もうすぐお別れです。
ふむ、空から見た感じ何も動きは無いな。
しばらく地上を見下ろす。
っと、フリーレンがいた。ちょうど隕鉄鳥を捕まえたようだ。
「やっほー」
「誰!?」
パーティメンバーもいた。
「カービィ、隕鉄鳥は渡さないよ」
「奪うつもりは無いよ。もう確保してるし」
「そ。ならなんで来たの?」
「気になったから」
「そんな理由で.....」
そんな理由とは失礼だな......えーと、
「君だれ?」
「こっちのセリフだ、ピンク玉」
そういえば名乗ってなかった。
「僕はカービィ、よろしく」
「私はカンネだよ」
「私はラヴィーネだ」
カンネにラヴィーネだね。
「カービィはこっちにきていいの?」
「フェルンがいるし大丈夫でしょ。最悪僕がもう一回隕鉄鳥を捕まえればいいし......?」
いつの間にかすぐそこに誰かいる。と思ったら消えた。
「!フリーレン、鳥が!」
「.........」
これは高速移動だな。
「デンケン、余分な奴までいるぞ」
「大丈夫だ」
フリーレンの鳥を奪ったやつのパーティメンバーかな。背の高い人は知らないけどもう片方のおじいちゃんはデンケンっていうのか。確か宮廷魔法使いの人だったっけ。
そんなこと考えてたら地面が揺れだした。
おっと、僕は関係ないからね。ウィングで空へ逃げた。わぁすげぇ。地面が盛り上がったよ。背の高い人.....リヒターがカンネとラヴィーネの相手、デンケンはフリーレンの相手みたい。
フリーレンはいいけどカンネ達の方は心配だから様子を見ることにする。
「ったく、これでは本当にガキの子守りだよ」
ちょっと厳しいな。カンネは水がないから攻撃手段が無いに等しいし、ラヴィーネは魔力の差で凍らせれてないね。リヒターの地面を使う魔法は結構厄介だなぁ。やるとしたらジェットで速攻かストーンやメタルでゴリ押しかになりそう。
っと、2人が倒れた。そこから何故か防御魔法の授業が始まった。ほんとになんで?
ほぅ、防御魔法は物理に対してはそれほど耐えれないんだね。
どうやらフリーレンとデンケンの戦いの結果を待つみたい。俺も一緒に待ってよう。
俺が3人のすぐそこで着地するとリヒターが怪訝そうな顔でこっちを見てきた。
「何しにきた?」
「暇だからおしゃべりしに来た」
そんなことで.....とカンネが呟く。
「それだけじゃ無いだろう」
「.......そうだよ。1番は君たちが死なないように守るためだ」
カンネとラヴィーネを見て言う。
「死なないように?」
「だってリヒター、デンケンが負けたら2人を殺すつもりでしょ」
「......そうだ」
カンネ達が「えっ」って言ってリヒターを見る。
「僕は人間が殺されるのが嫌いなんだ。もし君が2人を殺そうとするなら........全力で行くよ」
「フリーレンが勝ったね」
「本当?」
「流石だな」
まぁ力の差があり過ぎたからね。
「さて、どうするのリヒター」
「決まってるだろう?作戦通り、お前らを殺すだけだ」
説得は無理だったか。
「カンネ、ラヴィーネ。後ろに下がってて」
「え、でも....」
「従おう、カンネ。どうせ私たちじゃあいつには勝てない」
「.....そうだね。頑張って」
「言われなくても」
カンネ達は後ろに下がる。場にはリヒターと俺だけだ。
「いいのか?一緒に戦わなくて」
「今の彼女達では無理だね。僕だけの方がやりやすい」
「そうか」
リヒターが地面に手をつける。来る!
「はばたき」
最初の攻撃は避けた。ここからはもうこっちのターンだ。
「フェザーガン」
羽を飛ばす。リヒターは地面をだして防ごうとするけど....無駄だよ。羽が地面を簡単に貫通した。
「何!?」
リヒターはさらに厚い地面で防ぐ。流石にその厚さは無理だ。1枚なら。
「フェザーガン、フェザーガン、フェザーガン」
どんどん羽を飛ばしていく。時々地面を貫通してリヒターまでいく。防御魔法で防ぐけど、まさかそんな物で止めれると思ってるの?
「効かないね」
防御魔法を貫通する。そのままリヒターの肩に1ヒット。
「ぐっ」
こっちに向かって鋭利な地面が来る。
「コンドルずつき」
地面を相殺するがこれだけではない。そこからさらにコンドルダイブを繰り出す。
「ぐあぁ!」
リヒターが浮いた。今がチャンス!
「トス!からのシャトルループ!」
リヒターを吹っ飛ばす。リヒターは地面に倒れて動かない。気絶したようだな。
「ふぅ」
「凄いじゃんカービィ!」
お、カンネ達がこっちに来た。
「あんなに強いんだな」
「あれ程度で遅れは取らないよ」
てかフリーレン遅いな。まぁいいや。
「じゃあ僕はパーティメンバーの所に戻るからね」
「おう、分かった」
「じゃあね〜」
さて、フェルン達は無事かな。
1次試験はクリアした。次は3日後みたい。
次はどんな試験かな.......楽しめるのだといいけど。
いつから戦闘狂になってしまったんだ.....。
読んでいただきありがとうございます。