シナリオの制作と同時平行で書いていくか、あるいはネタ帳として過去にお蔵にしたものを、供養がてらあげていければな。と考えております。
誰かシナリオ描写人教えてください。。。。
「ははは。。想像以上だ!全くもって度し難いが、それでこそ我々が求めていた◾︎◾︎に違いない。嗚呼嗚呼全身の毛が逆だって仕方ないな!!」
夜の帳が下りようとしている夕暮れに、一人の男が楽しげに。しかし顔面蒼白になりながら声を上げて走っている。
少しくたびれた椿の花がひらく
「これは不味いな。先程から身体中が避難信号をあげていると言うのに、自然と高揚した気分に陥る。全く顔が熱くてたまらんな。」
薄汚れた木の扉を蹴り開けるようにして家の中に入る。もはや屋根は朽ちかけており、床も絨毯がひいてあるため分かりづらいが上を歩くと沈むような感触が返ってくる。
椿の花に不躾な簒奪者がやってくる
「ここもじきに気づかれるだろう。そうなる前にお前だけは連れていかねばな。全く家族を持つというのはつくづく面倒だな。」
言葉とは裏腹に緩やかな曲線を描きそうになる口元はしかし緩むことはなく。
しかし男の剣呑で怪しさを含んだ雰囲気が緩む。
手早く写真立てや書類、何かしらの本のようなものをまとめて掴むとカバンに詰め込む。
椿の花に着いた羽虫が蜜を吸おうと花の中に潜り込む
「お前は私が連れていこう。なに、私に任せておくといい。昔から私の役目だったからな。だから、どうかもう一度だけでいいのだ。」
狂気に満ちていた目に少しずつ正気の光が戻ってくる。
しかし次の瞬間再び鋭い空気に包まれる。同時に外からも同様の、否、それ以上に鋭い空気が男を突き刺す。
仲間を見つけたのか、はたまた合図があったのか
羽虫が集まり出す
「君たちは全くもって不躾だな。私は今私の最愛との逢瀬の最中だ。習わなかったのか?人の恋路を邪魔する野郎は馬に蹴られて死ねという言葉を。」
その言葉を皮切りに幾人かの黄色ずくめが入ってくる。
「ワレらに仇なス愚かカ者にはア、天誅を。」
「天ててン誅を」
「テん誅を」
「「我らが◾︎◾︎は祝福を。我々は仇なすモノに天誅を」」
パン
乾いた空砲が一発。
「いつも思うのだが。なぜあからさまな隙に相手を攻撃しないものが多いのだろうね。」
研究者然とした白衣とは似ても似つかぬ。あるいはドラマのワンシーンのようによく似合った白衣と拳銃がなんとも歪なコントラストを放っている。
一見椿に見えた花はしかし彼らにとって劇毒であったようで
簒奪者はしかし所詮は羽虫でしか無かったのだ
黄色ずくめの集団は一様に放っていた剣呑な雰囲気とは裏腹になんともあっさりと地に伏した。
研究者らしき男は彼らに比べて確かに刃先が零れた剣であったのかもしれないが、その分軸が太く無骨なものとなっていたのであろう。急造の鋭さのみを追求したような刀はもろく砕け散ったのだ。
子供が雪を踏みしめやってくる
いくらか血のにじみだした体を無視して、男は再び急ぎ出す。
地下のガレージに止めておいた車に乗りこみ荷物を横におくとアクセルを踏んだ。
「ここまで来た。もうあと少しなんだ。グラスはある。水を注ぎ込むだけで完成するんだ。すまない。すまない。しかしこんな外法に手を染めてまで君に会いたいと思ってしまった私がいるんだ。罰は受けよう。誹りでもなんでも受け入れよう。ただ君だけは。。。。」
綺麗な花を見つけた子供は
名前も知らないそれを綺麗に手折る
車が上下に切断される。
無理矢理力づくで抉りとったようなそれは男の顎上から全てを削り取ったような形となる。
しばらくハンドルを握りしめた後、固まって動かなくなった。
子供は名前も知らぬ花を親戚一同介する宴の間へと持ってゆく
親たちは何の遊びかサイコロを降っていたようで、大変盛りあがっている
静かに覗き込むとそこには100の数字が出ていた