【試走】ブルーアーカイブRTA 称号『特異現象消失』獲得 エイミチャート…? 作:和泉 元エイミ
そろそろ本格的に活動開始するRTAのPart7、はーじまーるよー
ということで今回はシャーレに先生が来たところからです。シャーレと先生の説明なんてどうせみんな分かってるだろうからカットだカット。
自動進行のイベントなのでしばらく黙ってます。シャーレって何なんだよって視聴者はこの間に調べてこい。
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シャーレの顧問として就任してからすでに数週間、最初に手伝ってくれた生徒たちから交流の輪を広げて行き少しずつ、少しずつではあるがこのキヴォトスという不思議な土地に受け入れられてきたような気がする。
今日も自身に降りかかる山のような仕事を片付けるためにエンジンを入れようとしたちょうどその時、仕事用の端末にメッセージの受信を示す通知が軽快な効果音とともに表示された。
『ユウカ:シャーレの入部希望の生徒を連れていきます。お時間大丈夫ですか?』
『先生:大丈夫、いつでもいいよ』
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「シャーレについては知っているかしら?」
「確か『連邦生徒会が設立した超法規的機関』でしたっけ……あの長いことがら空きだったあの建物の」
“私”は知らない、今初めて知った。
「そう、そこに特異現象捜査部として関わってほしいの」
「特異現象捜査部として……なるほど、他校の自治区での調査が必要になる活動内容だからその手続きをスムーズにするため、ですか?」
「物分かりが良くて助かるわ。……それは表向きの理由だけども」
「校内での立ち位置が高い生徒を最初から送り込むのは他校との政治的摩擦を避けるために避けなくてはならないこと……。シャーレという組織がこのキヴォトスにおいて中立である限り仕方がないのよ」
「……そこで校内の影響力が高すぎず、低すぎない生徒でかつ直属の私の出番、ということですか」
「シャーレという組織と他校からの干渉の調査、頼めるかしら?」
「もちろん」
“私”が考える暇もなく、“和泉元エイミ”は返事していた。
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「えーっと、ミレニアムサイエンススクール1年の和泉元エイミさん…… へぇ~特異現象捜査部の部長……1年生で入ったばっかりなのに頑張ってるね」
「ありがとうございます」
目の前でユウカと一緒に座っている少し服装が派手な生徒“和泉元エイミ”の資料を眺める。
「この特異現象捜査部ってのは……?」
「資料に書いたとおりキヴォトス内で起こる不思議なことを調査する部活ですが……、最近はあまり調査することが無くてセミナーの雑用をこなしてます。……私がここにいるのもそういうことですね」
「ははは……」
ジョークなのかジョークじゃないのかよく分からない返答だけど、少なくとも悪い子ではなさそう。
「い、いやいや!確かにそう……そうかもしれないけど!!」
「しょうがないじゃないですか、もともとリオ会長はスランピアの調査を任せるつもりだったのに入学直前に更地になっちゃったんですから」
「そうなんだけど……でも先生、エイミは仕事をてきぱきこなしてくれるし騒動の鎮圧も迅速で……セミナーに欲しいぐらいの生徒なんですよ」
ユウカとも仲は良さそうだし素行にも問題なさそう……
正直に言うと猫の手も借りたい状況なのでこうしてどんどん部員が増えてくれるのはありがたい。このまま手続きをして正式にシャーレの一員として登録した。
そして、少しばかり雑談をして別れる。その前に、なぜか一つだけ質問がしたくなった。
「エイミ、1つ聞いても良いかい?」
「何?先生」
「学校は楽しい?」
「もちろん」
当然と言えば当然だが、“和泉元エイミ”は元気よく即答した。ユウカとの様子を見ていれば分かり切っていたことなのに何故か聞きたくなってしまった。
__このときの小さな違和感、それは降り積もって山になって……
気が付いた時には手遅れだった
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こんな感じにセミナーとの好感度を稼いでおくとユウカとシャーレに行くことになって説明がスムーズになる上に先生との好感度も最初からちょっと上がります。
で、ユウカと別れて部室に帰ってきたので、シャーレ加入イベントはここで終了です。なんか先生と別れるときに
ま、誤差だよ誤差。タイムに影響はないはず……
次行きましょう次、といってもやることは変わりません。今までの雑用の種類が増えるだけです。
本来このあたりで発生するスランピア調査イベントがどこかの誰かさんがスランピアを更地にしちゃったせいで起こらないな~
いや~怖いな~戸締りしとこ
じゃ「デカグラマトン襲撃」と「部長交代」イベントが発生するまでスキップしながらサクサク進めていきます。
あ、このRTAでは関係のないことですがこのタイミングで先生がアビドスに行っています。先生の好感度を稼いで信頼されていれば同行することもできますが、他校のそれもセミナーという他の学区における生徒会に当たる組織の息がかかった生徒となるとアビドス側の警戒度がMAXになって打ち解けるまでが無駄に長引いてしまいます。
それでもカイザーとのごたごたの間にカイザーが集めていたデカグラマトンのデータを抜き取ったり、うまくいけばこのタイミングでビナーの討伐ができたりとそのルートのメリットもあるにはあります。実際このルートを採用している走者もいるみたいですが私は好感度管理が苦手なのでやりません。そもそもこっちの方が早いし……
ということで誰かが短縮ルートを見つけてくれるまで私はそっちのルートは選びません。じゃ、頼んだぞ(無責任)
「なんだか嫌な予感がする……」
おっと、雑談している間にデカグラマトンイベントのフラグが立ちました。このセリフが出るとデカグラマトンがミレニアムのサーバーにハッキングを仕掛けてきます。ま、イベントはムービーだけなので眺めるだけになってしまいますが、イベントが終わればいよいよヒマリが部長になり、本格的に活動開始です。
リオ会長の呼び出しが来るまで部室で待機、その間にここから何が起こるか分からないので大事な書類を金庫にしまっておいたりデータのバックアップを取ったりしておきましょう。
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結論から先に言うと私たちミレニアムはデカグラマトンに対して完全敗北した。
このキヴォトスでも最高クラスに強固な守りのサーバーへの進入をあっさり許し、システムの一部を掌握される。それでいてデカグラマトンは意味深なメッセージを残してまんまと逃走、これ以上ない完全敗北だ。
「それにしても……デカグラマトンはあなたの部下をずいぶんと警戒しているんですね」
緊急事態なので私に手を貸しているヒマリが校内の被害状況を整理しながら声をかけてくる。
サーバー内部を除けば校内への被害はデカグラマトンにハッキングされた
「特異現象捜査部の部室から生徒会室、セミナー会議室、サーバールーム……あとヴェリタスへ行こうとすれば長時間スプリンクラーの水を大量に浴び続けなければたどり着けないようにシャッターや清掃用ロボットで封鎖…… その部室に居たエイミは強固なプログラムで窓とドアをロックされ、部室内との通信も断絶状態、事実上の監禁が現在も続いているわ」
「この天才ハッカーの私やヴェリタス、一応ここのリーダーのあなたやセミナー、ミレニアム最強のC&Cには見向きもせずエイミ一人に対してここまでの妨害をするとは………」
額に手を当てて考え始めるヒマリ。どうでもいいけどあれは恐らく自分に何もしてこなかったことを少し残念に思っているわね。
「ゆくゆくはデカグラマトンの調査、討伐を任せようとは思っていたけれど、今現在においては私やヒマリ、C&Cの方がデカグラマトンにとっても脅威であるはず…… それらを差し置いて妨害のリソースをエイミに使うのはどう考えても不自然ね」
「それに妨害の仕方も不自然…… スプリンクラーを浴びなければ対処できないようにしても、結局は水。傘を忘れて全力疾走する時のように覚悟を少し決めれば難なく突破できるはずです。
それは私もずっと疑問に思っていた。シャッターを下ろしたり扉をロックするのは分かる。
結局エイミは現在も閉じ込められているからスプリンクラーは結局大した効果を出していない。仮に脱出に成功していたとしても最初から警備用ロボットを乗っ取ったりしていた方がどう考えても時間稼ぎになるはずでしょうに……
「もしかしてエイミは水に触れると肌が炎症を起こしてしまうとか…そういった体質だったりするのですか?それならスプリンクラーも……」
「いえ、彼女の運動能力を見るためにプールで泳がせたこともあるけれどその時は何もなかったし、本人も特に何も言っていなかったわ」
再び考え込むヒマリ。
結局のところ私たちがここでいくら話したってその辺は本人に聞かないと何も分からない。
「ノア、状況は?」
『申し訳ありませんがあまり……』
手元の通信機でエイミの救出作業に向かっているノアに話を聞いてみるも状況は芳しくない。それほどまでにデカグラマトンが施した施錠は強力らしい。
『なあ、もうドアごと吹き飛ばしていいか?』
ちょうど近くにいたのかネルが話に割り込んできた。
『ちょ、ちょっとリーダー!!そんなことしたら中のエイミさんが……』
『だってよ、連絡が取れなくて部室の中は水の音しかしねーんだぜ?』
また“水”……
『あんましこういうことは言いたかねーんだけどよ、
ネルのその発言に周囲が息をのむ。同じ部屋で作業していたヒマリの手も止まっている。
確かに、エイミに対してここまでするデカグラマトンなら……その可能性もある。
「……そうね、許可するわ」
『うし、アカネ任せた』
『エイミさーん!!今からドアを爆弾で吹き飛ばしまーす!!聞こえているか分かりませんけれど聞こえていたら離れてくださいねー!!』
1分後、通信機を介さなくてもここまで聞こえてくるほどの爆音が校内に響いた。
『うわっ寒っ……ってか何だこの水!?』
『もしもし!もしもし!エイミさん!!大丈夫ですか!?……意識がありません!体温がかなり下がっています!!』
ノアの報告によると、部室内は冷房で0度付近まで温度が下げられ、シャワー、水道、防火設備……とにかく部室内のあらゆる場所から水が溢れて足首まで浸かってしまうほどに水浸しだった。
命に別状はなかったようだけれど…… もし遅れていたら……
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「ということで今後はヒマリが特異現象捜査部の部長になるわ。勝手な決定になってしまったけれど……構わないかしら」
「大丈夫です。ヒマリさん、これからよろしくお願いします」
「初めまして明星ヒマリです。今後は私が部長として……」
ヒマリの長い話を適当にスキップしながら状況の確認をします。
イベントスキップしたら保健室スタート……ということは途中で怪我したとかそんな感じでしょう。試走でも体感20%ぐらいは保健室送りだったので。
『ちょっと!聞いてますか!!』
聞いてるわけ無いじゃん(笑)
ちなみにこのセリフはヒマリのセリフを爆速で送り続けると見れる小ネタです。RTA的には若干損なのですが……
『あなたに言っているんですよ!』
ま、そんなことはさておきヒマリが部長になったので今後の予定を解説します。
まずは部室の改装、体が不自由なヒマリのためにバリアフリーを充実させます。今までスタンガン制作以外にほとんど使わずため込んでいた資金をドバーッと出して一気に最高ランクまで上げてしまいましょう。こうするとヒマリから信頼されやすくなるメリットがあります。
そしたらアビドス編が終わる時期まではこれまで通り調査と手伝いをしていきます。
先生がアビドスの件を一旦片付けた後、何度かアビドスを尋ねるとランダムで先生とビナー君が出合ってしまいます。そうなればようやくシャーレとのデカグラマトン調査の開始のフラグが立ち、本格的な活動開始です。気合を入れていきましょう。
まあ、すぐアリス関連のストーリーが始まってしまうのですが……
その辺は次回話しますか、ちょうどいい時間なので今回はここまで。
次回はヒマリ部長との馴れ初め&デカグラマトン編の開始&ゲーム部のアレコレですね。
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「全知」と呼ばれる私ですが文字通り何でも知っているというワケではなく、分からないことだって当然あります。
私のために部室を改装してくれたのは嬉しいのですが……それは何のための貯金だったんですか?
部長を任されるにあたって部費の使用状況を見させてもらいましたが本当に必要最低限しか使っていませんでした。
ちょっとした改装の域を超えていますし、あの軽トラを修理したりするために貯めていたお金ではないとなると……うーむ
……マキとたまにお話ししているようですし、悪い人ではなさそうなのですが、少し不思議な感じですね
そういえば…、私もあの軽トラに乗らなければいけないのですか?
……そうですね!せっかくですし私が部室のお礼に新しいものを買ってあげましょう。今度の休みに一緒にいろいろ見に……
「やめて」
……所謂、“地雷”だったのでしょうか。本当に、不思議な人です。
部室の改装には一気にお金を使うのに、自作のスタンガンはかなりこだわっているようなのに、軽トラはボロボロのまま使うし、銃の手入れもあまりしていない。
やたらデカグラマトンが水にこだわってエイミに対して過剰なまでの妨害工作を行ったり……とにかくエイミのことは分からないことだらけです。
これから一緒に活動するかわいい後輩ですからエイミのことをもっと知らないといけません。
何を考え、何を見ているのか……