とある転生者達の青春記録(ブルーアーカイブ) 作:瓶詰め蜂蜜
Side:ミフネ
アストラ学院の会長室で、ミフネはTVから流れてくる晄輪大祭の盛り上がりを聞きながら、黙々と書類を分け、確認をし、サインや印をしていっていた。
「……本当に凄まじいねー。会長ってば」
「ボクには真似出来なーい」とソファで寝そべりながらロウコはミフネの仕事を手伝うこと無く只々観察していた。
「真似をしなくとも、ロウコさんの仕事をして貰えれば私は問題ないですよ」
「いやいや、ボクは会計だけどさー。片手間でボクより早く会計の仕事終わらされちゃうと立場が無いって」
ケラケラとミフネに笑いかけるロウコに、ミフネも思わず小さく笑みを浮かべた。
「それにしても……今年もウチが総合優勝すんのかなー」
「さあ、どうでしょう。我が学園も層が厚いとはいえ、言い方は悪いですが在校生徒の殆どがゲーム風に言えばモブ。そして晄輪大祭にはそのモブとして描かれる生徒しかウチは出場出来ません。……まあ、こうなったのも転生を繰り返しながら星華証を持っている方々が暴れまくったからですが……。そういえば、晄輪大祭の会場近くで双星カナデさんと双星シラベさんがライブをすると言っていましたが無事に終わったのでしょうか?」
「カイチョー。それなんかフラグっぽーい」
「あら、そうでしたか。すみません。……けど無事で居ると良いのですが」
Side:先生
「えーっと……」
ヘルメット団を制圧するのにかかった時間はほんの僅かだった。
「レイネは知ってたけど……カナデとシラベも強いんだね」
私の言葉を聞き、3人はキョトンとした顔をし、次の瞬間可笑しそうに「プッ」と吹き出した。
「先生ったら気付いてなかったのかなっ☆」
「えっと……私とお姉ちゃんもレイネちゃんと一緒で、黄金星華証を貰ってるんです」
「……まじで?」
私が思わずレイネに視線で尋ねると、コクリと真顔で頷いた後「まじまじ」と雑な返事をされた。……なんか逆にホントっぽいな。
「双星姉妹は二人で一つと言われる程に息があっていてな、そのコンビネーションを買われて『双星姉妹』に黄金星華証が与えられたんだよ」
「えっと……?」
「……まあ、双星姉妹。めちゃ強いとでも思っとけ」
なんか雑に纏められた気がするけど……まあ、いっか。
「あ、取り敢えず運営委員会の方にTEL入れといたから、後で回収に来んだろ。後がめんどくさいし、俺は退散するわ」
「んじゃ、お疲れー」とレイネはさっさと姿をくらました。呆れつつ、視線をずらすと、カナデとシラベはせっせとボロボロになったステージを出来る限り修復しようとしていた。
「私も手伝うよ」
「えっ☆ホント!!嬉しいっ☆」
「あ、その……ありがとう、ございます」
このあと働きすぎて筋肉痛になった。
総合優勝はゲヘナでした(^o^)