「それはどうかな?」って言いたくなるよね 作:アウグスティン
対戦していただいた方々、ありがとうございます
2勝2敗だったんで4人とはデュエルできましたね
はいごめんなさい
「これでリンクして……ニビルケアでサベージは流石に出ないか。んー、とりあえずこのまま展開ルート考えてみるか。最終置いときたいのは、この辺よなぁ……」
ライトニングのデュエルを見たその後、各々できる準備をしようという話になった。
まあつまりは今まで通りだ。
Playmaker達は情報収集や捜索を続けているし、さっさと情報共有しろと怒っていたブルーエンジェルも彼女なりにお兄様経由でライトニングの行方を追っている。
鬼塚はSOLの開発したデュエルAIと共にデッキ構築の見直し中、だとかなんとか。
そして俺は天装騎兵のプロキシを用意して、自分なりに回してみている。
なんとなくこういうテーマ、みたいなイメージは自分の中にあったが、こうして実際触ってみた方がよっぽど解像度が上がる。
考察した展開ルートや、ライトニングに関する情報はスマホに記録しておく。
きっとライトニングはこれもハッキングして覗き見ていることだろう。
真面目な話、ライトニングもボーマンも、遊戯王アニメの敵キャラだからなんとかなってるだけで、これが普通のSFだったら、人間の心を理解できる人間に敵対的なAI、なんてものに勝てるわけないからな。
デュエルというこっちの土俵に乗ってくれているんだ。ありがたく利用させてもらうぜ。
■◆■
ピンポーン、とチャイムが鳴った。
今日は別に誰か来るような予定は無かったはずなんだが。配達?
「は〜い。少々お待ちを」
身バレ防止に軽くカードを片付けて、玄関に向かう。
「今開けますね〜。あー……よぉ、リボルバー」
「こうして会うのは久しぶりだな」
インターホンを鳴らしていたのは白髪のイケメン、リボルバーこと了見だった。
「とりあえず上がるか?」
「いや、長居するつもりはない。早速用件を伝えよう」
「ああ」
「端的に言おう。光のイグニス討伐に当たり、我々ハノイと手を組め」
「いいけど」
「……その反応は予想していたが、実際にされると面食らうな。まあいい。まずは一つ頼みがある」
腕を組んだまま、了見がため息を吐く。
「PlaymakerやSoulburner、Go鬼塚、ブルーエンジェルらと組んでいるな。そちらとも同様に共同戦線を張りたい」
「仲介しろ。ってことでいいか」
「そうだ」
「ああ。構わないぜ」
それから簡単に、了見と打ち合わせをする。
てかこれ、アニメだと遊作のところに持って行ってた話だよな。
「ふむ。まあこんなところだろう」
「そうだな。ところでリボルバー、なんで俺のところに話を持ってきたんだ?」
「簡単だ。ユウギ(仮)、お前を最初に引き入れるのが一番話が早いからだ」
「……全員なだめてこいって言われてる?」
就職する時、潤滑油のような人間って言えるな。
■◆■
「ガルルル」
「ステイステイ。落ち着けSoulburner」
アニメでもあったハノイとの協力展開。
Playmakerは全員呼び集めてから事情を説明していたが、問題が起こるとわかっててやるわけにもいかないので事前に話は通しておいた。
おいたのだが。
「リボルバー。お前と協力するのは、まあ我慢してやる」
「ほう。意外な反応だな」
喧嘩を始めると思って押し留めていたSoulburnerが、そんなことを言う。
「ただなぁ、あいつらは何処だ!」
「誰のことだ?」
「三騎士の奴らだ!」
極めて正当に怒りをぶつけるSoulburner。
マジに正当である。
なんせリボルバーは、少なくともロスト事件においては犯罪者の子供でしかないが、あっちの三人は普通に共犯者なので。
「……ユウギ(仮)」
「なんだ?」
「何をどう話した」
「俺は嘘や偽りなんて吐いていないぜ。ただ俺とPlaymakerで知る限りの情報を連携しておいただけだ」
「はぁ……いや、そうだな。その通りだ。さてSoulburner。彼らは今ここにはいない。だが事態が解決した後で必ず引き合わせよう」
「……本当だな?」
「ああ。約束する」
鋭い視線をリボルバーに向けていたSoulburnerだったが、少しして目線を逸らす。
「なら、しばらくの間は我慢してやる」
「よしじゃあ他に文句のある奴はいるか。言うなら今のうちにしておけよ。いざライトニングとの闘いって時に爆発されても困るからな」
パンパンと手を鳴らして割って入り、周りに確認する。
とはいえ直接リボルバーに恨みがある奴は……いや全員多かれ少なかれあるが、Soulburnerに続いてぶつけるほどの奴はおらず、一時的にだがこれにて同盟は締結となった。
■◆■
「ついてきてくれ。見せたいものがある」
と、リボルバーが言った。彼は指を鳴らして別の空間へと繋がるゲートを開くと、その中へと入っていく。
もちろん俺達もその後に続き、向かった先で見たものは。
「おいおい……マジか!」
「これは──ハノイの塔!」
Playmakerコンビが驚愕の声をあげる。
それも当然だろう。
旧リンクヴレインズと共に崩壊し、消え去ったはずのハノイの塔を、壊れかけた姿とはいえ再び目の当たりにすることになったのだから。
リボルバーは、これからの計画について語り出す。
ハノイの塔を復活させ、その機能を改造してネット全体を破壊するのではなくスキャンする。
これで現状、ネットの中にしか居場所のないライトニングを確実に見つけられる。
「私が裏切るという心配なら無用だ」
そう言ってリボルバーは、クリスタル状のオブジェクトを手のひらに出す。それは所々欠けていた。
「ハノイの塔を再起動させるメインプログラムの概要だ。これを我々は協力して組み上げることになる」
つまるところハノイの塔を修復し、改造する計画はハノイだけでは行えないということだ。
修復側を俺達が担当することで、それはより一層のものとなるだろう。
事態の深刻さは言わずもがな。全員この計画に乗ることになった。
「オレ達とお前達の信じる未来は違う。だが、この作戦に協力することで、新たな未来の可能性が見つかるかもしれない」
「……覚えておこう」
■◆■
ログアウトし、カーテンを開く。
外はすっかり暗くなっていた。空には三日月が浮かんでいる。
少し考えて、今回の話し合いについてはデータとしては記録しておかないことにする。これはライトニングには流れない方がいいだろう。
そろそろ終わりも近づいてきた。
二期の、この闘いは極めて重要だ。これからの流れ次第で三期がどうなるかが決まっちまうからな。
ハノイの塔再建には俺は役立てない。
やるべきことはいつも通り、デュエルして勝つ。
「はぁ。なんでこう、嫌な思いしなきゃいけねーんだか。恨むぞ、バーカ」
自らのデッキにデコピンをした。
■◆■
オマケ
仮「ワンチャンDNAマンが一番まともだったまであるな」
遊「ドクター・ゲノムだな」
尊「話を聞く限りだと一番おかしな人っぽいけど」
仮「そうか? だがウイルス女は医者としての立場を利用してるし、虫野郎はリアルで襲撃かけてきただろ」
遊「バイラとファウストだな」
仮「その点、DNAマンは遺伝子がどうこうと一番リアルの肉体が必要になるような話をしておきながら、リアルでは手出してきてないだろ。てか鴻上博士は年寄りだし、拉致の実行犯って」
公式では特に明言されてないから推定無罪
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オマケ
なんか流行ってたオリTCG作品をやってみたかっただけ
「カードが全ての世界に転生したぞ。遊戯王? 遊戯王? あ、違う。なんだこれ、知らねぇ。遊戯王無いの? え、他のカードゲームはない? そんなぁ」
「なんか使用カードと、本人の性格とかが一致するらしい。まあ運命力的なのがあるんだろうな。そんな俺の元に着々と集まる黒魔術師に大悪魔、暗黒やら混沌の騎士に、破壊やら冥府やらの竜のカード達。なるほどな、俺が主人公ということか」
なんかの決勝戦
「おい。誰だお前。◯◯はどうした?」
「ああ、あの光のドラゴン使いか。それなら」
『今は敗れて、憎しみに打ち勝て──』
「準決勝で敗退していったぜ」
「あのそういうことされると困るんですけど」
「お前の相手はこの俺だ」
「だから誰なんだお前は」
新規が、ブラマジ新規がいっぱい
遊戯の儀式モンスターのテーマまで
とうとうブラマジネームの入った、ブラマジをSSできる魔法が来たので、マジシャンズ・ロッドがようやく1枚初動になれましたね!
ブラマジ出す魔法なら黒魔術のカーテンだよな
でもカーテン、ヴェールと来て、次なんの布になるんだろう?
って名前を思いつかずにいたら枕詞の方が変わるとは
黒魔導のカーテン。全世界百億人のブラマジ使いが待ち望んだカードですね
王のしもべも素晴らしい
カーテン共々イラストが最高なのは言わずもがな、メインデッキに入る、墓地でもブラマジとして扱えるのは本当にようやく許された効果ですからね
場でだけブラマジな黄金櫃ブラマジと違って、ソウルズの効果で実質デッキからSSできますからね
クリボー、お前、それは許されるのか?
なんかぜんぜん関係ないとこで悪用されようとしてないかね君