「それはどうかな?」って言いたくなるよね 作:アウグスティン
ドライアグルとかいう一度も話題に上がってるところを見たことない(推定)竜華の新規
アニメテーマも色々強化されたり、ブラマジにも使える原石の新規も来たり
そして何よりも@イグニスターの新規が発表されましたね!
公式が遊作×Ai推しすぎる件
「草薙さん、何かわかったか?」
「いや。これと言った進捗はない」
「駄目か……」
「だが、面白いものが届いたよ」
そう言って草薙さんが一つのファイルを開く。
前提として、現状Playmaker陣営が得ている情報は本当に少ない。
複数の事件の犯人が同一であることと、そしてその犯人がリンクヴレインズの進入禁止エリアへと消えたこと、そしてそこに風のイグニスのプログラムがなんでか存在していることくらいだ。
とまあわからないこと尽くしの俺達に与えられたそのファイルの中身はというと、なんとビックリ!
進入禁止エリアへの入り方ではありませんか!
「ダメだってー! あの女、絶対ろくでもないこと考えてるって! またオレ達を騙す気なんだ!」
メールによると、進入禁止エリアにはSOLでも詳細を知らないゲートが出現しているとのこと。
情報の出所はアニメ通りなら財前兄なんだろうが、Playmakerが指名手配されていない今、なんでこんな情報こっちに投げてきたんだろうか。
順当に考えると、SOLの戦力では手に負えなさそうだから、とかなんだろうけれども……「Playmakerは妹を助けてくれた」が理由でもおかしくないVRAINSの弟妹大好き枠お兄様。
ま、なんにせよ行かなきゃならないのは変わらないか。
「よし、ここは公平に多数決で決めよう! 行くのに反対の人! はーい!」
「決まりだな」
「じゃあ行こっか」
勝手に始めて、勝手に散ったAiに呼びかける。
「あぁ〜ん、しくじりぃ〜!」
■◆■
そんなこんなでメールに従い、進入禁止エリアへと向かうことを決めた俺達。
カフェナギのトラック奥のスペースで、ログインの準備をする。
以前の失敗を糧に、ちゃんとカバンに入れておいたいつものユウギデッキに入れ替えて仮想空間へと飛び込んだ。
リンクヴレインズへと訪れた俺達はボードに乗って進入禁止エリアを目指す。
「ステルスプログラム起動」
ゴーストガールからもらったプログラムを使い、仕掛けられたトラップへと突っ込む。バリアのような膜を問題なくすり抜けることに成功した。
「どうやらゴーストガールは本当にオレ達を先に行かせるつもりのようだな」
「いや、そうとも限らないみたいだ」
Soulburnerがそう言って後ろを指差す。
なんだなんだと振り向くと。
「見つけたぞ! Playmaker!」
「何しに来やがったお前ェ!!」
「うおっ、ユウギか。なんだどうした、何をそんなにキレてるんだ」
ゴツくなったデュエルボードを駆り、本体もなんだかゴツくなったGo鬼塚に怒鳴りつける。
手のひらをクルクルさせることに定評のある鬼塚め、俺がちょっと目を離した隙にまた闇落ちしたと言うのか貴様。
「お前もここにいるということは……そうか。ユウギもバウンティハンターになったのか」
「なんでそうなるんだよ! 普通にPlaymakerに協力してここにいるっての。鬼塚こそ何してんだ」
「先日オレはマネージャーをクビにした。まあ事が落ち着いてから雇い直したんだが」
「それが?」
何言ってんだ?
そういやアニメでもハノイの塔を止めに闘いに出向くのをマネージャーの爺さんに止められてたっけ。
あの爺さん二期以降見なかった気がするけど再雇用してたのか。
「それにユウギやブルーエンジェルの案で孤児院の子ども達の所へも今まで以上に顔を出すようになった」
「だからなんだよ」
「世知辛いなぁ、ハッハッハ」
退職金やらプレゼントやらで金欠というわけだ。
「Go鬼塚、悪いが今急いでいる。お前の相手をしている暇はない」
「こちらも悪いが仕事として受けた以上、そう簡単に引くわけにはいかないな」
「よし頑張れPlaymaker。俺とSoulburnerで先行ってるから」
「仕方ない。受けて立つ!」
『スピードデュエルッ!!』
揚々とデュエルを始めるPlaymakerとGo鬼塚。
彼らを置いて俺達は先に進む。
「ユウギ、Playmaker達は大丈夫かな」
「ああ。心配はいらないぜ。むしろそれより自分の事を心配するんだな。こっから先は未知の──おっと」
背後から飛んできた光線をボードを操作して回避する。
続けて数発、立て続けに撃ち込まれた攻撃も避けながら後ろを確認すると、やはりそこにいたのは見た目がカッコいいことでお馴染みのブラッドシェパードだった。
「いきなり直接攻撃とはマナーがなってないぜ」
「どけ。イグニスを持たないお前に用はない」
追い払うように俺の方に手のひらを向け、そこに備え付けられた銃口からブラッドシェパードが発砲する。
それを回避するために俺はSoulburnerから離され、攻撃の矛先はSoulburnerに向いた。
「うぉっと! 危ねぇ!」
連射される光線を巧みに回避するSoulburner。
ブラッドシェパードに本気で撃ち落とす気が無いのだろうというのもありつつ無事被弾することなく下へと降りていく。
俺の注意が攻撃にさらされているSoulburnerに行った瞬間、急にブラッドシェパードがこちらに射撃してきた。
「はん。食らうかぐわぁっ!」
前腕でバンッと打ち払おうとした光弾が爆発して体勢を崩す。
ボードからは落ちなかったが、その間に引き離されてしまった。
彼等なら勝てるだろうとは思うが。
ボードを立て直してSoulburner達を追おうとする。
「待て! お前の相手はオレ達だ!」
「なに」
行く手を遮るように二人組が現れる。あー、こいつらは確か鬼塚とセットで行動してたバウンティハンターだっけ。
「ふん、足止めに来たってわけか。いいぜかかってきな」
『スピードデュエル!』
デュエルスタート。先行は相手だ。
表示された名前は剣持。名前は覚えてなかったが、デッキは覚えている。
鬼塚ファンクラブのこの二人組は、剛鬼使い!
「行くぞ。オレのターン! 手札から『剛鬼スープレックス』を召喚。召喚に成功したスープレックスの効果──」
「ふっ(無限泡影)」
「え、あ、ターンエンド」
「よし! 俺のターン! ドロー!」
こっちはどうとでもなりそうだな。
悪いがライトニングやウィンディ、ボーマンとかち合ったらもうここで消滅させるつもりでデッキ持ってきているからな。
お前らじゃ役不足だぜ!
適当に打点を揃えてまずは一人目を撃破。
Playmakerの方は見えないが、Soulburnerの方はというと。
「現れろ! 未来を変えるサーキット! リンク召喚『転生炎獣ヒートライオ』! リンク召喚したヒートライオの効果発動、お前のセットカードをデッキに戻す。リザウディング・ロアー!」
「罠発動『キャプチャー・ドローン』オレの場にドローンモンスターが存在する時、リンクモンスターを対象に発動できる。そのモンスターの攻撃と効果は無効だ」
「なにっ!? だけどオレにはまだ!」
「そして対象のモンスターはリンク素材にできず、リリースもできない。これでお得意の転生リンク召喚も終わりだ」
「ぐっ」
大丈夫か、あれ。
もう乗り越えたトラウマを、そうとは知らず責める、みたいな無駄プしてないから普通に困るんじゃないか。
本当はすぐにでも助けに行きたいが、邪魔者はもう一人残っている。
「次はお前の番だ! さあデュエルディスクを構えな」
「くっ、やるしかない。スピードデュエル!」
二戦目は俺の先攻。
まずは。
「『融合派兵』を発動、EXデッキのモンスターを公開し、現れよ『ブラック・マジシャン』更に魔法カード『師弟の絆』の効果により『ブラック・マジシャン・ガール』を呼び出す!」
「いきなり出てきたか」
「そして『黒・爆・裂・破・魔・導』(相手のカード全部破壊する速攻魔法)をセットするぜ!」
「んっ!」
「これで俺はターンエンド」
返しのターン。対戦相手である鎧坂は同じくスープレックスを召喚し、手札の剛鬼を特殊召喚。二体でリンク2のジェット・オーガをリンク召喚する。
「『剛鬼再戦』を発動! 墓地のレベルの異なる剛鬼二体を守備表示で特殊召喚する!」
「剛鬼再戦……良いカードだ。鬼塚が愛用するテーマだけはあるな」
「ああ、そうだろう!」
「さて。俺も鬼塚と闘って長いからな。リンク3以上の剛鬼には耐性が付いてることを知ってるんでね」
「……はい」
「じゃあリバースカードオープン」
「ぐわぁぁあ! ターンエンド!」
「
よし! こっちは片付いたな。
どっちかといえばブラッドシェパードの方が実力云々とは別に、シンプル危険人物だからこっち行くか。
■◆■
おまけ
草薙さん達が調査中の頃(リンクヴレインズ突入前)
ユ「Ai、これからの闘いに備えて頼みがある」
Ai「ほほーう。ユウギちゃんたら困りごと? どったのよ一体」
ユ「俺にもカードを作ってくれないか」
Ai「ふ〜む。汝サイバースの力を求めるか。ま、今のオレっちにはそんな大したカードは作れないけど言うだけ言ってみ?」
ユ「ブラマジかそのカード名が記されたモンスター一体で出せるリンク1で、ブラマジのカード名が記された融合モンスターを融合召喚する時、デッキから素材を墓地に送って融合召喚できるってモンスターをですね」
Ai「いや無理だって」
ユ「そこまで無理は言わない。出た時のフィールド魔法サーチとかブラマジリクルートとかはいいから、とりあえずデッキ融合させて」
Ai「無茶言うなって……」
ユ「じゃああの、儀式召喚する時に素材をデッキから墓地に送ってデッキから儀式召喚させてくれ」
Ai「なんでそう悪知恵ばっか働くかなー。サイバースにいきなりブラマジサポートする効果生やすのは流石にできねーよ」
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おまけ
本編の外の鬼塚
「なに、Playmakerがリンクヴレインズに現れた! 謎のデュエリストとデュエルしているだと。あいつめ、どうせまた面倒事に巻き込まれているんだろうな。仕方ない、手を貸してやるか。とはいえPlaymakerの居所は知らんが……」
どなたかアニオリでランク6の素材に縛りのない魔法使いエクシーズを知りませんか?
いない?