花は咲き誇り、小鳥たちは歌を歌っているいい日。そんなある日、青いパーカーを着てジャージのズボンを履いたスケルトンと
紫のボーダーが二本入った青い服を着た糸目の人間がいた。
「よう、ひさしぶりだな?何年ぶりだ?でも俺はずっと覚えてたぜ」
スケルトンは数時間前に会ったはずの人間に対しそう告げる。
「一応言ってみるか。
どんなに救いようのないクズでも変われると思うか?
努力さえすれば誰でもいい人になれるか?」
スケルトンの言葉に対してそんなのどうでもいいと思うがごとく人間は一歩を踏み込んだ。
「へへ、質問を変えよう。お前サイアクな目にあいたいか」
スケルトンが目を黒くしプレッシャーを放ちながら人間に問いかけた。
しかし人間はもう何回も聞いたような呆れた顔をし歩み寄る。
「じゃあやるか」
スケルトンは知ってたかのように返事をした。直後重力の方向が変わり人間は骨の生えた天井にたたきつけられた、だが人間は骨をナイフで切り刻み新たに生えた骨と四つの龍の頭蓋骨から放たれた光線を知っているかのように回避し重力が元に戻る。
「疑問に思ってたんだなんでみんな最初に必殺技を使わないのかって。でもまあやっぱりきかないよな」
その言葉をスケルトンが言っている最中に地面を踏み込み、跳躍しスケルトンにナイフを振りかぶる。
「へへ、おとなしく食らうと思ったか?」
しかしスケルトンは人間の背後に瞬時に移動し、人間を青い骨とオレンジの骨が交互に貫く。だがダメージをおっている様子はなかった。
青い骨とオレンジの骨が消滅した直後、龍の頭蓋骨が現れる。
その頭蓋から放たれる蒼白き閃光に、人間は数舜触れてしまった。触れた部分は焼けただれ、普通の人間ならば少しも動けなくなるような激痛を襲う。
だが人間はそんなことをお構いなしに地面を踏み込んでスケルトンに迫る。
「時空間に歪みが生じているらしい、時空がめちゃくちゃに飛んで、止まって、また動いて。最近じゃあ
スケルトンが人間にそう問いかけた。すると問いを聞いた人間の攻撃が一瞬止み困惑したような表情を浮かべるがすぐに笑顔に戻る。スケルトンもその表情を不思議に思っているようで眉間にしわが寄った。
だがそんな平和な時間もつかの間、すぐに攻防が再開する。オレンジと青の骨が交互に突き刺さる。そして龍の頭蓋が現れ光線が放たれる。人間はそれらすべてを切り刻みスケルトンに迫るが重力を変えられ壁にたたきつけられ、少しせき込む。
「この攻撃を乗り越えたらスペシャル攻撃をしてやるよ」
人間はその宣告を聞き口が引き裂けるような笑みを浮かべた。その直後重力がまた切り替わり壁に落下する。
その直後、天井、地面、壁に重力がそれぞれ切り替わりたたきつけられる。もちろん触れられる部分全てに骨が生えているため人間は全方向に飛ぶ斬撃を放ちすべてを切り刻む。
戦いの場であった廊下は塵とかし、その代わりに暖かな光が差しこみ花が咲き誇る美しい舞台に切り替わる。
「じゃあいくぜ?」
人間がスケルトンの問いに答えるよりも早く人間の周りに四つの頭蓋が現れ回転しながら光線を放つ。十数秒ほどそれが続き閃光が消えた。
そして人間の周りに骨がくみ上げられていき、白で埋め尽くされた空間ができあがる。
その直後重力が切り替わった。骨は触れただけでもダメージがある上にこれまでよりも早くたたきつけられているため人間の体を何本もの骨が突き刺さる。
人間が空中でカップ麺をゆでずに食べながら耐えていると重力が元に戻った。
「じゃあスペシャル攻撃を放つぜ?行くぞ」
・・・・・・・・・・何も起きないと思った瞬間、人間を骨の牢獄が包み込んだ。
「へへ、ひっかかったな?俺のスペシャル攻撃は何もしないことだ。
絶対に予想できなかったろ?
人間がナイフで骨の牢獄を切り刻もうとするがはじかれる
「無駄だぜ、これはオイラが事前に全力で作った骨を
スケルトンは眠そうにそう告げる。すこし、またすこしとスケルトンの瞼が落ちる。そして完全に瞼が落ち寝息をたてて立ったまま意識を闇に落とした。
人間は気づく、手で触れてもダメージがあるだけということに
人間は気づく、地面は骨で覆われていないことに
人間は気づく、この牢獄は破壊ができないだけということに
人間はパイを食べ骨の牢獄を押していきスケルトンの前に迫る。そして
ナ イ フ を 振 り 切 っ た
「おっとそうは問屋g」
スケルトンが攻撃を回避した瞬間人間は二度目の斬撃を放った。その斬撃を受けたスケルトンの体からは数字の羅列とともに血が吹き出し、斬撃の威力は今までたまっていた鬱憤が解放されたがごとくとてつもない威力を出し余波だけで廊下の先にいたモンスターの王を殺した。そして暗にスケルトンが死にかけということを伝えるかのように骨で作られた廊下と骨の牢獄は消え去ってしまった
「まだだ」
隠し持っていた
「俺は…お前に…裁きを…下す…そう決意した」
—確認しました、個体名:W.D.Sansが
確認しました、個体名:W.D.Sansの心核の力により、『
確認しました、個体名:W.D.Sansが条件を達成、魔王種を会得しました。
(幻聴か、もう死ぬかもな)
そう思ったとき、
「へへ…案外まだ…捨てたもんじゃ…ないな」
モンスターは7つの人間の
神になれる。
[Sans ATK∞ DFF∞ 最も強い敵]
(RESET…はできないか。SAVE、LOADもできない。アイツがこの時間軸に飽きるまでぼこぼこにするしかないか)
「いくぜ?」
背中と足に
「へへ俺に殴られるとは思わなかっただろ?」
案の定、アイツは俺に殴られるのを想定していなかったようでまともに受ける。だがダメージは入らない、そのため高速移動して逃げる。
アイツが持っているナイフが赤く変色した。あのナイフから感じられるエネルギーからして下手したら世界を壊せる威力があるかもしれない。
ナイフを警戒しガスターブラスターを放ち青い骨とオレンジの骨で交互に突き刺す。ソウルの吸収前にもやったことがあるが威力と速度が段違いで少しはダメージが入ったようだ。さらに畳みかける。
「へへ、まだまd」
世界に赤い斬撃が走る。それと同時に時間軸は崩壊した。
空間すらも存在しない、0と1しかない虚無。戦いの舞台は消失し、虚無に移行した。
(ッチ、こいつを満足させる選択肢は消えたってわけか、こいつを殺さない限りRESETはできない)
「まだ余力があるのか?」
ガスターブラスターを逆噴射して距離をとる。そして全力でガスターブラスターに力を込めて放つ。時間軸が崩壊したからこそ放てる単一時間軸を崩壊させる力だ。少しはダメージが入るはず…
その直後、赤い斬撃がガスターブラスターの光線が消し去り奥から人間が飛行しながらこちらに高速で迫る。
「おいおい、マジかよ?」
(俺の時間軸を壊したから相殺されるかもと思っていたがそのまま押し切りやがったッ!)
飛んでくる赤い斬撃を回避しガスターブラスターの推進力を利用して蹴りやパンチを叩き込む。殴り飛ばした先に骨を出現させ、オレンジの骨と青い骨を交互に突き刺し骨の剣を作ってその剣により攻撃する。移動に制限がかかった状態で全力のガスターブラスターを避けるのはできなかったようでダメージを負い続ける。
(殺れる!)
そう思いガスターブラスターを三体同時出現させる。
「アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
ニンゲンが笑った。その形相はまるで無邪気な子供のようであり、狂気的だった。
赤い斬撃を警戒し骨の牢獄でニンゲンを覆い、オレンジの骨と青い骨を同時に突き刺し、全力のガスターブラスターを放つ。
俺も骨の剣をつくりガスターブラスターの推進力を利用して切りかかる。
「楽しかったよ」
その言葉の直後にダメージ表記とともに赤い斬撃が俺を通過し上半身と下半身が別れた。
(へへ、今度こそ死ぬか…神になったモンスターはATK、DFFともに無限の力を得れる。だがアイツはそんなの関係ないといわんばかりに俺のDFFを貫通した。多分奴のATK、DFFも無限なんだろう…)
「僕が今までの戦った君の中ではこの世界の君が一番強かったよ」
(やっぱりな、終わった…だが次があるなら最初からこの状態で戦ってやるよ)
—確認しました、個体名:W.D.Sansの身体組成を会得・・・
エラーが発生しました。
代理処置として肉体を最上位聖魔霊
肉体に備わるユニークスキルを作成・・・成功しました。ユニークスキル『近道≪ショートカット≫』が生成されました。
続けて肉体に備わる固有スキルを会得・・・成功しました。属性付与、重力支配、原子操作、万能感知、時空間認識、次元跳躍、次元解析を会得しました。
続けて肉体に備わる耐性を取得・・・成功しました。物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃無効、聖魔攻撃耐性、改変無効を取得しました。
何者かの干渉を確認・・・肉体が退化、骨性生物 スケルトンへと超退化しました。またそれに付随し固有スキル、耐性が変動します。
重力支配、原子操作、万能感知が重力操作、分子操作、空間感知、魔力感知へと退化しました。また次元解析、次元跳躍は消失しました。
精神攻撃無効が精神攻撃耐性へと退化しました。また物理攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性が消失しました。
また、ユニークスキル『
(でも、来世があるとしたらケチャップとか飲んで怠けたいな、systemがないなら研究とかしてもいいしな)
—確認しました。『
確認しました。『
確認しました。『
何者かの干渉を確認・・・究極能力『審判之神』が退化、『審判之神』が『
確認しました。『
何者かのさらなる干渉を確認・・・究極能力『審判之王』が退化、『審判之王』が新たなユニークスキル『
「面白いことしてるね?」
(多分何か言ってるんだろうな、もう何も聞こえないのに気づいてない)
そして、俺のソウルは砕け散り、肉体は塵になった。
—緊急事態が発生しました。個体名:W.D.Sansの魂の修復を開始・・・失敗しました。魂が複数入り混じっているため魂を修復できませんでした。
『繧、繝ウ繧ッ繧オ繝ウ繧コ』からの情報の伝達を確認・・・会得した情報を用いて個体名:W.D.Sansの魂の修復を開始、魂の修復に成功しました。しかし心核の修復に失敗しました。
『繝輔Μ繧ケ繧ッ』の介入を確認・・・確認しました。『繝輔Μ繧ケ繧ッ』の記憶を用いて個体名:W.D.Sansの心核の完全なる修復をに成功しました。またこの際ユニークスキル『決意者』に『繝輔Μ繧ケ繧ッ』の意思が梱包されました。
その結果、個体名:W.D.Sansが条件を達成、勇者の卵を会得しました。
『繧ュ繝」繝ゥ』の干渉を確認・・・個体名:W.D.Sansの心核に『繧ュ繝」繝ゥ』が入り込みました。
異物を排除・・・失敗しました。意思の力により
異物の危険性を確認・・・
転生処置を中断、異物を魂ごと破壊します。
『駄目だよ?』
個体名:W.D.Sansの転生が強制的に実行されました—
名前:無し
EP:1
種族:骨性生物 スケルトン
加護:無し
称号:無し
魔法:無し
ユニークスキル:審判者 決意者 近道 堕落者 勤勉者 偏食者 最弱
固有スキル:属性付与 魔力感知 空間感知 分子操作 重力操作 時空間認識
耐性:状態異常無効 改変無効 精神攻撃耐性