デュエル・マスターズDESTINY 作:ニコルブリッツ(柏ニコル)
前回、ナナバルク基地から出港した白上達を待ち伏せしていたが、驚きの作戦により押し返される。
そこで真のデュエルで決着を着けようとした結果、ニコルはMIA(行方不明)、スバルは危うく死ぬ所だったぞ、
そんな中indie a liveはどう動くのだろうか...
ゴールデンエイジ領付近孤島近海
ヴァルガ=ホーム・ルー艦内
「...」
「...」
「...」
本隊長のニコルがMIAとなり、艦クルーの全員が呆然とした雰囲気となっている中、一人だけ、着々と準備を進める者がいた。
「フン、全員情けない顔しやがって...」
「いやいや、ニコルがMIAなんだぞ!?」
「だからなんだ。いない奴の事など考えるな。それでも軍人か?」
「スバルは軍人じゃない!」
「それにあいつは、そう簡単には死なないだろう。じゃあな」
「おいおい、どこ行くつもりだよみこさん!?」
「前から言われてた派遣任務だ。そのために宇宙へ向かう。もう迎えは来てるから止めても無駄だぞ?」
『ぁ...』
「次こそは捕らえられるだろう...」
「と、とにかく、本艦には地球本部への帰投命令が来てるから、準備でき次第出発するよ」
「わかった...」
同じくゴールデンエイジ領付近近海
「おーい、おーい、ミオー起きてるかー?」
遠くから呼びかける声が聞こえる...
というかウチは何をしていた?なんで夢の中にいるみたいな感じになってるんだ?
少しずつ意識を起こしていくと...
「.....ハッ」
「あ、生き返った」
「いや死んでたみたいな言い方するなよ」
「いや本当に魂抜けてたからね?少しは自覚して?」
「というかウチは何してたんだ?ここまでの記憶が一切ないんだけど」
一応、スバルとデュエマをしていた。という所までは覚えているが、途中から意識が途絶えていた。
「ポルちゃんがさっき送ってくれて、なんか途中で負けそうになったから中断させたみたいな...」
「わかった。ありがとね」
「まあ、安静にしときな。こっちはプリンさんに呼ばれてるし」
「はーい」
そうしてフブキは部屋を出ていった。その1分後、ポルカさん達が部屋に入ってきた。
「渡したカードの性能はどうだったか?」
「なんか癖強くてあんまり...」
「まぁ、それはすまね。そしてちょっと話があるんだが...」
「何ですか?」
そしてポルカさんは、衝撃な一言を放った。
「...白上フブキを始末しろ」
「は!?いやいや何を言いますか!?フブキは殺すどころか手を出すこともできませんって!?」
「まぁ、何の理由も無く言うはずもないだろう。実はニコルがフブキによって倒されたのだが、そのニコルの魂的なのが、フブキの中に残ってるらしくてな」
「いやだとしても...」
「そいつは簡単に離すことはできない。要は殺すしかないのだ。でなければ内側から乗っ取られる。」
「他の方法は無いんですか?」
「残念ながら...だが完全に敵となった友人を討つのも心が痛むだろう?だから今の内にやる必要があるのだ」
「だけど...」
そう言いかけた瞬間、あの時と同じ感覚がウチを襲った。そしてコントロールを内側から乗っ取られるように...
「やってくれるよね?」
「...わかりました」
「約1キロ先にて例の艦を確認~?」
「だからどうしろって話なんだけど...」
「いやまぁリーダーであるニコルを倒して弱っているのであれば、今の内にあの艦も沈められるのではないかと思ってな...」
「別にやれって言うならやりますけど」
『やっちゃうかぁ~』
「いや冗談ですよ!?」
『いや、やっちゃおう』
「カァァァァ額パシン」
「前方に敵影なし」
「そのまま領海外まで進行しろ」
「ハッ」
地球本部まで帰投するため。敵の目が少ない場所を航行している。前方は敵無しだが、後方はあまり確認できない状況となっている。だから早めに抜け出したいのだが...
「後方にて熱源を確認。数1」
「偵察艦であれば問題はない。そのまま直進」
しかしその艦はすぐ艦後方へ周り、砲撃を当てた。
「第一ブースター被弾、敵艦はピリオドクリスタルと思われます」
「まさかのあの艦かよ。今じゃまともな戦いはできないぞ!?」
《我輩が出る。その内にできるだけ離れろ!》
「すまない。ヴァルガ=ホーム・ルー第1戦速!」
「ねぇ、こんな所まで連れてきて何の用なのミオ?」
私はミオに話があると言われ、とある孤島まで付いてきた。その後の話の内容は本当に本人であるかを疑うような事であった...
「実はね、フブキが倒したニコルの魂?的なのがまだ中に残ってるらしいの」
「フムフム」
「だから、それを全て消し去るために、フブキを討たなきゃいけない...」
「ほーん、へ?今何と...?」
問いを返してもミオは喋り続ける。
「だからごめんね。ここで死んでくれないかな?」
「は?え?ちょ、待て待て待て!そんな事で死んでくれだとぉ?流石の友達でもそんな話は受け入れられないなぁ...うぉ!」
しかしミオは止まらない。懐から取り出したクナイで不意を突いてくるが、間一髪で回避し距離をとる。
「ちょ、どうしたのミオ!?まるで操られてるみたいだよ!」
「だから死んでって言ってるの。そうすればニコルは消える。フブキだって嫌でしょ?ニコルに内側から乗っ取られるのは」
「ぐ...」
しかしミオの言っていることも分からない事もない。目的が分かったとしても、その意味を示さない彼が確かに邪魔であるのはそうだ。だがミオの言っている事はその為の生贄となれと言っているようなもの。
ニコル、もしあなたが私の中にいるのであれば、今この状況から私を救って欲しい...
しかしそんな願いが通じる筈がないのだ。
「クソ...!ミオだからって...!」
もう抵抗をやむを得なくなった。言葉では既に...
腰の剣を抜き、ミオのクナイを吹き飛ばした。しかしミオはベートーベンのスピアで対応する。
友との対立、まるで手のひらで踊らされている駒。絶対に何かがおかしい。その疑問をずっと頭の中で思っていた...。
「なんで僕しかいないのぉ~?」
「フブキとミオは何処か行ってしまって、頼むぞおかゆ」
「はいはーい」
数分くらい艦を攻撃して、ようやく相手が出てきたと思ったら、まさかのラプラス一人であった。
「あれ?桜のみこさんは?」
「生憎現在、艦を離れていてな...。ま、我輩だけでも相当な相手にはなるでしょう」
「子供の癖に舐めた事を...!」
「誰がガキだこの野郎!」
ラプラスと激しい戦闘を繰り広げる。僕はミサイルや散弾砲で仕留めに行くが、流石の相手だ。レールガンやライフルなどを使いつつ着実にパワーを削って来ている。しかし動いたのはこちら側だった。
「これでも喰らえ!」
「何!?グァ!」
散弾砲による砲撃が右腕に直撃。相手の姿勢を崩す事ができたが、
「いい加減に...!」
ラプラスの放ったライフルのビームと腹部のビームが左腕、グゥルを破壊した。そのまま島に不時着したが、なんとか怪我はなさそう。しかし、
「...!体が動かない!?あ...」
不時着した衝撃で内部が破損し、行動不可。しかもゴットフリートの照準がこちらに向けられているため、下手に動けば打たれる。
「こうなっては...もうダメか...」
状況を察知したラプラスが近くに着地する。
「降伏ですかね?」
「...はい」
友、ミオとの戦いをして長い時が経った様に思えた。しかし実際はまだ10分程しか経っていなかった。
彼女の心は操られてる様に思っていたが、戦いに関しては本人その者。しっかりと心が籠っている。
やがて互いの意思のぶつかり合いへと発展していった。
「ミィィィオォォォォォ!!」
「フゥゥブキィィィィィ!!」
互いに心と体を傷つけ合い、すでに精神もボロボロである。だが先に動いたのはミオ。
飛んできたグレイトフル・ライフにより全体をしがみつかれる。
「これでは動けない...ヴゥ!」
そして腹部に強烈な痛みと衝撃が走る。ミオのスピアがグレイトフル・ライフを貫通して白上の腹部まで刺さったのだ。武装をしているとはいえ、内部も限界を迎えている。
そして白い閃光が光り、周囲を炎と煙が包む。
「フブキ、ごめん」
(ミオ!?)
爆発間際に聞こえた謝罪の言葉は、確かに本人の者であった。でももう関係ない。意識は消えかけていた。
(どうして...そんな...)
大切な友人との関係は、全て崩れてしまっていった...
<白上フブキ、大神ミオ SIGNAL LOST>
「...ッ!」
突然の爆発音の直後に入った情報に、艦橋の艦員は混乱の渦に飲まれた。
《おい、なんだ今のは!?》
「わからない。だが、白上と大神のロストという情報が...」
《ロストだと!?》
まだ詳しい状況が把握できていないが、とある一つの通信が入った。
《おーい、ホーム・ルー、聞こえるかー?》
その声は聴き馴染みのある声であった。
「ニコル!?お前今まで...」
《そんなこと後でいいから、とりあえず被害者の救出及び本部への帰投を急げ。時間が無いぞ!》
《救出は我輩が行きます》
「(まだはっきりとしたことが分かっていないのに...)ラプラス収容後、本艦は直ちに発進します」
そしてラプラス収容が終了し、本艦は地球へ向けて発進したのだった...
会話時に分かりやすくキャラ名を入れるべきか/例《さくらみこ「この民間人がぁぁぁ‼」》
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入れた方がいい
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別に入れなくてもいい