「それはどうかな?」って言いたくなるよね   作:アウグスティン

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ブラマジ新規達、思ったよりしっかり目に強かった件

後はロッド召喚から滅びに繋がるような魔罠をやね
ブラマジ名称でブラマジ出せる魔法isドコ?


第33話

「『剛鬼ザ・ジャイアント・オーガ』で攻撃!」

「待っていた」

「何?」

「待っていたんだこの時を!」

 

 バッ、とカッコつけて腕を振り上げる。

 

「永続罠『ディメンション・スフィンクス』バトルするモンスターの攻撃力の差が倍以上ある時、その差分、君にダメージを与える!」

「くっ、そんな物を伏せていたか。だがオレのライフは──」

「ダブルトラップ『ディメンション・ガーディアン』僕のモンスターを破壊から守る!」

「悪足掻きを」

「まだだ! トリプルトラップ『ディメンション・ミラージュ』僕のモンスターが破壊されなかったことで、君のモンスターは再び攻撃しなければならない! そ、そんな。これは無限ループ……君はこれを狙って? そうさ、これが君を倒すことができる唯一のコンボ、ディメンション・トラップ・ピラミッドだ!」

 

 モノリスから光が放たれ、ジャイアント・オーガへ攻撃を強制させる。

 これは本来はお互いに同じ数値のダメージを受けて引き分ける、といういい感じにアテムと引き分けたかったのかな? というエモさを感じるコンボだが、マジシャンズ・プロテクションにより俺が受けるダメージは半分。

 これで俺の……いや僕の勝ちだ! 

 

「一人で何をやってるんだ」

「ははは」

「まったく。ジャイアント・オーガ、効果発動」

「ダニィ!?」

「自身の攻撃力を500ダウンさせ、対象に取る効果の発動を無効にする!」

「そんな『デコード・トーカー』に引き続きまたそんな隠された効果が……!」

「ジャイアント・オーガのさらなる効果! 自身の攻撃力が元々の数値と異なる場合、さらにその攻撃力を1000アップさせる!」

 

 く、まさか剛鬼に妨害効果持ってる奴がいたなんて。

 

「まだだ。クアドラプルトラップ!」

「隠し玉か! 来い!」

「『ディメンション・リフレクター』! 二体のモンスターを──」

「一体しかいないだろ」

「うわぁぁああ!」

 

 ■◆■

 

「やるな鬼塚。まさか俺のDSODコンボが突破されるとは思わなかったぜ」

「あれはビックリしたな。何枚も発動しない伏せカードを溜め込んでると思ったら、そんなコンボを仕込んでいたとはな」

 

 試合を終えて舞台の裏に引っ込んだ俺達は、とりあえず出番終わったので適当な椅子に座りながら感想戦を行なっていた。

 

「リフレクターまでは手が回らなかったなぁ。くー、なんでもいいからもう一体いれば発動できたんだが」

「ジャイアント・オーガ効果発動、500ダウンさせて無効にする」

「ターン1ないの?」

「ないぞ」

 

 ピッとジャイアント・オーガのカード情報を寄越される。

 ターン1は無かった。

 テキ、ナグル。以外のことが剛鬼にもできたんだなぁ。

 

「俺が言うのもなんだが……こんなことしてていいのか?」

「何を言うかと思えばそんなことか。オレの本業を忘れたか?」

「料理系ユーチューバー」

「違う。プロデュエリストだ。むしろこんなことしてるのが本来のオレだろうが。最近、こう、変わり種なことばかりしているからな。一度初心に返ろうかと」

 

 遠い目をする鬼塚。

 もうダイナレスラーは捨てたのかとも思ったが、原点回帰ということらしかった。

 このまま行き着くとこまで行き着いて、クッキング・デュエルとかやり始めてくれてもよかったのに。寿司とかハンバーガーで。

 

「ユウギこそどうなんだ? イグニスを探しに行かなくてもいいのか」

「俺はハッカーじゃないからなぁ。いても別に手伝えないんだよ」

「ふぅん。そういうもんか」

「それに……急ぐ必要ももう無くなったからな」

「どういう意味だ?」

 

 鬼塚へ簡単にここまでの経緯を説明する。

 リボルバーの懸念していた人類と敵対するイグニス、光のイグニスのライトニングを倒したこと。

 現状、それ以外のイグニスは人類との敵対はしなさそうであること。

 倒した光と、行方不明の水以外のイグニスとは既に接触済みであること。

 

「でまあ、水のイグニスをなんとか保護して落ち着いたら、KC辺りにイグニスの技術を持ち込んで広めてもらったら追われる理由も全部無くなるし、もうそろこの事件も終わりかな」

「なるほど。他の大企業に……これ一応SOL側のオレとしては止めたほうがいいのか?」

「特許取らずにコソコソ変なもん開発してる方が悪い」

 

 いずれこの世界でもリボルバー達が辿り着く事実ではあるが、イグニスと人類が敵対するのって全部ライトニングの大アニキのせいだしな。

 シミュレーションでは他のイグニスは問題を起こさないんだから、これで全部解決だろう。

 

 原作でもイグニスアルゴリズムをネットでばら撒けばよかったのに。

 

「そういうもんか。ま、身の振り方は考えておくか」

 

 鬼塚は考え込むような仕草をとる。別にSOLのことが全部まとめて嫌いなわけじゃないから、倒産させたろうみたいなつもりはないんだけれど。

 

「ところでユウギ。前から聞きたいことがあったんだが」

「なんだ」

「イグニスってのは普通のAIとどう違うんだ」

「はぁ?」

 

 え、なに。なにも知らずにここまで話に乗っかってたのか? 

 

「待て待て。意思を持ったAIだってのは聞いている。だがな、ほら」

 

 腕に着けたデュエルディスクを掲げる。

 

「こいつも同じように喋るだろう。何か違うのか?」

 

 Go鬼塚。本名、鬼塚豪。

 孤児院出身でありながら爆速でプロデュエリストになった男! 

 なんと19歳な彼は、大学に行ったり、受験勉強したりは……してなさそうかな。高等教育はもしかしたら受けてないかもしれないな、うん。

 

 いやまあ俺もイグニスと一般AIがどう違うのかと聞かれても、ちょっと困るけども。

 

「そうだなぁ。例えば……デュエルディスクのサポートAIに『デュエルは好きか?』って聞いたらなんて答えると思う?」

「試したことはないが、今試してみるか?」

「いやいい。それで仮に、好きって答えたとして、サポートAIは本当にデュエルが好きだと思うか」

「いいや」

「そうだな。その通りだ」

 

 サポートAI。鬼塚のは多分SOLのだろうから、好きだと答えたなら、それはSOLがあらかじめそう答えるように決めていたってだけの話だ。

 AIは溜め込んだ情報内から選ぶだけだからな。

 

「でもイグニスは違う。イグニスは意思がある。意思があるってのはつまり、本当にデュエルを好きになれるってことだ。性能の高さ云々はオマケみたいなもんで、一番重要なのはこっちだよ」

「特別なAIってのはそういうことだったのか」

「そう。そしてハノイの騎士が懸念してたのもこれだ。好きになれるってことは、嫌いにもなるってことだろう」

「人間は嫌い、なんてAIが言い出したらそりゃあ大事だな」

 

 アニメでも鬼塚はイグニスと深く関わることなかったからな。イグニスの特殊性を深く理解していなかったとしても仕方がない。

 

 それからまあ、特別やることも無くなったので互いのデッキの改善案を考えたり、人気になる方法をまた話し合ったり。

 

「悪い。なんか連絡来た……変なもん見つけたってPlaymakerから。行く?」

 

 ■◆■

 

 

 おまけ

 

 

 ユ「切り込み隊長でも入れたら?」

 鬼「駄目だな」

 ユ「剛鬼以外入れたくないとか?」

 鬼「いや……それだと墓地に二体いかないから再戦が使えなくてな。なんでもいいから二体、ではなく剛鬼が二体必要なんだ」

 ユ「もうSOLに剛鬼新規刷ってって言ったら?」

 

 

 おまけ2

 

 

 鬼「て、ことがあってな」

 ユ「AIを頭に埋め込む、ねぇ(Goスト骨塚のやつかぁ)」

 鬼「ユウギはどう思う?」

 ユ「デュエルディスクにつければ?」

 

(後日、指示厨と化したサポートAIは取り外されたという)




アクアはライトニングの拘束が外れたことで、ブラッドシェパードに追われたりすることもなくアースと雲隠れ中

アースは情報連携しない
自分、不器用ですから。って言ってホウレンソウしない



この間、ディスコードの招待コードを無期限にできることを初めて知ったので活動報告の奴を貼り直してます
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