とある転生者達の青春記録(ブルーアーカイブ) 作:瓶詰め蜂蜜
ゲヘナ自治区深夜。第2次特別学力試験へ補習授業部の面々が挑戦している時、匿名からのタレコミで試験会場になっている廃墟へと温泉開発部がやって来た。
「さあ、早速源泉を採掘するぞ!!」
「「「「おおっ!!」」」」
廃墟へ向けてミサイルやダイナマイトを準備する温泉開発部。しかし、何処からか声が聞こえ、温泉開発部達の動きが止まった。
「ハァイ、温泉開発部」
声の発生源を探す者も居れば、戸惑うようにキョロキョロと挙動不審になる者、気味が悪くなり顔を青褪める者も居た。
「挨拶してくれないのかい?それは悲しいな」
「何処に居るんだい?姿を表したらどうだい」
カスミが堂々と言い放つと、「アハハハハハッ!!」と高笑いが響いたかと思うと、近くの側溝の蓋がガタガタガタッと激しく揺れ、外れると側溝からゆったりと女が姿を表した。
赤いアフロと白塗りのピエロメイクをした長身の女だった。そのメイクは何処か気味が悪いが、それ以上にカスミ達には気になるものがあった。それは、
(((((せ……、星条旗ビキニ……だと!?)))))
動くとバルンッと激しく揺れる程の爆乳が零れそうになる姿に、ドン引きする温泉開発部達。
しかし突如現れたビキニピエロはそんな事を気にせずに、足を交互にクロスさせつつねっとりと近寄る。
「温泉開発……とても良いね。素晴らしいよ」
「お、おお……。温泉開発のロマンが分かるのか」
唐突に肯定され訳が分からない状態で返事をするカスミ。しかし、それを尻目に更に口を開くビキニピエロ。
「ああ。分かるとも。温泉のロマン……それは酒池肉林、だろ?」
「いや、違うが!?」
心外そうに激しくツッコむカスミに、やれやれといったように首を横に振るビキニピエロ。
「温泉と言ったら裸。裸と言ったら触れ合い、絡み合い……だろ?」
そこで一度言葉を切るビキニピエロ。そして、ニヤリとした笑みを浮かべると、
「けど、こんな夜遅くに爆発はマナーがなっていない。どうだろう。温泉の源泉発掘の代わりに君達の下の源泉を開発するというのは」
ニヤついた笑みを浮かべながらそんな事を宣うビキニピエロに、図らずも温泉開発部達の心は一つになった。「変態だー!!」と。
「と、兎に角あいつを倒して早く温泉開発をするぞ!!」
「「「「「お……おお!!」」」」」
気を取り直したように言うカスミに同調して雄叫びを上げる温泉開発部。その様子を見て残念そうに溜息を吐くビキニピエロ。
「仕方ない。なら、体を動けなくさせてからチョメチョメしてあげるよ」
星条旗ビキニのピエロ……一体何島何ナなのか