「それはどうかな?」って言いたくなるよね   作:アウグスティン

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とうとう一期の最終回。
なんだかんだでこういう区切りのいいところまで書いたのは、これが初なのでは? 全体の文量としては多くはないですが。

このデュエル、最初は書きたいシーンだけ書いて、途中経過は省略気味に行こうとしていたのですが、ユウギ(仮)が勝手に闘ったためしっかり書くことに……
手札の枚数足りなくない? ってなった方はブラマジが墓地に置かれたのでワンドローのユウギスペシャルルールが展開されてると脳内補完してください。


第17話

 ハノイの塔事件はPlaymaker達の尽力により解決した。

 リボルバーとの世界の命運を賭けた最後のデュエルは何時ものようにカエルとハトのコンビによって配信されていた。

 

 リンク4の大型モンスター五体によるエクストラリンク。

 そしてそれさえも乗り越えて勝利をおさめたPlaymakerの姿は今でもネットで見ることができる。

 

 島はデュエル部の部室で、何度目かになるPlaymakerのデュエルを視聴していた。

 何時もなら横で一緒にはしゃぎながら視聴に付き合っている工藤勇気は本日不在である。

 

 そんな事件解決してから数日経ったある日のこと。

 

『お。来たかPlaymaker。付き合ってくれてありがとな、じゃあ早速やるか』

『いいだろう。ルールはどうする?』

『どっちでもいいぜ』

『だってよ、Playmaker。けちょんけちょんにしてやろうぜ』

『ならばスピードデュエルで勝負だ』

 

 数日振りに姿を見せたPlaymakerらの元へとカメラが集まる。通知が来て、それに気づいた島は声を上げた。

 

「うぉおいみんな! Playmakerとユウギ(仮)がデュエルしてるぞ!」

 

 なんだなんだと集まる部員達。

 島はタブレットを机に置き、全員が見えるようにする。

 画面の中ではちょうど二人の闘いが始まったところだった。

 

『俺が先攻か。手札からフィールド魔法『混沌の場(カオス・フィールド)』を発動。その効果により俺は『超戦士カオス・ソルジャー』を手に入れる。手札を一枚捨て『幻想の見習い魔導師』を特殊召喚。効果発動、『ブラック・マジシャン』を手札に』

 

 データの風に乗りながら順調に効果を発動していたユウギ(仮)の手が、そこで一瞬止まる。

 

『鬼塚にもブルーエンジェルにも先越されてたからな。楽しませてもらうぜ。永続魔法『黒の魔導陣』を発動! 発動時にデッキから『永遠の魂』を手札に加えて、リバースカードセット。さあかかってきな、Playmaker!』

『オレのターン! オレの場にモンスターが存在しない場合『リンクスレイヤー』は特殊召喚できる!』

『あーもう! 『永遠の魂』発動!』

 

 破れかぶれに永続罠を開くユウギ(仮)。

 石版が現れ、その効果で手札のブラック・マジシャンが特殊召喚された。

 それと同時に黒魔術師が背負う魔導陣が光を放ち、サイバースの戦士を消し去る。

 

「おお! ……どういう効果なんだ?」

「知らないのかい?」

「だって部長、ユウギは普段使わないじゃないですか。この辺のサポートカード!」

 

 あんまり効果を詳しく説明しないユウギ(仮)のデュエルに置いてきぼりを食らった島が解説を求める。

 

『行くぞユウギ! 現れろ未来を導くサーキット。リンク召喚! 『デコード・トーカー』! カードを一枚伏せて、バトルだ! 『ブート・スタッガード』で『幻想の見習い魔導師』を攻撃!』

 

 ブート・スタッガード

 レベル5 ATK2300

 

 幻想の見習い魔導師

 レベル6 DEF1700

 

『ぐっ』

『ゆけっ『デコード・トーカー』! 『ブラック・マジシャン』を攻撃。デコード・エンド!』

 

 デコード・トーカー

 リンク3 ATK2800

 

 ブラック・マジシャン

 レベル7 ATK2500

 

 ユウギ(仮)

 LP4000→3700

 

 先制ダメージを受けたのはユウギ(仮)だ。

 ソリッドビジョンの衝撃に一瞬ふらつくがすぐに立て直す。

 

『これでターンエンド』

『俺のターン。『永遠の魂』の効果を再び発動! 舞い戻れ『ブラック・マジシャン』! さらに『黒の魔導陣』でお前のモンスターを除外する!』

 

 再度魔導陣がデコード・トーカーに向けて光を放つ。

 

『『デコード・トーカー』の効果。自身のリンク先のモンスターをリリースすることでオレのカードを対象にした効果を無効にし、破壊する!』

『なんだと!?』

 

 撃ち放たれた閃光をデコード・トーカーが剣で打ち払う。

 そしてそのままの勢いで吶喊し魔導陣を切り捨てた。

 

『そんな効果あったっけ、そいつ?』

『ああ。意外と器用なんだ』

 

 驚きの表情を浮かべるユウギ(仮)。

 不注意で早速コンボの片割れを失ってしまったが、未だに余裕そうに、あるいは楽しそうに笑っている。

 

『アニメ効果かな? まあいいや。お前のおかげで俺の『混沌の場』には魔力カウンターが溜まっている。カウンターを三つ取り除き、効果を発動!』

『三つだってよ』

『黙れAi』

『俺は儀式魔法『超戦士の萌芽』を手札に加え、そのまま発動する。手札の『ブラック・マジシャン・ガール』とデッキの『時の魔術師』を墓地に送り、儀式召喚! ひとつの魂は光を誘い、ひとつの魂は闇を導く。やがて光と闇の魂は混沌の場を創り出す! 出よ『超戦士カオス・ソルジャー』!!』

 

 超戦士カオス・ソルジャー

 レベル8 ATK3000

 

 手札とデッキから、光と闇のモンスターを墓地へ送って儀式召喚を行う儀式魔法。

 しれっと墓地へ送られた古のカードには誰も突っ込まない。

 手慣れたものである。

 

『バトルだ! カオス・ソルジャーで攻撃! このカオソルは戦闘で破壊して墓地へ送ったモンスターが持つ元々の攻撃力分のダメージをお前に与える!』

『そんな攻撃は通すわけにはいかないな。永続罠『オーバーロード・アンカー』を発動。『デコード・トーカー』は戦闘では破壊されず、受けるダメージは半分になる』

『破壊を免れたか』

『そしてバトルフェイズを強制終了させる』

 

 Playmaker

 LP4000→3650

 

 食い入るように画面を眺めていた島がほっと胸を撫で下ろす。

 

「ふぅ〜。あっぶねぇ〜。もう終わっちまうかと」

「そうね。でもまだまだ予断を許さない状況よ」

 

 永続魔法こそ破壊したが、フィールド魔法に永続罠、継続的にアドバンテージを稼げるカードがまだ残っている。

 ターンを跨ぐほどに形勢は不利になっていくことだろう。

 

『オレのターン。『レディ・デバッガー』を召喚。効果発動、デッキより『リンク・インフライヤー』を手札に加え、そのまま特殊召喚。現れろ、未来を導くサーキット! リンク召喚『トランスコード・トーカー』! トランスコードの効果を発動。墓地のコード・トーカーモンスターを自身のリンク先に特殊召喚する。蘇れ『デコード・トーカー』!』

 

 追加した二体のモンスターと、デコード・トーカーを素材にPlaymakerは新たなコード・トーカーを呼び出す。

 そして二体のコード・トーカー達はそれぞれの効果によって攻撃力を上昇させる。

 

 デコード・トーカー

 リンク3 ATK2300→3300

 

 トランスコード・トーカー

 リンク3 ATK2300→2800

 

 これによりユウギ(仮)のモンスターの攻撃力を上回った。

 デコードでカオソル、トランスコードでブラマジを攻撃する。

 

 ユウギ(仮)

 LP3700→3100

 

『破壊された超戦士の効果! 『暗黒騎士ガイアロード』を特殊召喚する』

 

 加えて永遠の魂によりブラック・マジシャンが蘇る。

 

『だぁー! また復活したー! なんとか出来ないのかよPlaymaker!』

『これでオレはターンエンド』

『おいおいおーい!』

 

 これでお互いにモンスターの数は二体ずつ。

 

『俺のターン。『救魔の標』を発動。墓地の魔術師を回収する。そしてガイアロードを生贄に『ブラック・マジシャン・ガール』を召喚!』

『だが攻撃力はこちらが上。トランスコードの効果で対象に取ることもできない』

『俺がガールを呼んだのはこのカードを使うためさ。いくぜ、魔法カード『黒・魔・導・爆・裂・破(ブラック・バーニング)』お前のモンスターを全て破壊する!』

 

 サンボル効果と思わせて、実はライトニング・ボルテックスな必殺カードが炸裂。

 派手に杖を振りかざしたガールが魔術の雷を放ってコード・トーカー達を破壊する。

 そしてユウギ(仮)の指示の元、魔術師の師弟はPlaymakerへと攻撃を仕掛けた。

 

『リバースカードオープン『スプール・コード』ダイレクトアタック宣言時に三体のスプールトークンを特殊召喚する』

 

 円盤型のトークンが呼び出され、ユウギ(仮)の攻撃を凌いだ。

 内二体を破壊、一体残した状態でターンを返す。

 

『俺のター……あ、すまないユウギ』

『なんだ?』

『返すのを忘れていた』

『ああ。別にいいぜ、いっぱいあるからな』

『いっぱいあるのか……まあいい。なら遠慮なく使わせてもらおう。『死者蘇生』を発動! 蘇れ『トランスコード・トーカー』!』

 

 アンクが輝き、死したモンスターを呼び覚ます。

 そしてトランスコードの効果を使い、デコード・トーカーを再召喚。

 デコードとトークンを素材にリンク2を経由。フレイム・バッファローを召喚。

 

『連続リンク召喚! 現れろ『シューティングコード・トーカー』! 場を離れた『フレイム・バッファロー』の効果で手札を捨てて二枚ドロー』

 

 ついでに捨てられたドットスケーパーが自身の効果で守備表示で特殊召喚されたが、特にリンク素材になるとかもなく、壁になった。

 

『フィールド魔法『サイバネット・ストーム』を発動! その効果によりリンク状態のモンスターの攻守は500アップする。ゆけ、シューティングコードの攻撃! シューティングコンプリート!』

 

 シューティングコード・トーカー

 リンク3 ATK3300

 

 ブラック・マジシャン・ガール

 レベル6 ATK2000

 

 ユウギ(仮)

 LP3100→1800

 

『ぐあぁっ!』

『シューティングコードはリンク先のモンスターの数まで続けて攻撃できる。二回目の攻撃! シューティングコンプリート!』

 

 シューティングコード・トーカー

 リンク3 ATK3300→2900

 

 ブラック・マジシャン

 レベル7 ATK2500

 

 ユウギ(仮)

 LP1800→1400

 

『ただしそれが相手の最後のモンスターだった場合、攻撃力は400ダウンする。トランスコードで──』

『『永遠の魂』の効果! 蘇れ、我がしもべのモンスターよ!』

 

 守備表示で特殊召喚したブラマジをトランスコードが破壊する。

 シューティングコードの効果により、バトル終了時に破壊したモンスターの数だけ、つまりは二枚のカードをPlaymakerがドローした。

 

『俺のターン。『魂のしもべ』を発動。墓地の『幻想の見習い魔導師』をデッキトップに置く。そしてこのカードにはもう一つの効果が備わっている! 墓地の自身を除外することでブラマジ師弟と守護神官の種類の数だけドローする。よって二枚ドロー!』

『守護神官?』

『気にすんな。手札を捨てて見習い魔導師を特殊召喚。『永遠の魂』で『ブラック・マジシャン』を蘇生。手札を捨てて装備魔法『閃光の双剣-トライス』をブラマジに装備する! ああ、そうだ。捨てたのは『マジシャンズ・ナビゲート』こいつは俺の場にブラマジがいる時、墓地から除外して魔罠の効果を無効にできる』

『なるほどな』

『カードを一枚伏せて、よしじゃあバトルだ! トランスコードを攻撃!』

 

 ブラマジの攻撃力はトライスの効果によって500ダウン、そしてEXモンスターゾーンにいるシューティングコードのリンク先にいるため、サイバネット・ストームの効果で500アップ。

 つまりは元通りの2500となっている。

 攻撃力を下げないために、まずはトランスコード・トーカーから狙い撃つ。

 

『この瞬間、見習い魔導師を墓地に送り、ブラマジの攻撃力を2000アップさせる。黒・魔・導!』

 

 ブラック・マジシャン

 レベル7 ATK2500→4500

 

 トランスコード・トーカー

 リンク3 ATK3300

 

 Playmaker

 LP3650→2450

 

『ぐぅっ!』

『トライスにより二回攻撃が可能! シューティングコードを攻撃! 黒・魔・導!』

 

 シューティングコード・トーカー

 リンク3 ATK2800

 

 Playmaker

 LP2450→750

 

「どわぁぁあ! Playmakerのライフが一気に削られたぁ!」

「ということはつまり」

「へ?」

 

 与えられたダメージに大きくふらつくPlaymaker。

 だがその闘志は揺るぐことなく、鋭い視線をユウギ(仮)に向け続けている。

 そしてデッキに手をかけ、告げる。

 

『オレにはこのデュエルに絶対に負けられない理由が──一つもない』

『Playmaker』

『だがオレは勝ちたい! いくぞAi!』

『待ってました! データマテリアル解放!』

『スキル発動! ストームアクセス!!』

 

 風の道を外れ、Aiが呼び出したデータの嵐へとPlaymakerは進路を変えた。

 暴風に呑まれながらも手を伸ばし、データストームから一枚のカードを手に入れる。

 

『来るかPlaymaker!』

『ああ、見せてやる。オレの新しい切り札を!』

 

 ドットスケーパーを素材にリンク・ディサイプルをリンク召喚。

 墓地に行ったドットスケーパー含む二枚のモンスターを除外してデグレネード・バスターを特殊召喚。

 除外されたドットスケーパーが自身の効果で場に戻る。

 あっという間に三体のモンスターが場に揃った。

 

『未来を導くサーキット!』

 

 リンクマーカーにセットされたのはデグレネード・バスター以外の二体。

 

『リンク2だと?』

『現われろ『サイバース・ウィッチ』!』

『……っ、そいつは』

『手札から『サイバース・コンバーター』を特殊召喚。この瞬間『サイバース・ウィッチ』の効果を発動! 墓地の魔法を除外し──』

『俺の死者蘇生が! 憐れ……』

『サイバース族儀式モンスターと儀式魔法『サイバネット・リチューアル』を手札に加える!』

 

「サイバースの儀式ぃ!?」と画面を見ていた島達が驚愕する。

 

『契約は結ばれた。二つの魂は闇の力を操る賢者へと受け継がれる! 儀式召喚! 降臨せよ『サイバース・マジシャン』!』

 

 場の二体をリリースして召喚されたのはPlaymakerの新たなるエースモンスター。

 サイバースの魔術師。

 そしてサイバース・ウィッチの効果によりレディ・デバッガーが蘇生され、効果でバックアップ・セクレタリーをサーチし特殊召喚。

 二体でハニーボットをリンク召喚する。

 

『ゆけっ! 『サイバース・マジシャン』で『ブラック・マジシャン』を攻撃!』

『リバースカードオープン『ダブル・サイクロン』お互いの魔法、罠を一枚ずつ破壊する!』

 

 ユウギ(仮)は装備魔法のトライス、フィールド魔法のサイバネット・ストームの二枚を破壊する。

 攻撃力を変動させていたカード達が破壊されたことにより、二体の魔術師は本来の力でぶつかり合う。

 

『これで攻撃力は元に戻る!』

 

 サイバース・マジシャン

 レベル7 ATK3000→2500

 

 ブラック・マジシャン

 レベル7 ATK2000→2500

 

 放たれた最新最古の魔術は二体の中心で衝突。激しく閃光を散らす。

 

『『ハニーボット』の効果! 自身のリンク先のモンスターは戦闘では破壊されない!』

 

 魔術が爆発を起こす。魔術師達はその衝撃に呑まれてしまうが、破壊されるのはブラック・マジシャンだけだ。

 

『だが俺のブラマジも不滅だ! 『永遠の魂』の効果──』

『いいや! これで終わりだ! 速攻魔法『サイバネット・クロスワイプ』!』

 

 サイバース・ウィッチがその命と引き換えに、十字の光弾を撃つ。古の石板は光に貫かれ、重い音と共に砕け散った。

 砕けた石板を追ってユウギ(仮)が振り向く。

 

『トドメだ! 『ハニーボット』でダイレクトアタック!』

 

 ハニーボット

 リンク2 ATK1900

 

 ユウギ(仮)

 LP1400

 

『この瞬間──手札の『クリボー』を墓地に送り戦闘ダメージを無効にする!』

 

 突撃してきたハニーボットを、増殖したクリボーが押し返す。

 

『……っ、仕留めきれなかったか』

『ありがとう、クリボー。いつもお前には助けられてるな』

(クリクリー(これが初使用だろ))

『お前が繋いでくれたこの一ターン、無駄にはしないぜ』

『へっへー、でももうひっくり返せないだろ!』

『俺の手札にはこの状況を打開する手段はない。このドローに全てを賭ける』

 

 一呼吸入れ、デッキに手をかける。

 ──カンコーン☆

 

『俺のターン。ドロー』

 

 ユウギ(仮)がカードを引き抜く。

 カードを確認し、動きを止めたユウギ(仮)。

 一瞬の静寂が包む。

 

『俺が引いたのはこいつだ。『サイレント・マジシャン LV4』を召喚』

『サイレント・マジシャンだと?』

『あれ、レベルモンスター? なんか出来るような効果あったか?』

『いや。サイレント・マジシャンに今使える効果はない』

 

 淡々とそう言う。

 

『お、おお? なんだなんだー? つまり降参宣言ってことでいいのか?』

『認めるぜ。お前達は強い』

『いよっしゃー! やったぜPlaymaker! オレ達の──』

『スキル──発動』

『おっとヤバい。退散しまーす』

 

 首から下げたパズルが黄金に輝く。

 無駄に凝った演出を伴い、最後の切り札が切られた。

 

『スキル、セパレートマジックは俺の場に魔法使いが存在する場合にライフを1000ポイント支払って発動できる』

 

 ユウギ(仮)

 LP1400→400

 

『墓地の魔法一枚を手札に加えることができる。俺が加えるのは『円融魔術(マジカライズ・フュージョン)』!』

『あんなカード、いつの間に墓地に!?』

『あったのさ。たった一度だけ、このカードを墓地に送るチャンスが!』

『最初のターンに捨てたカードか』

『その通りだぜPlaymaker。俺はこの状況を最初から予測していた』

『なんだってー!?』

『カッコいいからそういうことにしといてくれ。いくぜPlaymaker! 今度は俺が切り札を見せる番だ! 『円融魔術』は場、墓地から除外することで魔法使い族融合モンスターを召喚できる! 五体の魔術師を俺は除外する!』

 

 幻想の見習い魔導師、時の魔術師、サイレント・マジシャン LV4、ブラック・マジシャン・ガール、そしてブラック・マジシャン。

 ちょうど五枚の魔法使いがゲームから取り除かれる。

 

『来たれ究極の魔術師『クインテット・マジシャン』!』

 

 クインテット・マジシャン

 レベル12 ATK4500

 

『攻撃力4500!?』

『五体の素材を元に召喚されたクインテットは実質リンク5モンスター。ふ、お前達の限界を超えてやったぜ』

『それはどうかな?』

『更に五種類の魔術師を素材に融合召喚した場合、お前のカードを全て破壊する効果がある……んだがなんか嫌な予感がしたからこのままぶん殴るぜ! バトルだ!』

『『サイバース・マジシャン』の効果によりこのモンスターにしか攻撃することはできない!』

『『クインテット・マジシャン』の攻撃!』

『『サイバース・マジシャン』のさらなる効果! 受けるダメージは半分になる!』

『無駄だ! 五・重・魔・導・爆・撃(クインテット・マジック)!!』

 

 Playmaker

 LP750→0

 

 ■◆■

 

「ぬぁぁ! くっそー! 負けたー! もう一回だもう一回! リベンジするぞPlaymaker!」

「お前、これが終わったら帰るんじゃなかったのか」

「あー、くー。ユウギ! 次はオレ達が勝つからな!」

「ああ。また遊ぼうぜ。いつでも戻ってきな」




ところで全然本編とは関係ないんですが、ディスコードのグループ作って活動報告で募集したら集まってくれたりしますか?
最近遊戯王の日でさえお遊びデッキを使えなくて……
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