「て言う感じだったよ」
「........」
「フェルン?」
なんだろう、フェルンが頬を膨らませて不機嫌アピールしてる。
なんで?
「これから1級魔法試験を始める」
はい始まりました1級魔法試験。
1次試験は隕鉄鳥を捕まえてパーティメンバー全員がいる状態で明日ここにくる、的な感じだ。
ふむ、小鳥を捕まえて平和に過ごせば余裕では?
ただパーティメンバーは3人なんだけど僕余っちゃった。エ、コレ先生と組みましょう?
と思ったけど何処かのパーティに入ってもらうようだ。パーティメンバー全員が了承したら良いみたい。
何処にしようk......おお、フェルンよ。凄くこっちきて欲しいアピールしてる。
他のパーティメンバーもちょっと引いてる.....oh。緑髪がいる。あっちも俺に気付いた。一瞬目を見開いた後すぐ興味を無くしたようだ。
もしかして気にして無い?
メガネは......おん?なんか違和感を感じる。
違和感としては青い鬼が出てくるフリーゲームの壁に違和感を感じますねレベル。
「こちらはカービィ様です」
「よろしく」
一応了承してもらえた。
緑髪の子....ユーベルは「どうせ殺しても受かってなかった」って言ってた。気にしてなくてよかったよ。なぜか若干俺のこと怖がってたけど。
メガネはラントって言うんだって。
あ、一応聞いておこう。
「ラント、その体って分身?」
「驚いた。そうだよ、本物は..」
「あっちの方の村」
ラント(分身)が驚いてる。
さっき気になったからエスパーで頑張って探した。使ってなかったからか凄く難しかった。
後で練習だな。
「それで、どうやって隕鉄鳥を捕まえるんだ?」
「え、普通に捕まえれば良いんじゃないの?」
ほら、ちょっと先の木の枝に止まった。
俺がホバリングで近づく。もう少しで手が届きそう......あ
ばびゅぅぅん
はっや。
「ねぇ、あの鳥なに?」
「隕鉄鳥は危険を感じると逃げてしまいます。音速を超えて」
「魔力にも敏感だから魔法を使おうとしてもすぐ逃げられるぞ。どうするんだ」
「大丈夫、僕に任せて」
策はある。
「コピー能力、ウィップ!」
隕鉄鳥に向けて、
「キャプチャーウィップ!」
がっちりと捕獲する。
暴れてるが無駄だ。すぐに鳥籠に入れて閉める。はい終わり。
「流石です、カービィ様」
「へぇ、凄いね」
「これであとは1日過ごすだけだな」
まだ試験終了まで全然ある。お昼寝しようかな。
「じゃあ僕お昼寝してるからね。危なかったら起こして」
「寝るのか?まだ昼だぞ」
「お昼寝はいいぞ。じゃおやすみ〜」
横になって1......2..........さ....................zzz。
「....ぃ、....びぃ、カービィ」
「......ん?」
誰かが呼んでる。この声はユーベルかな。
もしかして試験終了した?
「ん〜、あ、おはよう。ごはん」
「寝ぼけてないでこれどうにかして」
「ああ?なんだこいつ」
ん?ユーベルが輪っかみたいのに捕まってる。
ユーベルの視線の先には........なんかこう、すごくヤのつきそうな人がいる。あの人の魔法かな。ユーベルから視線を外していないから見たら捕まえれる的な感じかな。じゃあ速攻で。
「こいつ、確かお前のパーティに入ってた....!」
エスパーのバニシュで後ろに回り込む。
「後ろか!」
気付かれた。肘打ちが来る。でも、くらう直前に!
「な、いない!?まさか前?」
そう言って視線を前にした。いまだ!
「よげんしゃのみきわめ」
ぎゅおおおおおおおん
「ぐああっ!」
よし、処理完了。
「わぁ、凄い」
あ、ユーベルの拘束が解けてる。
「何があったの?」
「襲撃。隕鉄鳥を狙ってた」
なるほど、他のパーティから奪うことも出来るのか。
「他のみんなは?」
「メガネ君はあっちの方かな。フェルンは...「ここですよ」
あ、帰ってきた。
「大丈夫だった?」
「はい。それよりカービィ様起きていたんですね」
「うん、これを処理してた」
いまだに地面にぶっ倒れてる。
「.......ちゃんと手加減したんですか?」
「したつもりだけど......やり過ぎたかも」
よげんしゃのみきわめで俺から半径10mくらいは何もなくなってる。
「ただいま」
「おー、おかえりラント」
よし、パーティメンバーも全員揃ってる。
後は終わるまで待つだけだ。
「.......!」
「どうしたフェルン?」
急に湖の方を向いた。
「カービィ様、湖で何かあったようです」
何かって....。
「じゃあちょっと見てくるね」
「気をつけてください。魔物もいますから」
「うい」
コピー能力ウィングになってはばたきを使う。空から湖を見ると大変なことになってた。
「湖が凍ってる」
フリーレンと同じパーティメンバーがやったみたい。他のパーティが湖を溶かそうとしてるけどもう意味ないでしょ。魔力に敏感らしい隕鉄鳥がよってくるわけない。
とりあえずフェルン達に伝えておこう。
「フリーレン様は何を考えていらっしゃるんでしょうか?」
「湖に注目させて他の水たまりで隕鉄鳥を捕まえるつもりだと思うよ」
「なんで分かるんだ」
「フリーレンってそういうことしそうだから」
「確かにそうですね」
問題は全パーティから狙われやすくなることだ。隕鉄鳥守りきれるのかなぁ。
「気になるから見にいく」
「軽すぎでしょ。大体、あなた1人で大丈夫なの?」
「そこらの魔物に負けるとでも?」
「.......ないわね」
じゃ、行ってくる。
よげんしゃのみきわめは強い(確信)
読んでいただきありがとうございます。