいだろう。混乱を生む可能性がある。となると青電主装備ももう着れないかな?青のドラゴンライダーと呼ばれてた時はあれで活動してたし。一応龍塚レクト=青のドラゴンライダーという認識はされてなかったが、どっかから漏れてるかもしれないしな。それに2年ぶりにいきなり復活なんて怪しすぎる。

 

 というわけで、傭兵、【青星】動きます。名前の由来は勿論最強の5期団。名前負けはしてないはず。俺も世界を救ったライダーだから。...でも機械蛇如きに負けたじゃないかって?いやあれはコマンドバトルRPGとリアルアクションバトルの差異が生んだハメ技の悲しき事故だから。次は負けませんよ。

 

 

 

 あれからしばらくして。

 ネギを戦力の主軸として立ち回り、装備は【荒鉤爪装備改】に身を包み、武器は【氷妖イヴェリア】、イヴェルカーナの素材から作られる拡散・強撃ビンの弓である。拡散弓、ゲーム時代はまあまあカスだった覚えがあるけど、現実になると全体攻撃はかなり使い勝手がいい。あと氷属性なせいか掠るだけで敵が凍えるのもポイント高い。というかネギの咆哮が制圧力強すぎて荒事はネギが叫べば大体片付いたりする。そんなに怖いだろうか...。

 

 そんなこんなで、傭兵【青星】の名前も売れてきた頃。一本の依頼が舞い込んで来た。

 オークション会場の護衛...ねぇ?報酬はかなり良い。一見不審な点も見当たらない、が...

 

「ナビルー、どう?」

『なーんかちょっとキナ臭えな。電子の証拠をほとんど残してねえのか俺の方じゃなんとも言えねえけど...』

「んー、ちょっと受けてみっか。クロだったら潰すぞ」

『そうこなくっちゃな!』

 

 

 

 そうして依頼を受けオークション会場に潜り込んだ今。護衛は護衛なのでフラフラしている訳にもいかず、所定の場所でネギと一緒に立ち尽くし、監視カメラをハッキングしたナビルーの報告を待っていると、どう見ても小学生くらいにしか見えない、()()()()()()()()()()()()()()()()が、闘争心を剥き出しにしながらやって来た。

 

「やっぱここには、厄介なのがいやがるか...」

 

 そう言って彼女はニヤリと笑った。

 

 

先生は?

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