【試走】ブルーアーカイブRTA 称号『特異現象消失』獲得 エイミチャート…?   作:和泉 元エイミ

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Part4/12

 ろくな思い出を作らないまま中学校を卒業するRTAのPart4、はーじまーるよー*1

 

 

 

 「引き続き、昨晩発生した火災についてお伝えしていきます。連邦生徒会によりますと昨日午後6時ごろ既に営業を停止している遊園地『ユートピア』全域で火災が発生しました」

 

 昨日の火事のニュースを聞きながら登校するエイミちゃん、心なしか足取りが重いな?

 …まあ、キヴォトス感覚でも放火は重罪ですからね。それもここまで大規模となればなおさらです。

 ミレニアム入学後の好感度稼ぎがてらにでもストレス値を下げておきましょう。

 

 「出火原因は不明、放火の疑いがあるとして捜査が行われています。目撃者の話によるとあっという間に火が園内を覆いつくしたそうで計画的な犯行ではないかとみられています」

 

 いや~怖いなぁ~戸締りしとこ

 一体誰がこんなことを…(すっとぼけ)

 

 さて、エイミちゃんが学校に向かう様子を眺めながら今後の予定をお話しします。

 といっても中学卒業までは今まで通り「ケセドぶっ殺しゾーン」に行くだけですけどね。

 あと、スランピア放火で連邦生徒会に目を付けられないかと心配するお友達がたくさんいると思いますがそこは心配ありません。

 どこかの横領が得意な生徒会長(調月リオ)がスランピア火災を調べてエイミにたどり着いたら色々隠ぺいしてくれます。この時期のリオは特異現象捜査部の設立を考えているので来年入学しようとしてくるエイミはまさにうってつけな人材ということです。

 

 …え?まるでオレのチャートみたいにガバガバだってぇ???

 おい!言葉を慎めよ!これは所詮ゲーム、いちいち細かいところまで目くじら立ててたらキリがないってそれ一番言われてるから。

 ゲームはゲーム、気楽に愉しみましょうね?

 

 …それに連邦生徒会側も地雷原を更地にしてくれて内心では助かっています。多分。

 だからそこまで本気で捜査しません。おそらく。きっと。

 

 

 

 放課後になりましたね。

 じゃ、いつものレベル上げ行ってみよー!

 

 

 

 

 スランピアでスキルが強化されたエイミちゃんはもはや無敵です。

 4段階目まで強化されたスキルはその辺の生徒なら一撃で倒せるぐらい強力です。しかし恐ろしいことにあと一段階強化を残しています。この意味…分かるか?

 

 

 さて、ここまではいつも通りですがそろそろ…

 

「すみません、助太刀させていただきます」

 

 リオ専属のボディガード飛鳥馬(あすま)トキが乱入してきます。

 リオに命じられてスランピア焼き討ち事件の犯人を調査してエイミに無事辿り着いたみたいです。

 

 この時のトキ(激うまギャグ)はレベルがかなり高く設定されており、戦闘があっという間に終わってしまいます。

 ワシのスキル発動回数が減る…

 

 

 

 戦闘終了後、トキとの会話イベントが発生します。

 

「初めまして、飛鳥馬トキと申します。」

「どうも…」

「あなたが来月ミレニアムサイエンススクールに進学する和泉元エイミさんで間違いないですね?」

「……はい」

 

 あら、エイミちゃん照れてます。カワイイですねぇ

 ま、ここまで他人との関わりを必要最小限に抑えたからコミュニケーションのステータスが低いからねしょうがないね。*2

 

「単刀直入にお聞きします。昨日の火災、あなたがやりましたね?」

「……捕まえに来たって訳?」

 

 ここは事実を認めつつ警戒している様子を見せておきましょう。

 

「いえ、リオ会長が興味を示していたのでどんな人物なのか確認するよう命じられて訪ねただけです。あの火災からあなたに繋がる証拠は可能な限り消しておきましたのでご安心ください。」

「それは、ありがとう?で良いのかな……」

 

 おっ、サンキュー!さすがリオ会長ですねぇ!!ですがこれは逆に言えばいつでも突き出せるからなという脅しでもあります。気を付けましょう(1敗)

 スランピアの化け物をまとめて焼き払おうとする人物がいるならいろいろ便利ですからねぇ。ミレニアムへの脅威への対応策としても、他校への牽制の武力としてもです。

 

「なぜあんなことを?」

「……私がやらなきゃいけなかったから」

 

 ノリノリで焼いたなんて言ったら危険人物として拘束されてしまうので何か理由があって焼いたように思わせることが大事です。

 

「…そうですか。ではこちらを」

 

『アイテム入手:リオ会長からの手紙』

『リオ会長に会うための日時と場所が書かれている手紙。偽造防止のための細工がされていてリオ会長の用心深さがうかがえる』

 

 はい、これでイベントフラグが立ちました。こうなったら特異現象捜査部入部はほぼ確実です。

 それに入学前から実績を積み重ねているので最初からいい感じの部室と設備がもらえます。

 さらばだトキ!次は入学したら会おう!

 

 

「……これは個人的な質問ですが」

 

 ん?

 

「こんなことを毎日やっているのですか?」

 

 ……こんなこと?

 ああ、このレベリングのことですね

 そりゃそうよ、こんなに自由にレベル上げ出来るのはこの時期しかないんだから

 と、そのまま言ったところで変なヤツ認定されるだけなのでちゃんと考えます。

 

「………」

 

 う~ん、こんな会話無かった気がするんだけどなァ

 ま、たまによくあるランダムイベントでしょ

 適当に答えときましょう。どうせタイムには関係ないし。

 

「鍛えないといけないから。私がキヴォトスの化け物をすべて倒す……それが私のやらなきゃいけないこと」

 

 ほらトキ、エイミちゃんはこんなにも意欲的ですよ???

 会長に伝えて部費を2000%ぐらい増額してください

 

「……そうですか、体には気を付けてください。それでは入学後にまた」

 

 ということで今回はここまで。

 それではまた会いましょう。トキもね

 

――

 

 スランピアが火事になった。

 これはリオ会長がキヴォトスに危機をもたらす存在として前々から問題視していた場所。来年設立する予定だった『特異現象捜査部』に調査を任せる予定でした。

 

 そんな場所が一晩で燃え尽き、異常性が文字通り“焼失”したとなれば一大事です。

 誰が何の目的をもってどのようにやったのか、リオ会長は連邦生徒会よりも先に犯人を見つけるよう私に命じました。

 

 意外にも特定作業はあっさり終わった。

 犯人はミレニアム学区内の「和泉元エイミ」という一人の生徒。

 もうすぐ中学を卒業して私と同級生になる*3彼女は放課後になると迷いのない足取りでスランピアへ向かい、園内に出現する怪物から逃げながら不可解な方法で火をつけ、あたり一面を灰に変えてしまいました。

 

 リオ会長に伝え、エイミという生徒について調べつつ証拠を消して行くとそのあまりに不可解な行動が目立つようになりました。

 

 まず制服の交換回数が多すぎる点

 このキヴォトスにおいて戦闘行為に巻き込まれない生徒は珍しいです。そのため制服というものは破損しやすく、ほとんどの学校では無償もしくは格安で交換・修復が可能になっています。(制服自体を強靭にする方法もありますが)

 しかし、そう何回も何回も交換するものではありません。

エイミという生徒が入学してから現在まで制服を交換した回数は“48回”。一般的な生徒(ゲヘナは除く)であれば一桁程度で済むものですが彼女はその数倍です。

 交換時に提出する届け出の理由には毎回「戦闘行為での破損」とだけ記されていますが、エイミという生徒が戦闘を行った記録はどこにもありません。それに交換を申し出る前の日の晩に傷ついた体を引きずるように歩く姿も目撃されたこともあるそうです。

__次の日には何事もなかったようにボロボロの制服で登校しているようですが。(一晩で回復するならば驚異的な回復力です)

 

 そして、その“戦闘行為”です

 放課後に慣れた足取りで毎日ミレニアム近郊の廃工場へと向かい、そこに発生するケセドの尖兵と戦闘していました。

 道理で戦闘記録がないわけです。

 

 ただ、その戦闘は信じられないものでした。

 離れたところで様子をうかがっていたこちらにまで届くほどの熱波でケセドの尖兵を焼き尽くすその姿は正直に言うと恐ろしかった。

 

__ただ、苦痛に顔を歪めているように見えたので思わず助太刀に入りました

 

 なぜこんなことをしているのか聞いても

『鍛えないといけないから。私がキヴォトスの化け物をすべて倒す……それが私のやらなきゃいけないこと』としか答えませんでした。

 謎は深まるばかりです。

 

__彼女はいったい何のために戦っているのでしょうか。

*1
この歌詞私のことだ…

*2
この歌詞私のことだ…(二回目)

*3
トキは留年している

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