デュエル・マスターズDESTINY 作:ニコルブリッツ(柏ニコル)
ここまで大変だったなぁ
ここまで見てもらった方には本当に感謝してます
場所はまたランド大陸
進軍してきたデッドマンらの対応に動かされているフブキ、ミオ、おかゆらは前回よりパワーや数が多くなった敵に苦戦を強いられていた。
ミオ「今回はなんでこんなにパワーアップしてんだよ!」
おかゆ「数も多くなってね!」
フブキ「前哨基地か本部からバフ効果を付与してるやつでもいるのか...?」
牽制しても進軍を止めない敵に、おかゆは散弾、フブキはフルバーストで敵を着実に落としていく。しかし敵は一向に減らない。
フブキ「くそっ、どうしてこんなに...!ホーム・ルーは!」
ころね《生憎こっちも敵ばっかなんでな!そっちに到着するにかまう少し時間がかかるよ!》
フブキ「万事休すかよ...こうなったら、この3人だけでもできるだけ敵の進撃を止めるよ!」
ミオ「あいよ!」
おかゆ「オーケー!」
しかしこの量の敵を止めるのにもさすがに骨が折れる。そう思ったとき、空中から8つのドラグーンが飛来した。そのドラグーンは高速で移動、ビームを射出して多くの敵を止めた。
ミオ「この攻撃は、大佐か!」
ラプラス「すまねぇ、待たせた!」
フブキ「遅いですよラプちゃん!」
新手として登場したラプラスの攻撃により3人で対応していた敵の大半は落とした。しかし問題の拠点を落とせていないから、この後も敵は増えるだろう。
???「しかし、よくこれだけの敵を相手にこんなに戦えますね、あなた達は...」
ラプラス「なんだお前?」
V世「私はクランヴィアV世。リヴァイアサンの1人で今回の進軍を策略した者でもあります」
ラプラス「リヴァイアサンだと...?」
フブキ「どうした、ラプちゃん?」
ラプラス「リヴァイアサンは、我輩の故郷、ラプラトン星を崩壊させたやつのネームでもあった」
ラプラスの故郷、ラプラトン星崩壊は、地下深くに埋められたサイクロプス10ヵ所の同時起動により内角が暴走し、星内部から惑星爆破を起こした事件であり、これを以前から察知していた高官らは惑星大半の民間人を別の惑星に逃がすことができたが、惑星爆破や、γ線の影響で付近の星にも大きな被害を及ぼした。
V世「ラプラトン星崩壊ですか...懐かしいですね。その作戦は私が策略しましたから」
ラプラス「チッ、てめぇ!」
V世「あの星を残しているといずれあなたのような人が厄介になるのですよ!」
ラプラス「んなの知るかよ!」
ラプラスは怒りのままにV世に飛びかかった。
フブキ「あんな怒りまかせに...!」
ミオ「しかもあいつ、だいぶ強いと思うよ」
フブキ「将校の地位に立てるんだから当たり前でしょ!」
実際、ミオは先程不意打ちで投げたブーメランを完璧に防いでいた。それを考えると、相手はかなりの強敵になりうるだろう。そんなことを考えてるうちに、敵の進軍は再開した。しかし今度は後方からのタンホイザーで再び多くの敵を吹き飛ばした。
ころね《待たせたね!ルイちゃん達出撃!》
ルイ《オーケー!出撃!》
フブキ「なんとか間に合ったかな...」
新手の登場で残りの残存を倒したにより敵の進軍は完全に停止した。
V世「作戦はどうやら失敗しましたか...しかしここであなたを捕獲できれば今後こちら側も有利になる...!」
ラプラス「誰がてめぇごときに捕らえられるかよ!」
ラプラスはあの勢いのままV世に攻撃をしている一方、V世は防御に振り切るのみだった。
ラプラス「防御ばっかでどうした!そんなんじゃいずれかは倒されるぞ!」
V世「私は戦闘が得意ではないのですよ。それに攻撃ばっかではいずれ体力に限界が来る。私はしっかりタイミングを見計らって...」
次の瞬間、3ヵ所から放たれた氷の針がラプラスを襲う。急な攻撃だったため回避しかできず、ラプラスの右足、左腕、脇腹を針が貫通する。
ラプラス「ガハッ、不意打ちかよ...」
V世「先程私も不意打ちされましたからね。攻撃に降りきっていたうえ、先程の攻撃であなたの体は満身創痍。捕獲まで後一歩ですか...」
ラプラス「さすがにこれは我輩も厳しそうだな...だがここで下がっては、indie a live大佐の名が廃るのでね!」
そういいラプラスは再び攻撃に移るが、先程のような勢いもなく、パワーも落ちていく。
ルイ《ラプ、一回引いて。その体力での戦闘継続は無理よ!》
ラプラス「確かにキツいぜ...だがここまで来たら引けねぇんだよ!」
カリドゥス、ドラグーン、ビームソードを使いながら、V世の体力を少しずつ削ってはいるものの、このペースではラプラスの方が先に限界が来てしまう。
V世「あなたのその意志はさすがだと思います。だがこれを続けるのも疲れてきたので、いい加減終わらせましょう」
次の瞬間、上下左右前後からさっきのような氷の針が放たれた。この体力では避けきれず、全てを全身で受けてしまう。
ルイ《ラプ!》
ミオ《大佐!》
フブキ《ラプちゃん!》
進軍を止め、援護に来たルイ達が叫んだ。しかしその声も遠のいていく...
...我輩は、ラプラトン星が崩壊したのを、エデンで見た。友人は逃げ遅れてサイクロプスの爆発に巻き込まれた。 家族は星から逃れられたが、両親は何者かによって暗殺された。
弟はラプラトン星高官らの下に従えている。
我輩はあの事件で大切な人を失った。
そして我輩はエデンでルイと出会った。
ルイは我輩の言うことをなんでも聞いてくれる。世界征服にも賛同してくれた。
その後に、いろは、こより、クロヱと出会い。世界征服へ動き出したのに。我輩がこんなのでいいのだろうか。
でも我輩の意識も薄れている。おとなしくここで息を引き取るのがいいのか...
いや、そんな訳がない。我輩はここまでなんのために戦ってきたんだ...!
我輩はエデンの星を統べるもの。こんなとこで死んでたまるか...!
その時、我輩の心の奥で青い魂が灯った。
〔フン、我と初めて会ったとき、あんな大口を叩いていた貴様もこの程度か〕
ロマノフが語りかける。
そんなわけないだろ、我輩はこんなんで止まるやつじゃねぇっての。
〔ならば今こそ、封印していた力を使うときか!〕
今だからこそ始まる。
絶望の悪夢が...!
地上に落ちていくラプラスを呆然と見ていたフブキ達。
ルイ「ラプ‼」
ルイさんが叫ぶ。しかしその声も届かないのだろう。全身を貫かれたラプラスは地上へ真っ逆さまに落ちていく。
だが、白上が妙な波動な感じた。今までに感じたことのないような...。
次の瞬間、ラプラスの体からかなり強い波動が放たれた。
ミオ「この力は...!」
その波動の中心には、ラプラスが立っていた。その体は黒く包まれ、所々に青いラインが引かれている。しかし衝撃的なのはそこだけではない。
ルイ「四肢の枷が解かれてる...!?」
普段のラプラスなら、四肢と首に力を封印している枷が付いているのだが、今のラプラスにはその枷が外れ、宙に浮いている。
ラプラスの全身が見えたとき、ラプラスの背中に、漆黒の翼が生えていた。
V世「この力は...」
ラプラス「さっきはようやってくれたな...だが以降は違う。この『真魔卍龍 ラプラ・スザークネス』を止められる者はいない」
V世「体が黒く染まっただけでそのような言い草など!」
V世は再び氷の針をラプラスに向け射出する。しかしラプラスは骨の柱を出し攻撃を防ぎ、ドラグーンを放つ。
V世「飛び道具だけで私を仕留めるつもりですか?そんなの甘いですよ!」
V世も同じようにドラグーンを展開する。しかしラプラスのドラグーンはビームカッターが付いているため、V世のドラグーンを秒で全て破壊する。
V世「そんなバカな!」
ラプラス「注意を怠るなよ!」
V世は次の攻撃に備えすぐにシールドを展開する。しかしその攻撃はシールドを容易く貫通した。
V世「リヴァイアサンの将校である私がこのような失態を...」
V世は先程の一撃を受けだだけで、満身創痍となった。するとラプラスはロマノフの銃を変形させた剣でV世に急接近した。
ラプラス「我輩の恨みを全て受けて、闇に沈みな。クランヴィアよ」
次の瞬間、V世の体をラプラスの剣が貫通した。
その攻撃によりV世は意識を失い地上へ落下。爆発四散した。
目標が失くなったことを確認すると、宙に浮いていた枷は再び元の位置に付き、ラプラスは元の姿へと戻った。
ラプラス「ふぅ、大分体力を消耗したな...ルイ、おんぶしてくれねぇか?」
地上に着いたラプラスに3人は駆け寄る。
ルイ「えぇ、それはいいですけど、体の傷は...?」
ラプラス「そういや...あ、全部治ってるみたいだ」
フブキ「再生力強」
ラプラス「あと、今の力を解放したおかげで、新しいことができるようになったぞ」
ミオ「それってどんな?」
ラプラス(例えばこんなこと)
脳に直接、ラプラスの声が響いた
ルイ、フブキ、ミオ『...!』
ラプラス「今のは恐らくholoxのみんなも使えるし。それに、体もほぼ自動で再生するようになった。な、すげぇだろ?」
ルイ(確かに、これは便利ですね)
フブキ「いやあんたも使うんかい!」
ラプラス「そんじゃ戻ろうぜ、エデンへと」
ミオ「だね」
そしてラプラスはルイにおんぶしてもらいながら、ルイ、フブキ、ミオは艦に帰還した。
しかし、ラプラスは帰還中に妙なものを見た。ピンク髪で、黒い目隠しをした女性を...
だがそんなことはすぐに記憶から薄れたのであった...
ここで《デュエル・マスターズDESTINY 》1部は完結とさせていただきます。次回からは2部となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
会話時に分かりやすくキャラ名を入れるべきか/例《さくらみこ「この民間人がぁぁぁ‼」》
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入れた方がいい
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別に入れなくてもいい